IQじゃなくて知性を判定する方法「読書のプロからすれば、あなたの本棚であなたの知的レベルがわかる」

どうも、「ホントのメディア」~自由人のための起業・フリーランス・副業塾~運営者の武信です。(No280) 

2017年の記事です。

タイトルそのままの内容の記事です。

しかし、もう少し踏み込んだ内容も書いています。

学歴より、学習歴と言われ、さらに読書歴とも主張できそうです。

詳しい内容を知りたい人は続きをお読みください。

1 あなたの本棚などであなたの知的レベルが判明する

書評家、読書のプロから判断すると、「あなたの知的レベルが現在どれくらいなのか?」を、あなたの本棚から推し量ることができます。

正確には、あなたの本棚に置いてある本だけでなく、「あなたが好きな本」「あなたが人に勧める本のレベル」で、あなたの知的レベルは判明します。

この知的レベルの判断をするためには、膨大な読書をした上での、「相場観」が必要です。

または、本よりも論文派の人の場合は、「どの論文を勧めるか?」などでも、推し量ることができるでしょう。

2 文系や経営層や理系の本を読むことの意味

まず、文系の場合や経営層の場合は、本を読まないという時点で、僕はもう「高度スキルや高度知識や高度思考スキル」の獲得は難しいと感じます。

理系ならば、本を読まなくても何とかなります。

いや、理系なら技術書ぐらいは読まないといけないかもしれませんが、経営の本やビジネス書や対人関係の本などを、そこまで読まなくても、技術だけで生きていくことは可能です。

しかし、理系だからこそ、「できる芸当」です。

理系はコミュ力が多少欠けていても、技術だけである程度の金を稼ぐことが可能なのです。

しかし、文系や経営層になるとそうはいきません。

技術がある文系や経営層でも、技術に頼りきりになるのは非常にマズく、本や耳学問(人脈がある人限定ですが、コスパは悪い)で情報をたくさん集めないと、「経営判断や日々の仕事での交渉での判断」などで誤ることになります。

3 僕が学歴より気にするシグナル

情報を集める手段として、本はかなりコスパが良いのです。

そして、「あなたの本棚が、あなたが好んで集めている情報」ということになります。(人に聞いた情報は、この場合では除外します)

だからこそ僕は、「どのような本を読んでいるのか?」に興味があります。

学歴より気になります。

学歴は、僕は文系の場合、そこまでのシグナルを発揮しているとは考えていません

それよりも、「何を読んでいるのか、何を読んできたのか」が気になります。

そして、その読んできた本をきちんと吸収している方なら、きっと知的レベルは高いと推測できます。(文章で書かせたり、説明させれば、内容をきちんと理解しているか判断できます。もちろん、判定者がその本をちゃんと読んでいるという前提です)

または、読んできた本をシグナルとするだけでなく、「何を発信しているか?」(ブログや本やTwitterや会話など)でも、ある程度のシグナルとして判断できるでしょう。

学歴があっても、「論文がそこまで書けなかったり、発信する情報が薄い」場合、その高学歴はシグナルとしては僕は弱い、幼稚だと判断します。

学歴がなくても発信する情報が濃かったり、読んでいる本のレベルが高い人の方が、どう考えても、実力的に優っていると思いませんか?(まぁ、多くの人は学歴病にかかっているので、そうは考えないでしょう。「読んできた本や発信する情報を、シグナルとして捉える視点がかなり弱い」のです)

4 30歳を超えた人間を判断するためのシグナル

だいたい、30歳を超えた人間に対して、学歴というシグナルを判断の根拠とする人は、正直、あまり賢くないと思います。

30歳を超えた人に対しては、学歴は最低限の判断基準だけにし、「何をやってきたか」職歴などを見るべきでしょう。

学歴が低くても、仕事で高い実績をあげている人がいたら、もう学歴なんて考えないで採用すればいいのです。

その人は「高い仕事をする能力」を、「学歴じゃない経歴、努力で乗り越えて実績を出して」証明したのですから。

または、職歴がなかった場合、「何をやってきたか」で判断します。

それはアウトプット物かもしれませんし、会話のスキルかもしれませんし、読んできた本かもしれません。

30歳を超えた人間に、18歳〜20歳時点での、しかも、文系の学力をシグナルとして採用することは愚かです。

もちろん、「高学歴な上に仕事でも実績を出し、読んでいる本の質も高く、アウトプット物の質も高く、会話も上手いのであれば最強人材」ですが、かなりの少数でしょう。

特に、中小企業などは埋もれた人材を採用しなければいけないわけであり、大企業であれば安定を求める人を排除しないといけないのですから、何をシグナルとして判断するかは重要ポイントです。

まぁ、新卒採用が一番、採用として難しいでしょうね。

ポテンシャル採用であり、学歴がほとんどを占めますから。

中途採用なら、仕事で既に実績を出しているか?一目瞭然なので分かりやすいです。

ではこの辺で。(2295文字)

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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