危機管理学「僕が政権に就いたら何をするか?」

どうも、武信です。(No809)

 

突然ですが、僕が仮に、政権に就いたら、つまり「与党になったら、何をするか?」を書いていきます。

国の危機管理意識とも似ています。

 

または、企業の危機管理にも応用できる思考回路となっています。

 

国において、リーマンショックや3.11や西日本豪雨や東日本豪雨、または昨今のコロナウィルスのパンデミックのように、危機はたびたび訪れます。

 

政権の命運を絶つのは危機管理の欠如であり、「国民を危機に陥らせた時」だとも言えます。

 

では「危機管理を万全にするのはどうしたら良いか?」をこれから、詳しく書いていきます。

 

企業の危機管理にも応用できると思いますので、ぜひ、他人事と思わず、読んでみてください。

 

 

1 本当にできる人は問題を解決する人じゃない。

 

まず、以下の記事にもあるように、本当にできる超一流人は「問題を解決する人」ではなく、「そもそも問題を起こさない、または防止や予防している人」だといえます。

超一流・一流とは?「本当にできる人は問題を解決する人じゃない」PART2

 

問題を起こさないということは、一見、「何もしていない」かのように思われがちですが、実は、かなりの能力者が予防したり、最新の注意を払っているからこそ、できる芸当といえます。

 

問題がたくさん起こりまくり、それを何度も解決している人は、一見、有能そうに見えますが、そこまで問題を起こしまくる時点で、予防意識が欠如していると思います。

 

このような概念を理解した上で、僕が政権に就いたら、することは以下です。

 

2 僕が政権に就いたらすること。

 

それは「今後、起こりうるあらゆる危機を想定し、列挙し、ある程度の解決策まで考えておく特別なチームを作る」というものです。

 

企業でいえば、「自社をわざと潰すレッドチームを作ること」と似ています。

 

今の日本においては、かなり叩く文化であり、問題が起こり、それを解決できないとしたら、厳しく糾弾されます。

 

ならば、「極度の心配性だ!」と言われようが、「なるべくあらゆる危機を想定内ぐらいにはしておく準備を万端にしておくべきだ」というのが僕の意見です。

 

成功する起業家もパラノイア(極度の心配性)だと言われますが、やはりそれくらいでちょうどいいのです。

 

現実に、日本でも世界でも稀に見る100年に1回レベルの危機が訪れています。

 

リーマン・ショックは100年に1回と言われ、今回のコロナウィルスも100年に1回レベルのパンデミックになりそうな気配です。

 

3.11の原発事故なんて、チェルノブイリ以来でしょうか。(しかも、津波が来るなんて予想外です)

 

スマトラ沖地震で起きた津波を見ていて、あれを他人事と思わなければ、もしかしたら、3.11もある程度、予見できたかもしれません。

 

コロナウィルスの件も、SARSやMERSがあったわけで、これの深刻版を想定していたら、まったく予見できなかった事例でもないと思います。

 

また、西日本豪雨が起きたと思っていたら、その後すぐに、東日本豪雨が襲っています。

 

というわけで、過去の災難は今後も形を変えて、場所を変えて繰り返し、起こりうると考えらるのです。

 

次に、僕が今後、起こりそうな危機を具体例で示してみます。

 

3 今後、起こりうる危機の具体例。

 

今後、起こりそうだと僕が予測する具体例は以下です。

 

1 超円高、超円安の世界。

 

過去に1ドル70円台まで円高が進んだこともありますので、これを超える超円高は想定しておくべきしょう。

 

逆に、1ドル200円台までいく超円安も想定しておくべきです。

 

2 中東からの石油ストップ。

 

中東で何らかの出来事が起きて、突然、長期に渡り、石油の輸出がストップする可能性はあります。

 

過去に、オイルショックも起きており、これの深刻版がまた再度、到来する可能性もゼロではありません。

 

3 テロ。

 

原発や重要施設へのサイバーにせよ、リアルにせよ、テロ行為が行われることは当然、考えられます。

 

