信憑性があるかどうか判断するには?「誰のどの意見を信じるか?僕たちがどのように主張するか?はセンスの問題という話」

  • 2021年6月4日
  • 2021年6月4日
  • 哲学
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どうも、武信です。(No1034)

 

僕たちは日々、いろいろな人の意見・主張を耳にし、目にします。

 

Twitter・テレビ・雑誌・本などでいろいろな人があらゆる主張をしています。

 

この際、「誰のどの意見を信じるか?は僕たちのセンスの問題だ!」と言われたら驚くでしょうか?

 

または、僕たちが発信者になった場合、「どのように主張するか?、どの意見を採用し、主張したり、Twittterでリツイートするか?もセンスの問題だ!」と言ったら、皆さんは理解できますか?

 

このテーマについて深堀りしていくので、興味がある人は続きをお読み下さい。

 

 

1 僕たちは自分の世界観を確立しており、自分の色眼鏡(レンズ)を通して世の中を見ている。

 

まず、僕たちは自分の世界観を確立しており、その世界観の色眼鏡(レンズ)を通して世の中を見ているという前提を共有しておきましょう。

 

たくさんの人がその人なりの人生を通じて、世界観を確立しており、その世界観から色眼鏡(レンズ)を通して世の中を眺めています。

 

そして自分の世界観に合致しない、または入っていないモノは積極的に理解しようと務めない限り、頭に入ってこず、スルーしてしまいます。

 

もしくは自分の世界観が強固になると、その世界観に合った情報ばかり取り入れ、ますますその世界観・価値観を強固にしていきます。(確証バイアス。自分の信じたいものだけを信じること)

 

つまり、ますます偏屈になっていきます。

 

各々の人々が確立している世界観・目に見える世界・経験した世界なんて地球からしたらごく僅かであり、それを自覚するのが無知の知です。

 

無知の知とは「自分がいかにわかってないか自覚する」ことを指します。

 

プログラミングでも、以下の図があるといいます。

 

ざっきーdevさんのツイート。

 

初心者「プログラミング わかりません」

初級者「プログラミング できません」

中級者「プログラミング できます」

上級者「プログラミング できません」

超級者「プログラミングわかりません」

 

もねさん@まったいらさんのツイート。

 

初心者「プログラミング 初心者です」

初級者「プログラミング 初心者です」

中級者「プログラミング ガチ勢です」

上級者「プログラミング 初心者です」

超越者「ておくれました」 以上、ここまで。

 

つまり、プログラミングは奥が深い世界であり、やり込めばやり込むほど「自分がいかにできないか」を痛感させられる世界なのです。

 

中級者のような中途半端な位置にいる人は奥の深さがわかっておらず、「自分は上位だ!プログラミングをかなり理解した!」と勘違いしてしまうのです。

 

僕は過去、出会った人で「中途半端にできる人ほど厄介な人はいない」と常々、感じていました。

 

あまりできない人は自覚しており、身の程をまきわえているケースが多かったですが、中途半端な人ほどやたら自信過剰でプライドが高く、他人の意見を受け付けず、自説に固執するのです。

 

相当にできる人は、他人の意見を柔軟に受け入れる余裕があります。

 

僕のブログの批判者、または陰謀を完全否定する人は、過去、中途半端な人ばかりでした。

 

頭が悪いか、信じやすい人は陰謀を信じ、または頭がいい人も陰謀を信じ、思慮深い人は少なくとも完全否定はせず、中立の立場を取る人が多かったです。

 

つまり、僕のような大量の間接証拠付きのブログを読んで、陰謀を信じるか信じないかのテストをすれば、その人の頭の良さがある程度、わかると思うのです。

 

■ 陰謀を信じた人。

 

頭の悪い人、信じやすい人。

頭が良い人。

 

■ 陰謀を完全否定し、信じない人。

 

中途半端な実力の持ち主。(関わると碌なことにならないので、損切りすることをお勧めします)

 

■ 陰謀を完全否定しないし、または中立の人。

 

思慮深いか、カウンセラー気質の人。

 

ちなみに僕の言う陰謀とは、以下です。

 

1 盗聴されている確率が99%です。

 

iPhoneを新しいモノと古いモノの2台持っており、古いモノは以前使用していたときはすぐに充電がなくなっていて、新しいモノを買ったら、今度は新しいモノの充電がなくなり、古いモノの充電はほぼ減らなくなりました。

