どうも、武信です。(No498)
人が変わるきっかけについて、述べていきます。
併せて「環境が良くない中でのし上がっていく、変わるには?」というテーマも、僕の体験談から述べていきます。
変わりたい人は、必読かもしれません。
短く、サクッと読める内容です。
1 僕の環境。
僕の話をします。
僕の環境は正直、かなり良いとはまったく言えません。
父親は話す力も聞く力も弱く、会話力ではまったく参考になりません。
ただし、社会保険労務士、行政書士、宅建、マンション管理士などの資格に50代で受かるほどの根性の持ち主でした。
母親は全般的に、能力が高くありません。
しかし、生活面では随分と助けられており、感謝しています。
そして、高校は3流以下の高校であり、僕だけが唯一日東駒専レベルに現役で一般入試に受かったのです。
その話は以下の記事で書いています。「僕が自己責任、情報格差という言葉を連呼する理由」というタイトルです。
日本は無責任?「僕が自己責任、情報格差という言葉を連呼する理由」PART1
2 僕が育ったのは◯のおかげ。
僕が育った理由は、ほぼ全て独学です。
つまり、本であり、参考書です。
20代は本ばかり読んでいました。(ネット環境が整っていなかったのと、引きこもりでしたから、社会経験も積めませんでしたし、金もなく、持病もあったからです)
しかし、本を大量に読んだことの効果は高かったです。
下手に会社で、二流以下の上司などから学ぶより、良かったと思います。
超一流の人が基本的に本を書いていますから、そのノウハウを直接指導じゃなくても、盗めるのは大きかったのです。
ですが、実践の場がなく、単なる知識蓄積期であり、物知りというだけでした。
30代はネットが飛躍的に普及しており、SNSで出会いを求め、社会経験も独自に積むことができました。
僕には指導者がいませんでした。敢えて言えば、本です。
本の知識を基に考え、試行錯誤して、自分なりのノウハウを貯めていきました。
そして、その間、ほぼ誰も助けてもくれず、支援もされていません。(世の中、そんなものです。逆に、僕を利用しようという輩は大勢いました。ほとんどがそうです)
本や参考書やネットがなかったら、僕は成長していませんね。
人脈も乏しく、環境が整っていないのですから、当然です。
3 人が変わるけっかけとは?
では、一般的に人が変わるにはどのような手法があるのでしょうか?
大前研一氏は、以下のように言っています。
以下のブログから引用です。
いつの間にか大前研一さんの「人が変わる方法」をやっていた2011年まとめ | Learn by doing
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。
かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
そして時間、場所、友人の中でどれか一つだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることがもっとも効果的なのだ。 by 大前研一 以上、ここまで。
時間配分、住む場所、付き合う人の3つを変えるしか、人間は変わらないそうです。
または、一般的に人が変わるきっかけだと僕が思う点はTV番組(東大受験でいえばドラゴン桜などのドラマ)や、漫画(竜馬がゆくなど)や、本(僕はたくさんのビジネス書できっかけを得た)や、リアルな人(尊敬できる出来る人間、または、とことんできないひとを見て「こうはなりたくない」という反面教師など)からでしょう。
リアルな人付き合いがきっかけで、変わるということはよくあります。
大前さんの言う通りでしょう。
ですが、3つだけというのは少なすぎで欠けています。
僕の場合は、ほぼ引きこもりでしたから、本が大きかったです。
超一流人の本による、モノの見方や考え方を読んで、これは凄いと思い、こうなりたいというロールモデルがいくつもできました。
20代は、大前研一さんなどでしたかね。
このように環境がそこまで良くない中でのし上がるには、「何かのきっかけ」が必要であり、僕の場合は本であり、SNSでしたが、読者の方も似たような環境の方いるとしたら、何か参考にしてもらえたら幸いです。
ちなみに、SNSなどで「リアルに上手いコミュ力がある人」と出逢うのが一番だと言っておきます。
