どうも、武信です。(No535)
2017年の記事です。
結果主義については今まで、散々、記事で言及してきましたが、今回の記事でもさらに追求していきます。
前回、書いた記事でも分からなかった、理解できなかった人がいたからです。
「人は権威の話を聴くのもっと深い議論」というタイトルです。
「権力・権威論」人は権威の話を聴くのもっと深い議論。
今回の記事で理解できなかったら、もう理解してもらうのを諦めてもよいレベルの易しさで書いていきます。
興味がある方は、続きをお読みください。
1 大前提としての前置き。
まず以下の記事で結果や肩書や権威について述べています。
そしてこれだけ書いても分からない人がいるんだろうなぁと予測をしたところ、やはり分からない人がいたというオチでした。
「権力・権威論」人は権威の話を聴くのもっと深い議論。
「権力・権威論」人は権威の話を聴くのもっと深い議論。
まず、結果を出すのは大事です。
仕事などで、結果を出してない人は評価されないか、評価されにくいです。
これは前提としてあります。当たり前の話です。
ですがさらにここから、僕は続きの話をしているのです。
前の記事やその前の記事の引用記事などでも散々、触れていますが繰り返します。(何回書いても、分からない人がいたからです)
2 僕の主張1
結果を出した人は、権威や肩書者に多いのは事実でしょう。
結果を出していない権威や肩書者はほぼいません。(結果を出しているからこそ、権威と呼ばれ、肩書があるのが普通ですから)
しかし、結果を出した権威や肩書者でも、たまに間違うことがあるのです。
または、ずっと持続的に結果を出し続けられるかも分かりません。
転落する可能性があるのです。
これがまず一つ。
3 僕の主張2。
次に結果を出していない、いや正確には裏で結果をほぼ出しているか、それに近いことをしている人、つまり、結果を出している人と同等の実力ある人が、権威や肩書がなくても存在しているという事実です。
これは肩書がない時代からでも、情報を精度高く発信しているモノ書きがいますし、そういうモノ書きは実力はすでにあるわけですから、何かのきっかけでいきなりブレイクする可能性もあるのです。
それはメディアでの起用や、有名ブロガーなどが紹介したりして、ブレイクします。
つまり、結果を出すことは大事なのはもちろんですが、結果を出し続けられるかもわかりませんし、権威でもたまに間違えますし、結果を出していなくても、実力がある人はいて正しいことを言っている場合もあるということです。
4 中身で内容でなるべく判断しないと騙される。
これらの事実から何が言いたいかというと、中身で内容でなるべく判断する癖をつけないと、騙されるよ」と言いたいのです。
ショーンK氏のような肩書者に騙されてしまうのです。
これが結果主義者の脆さです。
ショーン・K氏は結果を出しているから凄いことを言っているに違いないと、盲信しているようではダメなのです。(経歴詐称でしたね)
また、結果主義者の弱点は散々、言っていますが、投資家に向かないということです。
結果を既に出している人を評価するより、これから結果を出す人を見極めるのが投資家です。
そのためには中身、内容で判断する癖をつけないと、将来ブレイクするか見極められるわけがありません。
5 結果だけで判断している人は楽をしている。
これが僕が、「結果だけで判断している人は、楽をしている」と言う根拠なのです。
結果を既に出した人を評価し、信奉するのは楽です。頭もほぼ使いません。
中身・内容もあまり吟味せずとも、結果を出しているからの一言で評価し、地位に就けたりすればいいだけで楽です。
6 まとめと僕の事例。
さて、話をまとめます。
結果を出すのは仕事では最優先事項ですが、転落する可能性もあるし、結果を出してない人でも、いずれブレイクするかもしれないし、伸びる人を見極める投資家目線も必要だし、学歴・経歴詐称者に騙されないようにするためにも中身・内容で判断する癖をつけるべきだよと言っているに過ぎません。
僕は読書の際も経歴・肩書・プロフィールなど一切見ずに、本をペラペラめくれば、その本が良い本かどうかだいたい分かります。
まぁ重厚な読み応えがある本は、じっくり読まないと判断できませんが。
そして、実際に経歴や肩書など見ずにペラペラめくり、買ったり、図書館で借りたりします。
図書館で借りる際は、実は本屋でペラペラめくって選んでいません。
大きな本屋が近くにないので、Amazonで気になる本は図書館で早めに予約してしまいます。
そして借ります。このハズレ率も、だいぶ下がってきました。
ですが、たまにハズレを引きます。
その中にはマッキンゼーの社長を長年、務めていた人もいました。
まさに、肩書ではかなりの人です。
ですが、内容は僕には全然、良いと思えませんでした。
マッキンゼー本はハズレが2冊ありました。
いずれも、かなり力が入ってそうな本でしたがハズレでした。
何で、中身・内容で判断しようとしないのでしょうか?
