ファンビジネスについて「ホリエモンのビジネス」

どうも、武信です。(No758)

 

2019年の記事です。

 

ホリエモンが新たな「新しい究極のファンビジネスの形」を最近、示しました。

 

「ハッタリの流儀」という新刊に、「自由に値付けしてくれ」というサービスです。

 

そのお値段は最高額2000万から5000円まであり、多様なサービスが揃っています。

 

そして、集まった額もなんと1億を超えました。

 

僕はこのことにかなり驚き、究極のファンサービスはかなり儲かるんだなぁと思いました。

 

まぁAKB商法もファンサービスですが、男(しかもいい歳をした)のファンサービスがここまで受けるとは予想もつきませんでした。

 

ホリエモンの面白い視点に脱帽です。

 

興味がある人は、続きをお読みください。

 

 

1 ホリエモンのビジネス。

 

ホリエモンが最近、新たなファンビジネスを始めました。

 

以下のサイトです。

https://hattari.jp/QR/ 

価格自由というタイトルです。

 

「ハッタリの流儀」という本へ、定価以上の価値を感じた人には「お気持ち」を支払ってもらうという商売です。

 

最高額が2000万円であり、「ホリエモンとビジネスを一緒にやる権利」です。(1000万円を資本金にして、ビジネスアイデアがなければホリエモンが教えてくれるそうです)

 

2番目に高額なのが、1000万円の「競馬に一緒に行ける権利」です。

 

3番目が「ホリエモンの講演会を開催できる権利」であり、500万円です。

 

4番目が、「300万円のホリエモンとサシで寿司に行ける権利」です。

 

5番目が、「ホリエモンと1時間打ち合わせできる権利」と「ホリエモンとLINE交換できる権利」でそれぞれ、100万円です。

 

6番目が、「ホリエモンと一緒にゴルフに行ける権利」であり、20万円です。(売り切れのようです)

 

7番目が、「ホリエモンと和牛を食べられる権利」と、「ホリエモンと寿司を食べられる権利」で、それぞれ12万円です。(売り切れのようです)

 

8番目が、「ホリエモンによる一斉コンサルを受けられる権利」で、10万円です。

 

9番目が、「ホリエモンの過去の有料メルマガ10年分のバックナンバー(10万相当)を3万円でもらえる権利」です。

 

10番目が、「ホリエモンの福袋をもらえる権利」で、1万円です。

 

11番目が、「ホリエモンの過去の有料メルマガ1年分をもらえる権利」と、「ホリエモンと編集者の箕輪厚介氏との対談動画をもらえる権利」で、それぞれ5000円です。(ここまで5000円以上お買い上げの方は、サイトに名前を載せてもらえます。希望者のみです)

 

で、僕が確認した現在(2019年7月12日)、現在のお支払い金額が「1億577万5000円」であり、購入者の人数は「171人」でした。

 

割ってみると、61万8567円です。以上、ここまで。

 

2 僕の意見。

 

僕は「ファンサービスの究極の形」だと思いました。

 

ここまで高額に貢ぐ(敢えてそう表現します)のは、ホリエモンのフォロワーが約331万人もいるからであり、そのなかの171人であれば納得です。

 

僕が素直に驚いたのは、「ここまで有名人に貢ぐ」人っているんだなぁと思ったこと。

 

僕からしたら、遠くの有名人より身近な身内の方が大事です。

 

なぜなら、実際に付き合い、利益になるかもしれないのは身内であり、遠くの有名人が何かしてくれるかといったら、ほとんどしてくれないからです。

 

そして、同じ人間だと思っているので、「そんなに会いたい有名人・芸能人っている?」と思っていました。

 

しかし、ホリエモンの場合、「2000万円で一緒にビジネスをやれる権利」と「有料メルマガを買える権利」についてはお得感があり、購入者がいるのも納得でした。

 

その他のサービスはそこまでして、ホリエモンと寿司や和牛や競馬やゴルフに一緒に行きたいか?と思いましたし、LINE交換や一斉コンサルや打ち合わせをしたいか?と感じました。

 

で、ゴルフと寿司と和牛はすでに売り切れてます。

 

ホリエモンとそこまでして会いたい人がそれなりにいたのです。(20万円、12万円を出してまで)

