ビッグファイブの誠実性が高い人が最強「まっとうな人、ビジネスこそが最強である」PART4

どうも、武信です。(No107) 

 

突然ですが、ビッグファイブという言葉を聴いたことはありますか?

 

ビッグファイブとは、「協調性、外交性、誠実性、開放性、神経症的傾向」の5つの性格特性のことを指します。

 

DaiGoのアプリ「超性格分析」でさくっと診断できるので、興味がある人はぜひやってみてください。

 

で、このうちの1つ「誠実性」が高いことは、学業でもビジネスでも成功にもっとも重要な要因だと言われています。

 

なぜなら、「誠実性」とはコツコツ地道に真面目に人生を生きることであり、その反対方向の概念「衝動性が高い」、つまり「すぐに誘惑に負けて地道にやらない、ギャンブルみたいな生き方」をするとは真逆の生き方が「誠実性の高い人の生き方」だからです。

 

誠実性が高い人は成功しやすいのです。

 

今回はこの点を突き詰めて考えたいと思います。

 

PART4です。前回の記事は以下です。

1 えらてん氏の主張。

えらてん氏の動画を貼ります。

https://www.youtube-nocookie.com/embed/zApAXds6fPA

「N国党と宗教、DaiGo師匠・そもそも論文読んでない疑惑/DaiGo、一緒に大学院いこう。【Live】」というタイトルです。

 

簡単に一部を要約します。(要約と僕の意見も一部、混じります)

 

世の中の情報は伝聞が重なるにつれて、元情報とはかけ離れていきます。伝聞ゲームで食い違いが起こるのはよくあることです。

伝聞ゲームになるにつれ、情報の正確性が薄れていくからです。

 

えらてん氏によると、以下の図になります。

 

一次情報。歴史資料など2次情報。学術論文。(歴史資料などをまとめたもの)→3次情報。論文などをまとめた本。一般書など。4次情報。中田敦彦さんの喋る内容。(本などの情報を基に喋ること)

 

で、中田敦彦さんは3次情報を基に喋っているので、一般書と同じ効果があり、しかも皆、本のことを喋っているのだなとわかるという意味で誠実だといいます。

 

対して、DaiGoは2次情報の論文を基に喋っていると言っています。そして、鈴木祐さんからおそらく論文のネタを買うという契約をして使わせてもらって、DaiGoが喋って商売しているというスタイルだと推測しています。

 

えらてん氏は、DaiGoが論文を基に喋っているというのは嘘であり、パレオのブログの鈴木祐さんのネタを基に喋っているというのは本当ではないか?と言っています。(Navarまとめを喋っているだけであり、それで科学面するのはどうなのか?と言っています)

 

さらに、えらてん氏は、「パレオのブログを読み上げてもいい契約」であり、だけど、リサーチャーという体裁で協力してもらっている構図ではないか?と推測しています。

 

「パレオのブログ」が本体であり、それを基に演者のDaiGoが賢そうに話すというスタイルだといいます。

 

で、「この論文をDaiGoが読んでいないという疑惑」について、証明するために、「ニコニコ動画限定で、弟子が出した論文をその場でDaiGoが素早く理解して話すということをすればいい」と言っています。

 

ちなみに、えらてん氏はDaiGoの弟子だから、師匠の完璧じゃない点を指摘しなければならないと言っています。(この点について、前はえらてん氏は「DaiGoに誰も完璧なんて求めていないから!」と言っており、矛盾しています。「DaiGoが完璧な人間なんていないからこそ、学び続ける必要がある」と主張したことに対して、当時、えらてん氏が発した言葉です)

 

また、えらてん氏は0次情報であり、誰のモノも参考にしておらず、「俺の意見だ!」と言っています。引用ソースも何もないそうです。

 

えらてん氏はDaiGoと似ており、プライドが非常に高く、傷つきやすいといいます。

 

東大に受からず、慶應に行き、学者としても大成できず、インテリとしてはめちゃくちゃバカにされた点が似ているということです。学者や官僚など、ちゃんと働いている人に対して、めちゃくちゃコンプレックスがあると言います。

