1000記事以上のブログ記事を書いたブロガーが感じたブログ運営での注意点。

どうも、武信です。(No1080)

 

1000記事以上の雑記ブログを書いてきて、ブログ運営での注意点で気づいたことをまとめます。

興味がある人は続きをお読み下さい。

 

1 人間の本質。

 

まず、ブログとはコンテンツビジネスであり、コンテンツを提供し、グーグルアドセンスアフィリエイトなどで儲けるのが基本戦略になります。

「コンテンツに価値を感じる人をどれだけ集められるか?」が勝負どころです。

 

その際、SEO対策などをして検索エンジンから読者を集めますが、僕の場合、SEOは絶望的でして(1000記事以上あるのに20記事ぐらいからしか来ていない)、ツイッター(フォロワー約900人)からほそぼそと集めています。

で、読者をどれだけ惹きつけられるか?というのは「どれだけ人間という生き物を知っているか?」が勝負の分かれ目なのです。

 

以下、僕が感じた人間の本質・本性を書いていきます。

 

1 人間のほとんどは自己中心的・自分のことばかり考えている。

 

これは悪い意味で言っているのではなく、他人のために生きていると搾取されますし、まずは自分自身を自立させないといけないので、基本戦略としては当然のことです。

 

そして、DaiGoのDラボのコンテンツでもそうですが、大量のコンテンツがあったら、まず人間は自分に直接関係しているコンテンツを中心に見ます。

 

エニアグラムで言えば、自分のことをまず調べ、他人のタイプまで調べません。

他人のタイプを調べるとしたら、恋人か、好きな人の場合などであり、自分と関係している近い人だからです。

 

人のバックグラウンドは多様ですし、それぞれ悩みも違いますが、結局は自分事(自分が直面している悩みや課題など)のコンテンツを消費することが多くなります。

 

このことをコンテンツビジネスをしている人は特に、熟知しておかなければなりません。

 

ですから、ブロガーなら幅広い分野を扱う雑記ブログよりも、特化ブログのほうが労力を集中でき、しかも特定の自分事としている読者に刺さるので、効率がよいですし、有用なのです。

 

ですので、僕は「教育&経営」ブログと「陰謀ブログ」は別に分けました。

「教育&経営」ブログは本当に限られた興味のある人しか読まないからです。

 

「陰謀ブログ」もマニアか変わった人しか読まないか、僕のメインブログのイメージが悪くなるので分けました。(まぁイメージに関してはもはや手遅れですし、そもそもこのブログで稼ぐ気がなくなりましたけどね)

 

あとは1000記事以上もあると、何が何だかわからなくなり、古い記事まで遡って読む気が失せるので、3つに分散したという狙いはあります。(それでも記事数が多すぎますが)

 

もしくは自分のことで精一杯か、他人のことに無関心である、という言い方もあるかもしれません。

自分や自分と関わりが深い狭い世界を大事にしている、または優先順位が高い人が大半なのです。

 

僕は仮想的に、あらゆることを自分事として考えたので、記憶力が良くなった反面、責任感やプレッシャーを強く感じ、精神的にきつい状態でした。

人間は自分と直接関係ないことは他人事として済ませ、注意が向かず、責任感もプレッシャーも感じず、精神的にも楽です。

 

ですが、僕はその高い地位にいないのに、またはいろいろな立場の弱者の立場にいないのに、そういう人のことまでカバーし、自分事として捉えたので、背負うモノが多すぎて、精神的にきつかったのです。

 

政治・経済・経営・心理学・哲学・コミュ力・教育・恋愛など、多くの分野において僕は自分事として捉え、情報を集め、情報発信してきました。

こんなに普段の生活でアンテナを張り、自分事として捉えていたら、身体が持ちません。

 

鈴木祐さんの本「無(最高の状態)MU」では、苦しみをこじらせる人はすべてを「自分ごと」に捉えると書かれていました。

 

何か問題や不安があるたびに、「自分に問題があるのでは?」というネガティブな考えが浮かぶのが、自分事として捉える人の特徴です。

 

本では、外界の変化をいたずらに「自分ごと」として捉えず、ただ脳内に起きた現象の一つとして観察せよと主張しています。

すると、使わない筋肉が少しずつ衰えていくのと同様に、神経回路が減り、心身の変化をいたずらに自分の問題として捉えなくなると言います。

 

僕の長年の心身の不調は、僕の生き方も関係していたようです。(自律神経の慢性的な悪化)

 

ということは、僕は政治家や経営者など、極度のプレッシャーに晒されている人達と仮想的に似た環境に置かれていたわけで、相当なタフだったのです。

傍から見たら、つまり、僕の身内の人達などは僕がそんなに気負っている、背負っているなど知らなかったでしょうが、実は僕は長年、相当戦っていたのです。

 

