どうも、武信です。(No1005)
僕は以下の記事で、LINEの「友達の友達と知り合えるマッチングアプリ」について散々、ダメ出しをし、代わりに「気軽にある程度いい人と話せるアプリ案を提案していました」が、既に存在したことが分かりました。
「LINEの新しいマッチングアプリ「HOP」を試しに使ってみた!怖いもの見たさである!」
ベンチャービジネスの成功の秘訣「DaiGoはベンチャービジネスの天才だと思う&LINEの企画案」
その名は「Teleful」。
iPhone,、Androidはもちろんのこと、Windows版もあるようです。
「いつからあったのだろう?」と疑問に思い、調べたところ、利用規約みたいなものがあり、2020年6月3日に制定されていました。
そして、このTelefulは相当、頭の切れる人が作っていることが分かりました。
システムが見事に整合性がとれており、巧みなのです。
僕のTelefulについての感想を主に、書いていきます。
Teleful体験記でもあります。
興味がある人は続きをお読み下さい。
1 Telefulのシステム。
まず、Twitterと連携できます。
Twitterと連携することで、Twitter経由で「Telefulを拡散したい、宣伝したい思惑」が窺えます。
2番目にオープンルームという場所は「スカイプちゃんねるでいう作業通話会議みたいな場所」でもあります。
しかし、画期的なのは、主催者がいて、それに参加したい人が加わるのですが、なんと外部の人が音声通話を聴けるシステムなのです。
これは、女性であれば安心材料なのです。
変なセクハラまがいの男は発言を自粛するようになります。(いつ、外部の人に聞かれるか分からないからです)
スカイプちゃんねるでは、スカイプのコンタクトを交換後、個通などになると、1対1の通話であり、外部の人は聞けず、「変態行動をとる人も大勢いた」と過去、スカイプちゃんねるで話した何人もの女性に言われました。
この変態行動をこのような監視の目で防いでいるのです。
さらに、個通(1対1)が苦手な人にとってはこういうオープンで、何人でもいつでも参加してくれる通話のほうが気楽なのでしょう。
また、気に入った相手であれば、個通も可能なのです。
ツイッターのようにフォロー機能がついており、チェックしたい、また話したい相手ははフォローすればいいのです。
これも画期的です。
また、内向的な人であればなかなか会議通話に加わりにくいでしょうが、外部の人の声を聴くだけでも可能なので、BGM代わりや他人のコミュニケーションや通話を覗き見ることができます。
これは後で述べますが、ビジネスアイデアにつながると思います。
通知機能もありますが、これもあってもいいですが、「ボタンとしてわざわざ置くのはもったいないなぁ」と感じました。
オープンルームだけじゃなく、「趣味つながりなどで、つながれる機能もつけて欲しいなぁ」と。
このTelefulは、ある意味、僕の案をある程度、体現したモノです。
「気軽にある程度いい人と話せるアプリ」という機能は十分満たしています。
ただし、このアプリの人と話したところ、どうやら夜になると、音声が切れたり、聞こえなくなるなどの障害が度々発生するようです。
サーバーに負荷がかかっているのでしょうか。
僕はまだ体験していませんが、これがなかったら、相当、使いやすいアプリであり、スカイプちゃんねるの代替となりえるかもしれません。
スカイプちゃんねるは個通に持っていけて、スカイプの機能をたくさん使える有利な点もある反面、「なかなかコンタクトを交換してくれないという不便さ」があったのです。
それこそ「10通送って、1、2通返信してくれたらラッキー」という割合です。
しかも、相手に送る文面をかなり工夫して書いてても、この返信率なのですから、他の適当な文面を送っている人はほぼ返事なしでしょう。
スカイプちゃんねるでは、1回の女性の投稿に男性が10〜20通ぐらい送っているようなので、激戦区なのです。
顔も知らない女性と通話するだけで、これだけの労力を男はかけているわけであり、それに比べたら、「Telefulの方がマシなのでは?」と思います。
もちろん、僕は工夫に工夫を重ねており、スカイプちゃんねるのような猛者が集う場所でも生き抜いてきましたが。(ある意味、ネットナンパの技術がないと女性と中・長期的に仲良くなれないのです)
で、Telefulの弱点は、マネタイズに成功していない点でしょう。