 

新しいiPhoneも古いiPhoneも寝る前に充電具合を確認し、朝、起きると、新しいiPhoneだけが減っていました。

 

つまり、僕の新しいiPhoneは常時盗聴されており、だからこそ充電の減りが速く、1日に3回も充電をしないといけないのです。

 

PCもおそらく盗聴されているでしょうが、電源ケーブルなので、バッテリーの減りはもはや関係ないです。

 

また、家の中を盗撮されている確率が70%ぐらいあると感じます。

 

どうやって盗撮しているのか不明ですが、日本政府やメディア(TV局含む)の仕業だと思っています。(詳しい話は省略します)

 

ハッキングも99%の確率です。(日本政府、メディア、またはアメリカなどの仕業でしょうか)

 

尾行も確率は高いですが、いつも行く場所(ルート)が決まっており、あまり尾行するメリットはなさそうですね。

 

2 安倍による特定秘密保護法指定説は70%の確率です。(省略します)

 

3 Googleによる封じ込め、Twitterによる情報操作、WordPrssの数値操作の確率は50%にしています。(省略します)

 

話を戻します。

 

各々の人が自分の世界観を持っており、そのレンズを通して世の中を見ているので、自分のレンズが曇っているという疑いを持たない人は他人の意見を聞かないし、取り入れないので、話が通じません。

 

話が通じない人にいくら説得を試みても、無駄足に終わるので、そういう人とは積極的に関わらない方がいいのです。

 

無知の知を実践している人とは、付き合いやすいです。

 

無知の知がわからず、自分は何でも知っていると思っている傲慢な人は、自説を押し付けてきたり、他人の意見を聞かないので、付き合いづらいです。(良く言えば他人に流されない、詐欺に合わないかもしれませんが、良い情報も逃してしまいます)

 

この知識を前提として頭に入れた上で、次の話に進みます。

 

 

2 誰のどの意見を信じるか?は僕たちのセンスの問題だ!

 

医療の問題についても、どの意見を信じるか?は「医療リテラシー読本」によれば、以下の段階があると言います。

 

レベル1 メタアナリシスシステマティックレビュー。

 

レベル2 Randomized controlled trial (RCT)

 

レベル3 非ランダム化比較試験。

 

レベル4(分析疫学研究) コホート研究。

ケース・コントロール研究。

(一般に観察研究に分類される)

 

レベル5(記述研究) ケースシリーズ(一連の症例の報告)・症例の報告。

 

レベル6 論説・専門家の意見や考え。

動物を使った研究。

in Vitro(試験管)の研究。

 

以上、ここまで。P91。

 

論説・専門家の意見の考えとは「どんなに権威のある人物や妥当な意見であっても、個人の意見や考えはエビデンスレベルが低い」ということです。

 

で、科学的根拠のある主張ならば、それなりに参考になりますが、それでも外れ値があり、万人に通用しないのに、サンプル数1などの体験談になると多くの人に該当するかかなり不透明になります。

 

また、僕はよく「DaiGoによると」など、「僕がこう思う」ではなく、「他人の意見だよ!」と付け加えて言うこともありますが、それは参照元を示すために言っているのです。

 

僕は思うのですが、「誰のどの意見を信じるか?」の点において、結局は「その人の主張はどこから来たものなのか?」は確認した方がいいと思うのです。

 

DaiGoが言うのなら、おそらく論文や本が根拠になることが多いですし、本なら、その本の著者はどういう人なのか、どれくらいの実力者が書いているのか、など、とにかく発信元があるのです。

 

「TVの林修が言っていた」というのなら、林修はその主張をどこから引っ張ってきたのか、体験談か、それとも本か、伝聞か、など根源があるのです。

 

で、ここが難しいのですが、発信元を突き止めて、その発信元が信憑性が高そうなら、その主張は仮にニートが言っていたとしても、意見自体は正しい可能性があります。

 

ニートが主張をして、大半の人は「ニートが言っている!」とバカにし、話を聞かないケースが多いですが、そのニートが参照したのが論文だとしたら、正しい可能性が高いのです。

 

もちろん、ニートが論文や本などの読解・解釈を間違えて、歪めて僕たちに伝えてくる可能性は十分ありますが。

 