 

権威にも弱いといいます。いじめにも遭いました。頭が良いと思っていて、東大に入って見返してやろうとしていましたが、受からなかったわけです。

 

そうなると、「自分は頭が良い」というエビデンス(証拠)が欲しくなってしまうといいます。

 

DaiGoも東大に受からず、慶應に行き、学者系は無理だと悟り、パフォーマーなど別の道を探したからです。で、スタンフォード大学など権威を持ち出す点もです。

 

「DaiGoも論文が読めるんだ」と主張したいんじゃないか?とえらてん氏はいいます。「論文も読める自分は頭がいいんだ」と。

 

えらてん氏が、DaiGoに認めている能力は、「マジシャンとしての能力、他人に凄い、それっぽく見せる能力が凄い」といいます。

 

また、DaiGoがニコニコ有料会員13万人とYoutube読者約170万人集めているのは尋常ではできないと認めています。

 

 DaiGoは金が月に5000万とか入ってくるから、「自分は賢いんじゃないか」と思ってしまう、さらに「DaiGoはパフォーマーなんだよ」とえらてん氏はいいます。

 

で、ここで、えらてん氏は仰天の提案をします。

 

DaiGoに一緒に大学院に行き、論文を一緒に読んで、書き、本物になろう!と言うのです。(ドクター(博士号)取ろうと言っています)

 

「俺らは、本物の知識人にはなれなかった、で、素人を騙して喋っているだけだ」とえらてん氏はいいます。

で、「博士号をとって、最低ライン(運転免許みたいなもの)をクリアし、本物になろう!」と提案しています。

 

「学士は低学歴だ!」とも言っています。

「博士を持っていないことの言うことは全部、適当だ」といい、「博士号を持って、最低限の知識人だ」といいます。

 

「俺らも挫折することはあったし、べらべら喋って、人が寄ってくる才能はあったようだ」といい、「でも、本物じゃない。YouTuberで終わっていいのか!本物の知性を身に着けたいはずだ。博士号を一緒に取ろう!大学院に行こう!」とえらてん氏はいいます。

 

えらてん氏は、「修士は人間、博士号でスタートライン。博士号がない人は人ではない」であり、博士号も持っていない人間は賢こぶってはいけないと言っています。

 

本を読んで勉強するだけじゃなく、論文をちゃんと書くことをやろうと言います。

書くことで頭が整理され、知らないことが把握でき、それを埋めるために文献(1次情報)などを調べ始める、つまり先人がいないことをやるのが真の知識人だといいます。

以上、ここまで。

 

僕は思うのですが、人それぞれ、「向き・不向き」があります。

 

僕はDaiGoの神業的なプレゼン力は到底、真似できないと思っています。(1時間でも淀むことなく、ずっと喋って、ある程度の完成品までする能力は凄まじいです)

 

で、DaiGoも向き・不向きは分かっており、パレオのブログの鈴木祐さんを尊敬しているといい、自分にはできないことだと認めています。

 

逆に、パレオのブログの鈴木祐さんは論文を読む能力はかなり高いものの、それをビジネスにつなげる能力がなく、または話す力もDaiGoほどないかもしれません。

 

となれば、2人が組むことで相乗効果が発揮され、世の中に莫大な価値提供ができるようになります。

 

N国党の立花さんも言っています。「選挙用の人材」と「法律を作る人材」を分けると。

 

「法律を作る人材」は高学歴でかなり頭がいい人が候補となり、「選挙用の人材」はホリエモンや元青汁王子など有名人や、美人やイケメンなどを候補にします。

 

これは戦略であり、向き・不向きを考えた人材配分なのです。

 

DaiGoは自分の限界を認めた上で、ビジネスをしています。

役割分担をちゃんとして、チームで成果を出しているのです。

 

DaiGoには「上手く人に説明する能力」が一番、求められており、それを果たしているに過ぎません。

 

鈴木祐さんにはできない芸当であり、また、新たにリサーチャーに加わった人材もできない芸当かもしれません。

 

