どうも、武信です。(No915)
フリーランス人口はアメリカでは増え続けており、全就業者のうち、35%が就いていると言われます。
日本でのフリーランス人口は、1000万人余りと言われており、約10%です。
今後も、フリーランス人口は日本でも増え続けていくと予想されます。
なぜなら、「日本の会社で面倒を見る余裕がなくなってきたから」です。
ところで、韓国は「日本の未来図だ」と僕は思っています。
「人口が約5000万人程度、外需依存型(外国人株主が多い)、英語が話せる人が多い」、などが日本の未来図と近いと思っています。
日本は今は「人口が1億2000万人以上、内需依存型、英語が話せない人が多い」、で回っていますが、そのうち人口が激減して8000万人を割った時点から、「急速に韓国型に近づくのでは?」という見方です。
人口が減れば「外需依存型に自然に移行し、英語が話せないとやっていけない」にも移行します。
日本が完全に韓国型になるかどうかは不明ですが、充分ありえる話です。
そして、現時点での韓国のフリーランス人口は3割であり、アメリカに近いのです。
日本も、アメリカや韓国の後追いを「フリーランスという分野で、追いかけるのでは?」と予測します。
では、そんなフリーランス到来時代において、「フリーランスに向いている人とはどんな人か」気になりませんか?
今回の記事では「フリーランスに向いている人を分析し、かつ起業に向いている人」も分析します。
フリーランスは1人社長であり、ある意味、起業家の要素もあります。
興味がある人は続きをお読みください。
1 記事からの引用・まとめ&僕の意見。
まず、以下の記事を貼ります。
http://www.sinkan.jp/news/10009
フリーランスで成功する人・しない人 決定的な違いとは
『愛されフリーランスのすすめ 楽しく働いて仕事が途切れない私になる4つのルール』(幻冬舎刊)という本の著者からの情報です。
簡単に要約します。
フリーランスでやっていける、向いている人というのは3つの自由をどれだけ熱望しているかどうかです。
「経済的自由」「時間の自由」「人間関係の自由」の3つです。
この3つの自由を強烈に求めている人は、フリーランスに向いています。
「人間関係は少しは我慢しよう」「給料は安くてもいいや」など、1つでも欠けている人は、フリーランスに向いていないかもしれません。
あとは、現状維持というか、「同じような毎日がよかったり、変化を好まない人」もフリーランスに向いていません。
フリーランスは「やりたいことがまず先であり、金よりも優先順位が先であるべき」です。
「やりたいことが社会性と結びついている、つまり顧客のためになる」のであれば、金は後からついてくるのです。
フリーランスは将来、不透明であり、お金の心配もあり、退職金も出ませんが、その不安より、上記の3つの自由を求める人はフリーランスに向いています。
「自由を失うのが何よりも嫌な人達」がフリーランスに向いているのです。
後編があるようです。以上、ここまで。
僕は自由人を標榜しており、「経済的自由」「時間の自由」「人間関係の自由」の3つのうち、「時間の自由」「人間関係の自由」は特に望んでいます。
嫌な人間関係とはおさらばしたいですし、僕はクロノタイプでいう夜型なので、昼間に勤務するスタイルが合いませんので、時間の融通が利くフリーランスは向いているでしょう。
「やりたいことがまずあって、金は後からついてくる」のも、僕は該当しています。
まぁ、金はまだついてきていませんが、「やりたいこと」(というより、やるべきこと)があり、それが「執筆・読書など」になっています。
この「生産性がかなり高い技能・特技?」によって、金がある程度、稼げるのなら言うことがありません。
ところで、経済的自由は、どれくらいあれば自由になるのか不明です。
フリーランスで成功というラインは年収1000万でしょうか?
