どうも、武信です。(No1043)
「超一流になるには微差力が重要だ」という話をします。
微差力とは斎藤一人さんも「微差力」というそのまんまのタイトルで言及しています。
僕は本を読んでいませんが、レビューを読んだところ、「ほんの少しの差が大きな差になる」という意味合いだと感じました。
僕も似たような意味も「超一流人の要素としてある」と思います。
いわゆる「塵も積もれば山となる」「1円を笑う者は1円に泣く」のような地道な積み重ねが大事ということです。
しかし、それだけではなく、別の意味合いで微差力が大事だと考えています。(もしかしたら本に既に書いてあるかもしれません)
ちなみに僕は超一流スキルを、スペシャリストの面で極めたモノがなく、単なる理論からの話ですので注意ください。
「超一流になったことがない人間が超一流について語るな!」という意見は知りません。(理論や理屈から語っているだけですので)
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 僕の有料note記事からの抜粋。
僕の有料note記事「人生観を超速で広げよう」から、以下の項目があるのでそのまま載せます。
2015年頃に書いた記事かもしれません。(かなり前だった記憶があります)
5 上級者同士の戦いは微差で勝負が決まるという話。
上級者同士の戦いになると奇手にも備えているし、備えのために選択肢の候補を列挙していて万全ですので、ほんの些細な差(微差)が明暗を分けることになります。
スポーツで言えば、上級者同士は細かい点が勝負の勝敗を分けてしまいます。
実力の差がほとんどないのです。ちょっとしたプレー・細かい配慮などで勝つか負けるかが決まります。
上級者同士の戦いの場合はミスが命取りになります。
経営でもいえます。微差の積み重ねが経営を左右するのです。
「神は細部に宿る」といいますが、微差を積み重ねた結果が経営の利益として表れます。
もちろんイノベーションや画期的なアイデアや策などで逆転もあります。
アップルがソニーを打ち破ったのもiPodからです。
そこからは怒涛のごとく、iPhone、iPadとイノベーションを繰り出しました。
ソニーは付け入る隙がありませんでした。
微差の積み重ねというと、改善が頭に浮かびます。コストカットも微差の積み重ねでしょう。
赤字企業はまずは、徹底的なコストカットをしてから、イノベーションによって逆転を狙うのが良いです。
経営の世界では、発想の転換や戦略次第で戦況がかなり変わります。
日本企業の強みは「メティキュラス」(細部へのこだわり)と、「コンフォート」(快適さ・安心感)だと言われていました。
ですがそれらが仇となり、アメリカ勢にやられました。
アメリカは大雑把であり、イノベーションと発想の転換や構想力で日本に打ち勝ったのです。
経営では、微差だけでは勝負がつかないといえるでしょう。
スポーツや将棋の世界の方が微差が通じると思います。
もちろん大胆な手やショット、勝負手が明暗を分けることもあります。
それでも微差を意識して仕事や勉強をすることは大事です。
「上級者になりたいなら、上級者との戦いに望むなら」という前提ありきですけどね。
向上心が強い方は微差を意識するといいでしょう。以上、ここまで。
2 ミリオンダウトのプレイでの我流の限界。
僕は以下の記事でも書きましたが、ミリオンダウトにはまっています。
おすすめの頭脳系ゲームアプリはこれだ!「大富豪とダウトを組み合わせたミリオンダウトという画期的なゲーム&世の中のルール・仕組みも解説!」
7月12日の夜からプレイし始めて、7月16日の夜までで(5日間)、ミリオンダウトを我流でやってレート1580〜1605辺りをうろついたことから、僕は自己流の限界を感じ始めました。
その後、いくつか記事を読んだりして、攻略法を知ってから、挑みました。
ちなみに、我流でやっていた頃の「レートと成績とランキングと性格(キャラ)」は以下のような変遷になりました。