それができれば投資家にもなれますし、経歴詐称者も見抜けますし、いきなりブレークする人も見極められるかもしれません。
しかし、それをしない理由があります。
それは、見極める能力がないのです。
特に、自分の専門外については、ほとんどの人が見極める能力を持っていません。
だからこそ、結果を出している人(権威や肩書者)を盲信するのです。
自分の判断基準がないのです。
僕は大量の読書を通じて、専門分野を地道に増やし続け、ある程度の判断基準となるような知識を得てきました。
だから、普通の人よりは判断基準、見極める力、審美眼みたいなものがあるのでしょう。
それは楽な道のりではありません。長年の勉強、読書が必要でした。
そして、結果ばかり見る人ほどそういう中身・内容で見る努力を積んできていないのです。
だから、結果からしか判断基準が持てないのです。
僕は結果を出している人も疑っているのです。
永続性、持続性があるかも分かりませんし、たまに間違えるかもしれないからです。
7 中身を見極める能力をつけることで陰謀すら見抜けるし、成功要因の分析ぐらいはやるべき。
また、肩書、経歴がない人でも一応、話を聞きます。
そして、僕の感覚値から、この分野は秀でているけど、この分野はダメなんだろうなと仮説を作ります。
こういう芸当ができると、陰謀も見抜けるようになります。
人の嘘など、もっと簡単に分かります。
常に、中身・内容で判断しようと努力を続けてきたからです。
何で結果を出しているというだけで、評価を決めてしまうんでしょうね。
永続性があるかも不明なのに。
楽をしているとしか思えません。
プロ野球でも近年、首位がかなり入れ替わっています。広島は2年連続でしたが。
もちろん結果は大事です。
しかし、主張の精度や予測力や仮説構築力などの視点から見ると、結果主義者は脆いと思います。
せめて、「結果を出している人はどういう要素、要因から出したのか?」の分析の訓練ぐらいはして欲しいです。
僕はそれをやっています。
要素・要因分析ができれば、その要素・要因がある人の成功確率や再現性のある成功への道などが判明するかもしれず、その見極め力は大きな武器となります。
結果を出しているからといって要因分析もせず、そのままの勢いで行くという人は、いずれ転落するんだろうなぁ。再現性がないですから。
8 タイプ3は結果さえ出せば満足しがちであり勝ち方への拘りが少ない。
さらに、もうひとつ。
結果主義者の良くない点は「勝てば官軍」であり、結果を出しさえすればそれで満足という点です。
以下の記事でも書きましたが「勝ち方」に拘りがない、つまり美学がないのです。
この美学のなさは不正をしてでも、儲ければ良いという短期目線にもつながります。
「結果とプロセス、どっちが大事?」
エニアグラムタイプ1と3「結果がすべて?」「結果とプロセス、どっちが大事?」
将棋やスポーツなどで勝っても、「勝って良かった」でおしまいであり、「美しく勝つ」や「もっと良い勝ち方を目指そう」という向上心がないという意味です。
もちろん、上級者通しの戦いでは微差であり、接戦が多く、勝ち方に拘っている余裕はないかもしれません。
ですが、勝ち方に拘るからこそ、1位以上の「もっと上」があるわけです。
フィギュアスケートであれば、究極の勝ち方に拘ったプログラムをマスターすれば、1位を永続的に狙えるかもしれません。
これが1位を目指そうという演技であれば、もっと理想のプログラムをマスターした人に負けるかもしれません。
僕も将棋では、たとえ勝っても、下手な勝ち方だった場合、満足しません。
もっと上手く、美しく、エレガントに勝ちたかったからです。勝っても不満なのです。
これが美学の世界です。(僕の場合は「せめて段に勝てるようになってから、美学を追求しろよ」の世界ですが)
これも、結果主義者の弱点なので書いておきます。
これだけ今回、分かりやすく書いてまだ分からない人がいたら、もう僕は諦めようと思います。
これ以上、易しく書けません。
9 ひろゆきの動画。
ひろゆき氏の動画を貼ります。(消されたようです)
簡単に要約します。
日本の年金システムは維持できないのでどうにかしないといけないのですが、これをベーシックインカムに変えようと、頭のいい人たちは考えていると言います。
生活保護はスキルを上げずにもらい続けるのが得なシステムなので、生活保護にすると稼げる人が増えるとは思えない、とひろゆき氏は言います。
生活保護は貴族であり(医療費も無料だし)、生活保護の資格を失うことがリスクがでかいと言います。(たまたま働けると証明して、生活保護をもらう資格を失うことの怖さです)
億万長者が生活保護を語るのは説得力がないと、ひろゆき氏はリスナーに言われましたが、単に事実だけを言っているだけだと言い、ホリエモンが言おうと生活保護者が言おうと事実は変わらないと言います。
この思想があると(誰が言うのかの視点です)、人の意見によって左右されるので、良くないと言います。
ホリエモンの言うことも間違っていることも言っており、毎回、考えていると言います。
誰であれ正しいことを言うし、間違うことを言うこともあるので、正しいかどうかを判断するには(事実だと判断するには)自分の頭で考える訓練が必要だと言います。以上、ここまで。
ひろゆき氏も、中身で判断しているのです。
確かにポジショントークを考慮しなければいけませんが、事実や真実は何か?(どのポジションの人が言っても変わらないこと)と、ポジションによる意図的なミスリードなどなのか?なのかなど見極めるべきです。
ではこの辺で。(4909文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。