人が進入不可地域だとしたら、ドローンなどによるテロになるかもしれません。

 

または、テロを起こしたい目的の人が、内部にうまく侵入し(社員になる)、テロを起こす可能性もゼロではないでしょう。

 

日本では、地下鉄サリン事件も起きています。

 

4 計画停電の再来。

 

関東だけで計画停電が行われた事例がありますが、これの関西版や全国版も当然、考えられます。

 

計画停電は僕も味わいましたが、けっこう大変です。

 

中東からの石油ストップにより、引き起こされる可能性はありますね。

 

5 食糧の輸入が途絶える。

 

突然、全世界的に飢饉が訪れ、食糧の輸入がストップする事態もありえます。

 

全世界的に飢饉が訪れるとしたら、地球温暖化や何らかの要因により、食糧供給が足りなくなるという事態でしょう。

 

特に、アメリカやオーストラリアで飢饉が起きると、自国が最優先になるので、日本への輸出が減るでしょう。

 

そのとき、日本は食糧をほぼ輸入に頼っており、真っ先に餓死する国ともいえます。

 

6 富士山が噴火する。

 

日本では火山が噴火することは珍しくありません。

「富士山もいずれ噴火する」と思われます。

 

そのときに、避難場所など、想定しておかないとマズイと思います。

 

富士山に限らず、日本全国で火山が噴火する可能性は高いです。

 

7 日本中で巨大地震が起こる。

 

昨今、日本中で、巨大地震が相次いでいます。

熊本、北海道、島根、長野など多数で起きています。

 

首都直下型地震は当然として、南海トラフ地震も想定されています。

 

日本中、どこで、いつ起きても不思議ではありません。

 

8 西日本、東日本豪雨を超える豪雨が起きる。

 

西日本、東日本豪雨は記憶に新しいですが、さらにこれを超える豪雨が起きても不思議ではありません。

 

その際に、非難をどうするか?のシュミレーションをしておかないといけないでしょう。

 

または、そもそも、危険地域には人を住めなくするか、「危険地域ですが、その分、家賃が安くなっています」など明記して契約するか?ですね。

 

9 インターネットのウィルスが蔓延して、ネットが長期間、使えなくなる。

 

IoTのウィルス(Mirai)が世界中に広まったのは記憶に新しいところです。

 

これの深刻版が、世界中に広まり、「ネットが長期間、使えなくなる可能性もありえる」と僕は思っています。

 

ネットが長期間、使えなくなると、相当、不便な社会になります。

 

こういう場合、オンラインやTVやラジオなどが有効になります。

 

ネットに極度に依存した社会の脆さが表れます。

 

10 隕石が落ちてくる。

 

隕石が落ちてくるだって?

「そこまで考えるの?」と思う人もいるでしょうが、これが完全に絵空事じゃないのです。

 

地球に急接近した隕石は過去にあります。

となれば、まったく可能性がゼロの話じゃないのです。

 

ただし、日本に直撃する可能性がどれくらいあるか?は不明です。

 

このように、かなり極端な100年に1回か、1000年に1回レベルの事態までも考えてみます。

 

想定をしておけば、危機が起きても、想定内になり、ある程度、迅速な対応を打ちやすくなると思います。

 

この記事では、新しい起きそうな災難などの考えが浮かんだら、随時、追加していく所存です。

 

4 最後に。

 

このように、僕の危機管理学としては、最低でも、過去に1000年や100年に起きたレベルで、かつ世界中で起きた災難や出来事を、日本でも形を変えて起こりうると想定して、リストに加え、想定しておくという形になります。

 

想定をしておき、さらにある程度の解決策や見通しを一度でも考えておけば、パニックになりずらく、想定内にすることができます。

 

その場合、対処が素早くできると考えられます。

 

 日本で与党になったら、まず「叩かれるのが普通」なので、心配性ぐらいでちょうど良いと思います。

 

ではこの辺で。(3496文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

最新情報をチェックしよう!