 

DaiGoは自分を有益な情報提供者と定義付けしているらしく、550円でニコニコ会員数約13万人(2020年2月時点)で、広く薄く取っている感じです。

 

「有益な情報提供者ポジション」は、「芸能人などのファンビジネス」とは違う価値提供を行っています。

 

「芸能人などのファンビジネス」はその人の人格・容姿まで見られるケースが多いですが、「有益な情報提供者ポジション」はその人の提供する情報の価値がかなりを占めるので、人格・容姿など些細な問題なのです。(なので、不祥事やスキャンダルがあっても、情報自体に価値を置いている人達なので離れていきません)

 

さて、DaiGoの熱烈なファンは僕はいると思います。

DaiGoもファンサービスはやろうと思えばできるのかなと。

 

しかし、僕はこのような究極のファンサービス(かなりの高額)は、なんだかいやらしく思えてしまうのです。

一種の禁じ手みたいな感じです。

 

「なぜ、そう思うのか?」というと、キャバクラに貢ぐモテない男とかぶるからです。

 

キャバクラに通いつめ、金でしか女性を買えない男と似ているのです。

 

そういう男は自分だけの情報にして、人に話さなければ別に「金を出さないとモテないんだね」と思われないでしょう。

 

しかし、誰かに話した途端、特に女性には「金を出さないとモテない男」と思われると予測します。

 

実際、キャバ嬢の人に、スカイプちゃんねるで話を聞きましたが、顧客のことを軽蔑しているようでした。

 

男目線からしても、「キャバ嬢に貢ぐ男」ってなんだか情けないよなぁと思ってしまいます。

 

「女性アイドルに貢ぐ男」(AKBでCDを大量に購入し、10万ぐらい使う人)も似たようなイメージです。

 

僕なら、そんな遠くの人に貢ぐより、身近な自分とリアルに付き合える女性を探せばいいのにと感じてしまいますが、やはり商売としては有効なのでしょう。

 

で、ホリエモンのサイトに5000円以上払った希望者は名前を載せる権利がもらえますが、これに本名をつけて載せる人の心理を僕は疑います。

 

なぜか分かりますか?

「貢ぐことによって、そしてホリエモンに乗っかることでしか、自分の価値を見いだせない人」というわけであり、逆に「自分は無能です」というシグナルを発すると思うからです。

 

キャバクラ、女性アイドルに貢ぐ人は自分の名前なんて出さないからこそ、そこまでバカにされずに済んでいるのです。(自己満足で自分だけ納得すればいいのであれば、それは個人の自由ですからね)

 

貢ぐといっても、数万程度で価値あるものなら、別に問題ないと思います。(歌手のDVDやコンサート、スポーツ選手のチケットなどですね。これらは価値がありますから)

 

で、名前をペンネームで載せている人はおそらく、良識が働いたのでしょう。

 

ですが、本名で載せている人もいて、あまり深く考えないで載せたのかな?と感じました。

 

ホリエモンは希望者のみと書いており、ちゃんと本人の自由を尊重しており、問題はありません。

 

「ホリエモンのサイトに本名を載せてもらえる自分、カッコいい」とその人が思ったのだとしたら、僕としたら、「うーん、微妙だな」と感じます。

 

もちろん、「2000万円で一緒にビジネスをやる権利」と「有料メルマガを買う権利」のタイプの購入者は特に問題ないですけどね。(その境目がわからないので、名前掲載もそこまで印象悪くならないでしょう)

 

最後に、ホリエモンはYoutube動画で、ツイッターだと悪人みたいな印象を持たれていてわざとやっているけど、会ってみたら意外といい人路線を狙っており、実際、そのYouTubeでの動画は悪い人じゃない、むしろいいヤツ感が出てました。

 

あと、ファンビジネスは熱烈なファンが望んでいるなら叶えてあげるのも優しさだと思うので、僕はこの商売を完全否定はしません。

 

ですが、「キャバクラに貢ぐ」と「AKB商法」に近いイメージを持たれやすいということだけ伝えて、終わりとしたいと思います。(僕は「有益な情報提供者というポジション」狙いです)

 

ではこの辺で。(3487文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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