どうも、武信です。(No671)
2017年の記事です。
「民間が倒れたら、国がもたない」とはどういう状態か?を詳しく解説します。
タイトルに興味を持った方は、続きをお読みください。
短く、サクッと読める内容です。
1 記事からの引用。
以下の記事をまずお読みください。
「経済3団体、3千億円拠出受け入れ方針 首相要請の政策」というタイトルです。(消されたようです)
以下、引用します。
待機児童対策や幼児教育の無償化などを盛り込んだ年2兆円規模の政府の政策パッケージをめぐり、経団連、経済同友会、日本商工会議所の3団体は17日、安倍晋三首相から要請を受けていた約3千億円の拠出を受け入れる方針を表明した。以上、ここまで。
2 教養系、大学教授系、公務員系が民間を軽視している。
僕は「フィクサーによる日本の教育改革本」で、世の中をMECE(ミーシーという)して、民間、公務員、NPO、その他(フリーランス)などに分けました。
そして、民間が大部分を占めることから、民間を重要視し、民間での社会人育成が教育の最終目標とし(起業家も含みます。起業家やイノベーターが民間を刺激します)、民間から逆算した教育改革を練りました。
そのために民間人が読むビジネス書(経営学含む)を大量に読み、民間人が活躍する能力を見極め、それを基本として、教育改革の全体図を作ったわけです。
僕のビジネス書読破などを批判したり、重要性を理解してない人のほとんどはおそらく、公務員系か学者系など、ビジネスとは関連しない人たちです。
ビジネスや民間の重要性や中身をまったく理解してないか、重要視してないから、ビジネス書を批判するわけですし、教養ばかり重視するのです。
僕は教養は大事だと思いますが、教養で食える人材なんて1%いればいい方でしょう。(推測です)
教養系、大学教授系、公務員系がおそらく、ビジネス書や民間やビジネスを軽視しているのです。
3 民間が倒れたら公務員や大学教授も危ない&教養派とビジネス派は見ている世界が違う。
ですが、民間が税金を納めているからこそ、国が成り立ちます。
そして、公務員や大学教授(私立大学は違う)は、税金で雇われているのです。
つまり、民間が倒れたら、公務員や大学教授も危ないのです。
だからこそ、民間を重要視し、僕は教育改革を練ったわけです。
公務員や大学教授やNPOなどから逆算して、教育改革を練ったら、どんな人材像になるのかは民間とは別になると思います。
それこそ、教養や事務処理能力ばかり、重視するようになるでしょう。
ですが、そんな国になったら日本は終わるのです。
没落気味のギリシャは公務員比率が高いです。
そんな国にするわけにはいきません。
そもそも、教養派とビジネス派とでは、見ている世界が違うのです。
ビジネス書を軽視するか読まない人は、教養ばかり学んでおり、ビジネス、民間で働くという意識が薄いのかもしれません。
極端な話を言えば、ビジネス書をバカにするということは民間をバカにしているのとほとんど同一です。(ちなみにビジネス書の1〜2割ぐらいが良書だと僕は感じています)
今回も、経済3団体が3000億円も拠出するようです。
税金を納めている上にここまでするのです。
民間の大事さがわかるというものです。
4 記事の引用・まとめ。
次に、以下の記事をお読みください。
「首相所信表明 改憲論議の訴え」というタイトルです。(消されたようです)
簡単に引用・まとめをします。
安倍首相は改憲論議加速を呼びかけたのと、北朝鮮情勢と少子高齢化を国難と称しました。
また、消費税増税の使いみちは幼児教育無償化だそうです。
どれも正当な言い分です。
北朝鮮情勢はあれだけメディアで連日、煽られれば危機感を感じる人は多いでしょうし、少子高齢化も前からマズイと言われ続けていました。
この2つをワンセットにすることで、少子高齢化並みに改憲が大事なのだよと暗に示しているのです。
かなり、上手い手法だと思います。
そして、幼児教育無償化は少子高齢化の国難の解決策の一つであり、同じく国難の北朝鮮情勢の解決策に通じる改憲と同じ扱いにしたいという政府の意図が見えてきます。
また、少子高齢化の国難に正当性がある幼児教育無償化を打ち出し、国民に「恩を与えよう」というアメの政策だと思われます。
前の3000億円拠出にこぎつけたのも、待機児童対策や幼児教育無償化ですから、アメ政策です。
国民に恩を与えようという意図でしょう。
ここまでしないと改憲はなかなかハードルが高く、合意が得られないと判断したのでしょう。
安倍首相はよく考えている戦略家だと思います。
安倍首相のブレーンはかなり優秀層が仕えていると推察されます。
こんな企画や発想や構想を練ることができる時点で切れ者です。
批判は簡単ですが、国難というワンセット政策は頭が良いと感じます。
ではこの辺で。(2288文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。