出版界の企画構想案。AmazonのKindleを超える構想。

どうも、武信です。(No373) 

 

「僕の企画力、構想力がどんなものか?」参考にしたい方は、ぜひお読みください。

AmazonのKindleを超える構想、案かもしれません。

 

発想法の見本として、ビジネスマンや企画担当者に読んでもらいたいです。

自社のアイデア改善案を出せる人は、重宝する人材です。

 

発想力、構想力を鍛えましょう。

 

 

1 そもそもコンテンツとは?

 

まず本題に入る前に、「コンテンツとは何ぞや?」という話からします。

 

前提知識となる部分ですので、じっくりお読みください。

 

コンテンツには、大きく分けて2種類あります。

1 無料系コンテンツ。 TV、YouTube、ブログ、Googleの検索記事など。

2 有料系コンテンツ。 ニコニコ動画、Netflix、AmazonPrimeビデオ、有料note、Kindleや本、新聞、Amazonの読み放題サービスなど。

 

無料系と有料系は、今後も棲み分けが続くと見られ、全部、無料になることはないと思われます

 

なぜなら、コンテンツとは常に改善され続け、新規で斬新で有用な情報を発見した人は、有料系に投稿?するからです。

 

そして古くなったり、くだらない情報系(TVのバラエティなど)は無料系で流されます。(Googleで検索した情報が有料系ということは、ほぼないのです。Googleも有料系コンテンツで、検索結果を埋めたいはずですが、そうはなりません)

 

つまり、いつまでも有料系情報は、提供する場所がある限り、そこで勝負したい人は一定数いて、読者も一定数いることになります

 

次に、有料系情報と無料系情報の話をします。

 

有料系情報は、課金購読料などが収益源であり、少数(最悪、500人程度でも)でも成り立つ商売です。

 

少数の場合、課金額を多くすればいいからです。

 

しかし、無料系情報は課金はされにくいコンテンツなので、多数に読まれ、見られる、つまり拡散しないと、商売になりません。

 

そして、広告が収益源になります。

たくさん見られるからこそ、広告を出したい企業が現れるからです。

 

有料系コンテンツは少数なので、広告効果が低いのです。

 

また、無料コンテンツで集客・宣伝して、有料コンテンツに呼び込む手法もよく取られます。

 

メンタリストDaiGoがニコニコ動画だけでなく、YouTubeでも活動している理由です。

 

ここで、話が飛びます。

 

コンテンツには無料、有料のほかに、動画系(音声系)、つまり聴覚派と、文章系・漫画系、つまり視覚派があることも知っておいてください。

 

以下の記事でコミュニケーションコストで、この聴覚派・視覚派については述べています。

コミュニケーショの効率を高めるには?「コミュニケーションコストが高い「国や企業」は非効率である」

「コミュニケーションの効率を高めるには?「コミュニケーションコストが高い「国や企業」は非効率である」

 

コンテンツのこれらの性質をまず頭に入れてください。

 

2 僕が考えた構想。

 

ここからは、僕が考えた構想です。

 

今のところ、有料コンテンツ市場は、ニコニコ動画、有料note、Kindle、本ぐらいが主流でしょう。

 

ここで、「ニコニコ動画の再建策というか飛躍策」を考えたいと思います。

 

ニコニコ動画は、動画サービスが基本であり、プレミアム会員はだいたい月額500円+税(支払い方法によって変わる)です。

 

このプレミアム会員になることで、発信者にもなれるし、ニコニコ動画の動画をスムーズに視聴できるようになります。(無料だと低速モードなので、イライラするのです)

 

ちなみに、プレミアム会員とチャンネル会員は別物であり、例えば、メンタリストDaiGoの放送を見たければ、チャンネル会員になり、月額550円支払うことになります。(プレミアム会員にもなると、両方入るので、月額1000円を超えますね)

 

僕はニコニコ動画は、会員数の減少が報じられたように、衰退傾向にあると思っています。

 

「3ヶ月で7万人減少「ニコ動」プレミアム会員数200万人に辛辣な声」というタイトルです。(消されたようです)

 

これはYouTubeNetflixAmazonPrimeなど、競合が増えてきたこも一因かと思われます。

 

YouTubeは無料で見放題が多いですし、AmazonPrimeは入っている人が多く、ついでに映画も見られるなら得というわけです。(Netflixはそこでしか見られないオリジナルドラマなどに、力を入れています)

 

ここでニコニコ動画は策があるのか?というと、僕が考える案として、まず、はてなブログと提携することを挙げたいです。

 

はてなブログは、ブログを見る閲覧者や、ブロガーと呼ばれる発信者に分かれ、はてなブログ運営側は、ブロガーに「ブログ強化機能を有料で提供すること」で儲けています。

https://hatenablog.com/guide/pro

 

月額600円くらいで、いろいろな機能を強化できます。

 

しかし、はてなブロガーはどうやって収益を上げるかといえば、GoogleAdsenseAmazonアフィリエイトなどのアフィリエイト系か、有料noteへ誘導ぐらいです。

 

はてなブロガーが稼げるところまでは、ほぼ保証していません。

 

ここに、はてなブログはまだ、やり残しがあると思っています。

 

つまり、有料noteと現在は棲み分けていますが、有料コンテンツも、はてなブログが提供するのです。

 

はてなブロガーに、有料ブログ記事を提供する場所を与えて、はてなPro会員には、はてなブロガーの有料情報ブログ記事を、読み放題にさせるのです。

 

これで、はてなPro会員はブログ機能強化という面だけでなく、有力な有料情報も無料で読み放題という特典がつくことになります。(これは、はてなPro会員にとって大きなメリットです)

 

そして、はてなPro会員だけが、有料ブログ記事を提供できるようにします。

そして、分け前ももらえるようにします。

 

こうすれば、はてなPro会員が増えると思いませんか?