世界観が狭い人は、誰の意見を信じていいかの判断軸が曖昧であり、脆いので、権威を頼りたがります。

 

世界観が大量の読書などを通じて広がった人は、権威を盲信せず、その確立した世界観から、「センスでどの意見を信じるか?」をある程度、決められます。

 

まとめると、誰が主張するにせよ、その発信元(根源)はどこなのか?確認することが大事であり、その主張に対し、僕たちができるのは大量の読書などを通じて世界観をあらかじめ、ある程度確立しておくことなのです。

 

ここで、最初の話を確認しておきます。

 

ほとんどの人が、無知の知を実践しておらず、狭い世界観からレンズを通して世の中を見ており、さらに自分の世界観に合致した意見だけを無意識に取り入れています。

 

自分だけがその世界観、価値観を信じており、他人に強制しなければ害がありませんが、大抵は宗教と同じで、自説を他人に押し付けてきます。

 

そもそも、無知の知がわかっている人であれば、自説を他人にむやみに押し付けません。

 

さて、「誰のどの意見を信じるか?問題」は、発信者が無知の知を実践していて、他人の意見を受けいられる器があるかを前提とした上で、発信者が確立している世界観が狭いか、広いか、などが関係しており、簡単にいえばセンスの問題となります。

 

つまり、発信者の言動に信用が置けるかどうかを見極めるには、無知の知をわきまえており、世界観が広いことは重要ポイントとなります。

 

これらをちゃんと備えた上で発信している人の言動は信用が置ける確率が上がると僕は考えています。

 

そして、センスが悪い人の主張は的確度が1、2割とかそんなもので、とにかく的はずれなことを言いまくります。

 

センスがいい人の主張は的確度が5、6割以上はいきそうで、的中率が高いです。

 

「誰のどの意見を信じるか?」はセンスの問題であり、ついていく人を外さないのであればやはりセンスがいいのです。

 

その見極めるセンスとしてはその人本人の的確度・的中率などを総合的に長い付き合いで見極められば一番いいのですが、そのためには僕たちも大量の読書や経験を培って、世界観を構築しておく必要があります。

 

つまり、僕たちも目利きにならないといけないのです。

 

目利きになるためのコツの例として、発信者に無知の知の要素がある(自分が絶対に正しいと思っていない)、世界観が広い(広い視野で物事をみれる・専門バカじゃない)があるかどうかを観察するのです。

 

また、世界観が狭いのを直したい人は無知の知を自覚し、実践して、あとは発信者の参照元(根源)をなるべく確認するか、本などを大量に読んで世界観を広げる努力をするのがいいでしょう。

 

ちなみに、無知の知とは以下の事例でも使えます。

 

酒井俊さんのツイート。

 

「部下に正解を教えないという上司は「自分が正解を持っている」という潜在意識がある。上司の経験則の通用しない課題に部下が直面したら、上司のこの意識は害悪でしかない。正解が不透明な今、「正解を教えない」より「正解を共に探す」上司であって欲しい」以上、ここまで。

 

正解を出し惜しみして教えない上司がいます。

 

部下に自力で考えさせたいからなのでしょうが、僕はこの手法に疑いを持っています。

 

そもそも、今のビジネスの時代、上司の解答が正解かどうかすら不明なのです。

 

ですから、上司がまず模範として正解の仮説を示してみて、部下がそれに対し、疑ったり、ツッコミを入れて、共に正解を探した方が効率が良いと思うのです。

 

上司の正解例をたくさん聴くことで、徐々に正解のパターンが蓄積されていき、部下も考えられるようになるのでは?と。

 

僕も最初からゼロから正解なんて考え出せるわけもなく、本やDaiGoなどの主張をなるべく多くパクったり、真似て、その後独自の見解を出す訓練をしたのです。

 

正解を出し惜しみする上司は、時代の流れが速い現代には合わないと感じます。

 

 

3 僕たちがどのように主張し、どの意見を採用したり、Twitterでリツイートするか?もセンスの問題だ!