全部、自分でできたら、そもそもチームを組む必要もないですし、会社も要りません。(フリーランスでいいわけです)

 

DaiGoに論文を読める能力は正直、そこまで必要ないと思います。間違った情報をなるべく減らせれば充分なのです。

 

僕は以下の記事で、政治家に求める条件を書きました。

「政治家はどうあるべきか?」

グランドピクチャー、つまり、50年先を見据える国家戦略、または50年後、果ては100年後にこの日本をどうしたいのか?方向性を大まかに描く能力です。

 

ですが、グランドピクチャ−は外部に任せてもいいと主張しています。研究系の人が専門にやればいいのだと。

 

政治家はグランドピクチャーを実務に落とし込み、確実に遂行すればいいいのです。

 

えらてん氏は研究系の人材と実践系の人材(起業家含む)などをごっちゃにし、全部、自分でやれ!という、かなりの難易度のことを要求していると感じます。

 

こういう不可能に近いことを他人に求める、完璧さを求めると、以下のような状態に陥ります。

 

2 記事からの引用など。

以下の記事を貼ります。

https://f-navigation.jp/column/life/1179.html

「「低学歴に価値なし」ストイックな考え方への警鐘に共感の声が殺到」というタイトルです。

 

以下、一部を引用します。

 

プロ奢ラレヤーさんのツイート。

「エリート高卒で受験失敗し自殺未遂マンが奢りにきて思ったが、「低学歴に価値なし」的なストイックな考え方で努力した人ほど失敗の反動がすごい。 これまで投げてきた尖った言葉が全反射してじぶんの喉にブッ刺さる。尖ったものはあんま投げない方がいいので気をつけよう。みんな小学校卒業してえらい。」以上、ここまで。

 

「めっちゃわかります。人を見下してきたら、自分が失敗した時には自分がかつて見下した存在になってしまうので耐えられないんですよね」

「そのタイプは東大を出て大企業に入っても、出世できなかったりすると同じ状態になります」

 

「学歴とか資格、履歴書、職務経歴書などなどは、その人の人生の深さや人としての価値を測るものでは全くないんですよね」

「結婚が出来ない奴は人間として終わってるし人間性に問題がある価値のない奴だ!」 …と発言した人がなかなか結婚することが出来なくて、結果的にその人間性に問題がある人間に自分でなってしまったみたいな」

 

ストイックすぎる考えを貫いてきた人こそ失敗したときに立ち直るのが難しいのは本人のせいではなく「親のプレッシャーのせい」「教育の問題」「自分の親がそうだった」というコメントも多くみられました。以上、ここまで。

 

これはえらてん氏のことやDaiGoのことを指しているのかもしれません。

 

えらてん氏は「他人、特にDaiGoに完璧をかなり求め、それがブーメランとなり、自分を大学院に行き、向上させよう」という動きにつながりました。

 

もちろん、えらてん氏が一流の学者などになれれば、結果的には良かったのかもしれません。(ですが、博士号はスタートラインですから、その後の世界はかなり長いです)

 

で、DaiGoは逆に、ビジネスとしては稀に見る大成功を収めたにもかかわらず、どこか自分を認められない箇所も過去はあるようでした。

 

しかし、DaiGoは自分に優しい言葉をかけるという心理学テクニック「セルフコンパッション」を使い、難局を乗り切ってきたのです。

 

DaiGoほどの実力者を褒めなかったら、DaiGo以上に凄い人間にならなくては自分を認められなくなり、かなり苦しい人生になりそうです。

 

まさに、自分へのブーメランです。

 

僕はDaiGoの実力を認めています。特に、パフィーマーとしての腕はもちろん、ビジネスマンとしての能力、さらにプレゼン力には一目、置いています。

 

 役割分担すればいいですし、だからこそ、チームがあり、会社組織があるのです。

 

DaiGoはパフォーマーやプレゼン者やビジネスマンとしては本物であり、そこを僕は評価しているのです。

 

グランドピクチャ−を作る能力があっても、金につながらなかったら、どうなのか?とも思います。

 

ではこの辺で。(5295文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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