どうも、武信です。(No1056)
時間は限りがあり、金と時間なら「時間の方が大事だ!」と説く高齢者の金持ちは多くいると思います。
ところで、人の資産には、人的資本(スキルなど)、社会資本(人脈など)、金融資産(金)などがあります。
これらの組み合わせの違いにより、いろいろと分類が分かれます。
橘玲著の「幸福の「資本」論」という本によれば、人生には以下の8つのパターンがあるそうです。
1 社会資本1本釣りのプア充。(例 マイルドヤンキー)
2 3つの資本のどれもなし。(例 貧困者)
3 人的資本と社会資本の2本釣りのリア充。(スキルがあって、周りに人がいるので人生が充実しています)
4 3つの資本を全て備えている超充。
5 金融資産と人的資本の2本釣りのお金持ち。(例 投資家・トレーダー)
6 金融資産と社会資本の2本釣りの旦那。(例 金と人脈を持っているが働いていない人気者)
7 金融資産だけの退職者。(例 年金もらっている老人)
8 人的資本だけのソロ充。(例 スキルがありますが、金と人脈がなく、1人でも充実して暮らしている人)
この分類についてのもっと詳しい説明はぜひ 「幸福の「資本」論」を読んでみて下さい。
僕はどれかを敢えて選ぶとすれば、8の人的資本だけのソロ充に該当しそうです。(ライティングスキルと知識だけはある)
これらの8つの人生パターンに時間も資産に加えると、時間と、金融資産と人的資本はトレードオフであることが分かります。
金融資産を築くには時間がかかり、若者ほど自由に使える時間はあるのに金はありません。
また、人的資本を鍛えるのにも時間がかかり、やはり若いうちはなかなかスキルも磨かれません。
社会資本だけは、コミュ力などで若いうちから広げることもできます。(特別な芸能人などの人脈網に入るのは厳しいですが)
時間という概念を加えると、限られた時間で「人的資本、社会資本、金融資産のどれを構築するのに時間を使うか?」の戦略が大事なことがわかります。
ここに、経験や思い出なども加えると、さらに複雑になります。
若いうちの青春時代はもう取り戻せないのです。(思い出です)
若いうちに、青春を思う存分楽しんでも、スキル構築に怠けていたら、将来、金融資産を築くのが遅れます。
比較的理想的なのは、若いうちに青春を思い切り楽しんだ後、大金持ちと結婚し、金持ち経由の社会資本と金融資産を手に入れることでしょうかね。
ただし、人的資本が蓄えられていないので、それはそれで不安材料だと思いますが。
前置きで1000文字使ってしまいましたが、ここから僕が考える有効な時間活用術を述べていきます。
興味がある人は続きをお読みください。
1 僕が考える人生戦略。
僕は最終的には、3つの資本を全て備えた超充を目指してみるのもありだと思っています。
ただし、人付き合いがあまり好きじゃない人は、金融資産と人的資本の2本釣りのお金持ちでもいいでしょう。
僕の場合、人的資本だけのソロ充なので、金融資産を増やしたいところです。
もちろん、「人の幸福は人間付き合いで決まる」という研究もあるので、社会資本を絶対に加えたい人もいるでしょう。
また、人的資本はそのうちに金融資産に変えられたり、社会資本も余裕とコミュ力があれば築き上げることもできると感じますが、人的資本は築きにくい資本だと僕は考えています。
人的資本がないのは不安です。
金融資産だけある退職した高齢者は目減りする貯金に不安で、金を使いたがらないでしょう。
社会資本も高齢になるほど、崩壊していき、縁が切れることも多いです。(結婚した途端、友達付き合いが疎遠になるパターンも多いです)
だからこそ、僕は人的資本だけに徹底的に時間を投入してきました。
「自己投資こそ最強の時間の使い方」だと思っていたからです。
社会資本なんて縁を切られたら終わりだし、金融資産は安心の源ですが、金の有効な使い方を知っていなければ大金といえどもすぐに底をつくでしょう。
宝くじの当選者がそのあと、数年のうちに没落するのが典型例です。
人的資本や金の使い方を知らないうちに、金融資産を持つと崩壊へのカウントダウンになるのです。
詐欺に遭ったり、周りに「奢ってよ!」と言われて金をふんだんに使ったり、贅沢品をたくさん購入したり、固定費(家賃など多数)を上げて、生活レベルを上昇させるともはや下げられなくなるので、破綻に近づくのです。
さて、若いうちに青春時代を楽しむのもありだと思いますが、自己投資をすれば将来、見返りが大きいのも事実です。
高校3年間、青春を楽しみまくり、受験勉強などを怠るか、さらに大学4年間、青春を楽しみまくり、就活で憂き目に遭うか、です。