プレイ回数65回で、レート1536から、プレイ回数175回でレートは1602です。

性格は、現場のベテラン刑事から、清明な僧侶に変わりました。


レート成績は、騙しと嘘出しが少なかったのが、一気に増えました。
おそらく、このゲームでは騙しと嘘出しを上手く使わないとレートが上がらないので、僕が適応したからでしょう。


嘘出し15.1から、35.1まで上がり、騙し32.1から、45.3まで上がりました。
このまま、攻略法の記事をしっかり読み込んで試行錯誤していけば、レートは着実に上がるかと思いきや、まったく逆の現象が起きました。
なんと、最大でレート1630まで到達したのに、その後、9連敗や5連敗など負けまくり、レートが1559まで落ちました。(その下落幅71という凄まじさです)

トリッキーな戦法もいろいろと試した結果、どんどん泥沼に陥りました。
試合数は233回とかなりこなしています。
やはり、僕のような不器用な人はコツを掴むのが遅いですし、難しいですね。
不器用な人は量をこなすしかないのかもしれません。
量をこなした上で、毎回、内省や振り返りをして、分析をし、次回からは同じ間違いをしないようにし、実力を高めていくしかありません。
確実にわかったことは、カードが悪いときはいかに負けるときの損失を少なくするか?に注力することであり、逆転勝ちなど決して狙わないことです。
僕はそれを忘れて、逆転勝ちを狙いすぎて、大敗を繰り返し、ここまでレートを下げました。
カードが良いときは逆に、上手く試合を進め、大勝を狙うのです。
運ゲーにおいては、負けるときもあるので、上手く負けることなのです。
と頭ではわかっているのですが、悪いカードが来ていて負けが濃厚なのに、勝負に入るとつい熱くなり、上手く負けることを忘れて、勝ちにいってしまい、なかなかレートが上がらない状態となっています。
このミリオンダウトというゲームは運ゲーの所詮確率だと考え、冷静に機械的にやる人がレートが上位に到達する人だと思います。
僕の常に「ベストを尽くす」「勝ちにこだわりすぎる」という特性は、ミリオンダウトにまったく向いていないようです。
こういうゲームもあるのだなと体験できて参考になりました。
株式投資やFXも似たような感じかもしれません。
そこまで勝とうとしすぎず、損切りを上手くできる人が株式投資やFXプレーヤーで生き残っているのかなと予測します。
「負けるが勝ち」という精神が、僕の信条にどうも合わないのですよね。
かといって、完全実力勝負の将棋は1級より上に上がる見込みがありません。
なぜなら、上達するための努力(詰将棋や研究など)をまったくしてないし、その暇もないからです。
ただ、ミリオンダウトのような1回の勝負が2〜3分で終わるゲームの良い箇所はゲームに熱中すると集中力が上がるという点です。
集中力が上がるので、その上がった集中力を維持したまま、読書や勉強などに向かえば効率がいいのです。
で、読書や勉強の集中力が下がってきた、疲れてきたと思ったら、ミリオンダウトで息抜きして集中力を回復させます。
これを知ったことで、1つのライフハックを得たかもしれないと感じています。
と書いていたら、以下の動画でDaiGoが疲れたときにやる行為として、僕の行為はどうやらNGだと話しており、そかぁと思いました。
だからあなたの疲れは取れない【間違いだらけの休憩法】
詳しくは動画を見てください。
僕の感想ですが、ミリオンダウトはかなりのストレス解消になってると感じます。
勉強ストレスを吹っ飛ばすパワーがあると個人的には思いますが、万人には通用せず、たまたま僕だけに当てはまっている現象かもしれませんね。
また、以下のDaiGoの動画ではハード系のアクション映画(暴力シーン含む)の映画を見ると、男性ホルモンが30%もアップすると言っています。
【筋トレから生理痛まで】世界一簡単なホルモンバランスコントロール術
その他のホルモンも○○の映画を見るとアップするそうです。
詳しくは動画を見てみて下さい。
僕は子供の頃からガンダムを見ており、熱心なファンだったのですが、ガンダムはある意味、戦争モノで残虐さがあります。
ガンダムを見すぎていたから、子どもの頃の僕はガキ大将であり、男性ホルモンばりばり出ていたのかもしれません。
もしくは元々、男性ホルモン高めの人がガンダムなどの残虐系を見るという説もあります。
卵か鶏が先かの議論です。
Gacktさんはガンダムが好きだそうですが、男性ホルモン高そうですよね。
ちなみに、僕はボクシングも見ています。(井上尚弥選手中心ですが)
また、僕は将棋を以前からやっていて限界を感じ始めていた頃に、ミリオンダウトというゲームを見つけ、ハマりました。
将棋は限界を感じたので、もう辞めます!
僕の、最後の将棋戦績を載せます。


