どうも、武信です。(No989)
フリーランスになりたい人へ向けて、「世界一やさしいフリーランスの教科書1年生」から、まとめたのが今回の記事です。
以下の僕の記事で取り上げた著者の本ですね!
少額訴訟とは?&内容証明とは?「内容証明を送れば、相手をビビらせることができる!内容証明はフリーランスの必読知識&必須の武器!」
「マンガ フリーランスで行こう!会社に頼らない新しい「働き方」」 という本を書かれている方です。
フリーランス志望者はかなり参考になる記事だと思います。
フリーランス1年目を迎えたい方へ、参考になる記事でしょう!
詳しく知りたい方は続きをお読み下さい。
1 フリーランスの適性と実態。
「世界一やさしいフリーランスの教科書1年生」という本から、引用・まとめをします。(僕の意見も付け加えます)
著者が考えるフリーランスの定義は以下になります。
「自分ひとりで完結して、他者に「感動」を与えられる人」。
会社員はチームで感動を生み出してると言います。
フリーランスに向いている人の特徴として、著者は以下を挙げています。
1 楽観的な人。
2 主体的な人。
3 上昇志向の強い人。
フリーランスに向いていない人としては以下の人を挙げています。
1 悲観的・不安症な人。
2 安定を求める人。
3 プレッシャーに弱い人。
著者によると、これらはあくまで一般論とのことです。
フリーランスのメリット・デメリットについては著者は以下の特徴を挙げています。
フリーランスのメリット。
メリット1 時間や場所に縛られない。
1 通勤がない。
2 好きな時間に働ける。
3 好きな場所で働ける。
メリット2 仕事もプライベートも選択肢が増える。
1 嫌いな人とは働かなくていい。
2 家族と過ごす時間が増える。
メリット3 自分のためだけに働ける。
1 「生産量」と「稼ぎ」が直結する。
2 自分の能力を最大限活かせる。
3 会社の評価ではなく、自分の評価になる。
メリット4 リスクが低い。
1 自分の判断で長期的なプロジェクトを続けられる。
2 失敗がキャリアに影響しにくい。
フリーランスのデメリット。
デメリット1 仕事に関するすべてのことが自分の責任になる。
1 確定申告が面倒くさい。
2 初期投資にお金がかかるので参入障壁が高い。
デメリット2 お金や老後に関する不安が多い。
1 収入が不安定。
2 クレジットカードが作りにくい。
3 住宅ローンが組みにくい。
4 老後の心配。
デメリット3 その他フリーランスならではの問題。
1 孤独。
2 間違いや無知を指摘してくれる人がいない。
僕が考えるフリーランスの特徴については、以下の記事に書かれています。
フリーランスに向いている人、起業に向いている人。「フリーランス、起業したい人はまず、適性があるかどうか確かめてみよう!」というタイトルです。
「経済的自由」「時間の自由」「人間関係の自由」を特に求めている人のことですね。
また、僕の「ホントのメディアの紹介ページ」にもフリーランスの特徴が書かれています。
以下、抜粋します。
自由人とは、僕の定義では「裁量の幅がかなり大きく、勤務時間・場所・人間関係にそこまで制限を受けず、充実した人生を送る人」とします。
つまり、起業家やフリーランスが主に、該当します。(副業も自由人的な生き方の一つです)
起業家・フリーランス(自由人)とその反対の概念であるサラリーマンの違いは以下です。
1 自由人は裁量権が大きい。自分で何でも決める。ただし、その責任も自分で負う自己責任。休みは取りにくく、病気になるのも自己責任。
⇔ サラリーマンは裁量が少ない。上司や会社の都合に左右される。責任は会社がかぶる場合もある。休みは取りやすく、病気になっても代わりがいる。
2 自由人は勤務時間・場所・人間関係を選べる。
⇔ サラリーマンは勤務時間・勤務地・人間関係を選べない。
3 自由人は自分の努力が給料に直結する。
⇔ サラリーマンはいくら頑張っても年功序列があったり、給料の制限がある。
4 自由人は今後、増えると予測。理由は政府が税金面(給与面)で後押ししているから。
以下の記事があります。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191229-OYT1T50053/
「年収850万円超、1月から所得増税…フリーや自営の大半は減税」というタイトルです。
⇔サラリーマン(特に、年収850万円超)は増税になる。出世する意欲も減る。さらに、政府は副業も推進するので、自由人的な生き方は今後、ますます増える。以上、ここまで。
