どうも、武信です。(No9)
読解力強化サイトでもあります。難易度は5段階評価で、今回は2です。問題が一番下にあります。
「君はこの文章を正確に読み解くことができるか!?」(初代ガンダムのパクリです)
さて、音楽業界が低迷している理由(CD売上編)というタイトルで話していきますね。2013年ぐらいの記事かなぁ。(記事の質はイマイチかもしれません)
現在、音楽業界は昔と比べたら、CD売上ではかなり低迷しています。
日本レコード協会の統計では2013年の日本の音楽売り上げは約2940億円。
前年比で16.7%減と大幅に落ち込んでいます。
しかも今後も減少が止まる見込みも立っていないようです。 止まらない音楽業界の衰退、その理由と今後の展望について書きます。
これはピークだった1999年の半分の売上で、僅か10年程度で市場の50%が吹き飛んだ事になります。
市場の50%が10年で消えるような分野は他には無く、業界その物が潰れる寸前の状況となっているようです。以上、ここまで。
音楽業界が低迷した理由を僕なりのデータ分析なしの仮説を立て、解明してみたいと思います。どうぞお付き合いください。
1 音楽業界が低迷している理由(CD)の仮説1 (データなし)
音楽業界が低迷している理由を推測し、仮説を立てます。
データを用いないので間違っている可能性があります。データを用いないでどこまで分析できるか挑戦します。
まず「音楽とは20代前半までの若者が旺盛に消費する」という認識を僕は持っています。
若者は少子化で少なくなっていますから音楽業界が盛り上がらないのも無理はありません。
さらにスマホで容量が足りないから音楽を聞かないという女子高生もいるようです。
これがまず一つ。
★若者の少子化により、音楽を旺盛に聞く層が減ったから売上も減った説。(そもそも人口の絶対数現象説)
2 音楽業界が低迷している理由(CD)の仮説2 (データなし)
次にメディアの分散です。
昔はほぼTVが独占していました。TVの影響力は物凄かったのです。
しかし、今はネットが台頭して、TVの影響力が落ちています。さらに追い打ちをかけるようにTVでの音楽番組が激減しています。
Mステぐらいしか本格番組が残っていないです。
ネットに移った若者はニコニコ動画やYouTubeを主に利用していると推測します。というわけでボカロやアニソンが流行るわけです。
少子化で音楽業界の日本での需要が減っている上にネットに需要を奪われ、TVで流行を作る音楽番組が減っています。
★メディアでの音楽番組激減により、影響力が減った説。さらにYouTubeなどに移って無料で聞いている説。
3 音楽業界が低迷している理由(CD)の仮説3 (データなし)
また違法ダウンロードも見逃せません。
違法ダウンロードで若者はCDを買わない可能性があります。違法ダウンロードをしないにしても無料のYouTubeで事足りる人も増えています。
もちろん、違法ダウンロード禁止によってCDの売上が伸びたかといえばそういう兆候もなかったです。
無料でなら音楽を聞いてもいいですが買うぐらいなら聞かなくてもいいという層が増えたのでしょう。「昔の音楽でいいや」という人も多いはずです。
この点もCD売上低迷の理由でしょう。
★違法ダウンロードで買わない説。(でも、有料で音楽を買うほどの意欲がある者が減ったとも言える。YouTubeでいいやや昔の音楽でいいや説)
4 その他の音楽業界低迷(CD)の理由。
あとはiTunesStoreへ流れている層がいることも把握しておきたいですね。
加えて、音楽への発掘意欲が下がっていると思われます。
インディーズなどを追いかけて発掘する意欲が落ちているのではないか?と。10代はまだ発掘意欲が残っているかもしれません。
しかし、20代後半以降の人は昔の音楽を聴くと思われます。
新しい音楽やバンドを発掘しないのです。そういうわけで昔のバンドが未だに人気健在なのです。
新しいバンドや歌姫が出てきません。最近は新陳代謝が落ちていると思います。
メディアが分散し、TVの影響力が落ち、ブームを作る若者が減り、新しいカリスマが生まれてこなくなっています。
嵐とAKB48の2強ばかりが強くなっています。AKB48はそもそも仕組みづくりで売れています。
AKB48の熱狂的なファンは昔のカリスマほど多くはいないと思います。つまり握手券など欲しさで複数枚買う層がいるのだから、絶対数のファンは売上数字ほど多くないのです。
こういう音楽CDが売れない時代にはコンサートや物販など違う道でミュージシャンは食べていく方向を模索すべきでしょう。
歌姫は西野カナさんまでは把握していますがそれ以降は誰か、いたでしょうか?
