自民党に反対する人たちの戦略「野党再建案」「副題 現在の自民党にNOと思う人達は読んでみてください」

どうも、武信です。(No247) 

 

野党は今、壊滅的ですが、「僕が「野党派」だと仮にしたら、どのように再建するか?」という案を書きたいと思います。

 

いわば、野党コンサルタントみたいな立ち位置で雇われた場合の、企画案作成です。

 

企画案に興味ある方や、政治に興味ある方はぜひ続きをお読みください。

 

タイトルに野党再建案と書きましたが、「この策は野党が自民党に勝つにはこれくらいしか策がないぐらい追い詰められている」のと、「この策を使ったからといって野党が確実に再建できるわけでもないこと」を最初に述べておきます。

 

1 第3極が必要。 

 

まず、自民党支持層の勢力は圧倒的です。 

 

以下の記事にあるように自民党支持で圧勝です。

 

「NHK世論調査 各党の支持率」。(消されたようです)

 

NHKの世論調査によると、自民党38.1ポイント、公明党2.7ポイント、立憲民主党7.1ポイント、共産党3.1ポイント、となっており、かつて、第3極の新党と期待された維新の党は0.8ポイント、希望の党は0.1ポイントと惨敗です。

 

野党の選挙が盛り上がったのは、政権交代のときですが、あれは自民党の自滅から始まったのであり、基本的に政権交代とは、与党の自滅を待つほかありません。

 

それ以外で盛り上がったといえば、維新の党希望の党のときぐらいです。

 

新しい党の誕生ということで、対抗馬になるのでは?新しい風を吹き込んでくれるのでは?と期待されましたが、橋下氏も小池氏も期待に応えられませんでした。

 

僕は与党の自滅を待つのは正直、厳しいと思っており、ならば、新たな第3極の政党を作ることしかないと考えています。

 

2 新たな第3極の新党とは? 

 

僕が考える新たな第3極の新党は、「テクノロジー党」です。 

 

名前の通り、テクノロジーによって世界、そして日本を変えるのです。

 

以下の記事にあるように、テクノロジーがほとんどの諸問題を解決します。

 

自民党のアベノミクスの異次元緩和(金融政策)じゃないのです。 

 

まず、テクノロジーが世界を変える本当の策だということを地道に熱心に伝えます。

 

そして、次のようなことも訴えます。 

 

「厚生年金の世代間不公平」です。 

 

もらい得世代は、1940年生まれが+3090万円、1950年生まれが+770万円です。

 

払い損世代は、1960年生まれがー260万円、1970年生まれがー1050万円、1980年生まれがー1700万円、1990年生まれがー2240万円、2000年生まれがー2610万円、2010年生まれがー2840万円です。 

 

つまり、50代までの票なら根こそぎ奪えることも考えられます。 

 

そもそも、テクノロジーが世界を変えるのを理解できるのは若い世代が中心ですし、老人層は若者のことより、自身が年金を確実にもらい逃げ切ることしか考えていません。

 

今の安倍政権にとって、10代、20代、30代の若者は熱心な支持層です。

 

雇用の問題なども改善させた、と思われているなどの背景もあります。 

 

対して、老人層のほうが反安倍なのです。 

 

僕は10代、20代、30代の若者は、消極的な理由で自民党を支持していると考えています。

 

若者向けの政党の受け皿がいままで無かったですから。

 

以下の記事に載っています。

「SNS参考にする層ほど内閣支持率高め 朝日世論調査」というタイトルです。

https://www.asahi.com/articles/ASL7H5Q0HL7HUZPS009.html

 

その受け皿を作るのがテクノロジー党です。 

 

10代、20代、30代の層は根こそぎ票をもらい、40代、50代もあわよくば取りにいきます。

 

逆に、60代以上は捨てます。だからこそ、年金問題を主張するのですから。 

 

正直、60代以上を捨てるのは票が多いので危険ですが、テクノロジーが世界を変えるという主張の内容が、そもそも老人層にマッチしていませんから仕方ないのでしょう。

 

テクノロジーに、老人層は基本的についていけてませんからね。

 

3 では具体的な第3極の新党の展開とはどのようなものか? 

