「ウソとは何か?「あなたはこうしてウソをつく」という本とミリオンダウトというゲームから考えてみた!」

どうも、武信です。(No1042)

 

日記を用いたアメリカの調査では、人は平均して1日に約1回、学生の場合は約2回ウソをついていました。

最近のインターネット調査研究では、24時間の間にウソをまったくつかなかった人は6割程度だといいます。

逆に言えば、1日の間だけでも4割の人がウソをついていることになります。

 

世の中には息を吐くようにウソをつく人がいて、病的ウソと呼ばれます。

 

また、ウソをつくことにためらいを感じず、一見表面上は魅力的なサイコパスが100人に1〜2人の割合でいます。

 

今回は、

1 そもそもウソとは何か?

2 人はどうしてウソをつくのか?

3 ウソは見抜けるのか?

4 どういう場合に、そしてどういう人がウソをつくのか?

5 ウソをつくとき、脳では何が起きているのか?

などを「あなたはこうしてウソをつく」という本から引用・まとめをしつつ、考察していこうと思います。

 

本の内容を全て要約するわけにはいかないので、途中までとなります。

興味がある人は続きをお読み下さい。

  

 

1 そもそもウソとは何か?

 

ウソはありふれています。

経歴詐称・脱税・浮気・不倫・データ改ざんや捏造などが明らかになることは多いです。

 

ウソの定義は「真実でないこと。また、そのことば。いつわり」とあります。

つまり、ウソの話し手や聞き手の心理状態は考慮されていなく、情報の正確さのことを言っています。

 

学術的な定義だと、ウソが情報の不正確さ(真実じゃない)を大前提とした上で、相手を欺こうとする意図があるかどうかが重要です。

つまり、ウソは「意図的に相手をだますような、真実でない言語的陳述」という定義です。

 

また、ウソは基本的に、言語的なコミュニケーションが多いですが、煙信号やモールス信号や手話といった手段を通して伝えることもウソに含むとしています。

 

また、「だます」「あざむく」とは、「本当でないことを本当であると思い込ませること」であり、「欺瞞」という言葉でも表せます。

「欺瞞」は言葉を使うとは限らず、表情ジェスチャーも含みます。 

欺瞞という広い概念の下にウソがあるのです。

 

さて、人がウソをつく理由は次の3つの次元で分類されます。

1 自分のためか、他人のためか。

2 利益を得るためか、不利益や罰を避けるためか。

3 物質的な理由か、心理的な理由か。

 

1は「利己的なウソか、利他的なウソか」ということです。

就職の面接で、企業に受かるためにエピソードを作るのは利己的なウソです。

 

また、自分の後輩を出世させるために「彼は頑張っているよ」と社長などにアピールするのは利他的なウソです。

 

2の「利益を得るためか、不利益や罰を避けるためか」という話ですと、前述のウソの例はどちらも利益を得るためのウソになります。

 

不利益を避けるためのウソの事例として、病気の母親に対し、自分の会社の経営が上手くいっていないのに心配をかけたくないために「会社の調子がいいよ」と言うモノがあります。

こっそりおやつを食べてしまった子どもが、叱られたくないためにごまそうとするウソは罰の回避のためです。

 

3の「物質的な理由か、心理的な理由か?」の話は、分かりやすいです。

 

会社のお金を横領するために帳簿を改ざんするのは、金銭(物質的)という理由によるウソです。 

他人から賢くみられたいために知ったかぶりをするウソは心理的な理由になります。

 

また、ウソをついてでも出世をして、財産から名誉まであらゆるものを手に入れたいとなると物質的・心理的の両方を含むでしょう。

この3つの話はお互いに独立していないので、複数の理由が混在するケースもあります。

 

ウソをつく理由は多様で複合的なのです。

ウソはその理由や状況によっては、人間関係を円滑にするための潤滑剤としても機能します。

 

「あなたはこうしてウソをつく」の本の引用・まとめはここまでにします。

 

この後、本では

3 ウソは見抜けるのか?

4 どういう場合に、そしてどういう人がウソをつくのか?

5 ウソをつくとき、脳では何が起きているのか?

6 脳科学の研究などその他。

が詳しく書かれています。

 

僕の「あなたはこうしてウソをつく」の書評・レビューは以下です。

 

「あなたはこうしてウソをつく」3.5点。学術書かな。134ページという薄い本だが、非常に読み応えがあった。ウソについて初心者が学術的に研究してみたいなら、ちょうど良い本かと。ウソについてかなり知見を深められたと思う。ウソという一つのテーマでここまで深く掘り下げて研究できるものなのだなぁ。買い推奨。」以上、ここまで。 

 

ウソの定義自体でもいろいろあるのですね。

ウソを見抜く方法も本には載っており、参考になりました。

 

ちなみに、僕はネット上で人の年齢を当てることをよくしますが、その際心がけていることあります。

 

男女ともに若い人の場合、ピンポイントで当てにいきます。

20代前半までですかね。

 

で、男女ともに40代だと思われる人の場合、30代または30歳と予想することで、相手に「若い!」と思ってもらえたと印象づけることで、今後の関係構築を良好にしようと狙っています。

30代前半の場合、27歳ぐらいと予想することで、これも「若い人と思ってもらえた!」と印象づけることもあります。

 

まぁ、33歳ぐらいならピンポイントで当てにいってもいい気がしますけどね。

 

35歳以上だと思った場合、「真面目に当てにいってはいけない、またはそもそも年齢を聞かないほうがいい」と思います。(見た目が若そうな人ならOKの場合もあります)

