ベンチャービジネスの成功の秘訣「DaiGoはベンチャービジネスの天才だと思う&LINEの企画案」

どうも、「武信です。(No1004)

 

「DaiGoはベンチャービジネスの天才だと思う」というタイトルに飛びついた人もいるでしょう。

 

DaiGoについて、あまり知らない人は以下の記事を読んでから、この記事の続きを読むことを勧めます。

 

DaiGoのビジネスが成功した理由については以下に詳しく書かれています。

 

 

さらに、DaiGoのビジネスの唯一の弱点は以下の記事に詳しく書かれています。

 

 

「DaiGoがなぜベンチャービジネスの天才だと僕が主張するのか?」興味がある人は続きをお読み下さい。

 

 

1 ビジネスの基本。

 

まず、ビジネスの基本としては「誰が金を払ってくれるか?」であるのは自明でしょう。

 

で、基本的に、顧客の種類として以下があると思います。(大雑把な区分です)

 

1 金持ち。

 

2 優良顧客。(勉強熱心で、性格も比較的良く、向上心があるなど)

 

3 優良顧客と質の低い顧客の中間。(やや良い人)

 

4 質の低い顧客。(不真面目で、性格も比較的悪く、向上心もあまりないなど)

 

1の「金持ち」は金がかなりあり、良いサービスには金を積極的に使います。(高級品や高級サービスにも、良いと思えば金を払います)

 

2の「優良顧客」は勉強熱心で、性格も比較的良く、向上心があるので、DaiGoのDラボに入会する層であり、今のところ約20万人です。

 

ビジネス書で言えば、30万部売れればかなり良い方ですが、ビジネス書など学習にも積極的に金を使います。

 

グロービス学び放題のサービスは、13万人以上の有料ユーザーがいるそうです。

 

 

有料顧客層は概ね、30万人規模だと思われます。

 

3の「優良顧客と質の低い顧客の中間(やや良い人)」はだいたい200万人ぐらいはいると思われます。

 

それはDaiGoや中田敦彦氏のYouTubeユーザー数から推し量れます。

 

この200万人は課金まではしないですが、無料なら学習します。

 

4の「質の低い顧客」は不真面目で、性格も比較的悪く、向上心もあまりないなどの特徴があり、大多数が該当するでしょう。

 

「まったくの悪人じゃない人」も含まれます。

 

つまり、「性格は普通でも向上心がなく、ただ平穏に日常を生き、目の前の仕事をこなせればそれでいい、または目の前の仕事をこなすだけで精一杯という人」も含みます。

 

さらに、「パチンコなどのギャンブル、風俗、くだらない娯楽(課金ゲームなど)、TVなどを頻繁に利用する層」です。(ほどほどやたまにの利用なら、該当しません)

 

こういう層は積極的な学習には金を使いませんので、低俗なサービスで、規模の経済が働かないと、ビジネスが存続しないと思われます。

 

人数は多いのですが、低俗な欲求にだけ金を払うのです。

 

低俗と表現しましたが、あくまで分かりやすくするだけの意味合いです。

 

3大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)はマズローの欲求5段階説では、一番、下位に位置づけられています。

 

または、TVなどの無料を利用します。

 

こういう層には公告型ビジネスが向いています。(または低俗な欲求にはきちんと金を払うので、そういうビジネスをやるべきです)

 

2 DaiGoのビジネスはベンチャービジネスの教科書になりそうなくらいの事例だ!

 

で、DaiGoは教育系ビジネスにより、「優良顧客層」を相手にしたのです。

 

20万人規模の優良顧客を見事に取り込みました。

 

教育系ビジネスは比較的、有料顧客が集まりやすいです。

 

ただし、ライザップや家庭教師などは落ちこぼれが集まります。

 

マコなり社長の高額プログラミングスクール、テックキャンプも該当するでしょう。

 

「そこまで高額じゃない教育ビジネス」には「自主的に勉強できる優良顧客」が集まるのです。

 

DaiGoは、その優良顧客基盤を作りつつ、Withという心理系テストを活用したマッチングアプリを監修しているのです。

 

DaiGo監修と主張するのと、心理系テストというだけで、「DaiGoの良さを理解した優良顧客」がまず集まり、拡大ののろしをあげ、さらに心理系テストで「優良顧客と質の低い顧客の中間(やや良い人)」もフィルタリングして集めたのでしょう。

 

心理系テストは「質の低い顧客」は基本的に、面倒くさくてやりませんからね。

 

DaiGoが広告塔になったのも、TVなどの大規模宣伝費を節約できて、ベンチャービジネスとしては、効率が良いのです。

 

さて、「優良顧客や中間」が集まることにより、「いい人」が集まる場所となり、そうなれば男性側も課金したくなり、ビジネスとして存続し、成立します。

 

これが、「質の低い顧客」ばかり集まっていたら、皆、離れていきます。

 

「主に、20代の優良顧客がWithには集まった」と見るべきでしょう。

 

「BIG5やその他の心理系テストや顔写真もある、貴重なビッグデータ」です。

 

DaiGoは優良顧客相手に、せっせと自分のビジネスを構築したのです。

 

一番、金を払ってくれる層です。

 

ベンチャービジネスの場合、「金払いのいい層相手」が良いでしょう。

 