 

発信者の主張の信憑性を確かめる場合だけじゃなく、僕たちが発信者になるときもセンスが重要となります。

 

言葉選び、話題・テーマ選び、どの本を読んで参考にするか、どの記事を読んでリツイートするか、などその人のセンスが丸わかりとなります。

 

センスのいい人のTwitterは、センスのいいツイートか、リツイートが多いので、ある意味、的確度・的中率が高いと言えるでしょう。

 

センスの悪い人のツイートは的はずれなことばかり言い、さらに的はずれなリツイートばかりしますし、盲信するインフルエンサーなども間違えます。

 

センスがいい人ほど、そういう人のツイートを見たいと思いませんから、ミュートしたり、フォローを外します。

 

また、Twitterの世界で儲けているのはインフルエンサーかプチインフルエンサーなど、ほんのひと握りだと感じます。

 

またはホンネで中学受験のように、特定のニーズを満たすサービスを既に持っている人が宣伝した場合、ある程度効果はあると思います。(ホンネで中学受験はYoutubeもやっています。プログラミングのたにぐちまことさんなど、専門スキルもウケがいいでしょう)

 

40代以上などになると、ビジュアル的にきつくなりますし、ホリエモンやお笑い芸人の宮迫さんなど、元々有名な人じゃないとなかなかウケないと思います。

 

20代のルックスがいい人はYouTubeで活動すれば効果が高いのではないでしょうか。

 

40代以上はYouTubeでの戦いよりも、Google経由のブログなど戦いの場所をよく考えた方がいいでしょう。(Twitterで戦うなら、専門スキルや特定のニーズがあるサービスを既に持っていて、告知したい場合ですかね)

 

ともかく、発信にもセンスの良さが問われるということですね。

 

 

4 以下の自説に対し、どう感じるか?はセンスの問題。

 

最後に補足として、加えたので余力がある人は読んでみてください。

 

事例として、以下の自説を述べている人がいましたが、この主張に対し、どう感じるか?もセンスの問題でしょう。

 

■ コロナは大したことないのに、ここまでメディアが大騒ぎしている理由は、日本政府のムーンショット計画を広めるための地ならし的意味合いがある。

 

ムーンショット計画はググれば出てきますが、日本政府が2050年に目標としているモノです。

 

その中に、ざっくり解釈すれば、ネット空間との親和性もあるので、今回のコロナ騒動でリモートワークを定着させ、ムーンショット計画を広めるための下地を作ろう!という試みがあるのでは?という主張です。

 

その主張の背景には、「コロナは大したことない」という前提があり、コロナが大したことないのに、ここまでメディアが過剰に騒いでいるのなら、何か裏があるはずだ!とつながり、それがムーンショット計画に至ったようなのです。

 

これを聞いて、皆さんはどう思いましたか?

 

「同意だ!」「ありえるかも」「いや、違う」など、その人の世界観によって解釈が異なったことでしょう。

 

僕の意見としては、そもそもコロナは中国発であり、日本政府が直接操作できるものではないので、日本政府がムーンショット計画に後からコロナを利用したというのなら、ありえなくはないですが、最初から計画通りにムーンショット計画のためにコロナを利用した、はないというモノです。

 

「コロナ大したことない論者」(単なる風邪かインフルエンザ)もネットでは一定数いて、これも解釈が割れるでしょう。

 

「コロナが大したことない」という前提がまずあり、大したことないコロナについてメディアが過剰に騒いでいるのだとしたら、何か裏があると見る人がいたのです。

 

僕は完全否定はしませんが、ムーンショット計画って2050年であり、かなり先の話であり、2021年の段階で地ならししておく必要ありますか?と感じます。

 

しかも、GDPや経済成長をここまで犠牲にして。

 

また、コロナ問題は日本政府にメリットがないですよね?

 

コロナが大したことないのに、「メディアが過剰に騒ぐ」としたら、メディアにメリットがあるべきで、日本政府にデメリットなら、日本政府が主導しているムーンショット計画と関係ないですよね?と。

 

仮に、コロナが大したことなく、メディアが騒ぐ理由があるとしたら、「日本政府に不利に働くようにしたい」であり、日本政府のムーンショット計画の地ならしに、コロナを利用するという論理につながらないと感じます。

 

こういう世界観でモノを見る人がいて、主張してくるので、1回は疑い、保留して、調べたり、考えてから、その主張を受け入れるか、決めた方がいいのです。

 

ではこの辺で。(7364文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

 

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献

 

「医療リテラシー読本」

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