自分の人生を生きられない人へ!フィクション(映画、ドラマ、マンガ、小説など)・スポーツ観戦・ギャンブルなどにはまる人達の心理。

  • 2021年5月28日
  • 2021年5月28日
  • 心理学
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どうも、武信です。(No1030)

 

「フィクション(映画、ドラマ、マンガ、小説など)・スポーツ観戦・ギャンブルなどにはまる人達の心理」というタイトルで書いていきます。

 

古来から、政治家などの権力層は3S政策(スポーツ、映画、性産業)により、「国民の政治への不満を逸らし、飼いならしている」と言われていました。

 

今回の僕の記事のタイトルにも「映画とスポーツ」は含まれており、それだけ国民が夢中になりやすいジャンルだと言えます。

 

性産業は3大欲求(睡眠欲・食欲・性欲)に含まれており、人間の本能なので強いのは当然です。

 

今回の記事は「中毒性の高さ」という視点だけじゃなく、「なぜ人間はフィクション・スポーツ観戦・ギャンブルなどにはまってしまうのか?」という視点から分析します。

 

自分の人生を生きれず、フィクション、スポーツ観戦、ギャンブルなどにはまりこんでしまう人の心理を解説します。

 

また、他の視点も織り交ぜますので、興味がある人は続きをお読み下さい。

 

 

1 フィクション(映画、ドラマ、マンガ、小説など)・スポーツ観戦・ギャンブルなどにはまる人達の心理とは?

 

まず、フィクションとは虚像であり、現実とは違い、「活かせないどころか逆効果になる場合もある」と僕は考えています。

 

フィクションの世界は作られた世界なので、現実世界にそのまま活用できないのです。

 

ところが、人間はフィクションにはまります。

 

「映画・ドラマ > マンガ > 小説」の順に情報量が多くなり、要する努力もかからなくなるので、頻繁に気軽に見れます。

 

フィクションは要するに「非日常であり、日常とは違う世界を堪能したい人々の欲求の憂さ晴らし的役割」なのです。

 

いわばカタルシスを感じるために観るのです。

 

これがハプニングや事件が何も起こらない日常を描いたフィクションなら、私たちが毎日生活している日々と同じであり、わざわざお金と労力と時間をかけてまで費やしたくなるわけがありません。

 

もちろん、特殊な職業の人達の日常(仕事ぶり含む)は普通の人達は体験できませんし、物珍しいので面白いでしょうが。(僕はノンフィクションが好きで、特殊な職業や体験をした人達の話が好きです。ちなみに日常系アニメもあり、サザエさんやちびまる子ちゃんが該当します)

 

しかし、フィクションを消費しまくっても、私たちの人生が良くなる・好転することはありません。

 

気分は一時的に良くなるでしょうが、ただそれだけであり、私たちの稼ぎが多くなるわけでもなく、フィクションの制作者側が儲けるだけの話です。

 

ところで、音楽は1曲4〜5分程度であり、気分を良くするために聴くモノなので、時間をそれほどとりませんし、人生を良くしようと思って聴く人はほとんどいないでしょう。

 

稀に、英語を学びたい・慣れたいために洋楽を聴く人がいますが、少数です。

 

また、この人生を良くするわけでもない、稼ぎにつながるわけじゃないという点はスポーツ観戦にも当てはまります。

 

スポーツ観戦をして、プロ選手のプレーに感動し、強くなった気がしても、それは一時的であり、私たちの人生が良くなるわけでもありません。

 

W杯で日本が上位国に勝っても、それに感動して、共鳴しても、私たちが同じように仕事で突然、成果をあげられるようになるわけでもありません。

 

フィクション・スポーツ観戦は、私たちの人生を直接良くしてくれる効果はあまりなく、気分高揚は錯覚であり、カタルシス効果も一時的であり、これらにどっぷりはまりすぎると、本来の私たちの「主役の人生」を真剣に生きられなくなるのです。

 

正直、ドラゴン桜に感動しようが、東大にはほぼ受かりません。

 

ドラゴン桜は虚構のフィクションであり、僕は「難関大学合格は才能だ」と思っていますし、現実問題、東大合格企画番組で過去、東大に受かった人は1人もいません。

 

それでも僕がドラゴン桜を観ている理由は、制作者側目線側から研究し、「受験というテーマで、どう視聴者を楽しませるつもりなのだろう?」という好奇心からです。

 

加えて、東野圭吾の小説を読んでいる理由は、僕に毎回、関係しているエピソードが出てくるので謎解き目的と「こんなに複雑な話をよく書けるなぁ」と驚きたいからです。

 

ですが、以下の記事に書いたように「コミュ力をあげるために、つまり共感力をあげるために、いろいろな立場を疑似体験できるフィクション」は貴重です。

 

https://hontonomedia.com/communicationskills/8081/

コミュ力向上の秘訣!「自分が相手の立場や状態になったら、どう思うか、感じるか、を想像するとコミュ力が向上する!」

 

僕も、過去、フィクションにどっぷりはまった時期があり、だからこそ「いろいろな立場から物事をみれるようになった」と感じております。

 

