人間の認知の歪み「人間は「善行9割、悪行1割の人」と「悪行9割、善行1割の人」とでは、後者を褒める傾向がある」PART2

  • 2019年10月27日
  • 2020年12月4日
  • 心理学
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どうも、武信です。(No90)

 

今回はタイトルにあるように、「善行9割悪行1割の人」と「悪行9割善行1割の人」とでは後者を褒める傾向があるという話をしていきます。

 

この割合は極端ですが、例えば「善行7割、悪行3割の人」と「悪行7割、善行3割の人」と言い換えてもかまいません。

 

ともかく、人は過去、悪ぶっていて更生した人をよく見てしまう生き物なのです。

 

または普段から「悪役、いじわるキャラ」で周りから「いじわるな奴だなぁ」と思われている人が、たまにいい行動を取ると、「良いことをするんだな」と特にインパクトが強くなります。

 

逆に、普段から「優等生で、いい人キャラの人」がたまたま「悪いこと」をすると、それが目立って、「何しているんだ!」と注意を受けることがあります。

 

今回はこういう人間の認知の歪みの話をしていきます。

 

PART2です。前回の記事は以下です。

人間の認知の歪み「人間は「善行9割、悪行1割の人」と「悪行9割、善行1割の人」とでは、後者を褒める傾向がある」PART1

 

1 えらてん氏の「かまってもらうための案」。

続きです。

 

えらてん氏の「かまってもらうための案」とは以下です。

 

えらてん氏は言います。

 

DaiGoが「科学的な人間じゃない」といいます。

Daigoは科学を売りにして、それで読者を説得し、人数を集めていますよね?と。

 

で、科学とは1「実証されていること」、2「再現性があること」3、「反証可能性があること」です。

 

1は「実際に実験をしてこうなったこと」、2は「他の人がやっても同じようになりますよということ」、3は「他の人の反論を受け付けるだけの余地があること、他の反論を受け付けますよ。間違っていたら認めます」だといいます。

 

DaiGoは「雑魚は相手にしない、登録者数少ない人は相手にしないは、反証可能性を否定している、つまり、反論を受け付けない」ということだから、えらてん氏はDaiGoを科学的じゃないといいます。

 

「確度の高い論法なら受け付ける」というDaiGoの主張は主観であり、科学的じゃないといいます。

 

「登録者数が少ない雑魚は相手にしない」という態度は科学的じゃなく、または「登録者数を増やそうとして絡んでいるという動機」は本来、科学からしたら関係ないことであり、科学的な態度なら、動機に関わらず反証しなくてはいけない」と、えらてん氏はいいます。

 

科学的な態度を取っていないのに、科学をアピールして人を騙すな!がえらてん氏の主張です。以上、ここまで。

 

僕としては、一理あるかもしれないなぁという感じです。(残念ながら)

 

しかし、DaiGoのニコニコ動画のタイトルは「メンタリストDaiGoの心理分析してみた!」であり、おまけとして「科学的根拠(エビデンス)はありますか?」なわけです。

 

タイトルは科学者DaiGoでもないですし、心理分析なわけです。

 

科学的根拠は重要視していますが、科学的な態度を取るなんて言いましたっけ?

 

まぁ、ここはDaiGoの弱点かもしれません。

 

しかし、かまってもらうためにえらてん氏は知恵をひねり出したものです。

 

このように、えらてん氏はかなりDaiGoにかまってもらいたい、反応してもらいたくて仕方ないのです。

 

えらてん氏からすればメリットしかなく、DaiGoからしたらメリットはありません。

 

ボクシングに例えてみます。

 

自分は防御をほとんどしないでいい、攻撃だけするボクサーがえらてん氏と言えます。

 

防御はほぼしないのですから、相手(DaiGoなど多数)を攻撃するだけです。

 

DaiGoは強敵ですが、ずっと攻撃し続けていれば、そのうちに何発かは当たるかもしれません。

 

つまり、パンチ数から言ったら、100発手を出して、2、3発ぐらい当たったかもしれません。

 

でも、えらてん氏はそれだけで狂喜乱舞で舞い上がります。

 

DaiGoからしたら、格下相手との対戦であり、攻撃したら100発中、半分くらい当たるかもしれませんが、相手はほとんど主張らしきものをしておらず、攻撃する材料が少ないのです。

