企画案採用「僕の企画が採用されたようだ」PART7

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No738)

「僕のブログの企画案が採用された?」という内容の記事です。

もちろん、ブログで堂々?と書いていますから、パクられても仕方ないですが、普通は引用元をつけてもおかしくないとは言えます。

僕は他人のアイデアを尊重しているので、引用元をほぼ、つけます。

しかし、世の中の大半(特にインフルエンサーなど)は他人のアイデアを勝手にパクって?、引用元すらつけないでもどうでもいいと思っているのです。

僕はこういうパクられた?系の内容は今後もシリーズ化し、僕のアイデアはそれなりに有用だったのでは?という証拠として残していきます。

1 僕の記事のおさらい。

以下の記事を貼ります。

https://hontonomedia.com/mybookoneducationreformin2020quotationsandsummariesofmegapolisofthelostland4/

「2020年教育改革への僕の本「「亡国のメガロポリス」の引用・まとめ4」」というタイトルです。

一部、引用します。

1 僕の意見1。(「資本家マインドセット」からの引用・まとめ」)

三橋氏は、日本の高度成長期時代の再到来を願っているようです。

ですが、時代背景が違います。

「資本家マインドセット」からのまとめです。P66~77。

高度成長期時代は物質的に貧しく、「少品種大量生産」(三種の神器(冷蔵庫、洗濯機、テレビ)や3C(カラーテレビ、クーラー、自家用車))を実現するため、大量のサラリーマンを必要とし、大量に作れば売れる時代でした。

今の時代のように、多様な「多品種少量生産」ではありません。

そして、高度成長期の時代には言われたことをきちんとこなす兵隊が必要であり、だからこそ、社風があり、他社のことを知らない人材が都合よく、新卒一括採用でわざわざ育て上げました。

そして、「少品種大量生産」時代には、一人の社員に多様な能力は必要なく、細分化された仕事だけ覚えて、自分の持ち場で黙々と同じ作業を繰り返せば、マニュアル化された労働をすれば、大量生産できました。

ですが、同じことだけやっていると飽きて生産性が上がらないので、3年ぐらいで部署を異動させるジョブ・ローテーションを行い、「広く浅くのゼネラリスト」を養成してきたのです。

そして、社内結婚をし、定年まで勤め上げ、退職金をもらい、引退します。

しかし、欧米の企業はそんなことはしません。

特に、Googleやアップルなどは即戦力人材の採用であり、新人をじっくり育てる余裕なんかなく、中途採用で優秀な人材を採ります。

今は「多品種少量生産」なので、多様な価値観に合わせて、スピード感を持って次々と新しい商品やサービスを提供しなければなりません。

新卒一括採用に始まる「生涯サラリーマン」など化石のようなものです。

こういう変化の激しい時代には、3年もかけてじっくり育てる余裕はなく、新卒一括採用は「将来予想される利益の先食い」であり、先行投資を回収するまでに時間がかかりすぎます。

これからの新しい時代は個別のプロジェクトごとに集められたプロフェッナル集団によって行われ、そこでは大企業や資本家が、資金とインフラだけを用意し、それに従うのはフリーランスやベンチャー組織であり、サラリーマンではありません。

日本の自動車メーカーは外部の人間を絶対に入れず、自前でやっていましたが企画から発表まで6年ほどかかり時間がかかりすぎますし、テスラのようなEV(電気自動車)ベンチャーは社外のフリーランスがプロジェクトチームを組み、大企業から資金提供を受けて作っています。

チームのメンバーは世界各国に散らばっており、一つのオフィスさえ共有せず、インターネットのクラウドシステムで共同作業がいくらでもでき、試作品でさえ、オンラインでつながれた3Dプリンタでリモート操作が可能です。

このような働き方は増え始めており、例として「ポップアップ・レストラン」があります。詳しくはP73~

このようなポップ型集団を支援するのは起業家向けのコワーキングスペース(共同作業所)を提供する米国のベンチャー企業「ウィーワーク(WeWork)」です。

サラリーマンビジネスモデルは破綻していくと著者は見ています。

著者は一つの選択肢として、個人M&Aによって「資本家」になることを提案しています。

そして、数十億、数百億レベルの金持ちより、数億レベルの金持ちが一番幸せだといい、脱サラリーマンを目指すなら、個人で「会社を買う」のがベストな選択肢だといいます。

そのノウハウは以下の本に書かれているそうです。(ちなみに僕はまだ読んでいません)