百聞は一見に如かずというか、読書では得られないものです。
コミュ力については、読書では学びにくいのです。
4 そもそも多くの人は変わらない。
しかし、最後に重大なことを書きます。
そもそも、多くの人はそう簡単に変わらない、という残酷な事実です。
ある記事によると、治すと思っている人ですら、本当に治せるのは「100%中7%以下」だと書かれています。(参考文献、載せないですいません)
つまり、100人のうち7人も変わらないということでしょうかね。
さて、僕の元知り合いで、以下の記事でかなり変わったという人がいました。
「人間は過ちを何度も繰り返す。だから他人の失敗集である歴史から学ぶ価値がある。」というタイトルです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ「人間は過ちを何度も繰り返す。だから他人の失敗集である歴史から学ぶ価値がある。」
一部、引用しますね。
ここで、僕の失敗の体験談を書きます。
僕が学んだことは、「人はそう簡単に変わらない」です。これ、重要です。何回でも繰り返します。
「人はそう簡単には変わらない」。
これを復唱しておくと良いと思います。
思想、思考の癖、口調、価値観など人は様々な要素を持っていますが、それらはそう簡単には変わりません。本当に変わりません。
変わるとしたら、本人が自覚して、死ぬ気で改善したときのみです。(この事例を1つだけ知っています。本人もかなり直そうとしていました。だから、性格かなり悪い嫌われれ者から、別人のように普通レベルになりました)
しかし、大半の人は自覚もしておらず(自覚している時点でもう変わる気配がある人)、さらに死ぬ気で改善となると、もう無理ゲーでしょう。
「人はそう簡単に変わらない」のだから、その変わらない人達と上手く付き合っていくのなら、仕事場なら表面上だけの付き合いにし、身内にまで深く入り込んだのなら、「変えようとせず、諦めも重要」ということです。
一回でも、致命的な点で仲違いした場合、もう修復、復縁はしない方がいいです。
その致命的な点で嫌いになり、喧嘩別れしたのですが、人間という生き物は忘れやすいもので、またヨリを戻そうとしてしまいがちです。
ですが「人間はそう簡単に変わらない」のです。
また、その人の致命的な欠点が次も、ほぼ必ず表れます。
だから、修復、復縁などしない方がいいです。
そもそも相性が良い相手とは、そう簡単に仲違いしません。
なので、相性が良い人同士で付き合えばいいのです。
そして、相性が悪い相手とは、身内のような深い関係はもちろんせず、表面上の付き合いで済ませばいいのです。
くれぐれも「他人に変わって欲しい」なんて思わないことです。
他人に変わってもらうくらいなら、別の自分に合う人を探した方が早道だし、楽です。以上、ここまで。
この1つだけの事例がどうやら、なくなりそうな気配ということを書いておきます。
つまり、本気で直そうとした人が、また元通りになりそうな気配なのです。
同じことを何度も言う癖が復活し、自慢話は頻繁にし、変な質問の仕方も復活しました。
やはり、そう簡単に人は変わらないってことです。
変わる気配はあったのになぁ。
それは体調の不調や、仕事で上手くいかなそうな気配などが原因でしょう。(プライベートも上手くいってないようです)
もし、この1つの事例がなくなったら、僕が知る限り、人が変わった事例がなくなります。
やはり100%中7%以下という率は当たっているのでしょう。(しかも、本気で治そうと思った人限定ですよ)
人はそう簡単に変わらないのだとしたら、変える努力は本当に労力ばかりかかり、無駄だということになります。
犯罪者でいえば、更生はそもそも無理なのですから、ずっと刑務所に入れておくことでしょう。(GPSを常につけておくのが大事でしょう。前科犯には)
人が変わるストーリーやフィクションってありますが、現実には人が変わる見込みはかなり薄いです。
だからこそ、才能ある、見込みのある人間を見極めて、出世させるべきですし、見込みのない人は諦めるか、出世させないことが大事ということが言えます。
変わるには年単位で粘り強く、習慣化させ、身体に染み込ませなければ治らないのです。
いかに無理筋かが、わかろうものです。
ではこの辺で。(4001文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。