本の著者と僕の意見により、違いや追加事項もあり、さらにフリーランスの特徴が浮き彫りになったのではないでしょうか。
フリーランスには具体的には以下の仕事があると著者は言います。
1 クリエイター系。イラストレーター・漫画家・デザイナー・
2 文筆系。ライター・翻訳者・編集者・校正者・コピーライター。
3 技術系。プログラマー・Webデベロッパー。
4 芸能系。俳優・モデル・アイドル・ミュージシャン・ユーチューバー・
5 その他。弁護士・税理士・秘書・コンサルタント。
著者の本では、主に、1 クリエイター系の例を中心にして書かれているようですが、フリーランスの働き方という意味では他の職種にも共通しますので、応用して読むといいでしょう。
本には、「アーティスト」と「職人」の違いについても述べられています。
アーティストは「表現者自身が抱く理想や思想を独自の方法論を使って表現する人」と定義しています。
職人は「自分の専門スキル(職能)を活かして、他人が必要としているものを形にするこことを仕事にする人」と定義しています。
「文章を書く仕事」であれば、以下になります。
1 アーティスト。作家や詩人。
2 職人。ライターや翻訳者。
「音楽を奏でる仕事」だと、
1 アーティスト。歌手。
2 職人。スタジオミュージシャン、バックバンド。
「絵を書く仕事」だと、
1 アーティスト。画家。
2 職人。イラストレーター。
となります。
本の方向性としては、職人寄りであり、なぜなら職人のほうが法則を体系的に説明しやすく、再現性が高いからだと言っています。
さて、著者は、「好きなこと」より「得意なこと」を仕事にしよう!と言っています。
このテーマについては僕も過去記事で、触れています。
就活の対策や情報やアドバイス「キュレーターが就活本の読書ガイドを書くとしたら」のシリーズ記事で書いていますし、他の記事でも書いているので、ぜひ読んでみてください。
著者は「得意なこと」の見つけ方も書いています。
1 よく他人に褒められること。
2 やっていて苦ではないこと。
僕がブログ記事で、盛んに主張しているのが、僕自身はライティングが好きか嫌いかといったら、特別思い入れはないのですが、歯磨きのように自然にできてしまうから、書いているという主張です。
他の人には苦行?のように見えるライティング作業も、僕にとっては歯磨きのようにそこまで苦じゃなく、こなせるのです。
こういう特技?みたいなことを仕事にした方がいいのがフリーランスです。
なぜなら、ずっと基本的に家で、自発的にモチベーションを上げて?やっていかなくてはならず、「努力してやろう!」という作業だと、きつすぎて、フリーランスとしてやっていけないと思われるからです。
前半(約60ページぐらいまで)を箇条書きのようにして、まとめました。
詳しい内容は本をお読み下さい。
著者の70ページ以降は、
1 「フリーランスになるための準備」(独立前にしておくべきことなど)、
2 「フリーランスになったら」(仕事獲得や営業方法やポートフォリオのつくり方など多数)、
3 「仕事の進め方」(実際の依頼や打ち合わせ、契約書サンプルまで載っている、制作〜納品〜入金までの流れ、請求書サンプルまで載っている、確定申告の流れまで載っている など)
などが載っており、フリーランス志望者にはてんこ盛りの本となっています。
僕も仮にフリーランスになったら、この本の著者の言うように、「営業をし、契約書と請求書サンプル通りに書きたいなぁ」と思いました。
著者の本は「フリーランス1年目を迎えたい人」にとってはまず手に取るべき本だと思いました。
重要な仕事の勘所が掴めます。
クラウドソーシングサービス一覧も載っており、そのうち、僕みたいなライター系に最適なクラウドソーシングサービスが以下です。
サグーワークス。
こんなサイトがあるなんて初耳でした。
また、フリーランス協会なんて支援団体もあるそうです。
年会費1万円で加入すれば、最大10億円のフリーランス賠償責任補償が自動付帯されます。
もし賠償請求されても、補償を受けられるのです。(しかも一般会員本人だけでなく、発注主も補償対象)
他にも、健康診断や人間ドックの優待、専門家への法律相談初回無料など、色々な特典があるそうです。
こんな団体、検索して調べようとも思わないですよね?
こういった豆知識が満載な本です。
手元に置いておくと、便利そうですね!
ではこの辺で。(4198文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。