 

これで僕は、えらてん氏を「あら捜しYoutuber」に名前を変えたら?と提案したわけです。

 

他人を批判だけして、あら捜しばかりして、叩ける点がないか?探し回る奴だからです。

 

このえらてん氏は自身は、大して生産物を生み出していないのに、他人を批判するときだけは一丁前で、あら捜しが得意なのです。

 

こんなえらてん氏と、DaiGoのような圧倒的な生産物を生み出しているギバーだったら、DaiGoを応援するのが僕の立場です。(科学的な態度云々じゃなく、以下に述べますが、DaiGoの情報自体に価値を感じているからです)

 

また、えらてん氏は、DaiGoのことを騙しているとか詐欺師みたいに呼んでいます。

 

しかし、DaiGoは毎月550円という少額で貢献しているわけであり、「550円以上の価値がないと思ったら退会してもらっていい」と明言しているわけです。

 

しかし、退会者が増えないことから、550円以上の価値をニコニコ有料会員は感じているのです。

 

それを言ったら、市販の大半の本(新書なら800円以上、単行本でも1500円以上)は詐欺の場合もあるのではないでしょうか?(僕は市販の本の大半、つまり8、9割は大したことがないと主観的には思っており、価格以上の価値はないと思っていますけどね)

 

毎月550円で、しかも退会者がほとんど増えておらず、逆に入会者が増えている事実があるのに、詐欺師呼ばわりするのは意味不明です。

 

少なくとも、ニコニコ有料会員は550円以上の価値をDaiGoの動画に感じているのです。これは詐欺じゃないでしょう。

 

それに対して、えらてん氏は何かDaiGoみたいに莫大な貢献をしているのでしょうか?

 

単に、他人の主張に批判だけして、乗っかるだけのコンテンツが多いです。

 

何か、自身で独自に生み出した理論やコンテンツが多数派ということにはならないのでしょうかね。

 

もちろん、DaiGoも科学的論文を参考にして、わかりやすく解説するスタイルであり、独自の理論を生み出しているわけじゃないです。

 

ですが、それでも他の人のために「膨大に調べるコスト」を負担しており、しかもそれを毎月550円でわかりやすく説明するという代わり・負担をしているのです。

 

えらてん氏がそういう膨大な調べものをして、コンテンツを挙げたらどうでしょうか?他人への批判、あら捜しばかりして乗っかるコンテンツなんて、週刊誌みたいですね。

 

えらてん氏も批判ばかり、あら捜しばかりしていますが、己のコンテンツのしょぼさを自省したらどうでしょうかね。

 

2 えらてん氏の間違っている点。

ここで、えらてん氏が間違った指摘をした点を挙げておきます。

 

「DaiGo、堀江貴文、鴨頭嘉人がN国・立花孝志を擁護する理由」について、えらてん氏は共通点として「賢そうなフリをするバカ相手の商売」と言いました。

 

ホリエモンについては僕は彼の有料メルマガを読んでいないのでよくわかりません。鴨頭嘉人さんも分かりません。

 

ですが、DaiGoについてはそれは間違いだと反論できます。

 

DaiGoの場合、「人々の悩みを解決する情報」を主に提供しているのです。

 

えらてん氏はDaigoのYouTubeやニコニコ動画をじっくり見てないのでしょう。

 

おそらく、時事ネタ系の動画ばかり見て、判断したのだと思います。

 

DaiGoの時事ネタはおまけであり、拡散のため(新たな読者層獲得のため)であり、本丸の収益源はニコニコ動画であり、「人々の悩みを解決する情報」を売っているのです。

 

そこには、コミュ力向上、健康・美容ネタ・薄毛、勉強法、恋愛など多岐に渡ります。

 

僕もDaiGoのお勧めするサプリを飲んで、人生変わりましたし、DaiGoの発信するコミュ力向上情報で、さらにコミュ力が上がりました。

 

つまり、人生で役立つ、または人生が良くなる情報がてんこ盛りなのです。

 

だからこそ、ニコニコ動画の会員数が減らずに増え続けているのです。

 

それを知らずに、えらてん氏が、DaiGoの会員を「賢くみせようとするバカ」と断定し、レッテル貼りをしているところを見て、「ああ、この人、なんも調べてないんだな」と思いました。

 

3 タイトルの意味。

仮に、DaiGoが科学的な態度を取っていなかったとしても、価値を感じているニコニコ有料会員が少なくとも13万人いて、今後も増え続けているとしたら、何が問題なのでしょうか?