1000万といっても「経済的自由と言えるのか」、不明です。
2000万とか3000万以上になると、フリーランスじゃなく、法人化を考える人が多くなります。
よって、フリーランスになりたい人に向いている条件として、著者が「経済的自由」を挙げたのが意味がよく分かりません。(つまり、経済的自由の年収のラインはどこなのか?はっきりしていません)
金というより、「時間の自由」「人間関係の自由」「やりたいこと、やるべきことがある」の方が優先度は高いんじゃないでしょうかね。
加えて、りゅうけんさんの動画でフリーランスについて、サラリーマンが知らない真実が話されていますので、興味がある人は観るといいでしょう。
https://www.youtube-nocookie.com/embed/vxVG8eAQbsc
サラリーマンが知らないフリーランスの真実
2 起業に向いている人。
起業に向いている人も、フリーランスと似た面があり、「やりたいこと」がまず先にあります。
「自分の強み・能力をいかに発揮できるか?通用するか?」を人生の最優先課題にしています。
「自由を求める」程度だと、フリーランスで年収1000万レベルになれば到達し、満たされてしまいますが、「自分の強み・能力が通用するか?」だともっと大きい目標に挑戦し続ける原動力になります。
例えて言えば、プロ野球選手が「自分の力が通用するか、確かめるために大リーグに行くようなもの」です。
そもそも、起業しようなんていう人は「変わり者であり、自信過剰な人」も多いでしょう。
また、「強烈な不満や野心」もありそうです。
「今の会社では落ちぶれてしまう、学歴もなく、見下されている」などでの理由で、「だったら学歴も関係ない実力世界で逆転して、見返してやる!」という一発勝負型もいるでしょう。
起業をするのはかなりの苦労の連続であり、「安定志向や、今が満たされている人はわざわざ挑戦しようなんて思わない」ものなのです。
そういう意味で、変わり者が多いと予測します。
また、りゅうけんさんの以下の動画で、フリーランスになってはいけない人の特長を挙げています。
https://www.youtube-nocookie.com/embed/gM7RU7M6IGE
フリーランスになってはいけない人もいるので、そういう人は見ておくといいでしょう。
ここで、PRESIDENT2020年9月4日号から、一部をまとめます。
世論調査(令和元年)によると、働く目的が「自分の才能や能力を発揮するため」と答えた人は、わずか7.9%であり、半数以上の56.4%が「お金を得るために働く」と答えていました。
自分の強みを活かしたい人が、基本的に起業家になっていると僕は予測します。
だからこそ、世の中に起業家は少ないのです。
大半の人は、自分の強み・能力を発揮して生きようなんて思っておらず、なんとなくや、お金のため、そしてプライベートの充実などに視点を向けています。
ではトップ企業の経営者はどのような強みを活かして、そしてどのようなキャラクターでのし上がったのでしょうか?
自分の強みを心底、理解し、最強の武器として磨き上げ、さらに自己理解を深めれば他己理解も深まり、良好な人間関係を構築しやすくなり、リーダーになれば成果を出しやすくなります。
ここで、価値観の違いを基に、6つのタイプに、名経営者をたちを分類しました。
1分でわかる資質診断テストを受ければ、自分がどの名経営者の価値観のタイプに近いか、判明します。
雑誌に載っていますが、これは省略します。
ぜひ、雑誌を読んで、診断をしてみてください。
結果は以下。
あなたはどの経営者に近いだろうか。
A 権力型。マーク・ザッカーバーグ氏。(Facebook創業者)
他人より優位に立つことに評価を置くタイプ。人を指導したり、従わせることに満足感を覚える。
B 芸術型。スティーブ・ジョブズ。
美しさ、楽しいことの探求に価値を置くタイプ。論理的に考えるより、感情や、形と調和を大切にする。
C 経済型。孫正義。
物事が効率的であることに、価値を置くタイプ。損得勘定が得意で、利益を出すことを一番に考える。
D 理論型。ジェフ・ベゾス。(イーロンマスクは理論型と宗教型のハイブリッド)
真実を追究することに価値を置くタイプ。論理的な物事の分析や、知識の探求をするのが得意。
E 宗教型。(イーロン・マスクは理論型と宗教型のハイブリッド)。(マイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラは宗教型と社会型のハイブリッド)
宗教に関心があり、神聖なものに価値を置くタイプ。自分と自分をとりまく世界を地球規模で一つに考える。
F 社会型。(マイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラは宗教型と社会型のハイブリッド) サンダー・ピチャイ(Google)。
社会や誰かのために役立つことに価値を置くタイプ。献身的で、他人への共感が強く、慈悲深い。以上、ここまで。
詳しい説明は割愛しました。雑誌を読んでください。
僕は、Dの理論型と、Cの経済型が当てはまりました。
「なるほど!」と頷くばかりです。
Amazonのジェフ・ベゾスと、ソフトバンクの孫さん系かぁ。
確かに、僕は理論で攻めますし、損得勘定に敏感であり、合理主義者です。
起業家を目指したい人は、自分がどのタイプで攻めていけばいいか?真似すればいいか、参考にしてみてはいかがでしょうか?
ところで、「人生は攻略できる」という本では、人生における人間関係の積み重ねにより、自分のキャラが出来上がっていくと書かれています。
キャラはある程度、決まってしまうので、そのキャラに合った進路が適切ということになります。
フリーランス・起業に向いているキャラになっているか?よく考えた方がいいでしょう。
ではこの辺で。(4126文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。