音楽業界の低迷の深刻さを物語っているようです。
★昔の音楽を聞いていて満足だし、新しい歌姫も現れなくなり、嵐とAKBの2強など特定のミュージシャンだけが儲かる説。
データなしの推測仮説にお付き合いいただき、ありがとうございます。
5 追加記事。(2018年に追記)
以下のサイトでさらなる理由・原因が深掘りされてましたので紹介します。
https://matome.naver.jp/odai/2146699779942862901
1 youTubeの存在
いまやYouTube無しではプロモーションもできないような時代なので、仕方なくyouTubeを使用。
音楽ファンの大半を占めるポップスやダンスミュージックが好きな層は、”音質”にそこまでのこだわりを持っている人は少なく、そのままyouTubeで満足してしまい購入しないということ。以上、ここまで。
これは僕も指摘していました。
2 ジャンルが減った
今時の音楽は「ダンスと音楽」が基本セット。演歌のようなじっと立って歌うだけでは商品としては不十分な時代に。業界のジャンル自体が減っているわけですから、音楽家の数も当然減っていくことになり衰退へ・・・。以上、ここまで。
3 若者の車離れ
都会では特にそれが顕著で、車どころか免許も取らないような時代になっています。一人で運転するときでも、デートの時でも、車と音楽は密接な関係にあったが、車離れにより音楽業界も割りを食ってしまった・・・。以上、ここまで。
車離れ説は僕には新鮮でした。
4 自分だけの音楽へのシフト
80年代のようにナンパの小道具に!といった音楽(他人に聴かせる音楽)から、今はヘッドホンで”自分が聴くだけの音楽”へとシフトしており、自分の好みのしか買わないので、マーケットが縮小したという考察。以上、ここまで。
5 日本経済の衰退
a 日本国内の内需が壊滅することにより曲を買う人がいなくなった
b 日本自体が先進国から没落することで専業音楽家が死滅する可能性が高い
c 視野の狭いレコード会社
日本は50代以上の老人は金持ちだが、10~20代の若年層は貧困者が多い。それにもかかわらずレコード会社は若年層向きのアーティストしか売り出さない。
6 購買層人口の減少
ベビーブームで若者が多かった時期はCDが凄い枚数売れたそうです。ただ今は少子高齢化時代のため、ターゲットの人口自体が足りてない状態です。以上、ここまで。
これは僕も指摘しました。
7 その他。
a 本当に音楽業界を衰退させた真の原因は、オリコンのランキングに問題があるのではないでしょうか?
b 日本の音楽業界が成長しない(というよりは衰退している)決定的な理由、それはオーディション番組が少ないからである。
これは新たな歌姫が出現してないことで僕が指摘しましたね。
c 90年代の”CDバブル”が元凶の流れを生んだ?
d CDはダメな媒体?
詳しくはリンク先のHPを見てください。
ではこの辺で。
僕のブログはこのように、社会人や学生など幅広い人を対象に人生で役立つ情報が満載のブログとなっております。僕個人に興味を持っていただけたら、以下の自己紹介サイトを読んでもらえたら幸いです。フォローか、お気に入りに加えてもらえたら幸いです。
最後に、読解問題を出します。「この記事で正しく表現されている文章は以下のどれか?全て答えなさい。正しい答えがない場合もあります」
1 僕は音楽業界が低迷した理由として、「音楽とは20代前半までの若者が旺盛に消費する」と思っており、少子化により、その絶対数が減少して、さらにTV局の影響力低下&TVでの音楽番組激減&YouTubeなどで無料で聞いている説、さらに違法ダウンロードがかなり関係している説を説いている。
2 30代後半以降の人は昔の音楽を聴くと僕は思っており、新しいバンドなどを発掘しなくなった上に、TV局の影響力低下&ブームを作る若者が減少して、新しいカリスマが生まれなくなっており、AKB48と嵐の2強状態となっていると主張。
3 追加記事では、YouTubeの影響&ジャンルが減ったこと&若者の車離れ&自分だけの音楽へのシフト&日本経済の衰退&購買層人口の減少だけが指摘されている。
4 追加記事のその他の音楽業界衰退の要因として、オリコンランキングの問題&オーディション番組の減少&90年代のCDバブルが成功の要因だった&CDはダメな媒体などが指摘されている。
正解は正解記事に貼ります。
https://note.mu/generalisttake/n/n8240cfb59e29
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の鋭い感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
引用・参考文献。