頭がよい人とは?「僕が考える頭が良い人の特徴 決定版」

どうも、武信です。(No983)

 

僕は過去、「頭がよい人とは?」や「頭がわるい人とは?」という内容の記事をたくさん書いてきましたが、今回は決定版を書こうと思います。

 

その前に、マコなり社長が掲げる「頭がよい人の特徴」を箇条書きにしてまとめておきます。

 

以下の動画から、抜粋します。

 

https://www.youtube-nocookie.com/embed/t206jllpo9c

頭の「悪い人」と「良い人」を見分けるポイント10選

 

頭の良い人。

 

仕事への取り組み方。

1 常にひとつのタスクに集中する。

 

他人との付き合い方。

2 相手と自分の得を考える。

 

知識への姿勢。

3 「知らないことは沢山ある」と思う。

 

利益への判断基準。

4 長期的な利益を見越した判断をする。

 

悩みへの対処法。

5 悩まない。

 

自分と違う意見への反応。

6 何故そう思うのかを聞く。

 

物事への取り組み方。

7 ベストプラクティスを求める。

 

意思決定。

8 複数の選択肢を用意している。

 

物事への関心。

9 影響力の中だけに関心を持つ。

 

自分の考えを伝えるタイミング。

10 まずは質問をする。

 

 

頭の悪い人。

 

仕事への取り組み方。

1 同時に複数のタスクをしようとする。

 

他人との付き合い方。

2 相手の得だけを考える。(頭がめちゃくちゃ悪い人は、自分の得だけを考える)

 

知識への姿勢。

3 「なんでも分かっている」と思う。

 

利益への判断基準。

4 短期的な利益に飛びつく。

 

悩みへの対処法。

5 悩む。

 

自分と違う意見への反応。

6 感情的に反論をする。

 

物事への取り組み方。

7 オリジナルでやろうとする。

 

意思決定。

8 ひとつの選択肢しか用意してない。

 

物事への関心。

9 影響力の外へ関心を広げる。

 

自分の考えを伝えるタイミング。

10 すぐに断言をする。

 

以上、ここまで。

 

 

項目の詳しい内容は動画を見て下さい。(解説まで見れば、納得いくでしょう)

 

僕も、常々、思っていたことが多かったですし、僕のブログ記事でも書いていたことがけっこうありました。

 

マコなり社長の動画の中で、質・クオリティは過去1、2位を争うのでは?と個人的には感じましたが、人それぞれですね。

 

ここからは、僕の過去の記事での「頭のよい人」「頭のわるい人」を総まとめした上で、さらに深堀して考察したいと思います。

 

興味がある人は続きをお読み下さい。

 

 

1 僕の過去の記事での「頭のよい人」「頭のわるい人」の総まとめ。

 

僕が過去記事で、「頭がよい人だ!」と述べた特徴は以下になります。

 

1 「頭が良い人」とは「表現力(アウトプット)が優れている人」

 

他にも、「推論能力が高い、問題解決力が高い、意思決定力が高い、アウトプット力が高い」などがあり、表現力(アウトプット)はその一つ。

 

単なるインプットだけの人は頭がよくない可能性もありますが、盲点があり、それは意思決定力・問題解決力は上がっている可能性があるという点です。

 

以下の記事より。

 

頭がよい人とは?「頭の良さとは表現力(アウトプット)である」

 

さらに、頭がよくなる手段について、以下の記事で触れています。

 

頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?」

 

論点の一つとして、「知的な分野で結果を出した人=頭がいい人」という定義だと、複雑になりすぎですし、混乱すると書いています。

 

2 「現状把握力が高い人」

 

以下の記事で触れていますが、けっこう複雑な話になります。

 

頭がよい人とは?「頭がよい人とは現状把握力が高い人である」

 

現状把握力だけじゃなく、その他の能力についても詳しく解説しています。

 

予測力、問題解決力、表現力、意思決定力、洞察力、観察力などです。

 

以下の記事では、現状把握力について、もっと深堀りしています。

 

頭がよい人とは?「頭がよい人とは現状把握力が高い人である」PART2

 

3 「言語化できる人」

 

以下の記事で、詳しく書いています。(表現力とも近いと感じますが)

 

頭がよい人とは?「頭がよくなる手段とは?PART2」

 

4 ひろゆきのように「切り返しが早く、上手い人」。

 

5 コミュ力において、人と円滑にやっていく力。

 

6 自分の気づかないことを指摘し、気づかせてくれるような鋭い着眼点の持ち主。

 

7 感じる力。

 

以下の記事で、詳しく説明しています。

 

頭がわるい人とは?2

 

8 世の中への解像度が高い人。

 

以下の記事で詳しく触れています。

 

世の中への解像度を上げるには?

