どうも、武信です。(No308)
サイコパスは最近、頻繁に見る言葉であり、定着した感があります。
サイコパスとは真逆の人として、「感情的・共感力が高い人」が挙げられるでしょう。
ですが、そういう人たちは実は、諸刃の剣であり、身を滅ぼしてしまうかもしれないのです。
感情的・共感力が高い人は、要注意な点です。
詳しく書いていきますので、興味がある方は続きをお読みください。
1 共感力が高いことの良い面。
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)とは、「一方では非常に役に立つが、他方では、大きな害を与える危険もあるもののたとえ」という意味です。
感情的で共感力が高い人は優しいですし、人の気持ちがよく分かるので、コミュ力も高いと言えるでしょう。
いわゆる、サービス業の「おもてなし人材」には最高の人材と言えます。
そうでなくても、人の気持ちが手に取るようにわかったら、人間界での生き方は楽になるでしょう。
映画や小説などにも、共感し、没頭できます。
共感力が高いと、このように良い面があるのです。(感情的なのは、良い言葉としてあまり使われないかもしれません)
2 共感力が高いことの悪い面。
ですが、共感力が高いと、悪い面もあるのです。
それは共感力が高いと、相手の痛みが分かりすぎるので、辛い人と接すると、自分も痛みを感じてしまうことです。
よって、精神科医やカウンセラーなどに就く人は、患者と1枚の大きな壁(シールド)を設けて、わざと共感しすぎないようにしています。
精神科医やカウンセラーが患者に共感し過ぎたら、身体が持ちません。(患者は病んでいますからね)
3 共感力が低い人が生き延びてきた。
また、サイコパスのように共感力が極端に低く、罪悪感もない人も、生き延びてきた理由はあります。
それは人類は戦争を繰り返しており、戦争の際、相手に共感して、殺すことをためらったら、自分が殺られて、生き延びれなかった経緯があります。
他には、企業が大規模なリストラをする際、従業員のことばかり考えていたら、厳しい決断は下せません。(CEOにサイコパスが多いのは、会社の生き残りのために大規模なリストラを躊躇なくできることや、厳しいマネジメントができることが、会社にとって非常に適合していたからだと思います)
4 僕の事例。
僕はあまり感情的ではないですが、共感力は高い方だと思っており、人の痛みや心理が手に取るようにわかります。
ですので、コミュ力が高いと思われます。
ですが、人の痛みが分かりすぎてしまうために、悲しい話を、今では聞く・見るのが辛くなってしまったので、小林麻央さんのガン報道はほぼ見ませんでした。
小林麻央さんに共感してしまい、自分が殺られてしまうと思ったからです。
映画を見ても、涙もろくなったと思います。(初代ガンダムの、マチルダさんが死ぬ場面で泣けてきます)
自分は今後、あまり、悲しい映画や場面に遭遇したくないなと思っています。(自分が殺られてしまうからです)
その際は、敢えて共感しないように、精神科医がシールドを張るかのように自己防衛するつもりです。
わざと共感しない体質を作ると、周りからはサイコパスに見えてしまう害もありますが、自分を守るため仕方ないのです。
5 結論。
このように、共感力の高い・低いには、良い面・悪い面があります。
「共感力をわざと低くしている人がいること」も知ってほしいと思い、記事化しました。
共感力が元々低い人が見せかけで、共感力が高い? (というか社交的で、魅力的な人物に見える)ふうに見せかけることもでき、その人たちはサイコパスです。
世の中の人たちの特殊な裏事情がある人たちも、知っておかないと、世渡りに失敗します。
ではこの辺で。(1746文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。