スキルとは?「スキルについて、3冊の本を読んで、まとめました!」

どうも、武信です。(No1073)

 

「ビジネススキル図鑑」「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」「転職2.0」という本を参考にして、スキルについてまとめてみます。

 

まず、「ビジネススキル図鑑」ではスキルとは以下のように説明されています。

 

仕事に必要な3つの要素は、

1 知識

2 技能(スキル)

3 態度

であり、本の中で言及しているのが2の技能(スキル)です。

 

さらに、技能の中でもビジネスを遂行する上で必要な技能をビジネススキルと書いています。

 

スキルは技能なので、やり方を知っている(知識)だけでは意味がありません。

 

また、どこの会社に行っても通用する「ポータブルスキル」(持ち運び可能)についても書かれています。

 

どんなスキルを身につけるべきか?については、以下の5つを挙げています。

1 思考系。

2 対人系。

3 組織系。

4 業務系。

5 知的生産系。

 

スキルを習得する方法としては、以下の3つの方法を挙げています。

1 読書・動画。

2 研修・訓練。

3 経験・実践。

 

本の中には50種類のビジネススキルが載っており、だからこそ「ビジネススキル図鑑」というタイトルなのです。

詳しくは本を読んで下さい。

 

短文書評は以下になります。

 

「ビジネススキル図鑑」3点。図鑑というタイトルのとおり、網羅的にビジネススキルが載っている。こんなにたくさんのビジネススキルが存在するのだな、と確認できる点では本書は面白い本である。だが、一つ一つのビジネススキルについては内容がどうしても浅くなりがちだし、教科書的というか、退屈な内容でもあるので、興味を持って読めるか?は人による、と思う。僕は総復習・総まとめとして活用させてもらった。一読はしておきたい」以上、ここまで。

 

スキルについては、僕の記事も併せて読んでみて下さい。

 

「自己啓発本を不要にする成功法則」引き寄せ成功 PART1

 

「自己啓発本を不要にする成功法則」引き寄せ成功 PART2

 

また、以下の記事でもスキルについて書かれています。

 

人材市場での価値が高い人の特徴と、それを高める方法について解説。

 

以下の記事はこれからの時代、生きるために必要な能力について書かれています。

 

https://news.mynavi.jp/article/20211107-2180398/

高学歴なのに貧乏な人が増えているワケ

 

続きが気になる方は読み進めてください。

 

 

1 「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」の本について。

 

「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」という本では、学びについて言及されています。

 

学びの先にはたいてい目的が存在し、こうした目的のために必要な知識や技術(スキル)を「真似て習う」ことから始めて、覚える(知識)、習得する(スキル)、身につける(スキル)ことが学びだと僕は解釈しました。

 

そして、学ぶとはかなり主体的で能動的な行為であると、書かれています。(ただ、体験するだけでは学びにつながりません)

 

さらに、主体的に情報を獲得し(知識)、知恵へと昇華していく(スキル?)際に、人は個性(FFS理論で言うところの「拡散性」「保全性」)の影響を強く受けます。

 

勉強で落ちこぼれたのは、学び型の相性(親や教師との)が悪かったせいかもしれないのです。

 

FFS理論については、以下の記事で既に触れています。

 

人間関係で悩む人、必見!FFS理論とは?書評・レビュー「あなたの知らないあなたの強み 宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる」

 

「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」の本でも、本を買った人限定での特典で、FFS診断を受けられます。

僕は図書館で借りたので、残念ながら、アクセスコードがなく、特典を受けられませんでした。

 

前回の記事のテスト結果は、「弁別性、保全性、受容性」です。(これは順番が大事です)

 

代わりに、簡易版の自己診断テストを受けてみました。

 

前回の記事では、

A 凝縮性。10点。B 受容性。11点。C 弁別性。9点。D 拡散性。8点。E 保全性。3点。

つまり、「受容性、凝縮性、弁別性」(順番も重要)という結果になってしまいました。

 

今回はどうなったでしょうか?

結果は以下。

 

A 凝縮性。7点。B 受容性。11点。C 弁別性。10点。D 拡散性。6点。E 保全性。11点。

 

タイプは8つに分類され、僕はタイプ2の「「保全性>拡散性」、「受容性>凝縮性」、「弁別性」が高い」になりました。

 

前回の本のときのアクセスコードの特典の診断テストとほぼ同じ結果に、今回の本の簡易版ではなりましたね。(精度が上がったということでしょう)

 

以下、診断結果を抜粋します。

学び型。事前に準備して、計画的に進めていくことが得意。きちんと積み上げて、体系化していく。

社会性。人のために役に立ちたい面倒見の良さ。

判断。データに基づいて合理的に黒か白ははっきりさせようとする。

全体の特徴。柔軟に物事を受け容れていきます。周囲の喜びを自分の喜びと考えることができます。現状を継続しつつ、改善を積み上げていくことができます。良いものを残しつつ、悪いものを改善しながら目標を達成していきます。合理的に物事を判断していくことができます。物事や状態を明確に切り分けていくことが得意です。以上、ここまで。

 

めちゃくちゃ当たっていますね!