 

次に、「頭がわるい人の特徴」は以下になります。

 

まず、不足に目を向けたら、頭がわるい人の特徴なんていくらでも出てくるという点があります。

 

頭がわるい人とは?

 

その中でも、僕が特に、特徴的だと思うモノを列挙しましたので、紹介します。

 

1 指摘されており、環境が整っているのに「気づく」ことや「自覚する」ことが遅い。(意図的に、詐欺師に騙された場合は除く)

 

2 システムが悪くないのに、同じ間違いを何度も繰り返す

 

3 「理想や願望」と「現実や予測」の区別がついていない人、つまり、現状認識が正確にできていない人

 

詳しくは、上記の記事をお読み下さい。

 

さらに以下の特徴もあるでしょう。

 

4 「知識不足であり、さらにちゃんと自覚、認識していない人」

 

歴史や経験から学ばない人ということです。

 

頭がわるい人は、自分が痛い目に遭わないと気づかないのです。

 

以上、僕の過去記事からの総まとめでした。

 

他の僕の過去記事で、マコなり社長とかぶる箇所もありますが、省略します。

 

では、以下、僕が最近、気づいた頭の良さについて考察します。

 

 

2 僕が最近気づいた頭の良い人の特徴。

 

頭が良い人とは、やはり「物事の本質を見抜くのが上手い人だ」と思います。

 

抽象化能力も高く、上位概念の操作もできます。

 

逆に頭がわるい人は、具体的事象や現実の現物しか見えないし、扱えず、抽象的な概念を理解できません。

 

例えば、平均の概念がわからない人もいるのです。

 

また、以下の本では、「IQが20違うと話が合わない」と書かれていますし、かなり面白い視点の本でした。

 

「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」

 

高知能者と低知能者などがいるようです。

 

高知能者の主な定義はIQのようですが、これだけをモノサシにすると、現実を正しく把握できないと感じましたし、実際にちゃんと体系立てて、完璧な理論化に成功した本とは言えないと思いました。

 

しかし、「議論の叩き台」としての価値はかなり高く、非常に参考になる「目から鱗の本」でした。

 

物事の本質を見抜けると、現実での対応力や問題解決力や意思決定力などが上がり、「現実で成果が出やすくなる」と感じます。

 

僕が決定的に「頭がよい人の特徴」として考えられる説が、「根本的に頭を使う、考えるのが好き、もしくはそれほど苦じゃない人」だと思いつきました。

 

つまり、数学者、物理学者、哲学者、高度なプログラマー(中途半端なプログラマーは含まない)、将棋の棋士、その他の研究者・学者など、「頭脳を働かせることがそれほど苦じゃない人が、頭が良い人となりうる」という説です。

 

考えてみて下さい。

 

上記の人たちは、四六時中、何かの分野で頭を酷使し、働かせ続けていますよね?

 

対して、頭がよくない人たちは「頭を使う、考えることが根本的にあまり好きじゃない」と思われます。

 

だからこそ、「ステレオタイプ的なモノの見方、レッテル貼り、差別主義、結果主義など」に陥り、世の中の本質や因果関係など、突き詰めて考えようとしないのです。

 

考えるより、楽な方向に走ります。

 

上記のモノの見方は、かなり楽をしているのが分かりますよね?

 

レッテルを貼るのも、「韓国人は皆、こうだ!」と決めつける差別主義者も、結果だけからしか評価、判断しない人も、「皆、頭を使わず、楽をしている」のです。

 

基本的に、「何かを考える」というのは疲れます。 

 

その考える行為そのものがそれほど苦じゃない人じゃないと、上記の頭脳を酷使する職業はきついのです。

 

僕は将棋の趣味はお勧めしないと書いており、その理由は強者が集まる修羅の世界であり、さらに頭をかなり使うので本業に支障をきたすかもしれないからです。(1日最大3局、1時間しか使わないとしても、かなり疲れる趣味です)

 

負け続けると、ストレスも溜まります。(頭脳労働を職業としながら、趣味まで頭脳活動にするのはきついことです)

 