若いうちにしかできないことは恋愛です。
ゲームは小・中学生時代までにハマって終わらせておくべきだと僕は考えており(逆に、小・中学生時代しか楽しめないゲームはある)、高校時代は恋愛と受験などを両立するのもありでしょう。
大学時代も恋愛と学業を両立させるのもありです。
ゲームや映画などのバーチャルに浸りまくっている場合じゃないのです。(僕は過去、それらに時間を使いすぎて、共感力は上がりましたが、思い出としては失敗だったと思っています)
ただし、恋愛という娯楽は若いうちは特に、外見がいい男女の特権ですので、女性の場合は若いうちに恋愛しておくのは大事ですし、男性の外見がよくない人は学業などを頑張り、将来出世してから恋愛・婚活面で逆転を狙う方がいいでしょう。
以上、大学時代までの有効な時間の使い方を見てきました。
次に、僕が考える独特な時間の使い方を紹介していきます。
2 僕が考える独特な時間の使い方。
まず、以下の条件に合致する人に時間を使うことをお勧めします。
1 将来も自分の味方になりそうな相手(誠実そうな人やテイカーじゃない人)
2 将来、出世したり、大化けしそうな人。
特に大事なのは、将来も自分の味方になりそうな相手を最優先させることです。
出世したり、大化けしそうでも自分の味方になりそうもない相手には時間も労力も投資しないことです。
この2つがない相手、つまり、将来も自分の味方にならないし、かつ将来、出世しそうもしない人には極力、自分の時間を使わないことです。
これは実は親子関係でさえ言えるのです。
子供が親の世話を将来、必ずするとは限りません。
人には相性・好き嫌いがあり、親密になりたい人を見極めています。
ですから、親密になりたくなく、味方にもならず、自分の世話を将来しなそうな相手(子供含む)には時間や労力をそこまで使わなくてもいいと思います。
やはり、他人任せは怖いのです。
信用できるのは、第一に自分のスキルや能力、次に金融資産、最後に社会資本です。
人に対しては以上ですが、次に情報について述べます。
DaiGoのDラボで、ニュースダイエットという動画があり、「ニュースの断捨離をせよ!」という内容でした。
ニュースや時事ネタは陳腐化するのも早く、追いかけすぎても、長い期間に渡って使えないから、ニュースの断捨離を勧めている面はあるでしょう。
僕が最近、重要だなと思った点は以下の断捨離です。
1 スマホ。
2 ツイッターなどのSNS。
3 週刊誌の記事。
スマホのスクリーンタイムの時間が超絶にヤバイことになっているので再考します。
また、ツイッターも最低限の利用に留めます。
加えて、週刊誌の記事も芸能人などのゴシップや僕の仕事に直接関係しないことばかりなので、あまり見ないようにします。
元々、TVは普段からほぼ見ていないので、問題ないです。
また、産経新聞と夕刊フジのような害悪コンテンツも見ないので問題ないです。
逆に、時間を最優先させたいと思ったのは以下の項目です。
1 ICTの勉強。(仕事に直結するため)
2 読書。(実力を維持するため)
3 執筆。(実力を維持するため)
4 運動。(体力を維持するため)
5 意味がある人との交流。(執筆につながるヒントをもらえる)
気晴らしは、YouTubeですねー。
YouTubeでくだらない動画を見ることもあります。
映画のような約2時間もとられるものはよほど興味を持った作品以外、見ません。
結論として、人生を充実させたいと思ったら、自分にとって意味のないことに時間を使うのを極力避けることなんですよね。
時間だけは天才も凡人も、金持ちも貧乏人も、権力者も一般人にも同じだけ与えられているモノなのです。
時間の使い方で晩年にはかなりの差がついてしまいます。
ところで、遅刻という行為は相手の時間を奪う行為なので、極力やらない方がいいですが、仮にやられたとしても時間をムダにしないために、読書や情報収集などに充てるという予防策を持っておくことをお勧めします。
僕は病院などの待ち時間の間には必ず本を読むようにしています。
電車は前からあまり乗らなかった上に、コロナでさらに乗らなくなりましたが、電車に過去、乗っていたとき、なぜか人の視線を感じて、リラックスして本が読めなかったので、通勤時間がない今は最高の時間の節約で快適です。
ともかく、時間を有効活用し、地道にコツコツと人生をより良いモノにしていきましょう。
ではこの辺で。(4002文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。