 

一応、35歳以上だと予測した男の場合なら、年齢の確認のために聞いたことにし、「30歳ですか?と聞くことで、若いと思っていた!」と思わせ、悪い印象を残さなくします。

 

若い男女の場合は年齢を聞いてもまったく失礼じゃないんですよね。

年齢ってけっこう地雷ポイントだったりします。

 

まぁオープンな性格で、年齢をまったく気にしない人もいるので、ケースバイケースでもあります。

 

 2 ミリオンダウトというゲームをやったことによる気付き。

 

さて、ミリオンダウトという大富豪とダウトを組み合わせた心理戦のゲームアプリがあり、以下の記事に詳しく書いています。

 

おすすめの頭脳系ゲームアプリはこれだ!「大富豪とダウトを組み合わせたミリオンダウトという画期的なゲーム&世の中のルール・仕組みも解説!」

 

ミリオンダウトでゲームをプレイすると、プレイデータの蓄積から性格が表示されるようになります。

1 スペード。正直で信じる。

2 ハート。嘘つきで信じる。

3 クローバー。正直で疑う。

4 嘘つきで疑う。

 

 

これは4象限に分けられるなぁと感じたので、ゲームの世界だけでなく現実世界に適用してみます。 

1 正直で信じる。→裏表のない人or詐欺に遭ったことが少い善人。

2 嘘つきで信じる。→認知の歪んだ人。

3 正直で疑う。→善人だったけど世の中で騙されまくった揉まれた人orある意味達観している人。(僕が該当)

4 嘘つきで疑う。→性格が歪んだ人。(世の中はウソだらけと思っている)

 

若い人ほど、1の割合が多く、人生経験を積むにつれて、3か4の割合が増えると推測します。

 

2の人は僕は正直、あまり理解できません。

自分は嘘つきなのに、他人を信じる精神状態が理解不能です。

 

基本的に人間は自分がそうなら、相手もそうだと思いがちです。

自分が正直なら他人も正直だと思いたいし、自分が嘘つきなら他人も嘘つきに違いないと感じがちです。

 

しかし、僕のように自分は正直だけど、自分と他人を明確に区別し、他人を疑う人もいます。

それは詐欺や騙しに遭いまくったトラウマです。

 

そして、自分は嘘つきだけど他人は正直だ、と思う心理が不明であり、そんな人が現実にどれだけいるのかよく分かりません。(自己肯定感が低い人なのかもしれません)

 

もちろん、ゲームアプリの世界だから、そういう性格のプレイ傾向が出ているだけであり、現実世界と完全にリンクするわけじゃないでしょう。

僕の場合はゲームアプリと現実世界が珍しく?リンクしましたが。

 

「自分がウソをつく」と「他人がウソをつかないと信じる」で4象限を作りましたが、自分が満たされていると他人を承認する系で、4象限を作ってみようと思います。

1 自分が満たされている(幸せ)ので、他人も認める。(自分もOK、他人もOK)

2 自分が満たされていないが(不幸)、他人は認める。(自分にNO、他人はOK)

3 自分が満たされている(幸せ)が、他人は認めない。(自分はOK、他人はNO)

4 自分が満たされていない(不幸)ので、他人も認めない。(自分にNO、他人もNO)

 

1の典型例は2チャンネル創設者のひろゆきだと思います。

 

ただし、ひろゆきが他人に嫉妬する場合もあるとすれば、自分とかぶるキャラが現れたときだと思います。

自分と違うキャラ(勤勉で努力型の成功者など)には嫉妬しないのですが、自分と似たキャラ(チャラチャラしているし、適当だけど才能があり、起用で成功者で論破王)が出てきて地位を奪われたら、ひろゆきも対抗心を出すかもしれません。

 

あとは、ゲームが上手い人に嫉妬するというか、羨ましいと言っていた記憶があります。

ですが、基本的にひろゆきのような人は他人に寛容であり、妬むこと自体が稀でしょう。

 

2の典型例は自尊心が低い人です。

 

自分に自信がないのです。

しかし、他人は認めるのでそこまで嫌われません。

もうちょっと自分に自信を持った方がいい人です。

 

僕はどれかに属するとしたら、2番目ですかねー。(完全にこれに当てはまるかは定かではありません)

今は幸福ではないですが、実力者のことはちゃんと認めますし、嫉妬しません。

無能な人や害をもたらす人に対しては、メリットもないし、関わると碌なことがないので毛嫌いしているだけです。(皆、そうですよね?)

 

3の典型例は傲慢で欲張りな成功者です。

 

自分は幸せなのに、その幸せを他人におすそ分けしないのですから、相当ケチだということです。

また、いつ寝首をかかれるか、成功した地位を奪われるか、ビクビクしている人ともいえます。

基本的に幸せなのですが、自分の立場を危うくするライバルには厳しく、蹴落とそうとします。

 

4はけっこうな割合で存在する国民です。

 

自分が満たされていないので、他人も妬みやすいと思われます。

他人の不幸は蜜の味の人達です。

関わると碌なことにならないので一番避けるべき人種です。

 

「努力を大してしてないのに、他人に嫉妬ばかりする人」がいたら、距離を置きましょう。

嫉妬から悪口を言いふらされたり、何かで足元を救われる可能性があります。 

いつも不機嫌であり、深く接するとこちらの気分も下がり、良いことがありません。

 

以上、ざっくり4象限にまとめてみました。

参考になれば幸いです。

 

ではこの辺で。(4696文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「あなたはこうしてウソをつく」

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