 

他の詐欺情報商材よりはよほどまっとうな商売をしていると思いますが。

 

で、ここでタイトルの話につながります。

 

つまり、「人間は「善行9割、悪行1割の人」と「悪行9割、善行1割の人」とでは、後者を褒める傾向がある」です。

 

DaiGoはおそらく善行が最低でも7割は超えていると思います。悪行なんて少ないのです。

 

なのに、たった少しのミスをえらてん氏は執拗に叩いているわけです。

 

前に述べた、100発パンチを一方的にしまくり、2、3発当たって喜んでいるという構図です。

 

もちろん、その2、3発が致命的なパンチであり、KOにつながるのなら、マズイです。

 

で、DaiGoの「人間よりペット派発言」はKOまではいかないですが、けっこう効くボディーブローみたいなパンチだったので、1発ですが、僕はマズイと感じたわけです。

 

しかし、たった1発のボディーブローのパンチではKOまで至らず、致命傷にはなりません。

 

DaiGoはタフで実力者なので、100発パンチをひたすらしても、あまり当たらないでしょう。

 

そして、人間という生き物は普段、善行をたくさんしている人のたった少しのミスに過剰に反応し、えらてん氏のように叩く人種がいるわけです。

 

よく分かっている人はDaiGoの普段からの善行を見ているので、「たかが、少しのミスぐらいで」と思うでしょう。

 

これは人間がよく犯しがちなミスなので、皆さんも注意してください。

 

普段から、悪行や「いじわるキャラ」な人間が少しまともなことを言うだけで、評価が上がるのですから。

 

これに騙されてはいけません。

 

普段から悪い奴は悪い奴なのです。100回悪さをして、数回いいことをしても褒めてはいけません。 (その数回のいいことが、かなりの特上級の貢献なら褒めるときもありますよ)

 

逆に、100回いいことをして、数回悪いこと(致命的じゃないこと)をしても、そんなに批判するものじゃありません。

 

人間の認知の歪みはものすごいので、戒めとするべきでしょう。

 

僕はこの認知の歪みが、人間がかなりの確率で引き起こす現象だと思っています。

 

なぜなら、人間は適応する生き物なので、慣れるのが速いからです。

 

慣れて当たり前になると、違う出来事が起こると違和感を感じるのが人間なのです。

 

最後に、以下のツイートを貼ります。

 

深津貴之さんのツイート。

「炎上で1000人から苦情が来たとしても、まずは深呼吸して「2000人にリーチして1000苦情」か「100万人にリーチして1000苦情」かを、見極めると良い感。前者と後者で状況も…すべき対処もだいぶちがう」以上、ここまで。

 

これもDaiGoの今回の件と似ている現象でしょう。

 

1「100発パンチを受けて、2、3発当たったのか」、2「1000発パンチを受けて、2、3発当たったのか」、それとも3「1万発パンチを受けて、2、3発当たったのか」では、攻撃を食らった人の防御度は違います。

 

えらてん氏は一応、読者数が10万人単位でいるので、100発のパンチの可能性があり、一般人なら、2か3になる可能性があります。

 

もっとレベルの低い一般人だったら、3の「1万発中2、3発命中」か、まったくかすらないかもしれません。

 

ともかく、ここまで善行をしているDaiGoを褒めないとしたら、いったい誰が褒めるに値する人物なのか?教えて欲しいくらいです。

 

DaiGoを称賛しなかったら、日本人の9割は称賛に値しないことになりますよ、おそらく。

 

称賛するレベル、ハードルをえらてん氏はあげているわけです。DaiGoを真っ向から叩きまくる人は過去、週刊誌以外は少なかったわけですが、えらてん氏はチャンスとばかりに叩き始めました。

 

ですが、最近、挙げたえらてん氏の動画では「DaiGoの科学的論文をわかりやすく話すスタイルは正しい」と言い始め、よく分かりません。(もうネタなんですかね)

 

ではこの辺で。(5392文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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