もちろん、低俗?な物販や飲食系ビジネスもありですが、そういう層はクレームも多いですし、差別化ができません。(ミシュランという言葉もあるように、飲食店にも、高級店はあります)

 

3 僕の企画案と照らし合わせてみる。

 

ここで、僕の以下の企画案と組み合わせて、話をします。

 

「LINEの新しいマッチングアプリ「HOP」を試しに使ってみた!怖いもの見たさである!」

 

上記の記事を読んだと想定して、話を進めます。

 

LINEが、「ある程度いい人と気軽に話せるサービスを作ったらどうか?」というアイデアです。

 

実は、似たようなアプリが既にあり、2021年1月12日を持って終了します。

 

サイバーエージェントのコエリーというマッチングアプリです。

 

「婚活・恋活目的であり、3分試しに話せるアプリ」ですが、事業撤退をするようです。

 

僕がコエリーが失敗した理由として、

 

1 3分という時間がイマイチだった。

 

2 男性が継続的に課金したいほどじゃなかった。(つまり、優良顧客や中間が集まらなかった。いい人が少なかったということ)

 

3 料金がサービスの割に高すぎた。

 

などがあったかと思います。

 

1の、3分の通話時間に設定したのは、「3分なら女性もまだ気を許しておらず、外部アプリに誘導することもないだろう」という見立てと、「サーバーの負荷を減らすため」かなと推察します。

 

しかし、たった3分話しただけで、相手のことなんてよくわかるはずがないですし、延長するにも余分に金を払わなくてはならず、「割に合わなかったのだ」と思われます。

 

何より、2のDaiGo監修のWithには集まった、「優良顧客と中間層がコエリーには集まらなかったのだな」と思われます。

 

また、コエリーには心理テストのようなフィルタリングもありませんでしたから、余計にいい人が集まらなかったのかもしれません。

 

また、DaiGoのユーザーは性質上、内向的な人も多いでしょうが、コエリーは「いきなり話す」ということなので「外交的な人だらけだ」と予測できます。

 

外向型はパリピなので、そこまで内省的じゃなく、どちらかといえば「質の低い顧客」だったのかもしれません。

 

僕の提案する案は月額500円で、「いい人(優良顧客と中間)と気軽に話せるサービス」が目標です。

 

オプションとして、ゴールド会員や超ゴールド会員があり、月額最大2000円程度まで増やしたいですが、基本的にいい人を集めたいのです。

 

いい人がたくさんいるからこそ、男性が継続的に月額500円以上を払うのです

 

「質の低い顧客」がたくさん集まったら、サービス終了に近づきます。

 

また、勧誘や詐欺まがいの人達が集まることも、アプリの雰囲気を悪くするので要注意です。

 

目的が、婚活・恋活じゃなく、「話し相手サービス」なので、既婚男性(魅力的な人多い)や既婚女性(これも魅力的な人多い)や、さらに恋人が既にいる人(これも魅力的な人多い)や、実力ある同性もサービスを利用できます。

 

サービス利用者の裾野が広いのです。

 

さて、結婚相談所の平均成婚率は10%だと言います。

 

「魅力的じゃない売れ残り層」がかなり利用しているのです。

 

そういう意味では、話し相手サービスは「優良顧客や中間を集めやすい」と言えます。

 

ただ、サービスを求める切実さは低いかもしれません

 

なぜなら、優良顧客の場合、既に、良い人材に囲まれていて、「わざわざ積極的にいい人とつながりたい欲求がないかもしれないから」です。

 

例えば、芸能人であれば、一般人とわざわざつながる理由がないです。(今の人脈で満足していますし、アプリを利用しなくても紹介があるのです)

 

芸能人ほどじゃなくても、魅力的な人であれば、芸能人に近い状態かもしれません。

 

なので、「どれだけ有料課金してくれるか?」が不透明ではあります。

 

話が変わりますが、「質の低い顧客」や「高齢層の孤独解消ビジネス」は採算が合わないですね。

 

あまりいい人じゃない人と積極的に絡みたい人はそんなにおらず、いい人じゃない同士でもつるむかどうか不明だからです。

 

孤独解消は、ペットになりそうですね。

 

さて、素朴に疑問に思ったのですが、LINEのマッチングアプリ「HOP」は、女性は「男性LINE友達のさらなる男性LINE友達を求めたい欲求がある」と思います。

 

まったくの見知らぬ人よりも、安心感があるからですね。

 

ですが、男性が「女性LINE友達のさらなる女性LINE友達を口説き、付き合いたいか?」となると、別だと思うのです。

 

紹介話ならありがたいかもしれませんが、こっそりと連絡を取り合うのがHOPというアプリであり、男性からしたら「気まずい」アプリと言えそうです。

 

課金し、金を払うのは男性側であり、果たして、「男性が集まり、課金までするアプリになるのか?」疑問なのです。

 

試験段階で、女性に評判が良かったとのことですが、「そりゃそうでしょう」と思います。

完全に女性目線のアプリですから。

 

男性ユーザーの声は聞いたのでしょうか?

 

20代男性ユーザーで、「こっそりと女性LINE友達のさらなる女性LINE友達を口説くのも、付き合うのも抵抗がない!」という意見が集まっていたのでしょうか?

 

よく分かりませんが、そういう声が多数派なのだとしたら、このHOPというアプリは成功するのかもしれません。

 

今後の行方を見守りたいと思います。

 

ではこの辺で。(4673文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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