積み上げて、体系化してきたのが、僕のブログですw

 

面倒見が良いから、スカイプチャンネルで人の相談に無料で乗っている面もありますね。(まぁ僕自身が不幸であり、人の相談に乗り、誰かの役に立つと不幸が薄れる、という面もあります)

 

データや数字は大好きですし、いい加減、理不尽な状態(曖昧な状態)に決着をつけたいという意味では、白か黒かはっきりさせたい面もありそうです。

 

「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」の本の短文書評は以下です。

 

「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」3点。FFS理論の中でも、特に拡散性と保全性の2つに焦点を絞って、しかも大学受験などの勉強をテーマを元に考察されている本。宇宙兄弟の本とはまったく別の本のような印象さえ受けた。拡散性と保全性でこうも性格が違うのか!と驚きの連続。教育スタイルを変えるべきだし、日本人の常識として知っておきたい知識である。一読はしておきたい本」以上、ここまで。

 

2 「転職2.0」という本について。

 

「転職2.0」という本でも、スキルについて語られています。

 

やみくもにスキルを身につけても、自分の市場価値は上がらず、望み通りの転職は叶わないと書かれています。

 

転職の際は、「その仕事をするために必要なスキルは何か?」というあくまで目的(仕事)ありきのスキル思考が必要なのです。

 

転職2.0の時代では「スキル思考」ではなく、「ポジション思考」が大事であり、それは「目指すポジション、すなわち役割を明確化すること」だといいます。(ポジション=役職ではありません)

 

営業職であれば、大企業向け営業担当か、中小向け営業担当かでポジションが異なりますし、新規営業と既存営業でもポジションは異なります。

つまり、ポジションによって求められるスキルが違うので、外資系企業ではポジション別の採用(ジョブ型)を行なっています。

 

本書では、転職の際に、市場価値を高めるのを第一とし、タグ(荷札、付箋)といったモノを個人につけて、自己分析しつつ、アピール(発信)すべし、と説いています。

 

タグは、大きく分けて「ポジション(役割)」「スキル」「業種」「経験」「コンピテンシー」というくくりで分類します。

詳しくは本書をお読み下さい。

 

転職2.0「これからの転職に求められる思考・行動様式」の図は以下です。

 

      

      転職1.0。           転職2.0。

目的。 1回の転職の成功。(転職=目的) 自己の市場価値最大化(転職=手段)

行動。 情報収集。           タグ付けと発信。

考え方。スキル思考。          ポジション思考。

価値基準。会社で仕事を選ぶ。      シナジーで仕事を選ぶ。

人間関係。人脈作り(狭く深く)。     ネットワークづくり(広くゆるく)

以上、ここまで。P5ページより。

 

本書では人脈とネットワーキングを区別しており、転職2.0時代には広くゆるいつながり(ネットワーキング)を推奨しており、提唱しています。

広くゆるいつながりの中にはキーパーソンとのつながりもあり、それが転職の際に大きく役立つのです。

 

今の日本ではリファラル採用(社員を介した推薦・紹介)が増えており、ゆるいつながりがきっかけとなりえます。

 

HR総研の調査では、企業がキャリア採用で利用している手段・サービスのトップが「人材紹介」(73%)であり、2位が「転職サイト」(71%)となっています。

そんな中で、リファラル採用は41%であり、大企業に限定すると52%に増えます。

 

また、ダイレクトソーシング(会社が直接タレント(転職希望者)に声をかけること)は20%の利用率です。

 

今後、ゆるいつながりが増えて、転職2.0の概念が広まれば、リファラル採用とダイレクトソーシングも増加していくと思われます。(逆に言うと、リファラル採用とダイレクトソーシングが増えていくことは転職2.0のゆるいつながりの概念の拡大と一体なのです)

 

ところで、転職2.0時代には、転職を経験する回数が増えます。

 

アメリカの労働者の平均勤続年数は4.2年、イギリスは8.0年、ドイツ10.7年、フランス11.4年、日本11.9年となっています。

大学を卒業して65歳まで約40年働くとすると、12年刻みで転職しけば、約3.6回の転職回数となります。

 

日本では「1社でキャリアを続ける人」と「平均以上の転職を繰り返す人」で2極化していそうですが、いずれは1人が転職を3〜4回経験する時代になると言います。

 

転職2.0時代到来に備えて、この本を読んでおくことを勧めます。

 

「転職2.0」という本の短文書評は以下です。

 

「転職2.0」3.5点。転職の概念を完全に打ち崩された画期的な本。適職の本では、「適職の結論」という本や、DaiGoが推薦する「科学的な適職」という本がお勧めだが、転職の本では今後、この本をお勧めしていこうと思った次第。転職を考えている次世代の人材の人には打ってつけ!特に、若い世代は転職2.0の価値観が当たり前になる時代が到来するかもしれない。ぜひ、一読を!」以上、ここまで。

 

ではこの辺で。(4721文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「ビジネススキル図鑑」

「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」

「転職2.0」

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