コミュ力とは?「飲みニケーションについて」

どうも、武信です。(No532)

 

2017年の記事です。

 

「飲みニケーション」という言葉を、皆さんは聞いたことありますか?

「俗に、酒を飲みながら語り合い、親交を深めること」とあります。

 

まぁ、会社での飲み会などでしょうね。

 

「飲みニケーションが今、実態はどうなっているのか?」さらに、「飲みニケーションはどうなっていくのか?」など書きました。

 

興味がある方は、続きをお読みください。

 

 

1 前回の記事から引用。

 

まず、以下の記事から、飲みニケーションの部分について、引用します。

 

「コミュ障嫌いというひろゆき自身がコミュ力ないと思う2」PART2

コミュ力とは?「コミュ障嫌いというひろゆき自身がコミュ力ないと思う2」PART2

 

そう考えると、飲み会での上司による飲みコミュニケーションは本当はそこまで必要ないとも思います。

 

腹を割って話して、お互いを知り、仕事を円滑に進めようという配慮なのかもしれませんが、部下は上司に気を遣いますし、上司は単に武勇伝や自慢話をしたいだけであり、時間の無駄だと私は感じます。(もちろん、飲み会で、上司の役立つ武勇伝を聴けるのであれば価値はあるかもしれませんが)

 

以下の記事もあります。

「「飲みニケーション」減少がパワハラを増やした」というタイトルの記事です。(消されたようです)

 

一部、引用します。《3. ハラスメント発生の背景・原因と考えられるもの ・「飲みニケーション」の減少勤務後、職場内の従業員同士でお酒を飲みなかがら交流を図る「飲みニケーション」が近年減ってきたことが、コミュニケーション不足につながっている。

 

同し会社でも電車通勤の事業所では飲み会を頻繁に開くので職場内の結束は強いが、車通勤の事業所では結束は弱いという傾向がある。以上、ここまで。

 

言わば、飲みニケーション減少によって、コミュニケーションが減っていますが、飲み会が頻繁に行われている職場では結束が強く、飲み会があまり行われない職場では結束が弱いといいます。

 

この記事では飲み会がパワハラの温床であり、飲み会が減少している現在なら、パワハラは減っているはずだといいます。(飲み会がパワハラの温床という意味は、飲み強制酒でのパワハラ事件が目立ったからです)

 

しかし、ここ10年でパワハラは増えているといいます。(飲み会減少とともにです)

 

記事の著者は飲みニケーションが減ったから、パワハラが増えたと思っているようです。(矛盾している話ですがどういうことなのか?は、下記を読んで理解しましょう)

 

再度、一部、引用します。

 

いまの日本社会で「酒」というものは、会社からまっすぐ帰って自宅でひとりチビチビやったり、気の合う仲間とたしなむ「嗜好品」に成り下がってしまった。しかし、それでいいのか。

 

パワハラにならないかと腫れ物のように部下に接する上司。

 

何を考えているのか分からない上司に、淡々とディスられてストレスがたまっている部下。

 

このように人間関係が不安定になっている今だからこそ「飲みニケーション」が必要なのではないか。

 

ちょっと部下を厳しく叱責しただけでも、人事から注意されるこのご時世。

 

部下や後輩と「飲みニケーション」をとるのが怖いというのはよく分かるが、怖がっていると、かえってマズい事態になるかもしれない。

 

ネチネチと説教したり、昔の武勇伝を聞かせたり、深夜まで連れ回したり、なんてのを避けるのは言うまでもないが、たまには勇気をもって部下や後輩を誘ってみてはいかがだろうか。以上、ここまで。

 

僕の解釈は別にあります。

 

つまり、韓国や中国やかつての日本では飲みニケーションが当たり前であり、外資系ではプライベート重視でさっさと帰る風潮でした。

 

で、最近は、日本の企業も外資系に近づいているようです。

 

外資系がなぜ、飲みニケーションをやらずに成り立っているかといえば生産性が高いからです。

 

そして、転職市場も成り立っていますし、パワハラやセクハラにも厳しいです。

 

対して、日本企業はメンバーシップ制であり、家族のように社員を扱います。

 

だから、飲みニケーション重視だったのです。そして、生産性は低いです。

 

生産性が低い社員を「家族だろう?」と訴え、長時間労働や転勤など使い倒すのが日本企業だったのです。

 

家族ですから、会社の人間関係を良くしようと飲みニケーションをやっていました。

 

ですが、もう若者たちは「会社の家族主義」に疑問を抱き始めたのです。

だから、飲みニケーションを避けているのです。

 

安い給料で、こき使うための「家族主義」、または「終身雇用」「年功序列」だったからです。

若者たちは、外資系のような風土を望んでいると思うんですよね。

 

従来の「家族主義」が通用しなくなったら、上司たちはパワハラなどで威圧し、若者を酷使するしかありません。

 

昔は「家族だから」という理由で、プライベートより残業優先、仕事優先をさせていたのですが、それが通用しなくなったのですから。

 

これがパワハラが増えている理由だと思います。(パワハラの温床であった飲みニケーションが減ったのに、パワハラがここ10年で増えているのはこういう理由だったのでしょう)

 

ま、いろいろな意見があるでしょう。飲みニケーションで、家族主義が好きな社員もいるかもしれません。

 

その家族主義の会社の賃金がどれだけなのか?知りたいですけどね。以上、ここまで。 

 

2 「ダークサイドスキル」からの引用。

 

こう書いていたら、「ダークサイドスキル」という本で、以下のように書かれていました。

 

以下、引用します。 

 

飲めない部下やプライベートの時間を大事にしたいという部下とは、昼飯を一緒に食べにいくといい。

さすがに昼飯を食べないということはないからだ。

 

自分のシナプスとなる人とは定期的にランチを食べながら「そういえば、あれどうなっているの」と情報をアップデートしておくと、いざというときにワークする。

 

だから、社員食堂で昼を食べるときも、たいていの人はいつも同じ部署のメンバーで固まって食べているが、したたかな人は毎回自分ひとりでお盆を持って、今日は誰の隣に座ろうかと様子を見ながら、「ここ、いいですか?」と動き回っている。

 

就任当時の日産自動車のカルロス・ゴーン社長は神出鬼没で、突然、工場に視察にやってきて、社員を集めて車座んいなって話を聞いたそうだ。

 

そうやって現場と直接つながり、一次情報を集めてシナプスをつくっていったのだ。

 

このように自らの足で稼いだ一次情報を基に、日産リバイバルプランの青写真はゴーン社長の中で着実にできあがっていったそうだ。以上、ここまで。P92。(今ではゴーンさんは捕まってしまいましたがね)

 

飲みニケーション(夜ではなく昼)もそれなりに役立つのですね。

 

外資系のさっぱりとした働き方を基本としつつ、昼飯での飲みニケーションを行い、一次情報を集めて、有利に持っていくのはありでしょう。

 

夜にまで飲みニケーションを持ち込まれると嫌がる社員も、今の若者には多いかもしれません。

 

日本企業の家族経営的な「見せかけのもの」に騙されなくなってきたのかもしれません。

 

ではこの辺で。(3236文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

 

「ダークサイド・スキル」

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