ソフトバンクの未来「ソフトバンクの行方が不透明か?」

どうも、武信です。(No443) 

 

2017年の記事です。

 

ソフトバンクの会社の歴史の紹介や、ソフトバンクの今後の行方を占う記事です。

 

ソフトバンクの動向に興味がある方には、特に有益な記事でしょう。

 

内容が気になる方は、続きをお読みください。

 

 

1 ソフトバンクの軽い紹介。

 

ソフトバンクの動向について、記事を書きたいと思います。

 

「ヤバい決算書」という本を参考にしました。

 

ソフトバンクグループ(2015年7月よりソフトバンクから社名変更。以下、ソフトバンクと書きます)は、NTTドコモやKDDI(auブランド)とならぶ、携帯キャリアとして知られています。

 

契約者数は、国内4000万あまりで、ドコモ、KDDIに次ぐ、3番手のようです。

 

ちなみに、ヤフー(日本法人)はソフトバンクの連結子会社です。

 

2015年には、アスクルを子会社化しています。

 

アスクルといえば、火災が思い起こされます。

 

「アスクルはどうなる?「倉庫大火災」が露わにした物流リスク」というタイトルです。 

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51098

 

2 ソフトバンクのM&A。

 

ここから、ソフトバンクは、怒涛のM&Aを行いはじめます。

 

2012年に米携帯電話業界で、当時3位のスプリント・ネクステル(以下、スプリントと書きます)を、約200億ドル(1兆5600億円)で買収しました。(実行は2013年です)

 

次に、2016年に英国の半導体設計大手のアーム・ホールディングス(以下、アームと書きます)を240億ポンド(3.3兆円)で買収しました。

 

しかし、スプリントはソフトバンクの足かせになりそうな予感がしています。

 

以下の記事でも触れましたが、米国の当局に動きを封じられているからです。

 

「外国でのビジネスの難しさ」

Googleに制裁金?「外国でのビジネスの難しさ」

 

米国市場でのスプリントの総契約数順位は、2015年4〜6月期に3位から、4位に落ちています。

 

そこで、アームの買収があったのですが、アームはIoTのパラダイムシフトへの入り口であり、アームはソフトバンクのコア中のコアになると、孫さんは言っているようです。

 

ですが、IoTは不透明な分野で、リスクがあると僕は考えています。

 

以下の記事で述べています。

 

セキュリティの危険が強いのです。

 

突き進むしかない分野なのですが、仮にセキュリティのため、IoT自体の大計画が頓挫した場合、大きな失敗になるでしょう。

 

上手くいけば、大成功となります。かなり不透明な分野です。

 

「フィクサーによる日本の教育改革本10 第14章上 PART3」を無料で公開します。」

2020年教育改革への僕の本「フィクサーによる日本の教育改革本10 第14章 上」PART3

 

3 ソフトバンクがM&Aを続けられる理由。

 

さらに動きがあるようです。

 

以下の記事です。「ソフトバンク、ウーバーに触手か 数十億ドルの株式取得で協議」というタイトルです。

https://jp.wsj.com/articles/SB12192586941908064548504583289480235784450

 

それにしても、ソフトバンクがこれだけ巨額のM&Aをできる理由は、いったいなぜなのでしょうか?

 

それは、本業が絶好調だからです。

 

本業で、毎年売上3兆円営業利益6000億〜7000億円程度をコンスタントに稼いでいるのです。

 

営業キャッシュフローも、毎年ほぼ、コンスタントに1兆円程度です。

 

本業が絶好調なので、銀行からの融資も受けられます。

 

よって、巨額のM&Aを行えたというわけです。

 

2016年10月には、サウジアラビアの政府系ファンドと総額1000億円ドル(約11超円)のファンドを設立すると発表し、ソフトバンクはこのファンドに、5年間で少なくとも250億ドルを出資するそうです。

 

2016年12月6日には、孫正義社長と米トランプ次期大統領(就任は2017年)と会談し、米国で、500億ドルをIT分野に投資し、5万人の雇用を生み出すと約束しました。

 

4 ソフトバンクの動向。

 

ソフトバンクの動向がどうなるか?注目です。

 

ソフトンバンクは、スプリントの買収は失敗の予感がしますし、アームの買収もどう転ぶか不透明だと僕は見ています。

 

孫さんといえども油断、予断は許さない展開だと言えるのではないかと。

 

ここまで下書きを書いていたら、数日以内に、次々と動きが見られました。

 

「ソフトバンク、米アイロボットに出資か 米報道」というタイトルです。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ26H60_W7A720C1EAF000/?dg=1

 

「ソフトバンク、チャットツールの米Slackに出資検討か」というタイトルです。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/27/news066.html

 

「米チャーター、「スプリントの買収に関心ない」」というタイトルです。
https://jp.wsj.com/articles/SB12645749302203543973704583301072614918266

 

「ソフトバンクの4~6月期、営業利益50%増 米携帯子会社が改善」というタイトルです。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HZ5_X00C17A8000000/?dg=1

 

「ソフトバンクの孫正義社長「UberおよびLyftとの議論に関心」」というタイトルです。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1708/08/news037.html

 

「ソフトバンクのビジョン・ファンド、米新興ECサイトに10億ドル投資へ」というタイトルです。

https://jp.wsj.com/articles/SB12168856463929664525104583318631495125660

 

「ソフトバンク、米ネット通販に1100億円出資を計画」というタイトルです。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASGT09H0R_Z00C17A8EAF000/?dg=1

 

「ソフトバンク、中国発の自転車シェア「ofo」を9月から日本展開へ」というタイトルです。

https://japan.cnet.com/article/35105607/

 

「ソフトバンク、5Gの商用化に向けた実証実験でノキアソリューションズと契約締結」というタイトルです。

https://japan.cnet.com/article/35105857/

 

ではこの辺で。(3152文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

 

参考・引用文献。

 

「ヤバイ決算書」

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