どうも、武信です。(No34)
前回の記事で「英語の民間試験必須化はせず」と東大が決定したことは伝えました。
僕の案が後押しになった可能性があります。
ですが、ここで僕がさらに思いついた案により、「東大も英語の民間試験導入を実現できるかもよ」と示したいと思います。
東大が仮に僕の案をまだ検討するなら、「さすが東大!」と思いますが、「もう決まったことだ」や「検討するのは無駄なことや面倒くさい」という態度を示したら、僕は東大は結局はそれだけの大学なんだなと思います。
「変わる気はない」という意味です。
東大が変わる気がないなら、東大は日本一と言われていますから、もう日本はおしまいかもですね。
海外の大学を一流の受験生は検討する価値があるでしょう。
1 英語の4技能のやる意味を再考。
まず前回の記事が以下です。「大学入試に英語の民間試験(4技能)導入の賛否」というタイトルです。
この記事が根拠となるなら、英語の民間試験の必須化はやめておいた方が無難で、選択科目としておいた方が良いとなります。
ですが英語の民間試験を導入すれば、東大生を含む日本人の英会話力やリスニング力は間違いなく伸びます。
やらざるを得ないとなれば猛烈にやるのが日本人ですからね。
で、ですよ。カタカナ英語でも一応、発信力があり、それが認められるのであれば英語の4技能はやる意味はあると思います。
そしてカタカナ英語の発音でも通る試験を作ればいいのです。(本当は良くないのですが。。。)
それが次に述べる案です。
2 リクルートが提供しているスタエィサプリENGLISHを活用する。
以下、僕の記事から抜粋します。
また、リクルート主催の「スタディサプリENGLSH」もあります。
https://eigosapuri.jp/promotions/
こちらは月額約1100円と格安でネットで英会話講座を受けられます。(現在、値段を変更しているようです)
リスニング、スピーキング(録音機能あり)で、マンツーマンのレアジョブとは違う方向性で英会話上達が見込めます。(ちなみに僕も課金してます) 以上、ここまで。
このスタディサプリENGLISHにリスニングとスピーキング試験を作らせればいいのです。
他にも、以下のようなAI学習アプリが英語の音声聞き取り問題を自動作成する機能を実装したようです。
https://japan.cnet.com/article/35142497/
「AI学習アプリ「Monoxer」、英語の“音声聞き取り”問題を自動作成する新機能」というタイトルです。
以下、引用します。
モノグサは9月12日、同社が提供する学習アプリ「Monoxer(モノグサ)」において、AIが自動で音声を作成し、リスニング力を強化する新機能を公開したと発表した。
Monoxerは、記憶定着に特化したAI型の学習アプリ。
覚えたい(覚えてほしい)情報を取り込むだけで、覚えるために最適な問題が自動生成されることが特徴だ。
また、利用者の学習状況から記憶の定着度を計測し、問題の出題頻度や難易度が自動で調整される。以上、ここまで。
詳しい機能は記事をお読みください。
こういうアプリや、東大含めて日本の大学が協力すればいいでしょう。
1年に2回分とか、とにかくなるべく多く作ります。
そして受験生はスタディサプリENGLISHで受ければいいのです。パソコン版もスマホアプリ版もあります。
そのためにはタブレットかスマホか格安PCが必要になるので、予算が必要かもしれません。(いずれかがない人には厳しいのです)
ですがここで問題が出てきます。
そうです。本人認証です。
本人認証ができない、つまり替え玉受験などをされたら、意味がなくなりますので。
ここをクリアできれば民間の英語試験に頼らなくても、大学主導のリスニング、スピーキング力テストが作れて、日本人の英会話力は上がると思われます。
カタカナ英語の発音でもOKにします。(本当は良くないのですが、不利な人にも考慮します)
本人認証の仕組みを考えるべきです。
そしてリクルートは高校生の受験生には無料か格安でリスニング・スピーキングテストを受けられるようにします。
浪人生や社会人は有料にしてもいいでしょう。
本人認証という大きな壁が超えられれば、格安で大学主導の英語のリスニング・スピーキングテストを作れて、受験生の英会話力強化はもちろん、英語力を測ることができます。
スタディサプリENGLISHをパソコンやタブレットやアプリでダウンロードさせて50万人に受験させます。
ここで音声がきちんと認識されない問題もあるかもなので、そこは注意点です。僕の音声もなかなか認識してくれなかった過去があります。
ともかく、本人認証が突破できて、受験体制が整えば、僕の案は格安で受験生が英語力を高めることにつながります。
スタディサプリENGLISHを勉強教材に使う手もあるでしょう。(リクルートばかりが儲かってしまいますが、実際に教材が良ければ問題ないと思います。格安ですし)
さらに問題は、2020年に果たして間に合うのか?という点です。間に合わなければ、2022年くらいまで先延ばしもありだと思います。(英語の民間試験導入案だけね)
東大の本気度、または他大学まで波及する案だと思うので、ぜひとも検討して欲しいです。
3 ミラクル案。
とここまで僕が改善案を出してきましたが、問題点がありました。
それはやはり本人認証問題であり、どうやって一斉試験で替え玉されることなく、リスニング・スピーキング能力試験を受けてもらえるか?問題です。
タブレットやスマホやノートPCがあっても、一斉に会場などで試験を受けてもらうのは無理でしょう。(音声が漏れたり、聞きづらかったり、話すとなると他人の声がぶつぶつ聞こえてくるからです)
で、僕はミラクル案を考えました。
それは英検で統一しようという案です。
民間試験の英検が、大学受験用の英検を作ればいいのです。
つまり、リスニングは従来通りでいいとして、スピーキングだけはカタカナ英語でもOKにする緩めの設定にするのです。
これで、大学側の懸念点も解消されます。
話す力は日本人にとってはネイティブ並みは厳しいですし、カタカナ英語で話す力なら、何とかなりそうなので、実力ある人でも逃しにくくなります。
で、大学受験用英検を2回受けてもらい、そのうちの合格した方を採点基準にすればいいのです。
これなら、英語の民間試験の良さ(英語運用能力)を活かしつつ、大学側の懸念も薄れます。
英検に統一するのが嫌であれば、TOEFLなど他の資格も認めてOKにしてもいいですが、他の資格はネイティブ並みの発音を求められるかもしれませんし、TOEFLの場合は留学用ですから仕方ありません。
「大学受験用の英検という特殊枠の資格」を作ることで、良いところ取りの政策を取るのです。
これで文句を言うようなら、代替案を示して欲しいものです。
ではこの辺で。(3366文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。