エニアグラムタイプ1とエニアグラムタイプ7「コップに水が半分あったら、充分にあると思うか、それとも不足していると思うか?問題」

どうも、武信です。(No991)

 

エニアグラムという性格テストがあります。

 

人を9つの性格に分け、自己分析・他己分析に使うことで、「進路・就活・教育・交渉・部下指導・上司への対処」、など人間関係全般に使える武器なのです。

 

ビリギャルで有名な坪田塾はエニアグラムを使うことで、大学受験の受験生のやる気を上げ、合格実績を上げています。

 

以下の本には、ビリギャルの著者の勉強法が詳しく載っており、非常に参考になります。

 

「世界に一つだけの勉強法」

 

エニアグラムタイプ別に、指導法が異なっています。(やる気のあげ方も違うのです)

 

そして、今回、エニアグラムタイプ1(完璧主義者)とエニアグラムタイプ7(楽天家)の違いで、興味深い論点があると思ったので記事化しました。

 

興味がある人は続きをお読み下さい。

 

 

1 コップに水が半分あったら、充分にあると思うか、それとも不足していると思うか?問題

 

コップに水が半分入っているとします。

 

あなたはどちらの考えに近いですか?

1 半分も水が入っている。

2 半分しか水が入っていない。

 

エニアグラムのタイプ1(完璧主義者)は概して、「半分しか水が入っていない」という不足の方に目を向けます。

 

対して、エニアグラムのタイプ7(楽天家)は概して、「半分も水が入っている」という、ある方に目を向けるのです。

 

これだけだと、水のケースなので、「正確にエニアグラムのタイプ1か、タイプ7の傾向か分からない」と思います。

 

では、平均点50点の試験で、70点取ったら、あなたは「まぁまぁ頑張ったなぁ」と思うか、それとも「ヤバイ、全然、ダメだ!」と、どちらの思考に近いでしょうか?

 

楽天家の人は、おそらく前者の思考で、完璧主義者はおそらく後者の思考でしょう。

 

または、人の短所に目がいくか、人の長所に目がいくか、「どちらの頻度が多いか?」でも測れるでしょう。

 

人によってこだわる部分が違うので、こだわる分野では完璧主義者の傾向でも、こだわらない分野では楽天家の傾向となる場合もあります。

 

まぁ、全体的に見て、総合的に、自分は「ある方に目を向けるか、ない方に目を向けるか?」で判断すればいいかと思います。

 

この「ある方に目を向ける、ない方に目を向ける」の視点の違いで、「驚くほどの人生の違いが出てくる」というのが今回の記事の論点です。

 

詳しく解説します。

 

 

2 「ある方に目を向ける、ない方に目を向ける」の違いで、どれだけ人生が変わるのか?

 

例えば、Aという人は、ある方にばかり目を向け、「楽天家の傾向がある」としましょう。

 

だいたいのことに満足する一方で、ない方に目がいかないので、「危機感が薄れますし、油断もしやすい人」だと思います。

 

短所は誰かに任せるか、直さなくていいと思っていますし、「長所を伸ばし、それで生きられればいい」と感じやすいでしょう。

 

ある方に目を向けるAは、ない方に目を向ける人の気持ちがよく分かりません。

「充分、持っているのに、なんでそんなことで悩んでいるのだろう?」と思っています。

 

または、不足に目を向けている人を「欲深い」と表現したりもします。

 

良い意味でいい加減なので、深刻に悩みませんが、その分、悩みやすい人の深刻な相談にのるのは嫌がります

 

「そんなことで悩まなくていいじゃん。世の中、適当にやってれば何とかなるよ」精神です。

 

僕は、不足に目を向ける完璧主義者の傾向があり、だからこそ、長年、欠点も含め、多方面の分野を勉強し、克服し、オールラウンダーに近づきました。

 

適当にまったく生きておらず、だいたいの場合において全力疾走、ベストを尽くす人生を送ってきました。

 

そういう僕からすると、世の中の大半の適当な人間に対して、以下のように感じてしまうのです。

 

「適当人間は、何かあった場合、「想定外だった!」や「まさか、こんなことになるなんて!」と言い訳しがちだ」と。

 

もちろん、本当に誰も想定できない事態はあるでしょう。

 

ですが、起業や政治などの世界になれば、甘い見通しは許されず、特に、起業家の場合、「「極度な心配性」(パラノイア)しか生き残れない!」と言われたりします。

 

僕からしたら、試験にせよ、何にせよ、事前に充分な練習・勉強・調査など念入りにしないと安心できません。

 

その場のはったり・勢い・アドリブだけでこなす自信がないからかもしれません。

 

しかし、適当人間は器用な人が多く、けっこう乗り切る人もいるようです。

 

しかし、本当に最後に勝つのはやはり念入りに準備した努力家でしょう。

 

僕の人生の回顧録。

 

また、僕の人生の状態は、43年生きてきて、常に不全状態(満たされない)の人生でした。

 

想像しやすいように言うと、「大学受験の合格をしていない受験生、または浪人生時代をずっと生きてきた」ということです。

 

特に、浪人生はまだ合格もしておらず、肩身が狭い状態ですよね?

この辛さ、想像できますか?