1級に到達したら、もう十分かな。
このまま、棋力を上げる練習をせずに、毎日3局をこなしていたって、ほぼ同じ戦績になるだけです。
戦績が良ければまだ救われますが、負け越すことも多く、単にストレスになるだけなので辞めます。
ミリオンダウトは続けます。
過去の最高成績は以下です。(レート1632)


嘘出しが42.5まで上がり、騙しも48.9まで上がっていますね。
最初は真人間だったのに、ゲームに適応したら、嘘つきになりましたw
性格もハートに変わり、キャラクターは雅な宮廷歌人になりました。(性格の変遷は、最初がクローバーで、次がスペードで、今はハートです)

また、現在の成績は以下です。

イレブンについに昇格しました!
ちなみに、完全無料でプレイしています。
ということで、ゲームアプリについての話はおしまいです。
最後に、微差力についての話をしておしまいとします。
3 微差力について。
プロフェッショナルや超一流は微差(細かい点)を非常に気にかけており、それをきちんと実行するかしないかで、明暗が分かれることを知っているのです。
大学受験の高学歴の勝者は微差力は鍛えられています。
1点の差で合否が分かれるからです。
地道な努力ができる人でもあります。
しかし、決められた範囲内でそこまでこだわる必要があるか不明の微差を競うので、決められていない範囲のこと(方向性や戦略そのものや企画など)を生みだす力は不透明なのがネックな点です。
日本人のスポーツ選手が世界的に活躍している理由は元々、日本人は微差力(決められた範囲内で改善含む)が得意だったからでしょう。
しかし、経営や政治となると「戦略の失敗は戦術では取り戻せない」の言葉通り、「方向性・戦略・企画など」が間違っていたら、いくら戦術(地道な微差の実行)を積み重ねても無駄骨に終わるという、毎度おなじみの日本の負けパターンに陥ることになります。
日本の電機産業の「要らない高機能」を付け加える改善は典型例です。(そんなこだわり・微差は要らないですし、方向性で消耗しているのです)
超一流といっても、専門的なプロフェッショナル、いわゆるスペシャリストを目指すのであれば微差力は大事です。
しかし、不確実な世の中においては、π型人材(ゼネラリストの上に2つの専門分野を持つ)も貴重な人材です。
または深く狭くのスペシャリストを目指さなくても、浅い分野をたくさん持ち、上手く組み合わせて勝負するゼネラリストの出番もあるかもしれません。(僕もこの人生を意図せずして歩んでしまいました)
しかし、1つぐらいは何かにとことん熱中し、極めることも大事だったかなと今では思います。
なぜなら、微差の大事さは理屈では知っていましたが、体感として会得していなかったからです。
ミリオンダウトをプレイしたおかげで、上級者になるには細かいテクニックをきちんと知り、使いこなす、いわゆる微差を大事にしないといけないのだなぁとつくづく思い知らされました。
そして、そういう微差をとことん突き詰めるのが僕は苦手だと実感しました。
というわけで、「方向性・戦略・企画など」のゼネラリスト的立ち位置を今後も目指します。
ですが、ICT系ではある程度のプロフェッショナルも目指します。
参考になる方がいれば幸いです。
ではこの辺で。(5158文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。