よって、頭がよい人になりうる人は、「根本的に頭脳を酷使するのがそれほど苦じゃない人」となり、だからこそ、専門分野を突き詰め、追求し、能力を高めるのです。

 

逆に言えば、スポーツ選手で大活躍する選手は「肉体をハードに動かすのがそれほど苦じゃない人」とも言えるかもしれません。

 

もちろん、身体機能、筋肉なども関係するでしょうが。

 

僕は以下の記事で、職業選択の道筋を、1 頭脳労働、2 感情労働、3 肉体労働 に大雑把に分けましたが、これこそが「大雑把な適性を見抜く道だ」と思われます。

 

「天職を見つけるには?仕事の適性チェック3分類。橘玲氏の仕事の3分類プラス僕の仕事の3分類。」

 

「頭で疲れたいのか」「人間関係のストレスに強いのか」「肉体を動かすのが苦じゃないのか」、もしくは消去法的にマシな進路を選ぶしかできない人もいるでしょう。

 

僕は、肉体労働は嫌ですし、HSPの傾向も若干あるので感情労働も嫌となれば、頭脳労働に必然的になり、実際、本を読み、書く行為は20年以上、続けています。

 

健康のため、運動は欠かしませんし、人付き合いも最低限こなせますが、それを職業にするのは僕の場合、かなりきついのです。

 

世の中には、頭脳で疲れたくない、という人もいますし、難しいことは考えたくないという人種もいて、そういう人たちは高知能者じゃないでしょう。

 

だから、高知能者はIQだけは高いのですが、IQが20以上差がある相手とは話も価値観も合わず、挙げ句のはてに迫害されるのです。

 

あくまで「頭脳を活発に働かせることができる人種」が高知能者だと僕は捉えており、そこにはコミュニケーション(感情労働)にまで、興味を抱き、頭を働かせることができるか、またはセンスがあるか?は不明なのです。

 

本には、高知能者は相手の気分を害す言動を平気でする場合があり、社内政治も下手な傾向があり、だからこそ迫害される?みたいなことも書かれていました。

 

序列を気にする人たちはチンパンジーであり、政治家に特に多いです。

 

マウンティングして、自分が上だと見せつけてくるのも序列を気にするチンパンジーです。

 

それに対して、序列をそこまで気にせず、頭を使うことに没頭するのが高知能者であり、だからこそ序列上位者に対して反感を買う行為を行い、迫害されることがありえるのです。

 

本来なら、高知能者を優遇した国が、国力を高めるのですが、序列を気にするチンパンジーによって、高知能者は迫害され、陥れられます。

 

「どちらの地位が上か下か?」ばかり気にし、権力闘争ばかりに明け暮れるのが政治家です。

 

高知能者は、序列に対して興味がなく、極端な話、ノーベル賞も大して興味がないかもしれません。(自分が没頭できる分野を追求したいだけだからです)

 

優秀な研究者や学者を育て上げ、活用すれば国力は上がりますが、序列を気にするチンパンジーによって、迫害されることもあるので、高知能者は用心しないといけないのです。

 

高知能者は「実力を上げれば、会社に認められる」と思いがちですが、実際は、社内政治が横行しており、「誰かのメンツを潰せば、上司に気に入られなければ出世はしない」のです。

 

まぁそういう会社はその高知能者を活かすことができず、他社に取られ、早晩、没落するでしょうけどね。

 

こういう内容が書かれた「議論の叩き台」としての良書なので、興味がある人はぜひお読み下さい。

 

「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」

 

続編もあります。

 

「高知能者のコミュニケーショントラブル2: 人間は自閉的知能を持ったサルである」

 

最後に、文章をみれば、その人が深く考える人かどうか、ある程度、分かりますよね?

 

極端に難しい文体を使っているけど、中身は大したことを言っていない人は本当は頭が良くない人です。

 

文体は簡素なのに、深い考察をしている人が頭がよい人だと僕は思っています。

 

高知能者の証明として、将棋をやらせて、「最低でも将棋ウォーズで、3級は到達するぐらいが適性として最低ラインでは?」と僕なら思ってしまいます。

 

だって、将棋こそ、究極の頭を極度に使う競技・ゲームであり、頭を使いたくない人はのめり込まないですし、上達もしないからです。

 

将棋で、ある程度、頑張っても、4級止まりの人は本来なら、高知能者じゃないのだと僕は予測します。

 

ではこの辺で。(6404文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」

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