洋画を観ると、コミュ力が上がるという話もあります。(共感力が上がるからでしょうかね)

 

しかし、何度も述べますが、注意点として「フィクションの場合、現実世界にそのまま活用したら逆効果になる場合もある」と理解しておくべきです。

 

それにしても、映画産業(ドラマ含む)・スポーツ産業は国民の関心が高く、例えばTVでも視聴率がいいのですよね。

 

TVの世界では、特にスポーツ(W杯やオリンピックやフィギュアスケートなど)はドル箱であり、視聴率も高く取れるので、頻繁に放送しています。

 

私たちの人生がよくなるわけでもないのに。。。

 

映画も、鬼滅の刃やエヴァンゲリオンなど大ヒット作が生まれています。

 

僕は自分の人生を良くすること(つまり、稼ぎたい)に熱心なので、映画は年に数本観れれば御の字であり、スポーツ観戦は運動のやる気を上げたいときに観る程度です。

 

ボクシングなら井上尚弥選手の試合、テニスならフェデラー選手の練習試合などを観ると、ストレス発散になりますね。

 

あと、ダルビッシュ選手の投球を観ると、「よくこんな変化球が投げられるなぁ」と感心します。

 

また、スポーツもエンタメですから、結果速報だけ観てもあまり面白くなく、特殊なプレー(変化球や、KOシーンや、テニスのスーパープレーなど)を観れるからこそ、面白さがあり、感動もあるのです。

 

もちろん、自分が応援している選手やチームがあれば勝って欲しいでしょうが、常勝集団はないので、チームを応援するスタイルだと不幸になります。

 

スポーツは贔屓のチームを作り、勝ち負けにこだわるよりも、距離を置いて、特殊なプレーを観れる感動とストレス発散&運動のやる気をあげるなどの目的にしたほうがいい気がします。

 

もちろん、勝負事の世界なので、観戦者でも勝ち負けを気にする人はするでしょうし、当のプロ選手は生き残りと高給を賭けて、勝ち負けを気にして、本気でプレーしており、そこに勝負師の生き様を重ね合わせる人もいるでしょう。

 

自分の人生はほどほどにして、プライベート重視の人が多いからこそ、フィクション・スポーツ産業が流行っていると言えるのかもしれません。

 

東京五輪の開催をするべきか、または中止か?の是非が話題になっているようですが、電通と政府に利益があるだけであり、一般国民や民間企業にはそれほど利益はなさそうです。

 

それどころかスポンサーである民間企業は東京五輪離れを起こしており、電通と政府(五輪を成功させたことで選挙を有利に戦えると思っている)の利権なのです。

 

さて、ギャンブルにはまる人の心理も書きます。

 

ギャンブルは期待値があります。

 

例えば、2019年の年末ジャンボ宝くじの期待値は150円なので、300円を入れると、平均150円が返ってくるツボに例えられます。

 

「わんにゃんスクラッチ」だと、期待値は90円なので、200円を入れると平均90円が返ってくるツボというわけです。

 

人がギャンブルにはまる理由は、当たるか外れるかのドキドキ・ワクワクにあり、その絶妙なバランスにより、はまってしまうのです。

 

また、公営競技、例えば競馬は還元率が75%です。

 

ものすごい金持ちが、その日に開催されるすべてのレースの馬券を買い占めたとして、100億円のお金を使ったとします。

 

その日は、すべての馬券を買い占めたので、すべての当たり馬券もものすごい金持ちのものですが、当たり馬券を換金して得られるお金は75億円しかないのです。

 

得られた75億円で再び全レースの馬券を買ったとしても、得られるのは56億2500万円であり、これを毎週、1年間(52週間)繰り返すと、100億円の所持金は3186円になります。

 

実際にはすべての馬券を買い占められなくなるので、もっと早くお金は減っていきます。

 

これが還元率75%のカラクリです。

 

ギャンブルのほとんどすべては、長くやればやるほど、必ず胴元が儲かり、プレーヤーは損する仕組みになっているのです。

 

後はどれだけ損する割合が大きいかの違いだけです。(宝くじは還元率50%であり、ギャンブルの中でも分が悪いです)

 

自分の人生を生きるか、他人に踊らされるか?を決めるのはその人次第です。

 

他人が作ったメディアやゲームを利用するか、またはギャンブルに踊らされるか、もしくは自分たちが他人を操る側に回るか、の選択もその人次第です。

 

もちろん、自分の人生を仕事などで本気で生きるのはしんどいので、プライベートに軸を移すのもありです。

 

そもそも本業ではそれほど活躍の場を与えられていない人も多いでしょうし。

 

だからこそ、副業で輝く場を見つける人もいるでしょう。

 

公務員などの安定と、ミュージシャンの副業という組み合わせはなかなか良いそうです。

 

フィクションやスポーツ観戦やギャンブルにはまるぐらいなら、安定した職業の上で、副業でキラキラした生き方を目指すほうが金にはつながるかもし、充実するかもしれません。

 

ではこの辺で。(4204文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

 

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

 

「人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学」

 

「金持ちになるための濃ゆい理論」

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