僕が野党党首だったら、すること 「投票率向上のための選挙改革」

どうも、武信です。(No1081)

 

ここ何年も自民党1強の時代が続いています。

野党のふがいなさ(魅力のなさ)も原因ですが、自民党の失点の少なさ、岩盤支持層約3割の強固さ、があると思います。

 

今回、野党が躍進するためには投票率を上げることがまず第一だと思い、投票率向上のための選挙改革を提案することにします。

もちろん、投票率が向上したからといって、野党が必ず有利になるとは限らず、逆効果の可能性もあります。

 

ですが、こういう面白い発想をする人材が野党に、しかも党首にいると分かれば、野党の存在感も上がると思い、今回提案させていただきます。

興味がある人は続きをお読み下さい。

 

1 人間は自分事のみに関心がある。

 

まず、人間の本性として、「人間は皆、自分事のみに関心がある」という点を押さえておく必要があります。

 

専業主婦は家事が自分事ですし、芸能人はTVの仕事や自分のファンを増やすことが自分事となりますし、社長は会社経営が自分事で従業員の命運を背負います。

 

皆、自分の課題があり、自分事がありますが、そこにはスケールや難易度の格差はもちろんあります。

家事は大変な面はありますが、明らかに社長の仕事の方が責任が重く、プレッシャーがあります。(業績がガタ落ちしたら、社員を最悪、露頭に迷わせることになりますからね)

 

そして、皆、自分事以外の範囲については対象外で、無関心で、無責任になり、想像力も及ばず、他人事(ひとごと)になります。

他人の範囲まで考えたり、想像する人は少なく、所詮、他人事なのです。

 

例外として、自分が経験し、身にしみたことは他人のことでも共感が可能で、想像できます。

 

あと、地位が上になればなるほど、責任やプレッシャーが大きくなりますが、無責任体質もはびこり、例えば、金融業界の役員はリーマンショックでも退職金をたんまりもらって辞めましたし、税金の無駄遣いをたくさんしても責任を問われませんし(アベノマスクが典型例)、犯罪を犯した政治家でも逮捕されないのです。

 

フィードバックが来ない世界(罰則など)には、特に無責任体質がはびこっています。

悪いことをしても、悪いフィードバックが来ないし、ダメージが少ないのですから、修正されません。

 

この「人間は自分事のみに関心がある」を逆手にとった提案が、投票率向上のための選挙改革になります。

 

2 投票率向上のための選挙改革。

 

ひろゆきが盛んに「宝くじを買うのは無能な行為だ」と主張していますが、還元率50%で、ほぼ損することが確定なのに、夢を買うという無駄な行為をひたすらやる愚かな人が多いのです。

それも逆手にとりましょう。

 

例えば、1票を50円の値段設定にします。

消費税分の予算から、50円☓約1億人=50億円の予算を確保するとしましょう。

 

この50億円を選挙の際、宝くじ方式で国民に還元するのです。

消費税なら、ほとんどの国民が払っており、実質、50億円(国民1人当たり50円)の減税となります。

 

投票用紙には国民1人につき、番号を必ず振り、投票した人は投票所で確認されるので(誰に投票したかまでは分からない)、宝くじ方式で数字の板に矢を刺し、当選した人は、投票していれば賞金が当たるという仕組みにするのです。

 

50円と夢のため(50億円分が国民に還元される)と思えば、選挙が多少、面白くなり、投票所に行くのではないでしょうか。

 

雨が降っていても投票所に行く人は行きますが、毎回、僕なんかは無意味な行為だな、と心底、感じます。(国民の義務じゃなく、権利だとしても)

それが50円の損失と50億円還元の夢が加われば、まだ投票所に行った甲斐があろうものです。

 

こういうゲーミフィケーションみたいな面白い提案をする野党党首がいてもいいと思いませんか?

与党から提案したら、「さすが!」と思いますが、おそらく与党からは提案しません。

 

今の低投票率のまま、岩盤支持層の約3割の手堅い票で、勝つことを狙っているからです。(投票率アップは、与党有利に働く可能性もありますが、危険な賭けはしません)

 

であれば、野党から積極的に提案すれば「面白い!」と思われるか、頭の固い人からは「神聖な選挙を賭け事にするのか!」と叩かれるか、のどちらかだと思いますが、どうせ野党が不利のままなら、選挙の投票のモチベーションを上げる提案をした方が良いと僕は思ったのです。

 

提案して、与党が断ったら、「投票率を上げる試みを拒否した!」と野党は叩けますし、与党が賛成したら、投票率がアップし、有利になるかもしれません。(不利になる可能性も十分あります)

どちらせにせよ、野党としては面白い、画期的な提案をする党だ!とアピールできます。

 

僕が野党党首だったら、まずこの提案をします。

野党はただでさえ存在感がないのですから、これくらい過激?なことをしてもいいと感じます。

 

僕はもう政治的提案の立場から引退したいと思っていますが、50分ぐらいで書き上げた記事ですから、そこまでの時間的損失じゃないですかね。

 

ではこの辺で。(2207文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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