どうも、武信です。(No301)
今回のテーマは、「新井紀子さんの主張」です。
理解力シリーズ第7弾の記事です。
理解力とは最近、新井紀子さんの本「AI VS 教科書が読めない子どもたち」で注目を集めています。
理解力・読解力がない、「教科書がそもそも読めない」から、学力などを含めた人材育成でつまずているという問題テーマです。
これは今後の注目トピックだと思います。
理解力をテーマにシリーズでお伝えしていきます。
詳しく知りたい人は続きをお読みください。
短く、サクッと読める内容です。
シリーズの目次
1 見えている人には見えている世界がある
2 世の中は変な人で成り立っている。
3 何を重要だと思うかの視点は人それぞれ違う。
4 何を重要だと思うかの視点は人それぞれ違う2
5 人間は、皆、見ている世界が違う
6 人間は皆、見ている世界が違う2
7 新井紀子さんの主張。
8 経営コンサルタントShinさんの主張。
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7 「新井紀子さんの主張」
理解力(読解力)は最近、騒がれ始めたキーワードです。
「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」という本の著者新井紀子さんの著書に、基礎的読解力を調査するためのリーディングスキルテスト(RST)の、簡単な事例が載っています。
RSTは、「照応解決(以下、照応)」「係り受け」「同義文判定」「推論」「イメージ同定」「具体例同定」があります。
AIは、「照応」「係り受け」は得意ですが、「同義文判定」「推論」「イメージ同定」「具体例同定(辞書・数学)」は不得意だそうです。
「同義文判定」は2つの違った文章を読み比べて、意味が同じであるかどうか判定するものです。
「推論」は文の構造を理解した上で、生活体験や常識、さまざまな知識を総動員して文章の意味を理解する力です。
「イメージ同定」は文章と図形やグラフを比べて、内容が一致しているかどうかを認識する能力です。
「具体例同定」は定義を読んで、それと合致する具体例を認識する能力です。
RSTはたくさんの小中高校などで実施されたそうですが、結果は悲惨なものだったそうです。(詳しくは本書をお読みください)
簡単に結論を述べると、教科書の中身を理解できない人はその後の人生でつまずくということであり、かなりの人数が該当するというものです。
逆にいえば、教科書がきちんと読める力があれば、独力で勉強でき、高学歴も獲得しやすいということになります。
いわゆる、理解力が高いのでしょう。
さらなる詳しい情報は以下の本を読んでもらえたら、と思います。
RSTの診断テスト付きです。
「AIに負けない子どもを育てる」
ではこの辺で。(1335文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
引用・参考文献。