 

単に、ブログ機能強化だけでなく、有料情報発信読み放題まで増えるのですから。

 

はてな経済圏というか、有料情報経済圏ができるかもしれません。

 

ここに、ニコニコ動画のチャンネル会員みたいに、はてなProチャンネル会員も作るのです。

 

メンタリストDaiGoや藤沢数希などの、著名作家を引っ張ってくればいいのです。

 

メンタリストDaiGoは聴覚派にはいいのですが、視覚派には面倒くさい人でしたからね。

 

しかし、いくらメンタリストDaiGoのファンといえども、ニコニコ動画のチャンネル会員(月額550円)も払う上に、はてなProの会員(月額不明))まで払ったら、たまったものではありません。

 

そこで、「ニコニコ動画とはてなブログが提携すればいい」という話になります。 

 

3 僕が考えた構想2。

 

ニコニコ動画は衰退気味であり、現在も、ブロマガ(ブログとメールマガジンの合体)をやっているように、視覚派も実は取り込みたいのですが、上手くいってないようです。

 

ニコニコ動画としては、はてなブログと組むことにより、はてなブロガーの客がニコニコ動画に、興味を寄せるかもしれません。

 

「視覚派と聴覚派の客層は別」という意見ももちろんあります。

 

ニコニコ動画としては、客層を広げる意味合いがあります。

 

はてなPro会員には、ニコニコ動画のプレミアム会員と、同じ権利を与えるのも手です

 

そして、はてなブログ側としては、ニコニコ動画と組むことにより、まだ有料コンテンツが揃ってない状態でも、はてなPro会員への誘導起爆剤になります。

 

つまり、はてなPro会員になれば、ニコニコ動画のプレミアム会員と同じ権利を与えるのです

 

ここでDaiGoも絡みます。

 

DaiGoはニコニコ動画でチャンネルを開いていますが、チャンネル会員ははてなProでのDaiGoのチャンネルブログも、無料で読めるようにするのです

 

逆も言えます。

 

はてなProのDaiGoのチャンネルブログ会員は、DaiGoのニコニコ動画のチャンネル会員にもなれます

 

これで、読者の負担を減らすことができますし、DaiGo側としては視覚派、聴覚派両方に届けられるようになり、客層も広がるでしょう。

 

出版自体も減るかもしれません。(ブログがありますからね。ただ、本屋での宣伝という意味合いもあり、DaiGoは出版をおそらく続けるでしょうが)

 

はてなブログ側としては、まだ有料コンテンツが揃ってないので、最初の起爆剤にニコニコ動画と組むことにより、イメージを上げ、最初のうちは、ニコニコ動画のプレミアム機能を利用できることを旨味として伝え、徐々に有料コンテンツを増やしていくことになります。

 

ここで、有料noteの執筆家が、はてなPro会員へ移る可能性もあります。

 

こうなれば、はてなブログ側としてはラッキーです。

 

または、この案は、note側も使える戦略とも言えます。

 

しかし、noteはプレミアム会員にならないと、Amazonアフィリエイトは使えませんし、検索機能もなく、記事が探しにくいのです。

 

noteで稼ごうと思う人でも、「アフィリエイトやGoogleAdsenseなど、収益源の多様性が乏しいのはどうなのか?」と思うわけです。

 

noteがニコニコ動画と提携するのも考えられますが、noteの会員数のほうが、おそらく少ないのでは?と予測です。

 

noteの月の閲覧者は、約600万人です。

 

対して、はてなブログは不明ですが、月100、200万PVを達成した報告記事などたくさんあるので、多いでしょう。

 

これで、有料コンテンツプラットフォームの覇権を握れたら、AmazonのKindleを超えるかもしれません。

 

ただ、AmazonのKinldleは漫画も多いですし、従来の出版物の電子化が中心です。

 

対して、はてなProの有料記事は分量が短いです。(有料noteや有料メールマガジン形式と同じ)

 

そういう意味で棲み分けられそうです。

 

というか、従来の出版界は危機かもしれません

 

なぜなら、現在の出版物は1、2割しか、質が非常に高いコンテンツがなく、しかも分量が本屋に並べるために無駄に多く、本来なら、3分の1ぐらいに収められる内容だからです。

 

つまり、有料noteや有料メルマガは、分量がちょうどよく、しかも従来の出版物より安く流通できます。(紙、印刷、物流、編集代などかかりませんからね)

 

はてなブログが、有料コンテンツ化に踏み切る案は有力だと思います。

はてなブロガーに、収益源の多様化を保証してあげましょう。

 

この記事を書いた後に、ニコニコ動画とAbemaTVが提携するというニュースが流れてきました。

 

動画の大物同士の提携です。

僕の案が参考になった可能性もあるかなぁ。。。

 

まだ、考えられる案やアイデアはありそうですけど。

 

ではこの辺で。(4798文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

https://osusumehulu.com/?p=2725

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33840430W8A800C1TB6000/

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