普通の人は、ここまで深く調べたり、考えた上で、政治的提言などしないでしょうし、責任感もなく、プレッシャーもなく、他人事として、批判するだけの人が多いのです。(バッシングもされませんし)

 

ですが、この戦いももう終了します。

このボランティアブログ「ホントのメディア」の更新も減らします。

 

政治家になるわけでもなく、政治提言スキルがあっても金にもならず、意味がなく、単なるボランティアに過ぎないからです。(しかも、単に利用されるだけの存在)

 

そもそも、僕は経営コンサルタントで、政治家への提言もしていた大前研一氏に憧れて、今の立ち位置にたどり着いたと言えます。

しかし、僕は大前氏のように人前に出るのも好きじゃないですし、向いてなかったのです。

 

憧れる対象を間違えて、何十年も無駄に修行をし、スキルを蓄えてしまいました。

今後は、ICTの道に邁進し、自分に合った道を進むことにします。

 

話を戻します。

 

2 自分の潜在的な思想や価値観と同じコンテンツを見る。

 

次に、これも自己中心的と重なりますが、人間は自分が以前から感じていたことや思想や価値観と同じコンテンツを見ることが多いです。

自分と、真逆の主張や思想や価値観のコンテンツは嫌悪感を感じるか、反論するか、避けようとします。

 

僕の例でいうと、橘玲氏や婚活コンサルのひかりんさんをフォローしているのは、身も蓋もない真実を主張するのが面白いと思う価値観だからです。

見も蓋もない真実から目を背けたい人は、そういう主張をする人に嫌悪感を感じます。

 

加えて、科学的という言葉に僕は弱く、だからこそDaiGoを見ているとも言えます。

科学的よりスピリチュアルや占いが好きな人はDaiGoにそこまではまらないでしょう。

 

このように、人間には根本の思想や価値観があり、それを提供してくれるコンテンツを中心に見るのです。

 

それらから外れたコンテンツは嫌悪感を示すか、反論するか、受け入れず、つまり確証バイアスばかりにはまることになります。

 

ですので、コンテンツ提供者側も、自分たちの思想や価値観と合わない層を勧誘したり、狙いに行くことは無駄骨に終わるのです。

5回ぐらい説得して、相手が意見を変えないなら、もはや相手は意見を変えないというデータもあるので、損切りをすべきです。(自分たちのコンテンツのファンやお客になりません)

 

その人が信じたい、潜在的に信じてもいいコンテンツの場合に、読者になります。

 

皆、それぞれの思想・価値観があり、それらに沿ったコンテンツを積極的にせよ、無意識にせよ、消費しています。 

したがって、思想・価値観が合わない人とは分かり合えないので、距離を置くべきですし、説得したり、勧誘するだけ無駄なのです。

 

また、そういう思想・価値観の読者を集めて、大物になった場合、新たな路線に転向するのが難しくなります。

既存の読者が離れるかもしれないからです。

 

ミュージシャンの事例でも、インディーズ時代のファンが、メジャーになった後もついてくるとは限りません。

メジャーになるということは少なからず大衆路線を歩むことになり、インディーズ時代のファンはマニアだったかもしれず、ミーハーや大衆路線が嫌いな可能性も残ります。

 

そういう意味で「どの読者についてきてもらいたいか?」を考えることは大事です。

 

3 読者は自分勝手で気まぐれである。

 

読者は慈善事業でブログ記事や本を買って読んでくれません。

そのコンテンツに価値を感じたら読みますし、価値を感じなければすぐに離脱します。

 

忙しい毎日を送っている余裕のない人も多いですから、「これ、面白くない」と感じたら、すぐに離脱したり、ファンも辞めます。

 

DaiGoのDラボの退会者が極端に少なく、継続的に30万人?ぐらいのユーザーがいるのは値段以上の価値があると感じているからです。(ユーザーもバカじゃなく、幽霊会員もほとんどいません)

 

また、「お願い営業」という言葉があり、親しみやすさや長い付き合いなので買ってもらうという営業行為がありますが、そんなものはブログの世界では通用しません。

 

だからこそ、僕はブログでは捨て記事をなるべく書かないように徹底しています。

1記事でも捨て記事を書くと、読者に見透かされ、今後、読まれなくなる可能性があるからです。

 

以上、人間の本質について書きました。(まだ、あるかもしれません)

人間の本質を知った上で、ブログ記事を書くべきだな、とつくづく感じます。

 

ではこの辺で。(3903文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「無(最高の状態)MU」

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