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編」

さらに詳しくは本で。以上、ここまで。

さて、三橋氏はやはりマクロ経済学は独特の視点があり、かなり衝撃を受けるのですが、ミクロ経済など実際の経営においては発想がイマイチかもしれません。

「高度経済成長の到来」は時代背景が違いすぎるので、起きにくいのです。

「少品種大量生産」時代から「多品種少量生産」時代ですから、真逆の価値観です。

だから、デフレになり、売れづらくなっているのもあります。(昔ほど「買いたいモノ」がないのです。大前研一氏は「低欲望社会」と言っていますが) 

2 僕の意見2 (「資本家マインドセット」からの引用・まとめ」)

「資本家マインドセット」からの引用・まとめ第2弾です。P118~120、132。

中小企業が「大廃業時代」を迎えようとしており、誰もが資本家になれるチャンス到来です。

日本の中小・零細企業の経営者はどんどん高齢化しており、20年前は平均44歳だったのに対し、今は66歳です。

中小・零細企業の数はおよそ380万社ありますが、その社長のうち約245万人70歳を超えているそうです。(日本経済新聞の記事による)

深刻な問題は後継者がいないことであり、社長が60代の会社では53%、70代では42%、80代でも34%の企業で後継者がいません。

ですから、高齢経営者は引退ができず、社長の平均年齢も上がっているわけです。

後継者がいないので会社はたたまれて、すでに年間3万社ぐらいが廃業しており、その半分は黒字企業でした。

この流れは加速し、今後10年間で約127万社が廃業に追い込まれると予測されており、日本全体の企業数は約400万社なので3分の1の会社がなくなりそうなのです。

日本企業の99%以上は中小・零細企業なので、このままだと2025年までに約22兆円ものGDP(国内総生産)が失われると経済産業省が予測しています。

失われる雇用は約650万人であり、労働者の約7割が中小・零細企業に勤めているので、インパクトが大きいのです。

そして、高い価値を持つ中小企業が安く買えるマーケットがあり、中小企業のM&Aを仲介する企業の株価が右肩上がりで上昇してきました。

著者は中小企業を安く買い、資本家(さらに経営者)になる道をサラリーマン絶滅時代において提案しています。

そして、三橋貴明氏は東京一極集中により、東京に県外から流入した若者は安く買い叩かれている上に、貧困化しているのだとしたら、地方に若者は戻り、競争が激しくない環境下でビジネスをすればいいと提案しており、この中小企業の資本家(&経営者)になる道も同じ解だと思いました。

サラリーマンでも安く買える中小企業はたくさんあります。

最近では「トランビ」(約900件掲載)や「バトンズ」(約800件掲載)といったインターネットサービスで売りたい会社を見れますが、表に出回っている情報なので、掘り出し物は少ないはずです。

著者はその掘り出し物の情報をどうやらオンラインサロン「サラリーマンが300万円で小さな会社を買うサロン~個人M&A実践団」で放出しているようです。

月額制で会費1万円ですが、著者の取り分は会員数130人☓(DMMに使用料25%を支払い)で約100万円だそうです。

著者は日本創生投資という投資ファンドも手がけてきたM&Aのプロなので、その「門外不出の情報」だとしたら、安いと思っているようです。

三橋貴明氏も地方は若者にとってチャンスだと提案しており、その手段として「資本家マインドセット」の著者の案も選択肢としてありうると僕は感じたので紹介しました。以上、ここまで。 

2 NHKで放送される&田端氏のリツイート。

以下の記事を貼ります。

「サラリーマンが会社を買う!個人M&Aで逆転人生?」というタイトルです。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4299/index.html

2019年6月26日(水曜日)にNHKのクローズアップ現代で放送されたようです。

詳しくは記事をお読みください。

この記事を知ったのは、インフルエンサーの田端信太郎氏が2019年6月27日に上の記事をリツイートしたからです。

僕は元となった記事を6月25日に投下しましたが、実は下書きはもっと前に書いていました。

ですが、数日の違いだと思います。

タイミング的には、僕の下書きを書く段階の方が早いですし、ブログ投下時期も1日だけ早いですが、放送となると番組構成・企画・実際の撮影など手間がかかるので、もっと前かもしれません。

タイミング的にはかなり微妙な状態ですねー。

まぁ、今回は僕のアイデアのパクリではありません。

僕が読んだ著者の本のパクリであり、「単に僕に影響力があっただけ」という可能性ですね。

ちなみに似たような本が発売されています。以下の本です。

「0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円 個人でできる「事業買収」入門」

本家の本?は以下ですね。

 「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編」

果たして、地方で見込みのある中小・零細企業の後継者となり、復活させるか引き継ぐ者は増えるのでしょうか?

NHKで放送されたとなれば、影響力は大きそうですけどね。

ではこの辺で。(4414文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「資本家マインドセット」 

最新情報をチェックしよう!