 

まだ合格しておらず、毎日、受験勉強ばかりして、遊びもほとんどせず、家に篭って過ごすのです。

 

普通の人なら、大学に合格する、しないにせよ、進路が決まり、就職などし、人によっては結婚をし、子供までいる人もいるでしょう。

 

そういう人は、将来への不安はあるにせよ、人生は前進しており、「受験生時代のような過酷な日々は送っていない」と思われます。

 

ともかく「何かを手に入れていない、達成していない状態」は不全状態であり、「満たされておらず、きつい状態」ということです。

 

僕の場合、日東駒専レベルの大学には現役で合格していますが、進学せず、浪人し、そのままずっと家で勉強・読書の生活を送ってきたのです。

 

その間、持病も持ち、陰謀にも巻き込まれ(常時監視です)、もがき続け、今でも迷走中です。

 

43年間、僕の状態を表す漢字は「耐」でした。

ずっと耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、(以下、20年以上続く)、耐える人生を送ってきました。

 

普通は、30歳ぐらいで、頑張っていればある程度の成功・成果を得るものですが、僕は得られませんでした。

 

今のようにネット環境も整っていなく、誰からも支援を受けず(メンターも上司もいない)、図書館だけを頼りにして生きてきました。

 

陰謀に巻き込まれなければ、2015年ぐらい、つまり「5年前には成果が出た、または支援を受けられた」、と思われますが、陰謀のせいで、阻まれました。

 

38歳で支援を受けられ、もっと成功していたはずなのに、陰謀により、阻止され、5年もさらに余分に時間を浪費し、43歳になりました。

 

来年には44歳になるとしたら、6年間も無駄にしたということになります。

 

人生、前半戦は大敗北でした。

 

しかし、恵まれなかったおかげで、危機感が半端なく(精神的にはかなりきつかった)、努力は続けました。

 

これはある意味、ハングリー精神です。

ハングリー精神は、まだ獲得していないからこそ、湧き出るものであり、飢え・渇きなのです。

 

これは成功してしまって、地位が安定した人にはもう取り戻せない感覚でしょう。

 

もし思い出すとしたら、自分が受験生だった頃や、惨めな不遇時代を、成功者の場合、思い返し、「それが43年間続くとしたら、どういう心境なのか?」想像すれば、僕の気持ちの欠片ぐらいは把握できるかもしれません。

 

ハングリー精神の持ち主は、不足に目を向けており、油断もしていません。

 

ただ、精神的には追い込まれており、かなりきつい状態です。

 

「欲しがりません、勝つまでは!」の状態が長く続きすぎると、人によっては自暴自棄に陥るでしょう。

 

何が言いたいかというと、「僕のような不遇の人もいるんだよ」というメッセージです。

 

20代でまだ芽がでなくても、全然、人生、大丈夫じゃないですかねー。(努力をちゃんと続けていれば)

 

さらに、首謀者と思われる安倍への恨みのメッセージでもあります。

 

「安倍よ、議員辞職して、責任を取れ!」と言いたい。(議員辞職で済むなら、楽すぎますがね)

 

話を戻します。

 

楽天家は、良い面もあります。

 

DaiGoが言ってましたが、不安を感じやすい人(完璧主義者に多い)は、良い笑顔?系の顔の人に注目するようにすれば、「不安症が治る」というのです。

 

会議や人前での講演などで、不安そうな人に目がいきがちなのが、完璧主義者です。

 

その完璧主義者が安心するためには、「楽天家のゆったりした人の顔に注目し、その人と会話している感じで話せばいい」のです。

 

逆に、同じく不安を感じている人を見ると、不安を感じるか、または極度に不安を感じている人を見た場合、冷静になり、「自分はしっかりしなければ!」と思えるでしょう。

 

普段の生活でも、プラス面ばかりに目がいく楽天家に対し、マイナス面ばかりに目がいく警戒心が強い完璧主義者がいるのです。

 

しかし、完璧主義者にも当然、利点があります。

 

不足に目がいき、それを克服しようとするのならば、欠点が限りなくないオールラウンダーになりやすいという点です。

 

または試験なら、100点満点に近い点数ばかり叩き出すでしょう。

そう簡単に満足しない性質を活かすのです。

 

まぁ、完璧主義者でも、人生の成功者になると、どうしても油断が生じ、ハングリー精神は失われるかもしれませんが。

 

やはり、簡単に成果を得られて、味をしめたら、人をダメにしますね。

 

僕のような、あまりにもきつい状態を43年間も続けるのは過酷すぎて、途中の5年ぐらいでギブアップする人が続出でしょうが、「成功者になるには10年ぐらいは必要という感覚がちょうどいい」のかもしれません。

 

簡単に出世した人(恵まれた環境やコネなど)は、モノの見方も甘く、人の選別も甘そうなので、大した努力もしていない低能力者を出世させそうな気がします。

 

逆に、壮絶な苦労をした人ほど、モノの見方が厳しく、人の選別も厳しく、ちゃんと苦労に苦労を重ねた人だけを出世させると思うのです。

 

また、DaiGoの動画では、僕のような今回の記事の見方は良くないという説もあるようです。

 

 

3 DaiGoの動画の紹介。

 

【2021年】チャンスに気づく力の高めかた【視野を広げる】

 

僕の視点とDaiGoの研究報告の、どの部分で違いがあるのか?は詳しくは動画を見て下さい。

 

ではこの辺で。(4482文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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