 

では、具体的な第3極の新党の展開を考えてみましょう。 

 

テクノロジー党の党首は若い世代がやるべきです。

 

僕は落合陽一氏を推します。

 

政界進出宣言もしましたから、ピッタリではないでしょうか。 

 

そして、落合氏がITに非常に長けていることが説得力を持ちます。 

 

テクノロジー党は、「テクノロジーが世界を日本を変える」という主張が基本ですが、ITは特に有望分野であり、IT技術者の票は全部取れるかもしれません。 

 

テクノロジー党は今までの新党「維新の党や希望の党など」より、説得力がかなりある有望株の新党であり、本当に日本を変えるには、この政党しかないですから、若い世代を中心としたインフルエンサーも支持してくれると思います。 

 

ホリエモンはもちろん、有名どころのテクノロジーが世界が変える、それ以外方法がないことを本当に理解しているインフルエンサーは支持し、若い世代を中心に盛り上がるでしょう。(今まで若い人向けに訴求した党はなかったので)

 

ただ、僕はホリエモンは失敗が多い人であり、テクノロジー党の広報部(広告塔)になるのは危険だと思っています。

 

N国党は僕は一時期、支持しました。

 

ホリエモンも実は「内面の性格はいい」とも理解しています。

 

ですが、外面のイメージが良くないんですよね。(後は、ホリエモンの政策面と僕の考えが一致していない面も多そうです)

 

負のイメージが少ない人を全面に押し出した方がいいでしょう。 

 

テクノロジー党は、今までの日本になかった真の第3極であり、若い世代の支持を相当に受けるニーズがあると踏んでいます。(40代まではいけそうです)

 

4 野党が自民党に勝つには第3極を味方につけるしかない。 

 

ここで、野党再建案が出てきます。 

 

新たな第3極のテクノロジー党がある程度の勢力になるのを見込んで、同盟関係を結んでおくのです。 

 

維新の党や希望の党以来の話題性のある党になると、僕は思っています。(ただしメディアの扱い方次第です)

 

立憲民主党ができるのは、これくらいの策しかありません。 

 

森友問題ですら、自民党の支持は揺らぎません。

 

自滅を待つのはかなり難しいのです。 

 

テクノロジー党には、正当性があります。 

 

テクノロジーが世界を日本を変えるのは事実であり、それ以外方法がないからです。

 

自民党がテクノロジー優遇策を採り始めても、本当のIT分野などの有力者(インフルエンサー含む)がテクノロジー党支援に回ったら、もはやテクノロジー分野では勝てないでしょう。 

 

60代以上はテクノロジーに疎く、「何、この党?」ぐらいの印象しかないので、訴求はできません。

 

本当なら、60代以上を救うのもテクノロジーなのですけどね。 

 

年金破綻は見えており、60代以上も逃げ切れない可能性があります。 

 

僕は野党再建案をこのように考えたのですが、第3極のテクノロジー党が野党につくのか与党につくのかですね。 

 

だから、確かな再建案ではないと事前に述べています。

 

与党につく可能性もあったからです。

 

このように野党再建案は、僕は「第3極の新党を味方につけ、野党全体で勝つという作戦に切り替えるしかない」と思っています。(正直、立憲民主党より、テクノロジー党のほうが支持を得られ、立憲民主党のほうが、テクノロジー党の下につく可能性すらあります)

 

テクノロジーという横文字が受けいられられるのは、若者世代を中心とするでしょう。

 

科学技術党だと、しょぼいイメージに感じます。 

 

若者向けだからこそ、テクノロジーという横文字を敢えて使い、「訴求してもいいのでは?」と思います。 

 

スタバとかマクドナルドとか普通に流行ってますからね。

 

インスタ映えも流行ってますし。テクノロジー党も流行るのではないでしょうか?

 

最後に、落合陽一氏が素晴らしい本を出したので、紹介しておきます。

 

「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」という本です。

 

 

タイトルに偽りはなく、2030年に向けて、世界の方向性を俯瞰できる地図帳のような壮大な本となっています。

 

主に、SDGsという「持続可能な社会の実現」に向けて、世界各国が動いており、その大まかな方向性をけっこう深く知ることができるので、かなり価値が高い本だと思います。

 

ただ、SDGsはヨーロッパ諸国が主に先導している価値観ですが、形骸化しており、現実に達成を実現するような国は日本などの真面目な国だとも、本には書かれています。

 

世界がこの方向性に向けて動き、現実に達成できるか?も不透明ですが(現実問題、二酸化炭素排出やエネルギー問題では、アメリカは反対しており、中国も動向が不透明です)、大まかな方向性を知ることができます。

 

最近、小泉進次郎環境大臣が、環境問題で発言をしたり、またはレジ袋有料化などが騒がれていますが、すべてはこのSDGsの文脈で理解できます。

 

351ページもある分厚い大著ですが、読む価値は大いにあります。

 

ヨーロッパ、アメリカ、中国、日本、その他の地域などの価値観や方針など、理解できます。

 

また、世界、または日本の大まかな未来予想図の本としても活用できます。

 

弱点は、手元に置いて何回も読む本じゃない点ですかね。。。 ただ、一読はしておきたい本です。1回は通読しておきたいです。

 

ではこの辺で。(4096文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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