どうも、武信です。(No297)
書評・レビュー「指からわかる男の能力と病」というタイトル記事です。
本は以下。
指で、男(女も)の能力がある程度、分かるという本です。
主に、テストステロンという、男性ホルモンが分泌されているかが分かります。
正確な測り方は、別記事に載っています。
以下、引用・まとめを載せます。
短く、サクッと読める内容です。
1 指比とは?
指からわかることの、指とはいったい何だとあなたは思いますか?
答えは、指比のことです。
指比とは、「薬指の長さ」に対する「人差し指の長さ」の比です。
簡単に言うと、人差し指より、どれだけ薬指が長いか?ということかを指します。
僕の指を試しに載せてみます。右手です。

薬指の方が、人差し指より、長いことがわかります。(約2センチぐらい?)
こういう人が本書の研究対象です。
2 指比の値が低いほど男性ホルモンが出ている。
指比の値が低いほど、男性ホルモン(テストステロン)のレベルが高い傾向があります。
女性の場合には、指比の値が高いほど、女性ホルモン(エストラジオールなど)のレベルが高いという傾向があります。
胎児期の性ホルモンの状態と、二歳のときの指比は対応していました。
男の子の場合、胎児期にテストステロンのレベルが高いと、指比が低いです。
同じく女の子の場合、エストラジオールのレベルが高いと、指比も高いです。
低い指比は、男性ホルモンの代表格であるテストステロンのレベルが高いことを表します。
3 テストステロンは右脳を発達させる。
テストステロンは、右脳を発達させます。
右脳の働きは、音楽に関わります。
調査で、オーケストラの団員は指比が低い、というデータがあります。
ちなみに、女ではプロの音楽家であっても、指比は一般の女との違いはありませんでした。
また、高頻度トレーダーの場合、指比が低い人は、良い成績を収めるのはよく知られています。
身長の割に指、それも左手薬指が長い男は、よりうつ傾向にあるらしいです。
個人差はありますが。女性は相関がありません。
4 右脳の働き。
テストステロンが高いと右脳が発達し、代わりに、左脳の発達が抑制されます。
右脳には、空間認識の能力、音楽の才能、そして理系の能力が関わります。
理系の能力とは、「超男性脳」や「超システム脳」などと呼ばれています。
自閉症やアスペルガーの人は、理系脳の持ち主ではないか?と著者は予測しています。
指比が低い=テストステロンが高い男は、学力が高い傾向にあります。女性は相関なしです。
5 男でテストステロンが高いのは理系脳&子ども好きとテストステロンの高さは関係ない
男でテストステロンが高いと学力が高い理由は、理系脳であり、試験の大半がシステマティックな能力を問うからだといいます。
指比が低く、理系脳、システム脳を発達させている男子学生は、家であまり勉強しなくてもよい成績を取っていると言うデータがあります。
左脳は、言語の能力や他者に共感したり、感情移入する能力が宿る場所です。
学校で習う勉強やテストはシステマティックなものがほとんどで、システマティックな脳(右脳)が発達している者たちに有利だといいます。
子供好きと、テストステロンは関係ありません。
子供好きか嫌いかは、幸福そうか、不満がちかどうかだけらしいです。
幸福そうな人は、他人にまで目を向ける余裕があります。
不満がちな顔の人は、自分で精一杯です。そこに、子供が好きかどうかが現れるらしいです。
6 最後に。。。
僕は理系的な文章を書いているような気がしていました。
文系のレトリックの凝った文体があまり好きでも得意ではありません。
文才がないのかなと思ったこともありましたが、理系脳だったからなのかと、この本を読んで納得しました。
ですが、僕はテストステロンがかなり出ていると指比からは思えますが、実はDaiGo式に正確にメジャーで測ると、男性の中で標準レベルらしいです。
さらに、遺伝子検査でも標準でした。
僕のレベルで、テストステロンレベルは標準とのことですが、僕よりも指比が高い人はテストステロンが標準より低く、女性脳であり、共感タイプなのかな?と推測しています。
ではこの辺で。(2055文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。