このアプリに僕は大変、感心し、「どうにかマネタイズできないか?」考えてみました。
2 Telefulのマネタイズ手法。
Telefulを、以下の記事で書いたように「コミュニケーションの練習場として活用できないか?」という案です。
企画書の書き方「LINEの飛躍策。コミュトレ」
この記事のようにチャットでのトレーニングではなく、音声になりますけどね。
コミュ障にとってはネットでもいいので、練習場所が必要です。
僕も引き篭もりながらも、コミュ力が上がったのはスカイプちゃんねるのおかげであり、練習を積んだからです。
となれば、コミュ障の人の練習場として機能させるために、コミュニケーション道場、またはコミュトレ(コミュニケーショントレーニングの略)という副題をアプリの名前につけ、「単なる気軽にある程度いい人と話せる場所以上の場所を提供したらどうだろう?」という案です。
月額500円以上を払う人には、ゴールド会員の称号が与えられ、優先的にTelefulのサービスを使えるようにします。
例えば、ニコニコ動画において、プレミアム会員は混雑を避けられるのですが、「ゴールド会員も音声通信の悪さを回避できる」などの機能です。
これは個通の場合のみ、機能し、オープンルームでは機能しないようにします。(オープンルームでは誰か1人でもゴールド会員がいたら、音声通信が悪くならないようにします)
さらに、ゴールド会員には特典があり、個通を許可するのです。
無料会員はオープンルームでしか通話できないのです。(大人数の監視された会議です)
で、コミュ障でも、最初はどういう会話をしていいかわからないので、オープンルームで流暢に話している人の会話テクニックを盗み聴きするのです。
これがコミュ障にとって、コミュ力強化のお手本になります。
将棋ウォーズというアプリでは、段の人の実際のリアル将棋試合を観戦できますが、これのコミュニケーション版でもあります。
コミュ力はリアル体験が必須であり、本の知識だけで上達は無理であり、訓練あってこそなので、こういう気軽に話せる場所はコミュ障にとっては大いに価値があるでしょう。
コミュ障じゃなくても、個通をしたい人はゴールド会員になりたがります。
女性側は特別、個通を望まないかもしれませんが、場合によっては望むかもしれません。
婚活・恋活目的の場所じゃないので、「コミュニケーションのトレーニング場所として、マネタイズできないか?」という視点であります。
僕も、スカイプちゃんねるで独自にコミュ力を鍛え上げてきたので、Telefulもそういう場所を提供すればいいのでは?と。
作業通話目的の人は無料会員のまま、個通に誰も誘わず、「オープンルームで大人数?か複数人と喋っていればいい」のです。
女性は基本的に無料ですが、女性会員と男性会員の区別がつきづらいので、「混雑回避機能」「個通に誘える」などの付加機能を課金したゴールド会員につけることにします。
この機能を望むのは主に男性でしょう。
しかし、この2つの機能だけでは継続して月額500円を取るのは厳しいかもしれません。
マネタイズ手法はけっこう大変ですね。
3 最後に。
それにしても「僕の構想をある程度、体現したアプリが既にある」とは驚きでした。
で、現実に体現化されて初めて、気づくことも多々ありました。
まず、マネタイズが意外と難しいという点。
やはり、そこまで暇人はいないのです。
スカイプちゃんねるばかり利用していて、僕の見ている世界が狭まっていました。
普通の人は働いており、いい人であればもう人脈構築済みであり、スカイプちゃんねるを利用する層は「大学で相手にされなかった非リア充の学生、高校生、メンヘラ、生活保護者、フリーランスなどの自由業、たまに有能な起業家や作家系やクリエーター系、など」になるのです。
LINEの「六次の隔たり」を採用したアプリにダメ出しをしてしまいましたが、ちょっと申し訳なかったなぁと。
実装し、ある程度、見に見える形にしてみないと分からないことも多々あるのです。
LINEは「Telefulを追随するのは厳しいでしょうし、やる気もない」と思います。
LINEの8400万人の人数・知名度・宣伝効率を活かせる案を作るべきですし、「マネタイズほど難しいことはない」と感じました。
Telefulは存続して欲しいので、ぜひとも「マネタイズに成功して欲しい」と切に願います。
ではこの辺で。(3790文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。