どうも、武信です。(No229)
今回は、「ライター初心者が質の高いブログ記事を書くコツ」を書いていきますね。
僕の記事執筆法は独学ですが、わかりやすい記事を書くことには定評があると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
この僕の記事を読むことで、読者の方は「文章を書くコツ」が構造的に理解できるようになります。
構造的な文章の意味は、読んでみて納得していただけたらと思います。
なるべくわかりやすく説明しましたが、理解度が低い箇所は何回も読んで血肉化してくださいね。
構造的で、わかりやすい文章を書くスキルを一緒に身につけていきましょう!
1 ブログ記事には「面白系」と「実用系」の2種類がある。
突然ですが、世の中のブログ記事には大きく分けて、「面白系」と「実用系」の2種類があります。
「面白系」は、「共感を呼ぶストーリ形式の体験記」が該当します。
自分が体験したことは、記事化しやすいです。
その体験を、面白おかしく共感を呼ぶストーリ形式で書くのが「面白系」です。
「ブログ主のキャラ」が重要で、自己紹介も大事です。
読者に、「笑えた!感動した!泣いた」などの共感や、「ブログ主の体験をもっと読みたい!ブログ主の体験を参考にするか反面教師にしたい。だから定期的に読みたい」などと思わせれば勝ちでしょう。
次に、「実用系」があります。
実用系は「役に立つ」という意味合いが強く、自己紹介もそれほど必要ありません。(ただし実用系こそ権威が大事であり、「誰が言うのか」が大事なときもあります)
読者に「この記事は役に立った!」や、「この記事のノウハウは参考になり活用できる」と思わせるか、読者に「ブログ主のようになりたい」「ブログ主のファンになり、ノウハウをもっと吸収したい」と思わせれば勝ちでしょう。
このようにブログの種類によって書き方もキャラも変える必要があります。
2 構造化しよう。
a このブログ記事は何を目的に書くのか?
ブログ記事を書く際、「何を目的として書くか?」という視点は、大事です。
目的として、一般的にブログ記事の存在理由は、「読者の利益になる」ことが挙げられます。
読者あってこそのブログ記事ですから、読者が何も得られないのであれば、存在理由がなく「単なる独り言の日記」になってしまいます。
そうならないために、「読者の利益になる」記事を書くようにしましょう。
例えば、「読者の悩みを解決する」や「読者にとって、新鮮で目新しい内容を提供する」や「読者を楽しませて感情を動かせる・共感させる」などの目的を明確にするのです。
そしてもっと、細部の目的の具体化もしましょう。
「読者の悩みを解決する」であれば、今回の僕のブログ記事だと、「ライター初心者が質の高いブログ記事を書けるようにコツを紹介する」となります。
b 誰をターゲットとするのか?
さらに、ブログの存在理由を考えると、「読者の利益になること」ですが、「その読者は具体的に誰なのか?」を明確にしないといけません。
今回の僕の記事であれば、ターゲット読者は「ライター初心者」です。
他にも、具体的な人物像をもっと詳細に決める方法として、ペルソナ設定があります。
以下の記事にも詳しく書かれています。
「絶対やるべきペルソナ設定の方法とメリット」というタイトルです。
しかし、僕は今回の記事を書くにあたり、ペルソナ設定はしていません。
ターゲット設定をしているだけです。
僕のターゲット設定は、「20〜30代の男女のライター初心者」というざっくりしたものです。
僕の場合、20代〜30代にけっこう接するので、体感的に彼らの感性や考え方が理解できているのかもしれません。
彼らに向けて書いているという意識があるだけで、独りよがりの文章からは抜け出せます。
記事を読んでくれる読者がいる(向こう側には相手がいる)と思って書くのと、そうでないのでは「読者のためになる記事になるかどうか?」、かなり変わると思います。
もちろん、その他の層(10代や40代以降の人)に読んでもらっても、なるべく問題ないように書いています。(あくまで、ターゲット読者を中心に刺さるように書いていますが、その他の層にも配慮しているということです)
また、僕なりのターゲット設定の仕方を紹介します。
僕は「初心者」「中級者」「上級者」という難易度による分類と、「10代」「20代」「30代」「40代以上」という風に年齢による分類と、「男」「女」という男女による分類は必ずします。
初心者向けの記事で、中級者以上にしかわからない「専門用語」や「マニアな単語」を出すと敬遠されますし、逆に、上級者向けの記事で、初心者向けの丁寧な説明を入れたり易しい内容を書くと、物足りなく感じられて読まれません。
年齢による分類も大事であり、10代と40代以上では価値観や知っている用語にかなり差があります。
「男」と「女」でも感性が異なります。(女性はどちらかと言うと、情緒的な文章を好むと思うので、僕のような構造的で無機質な文体は好きじゃないかもしれません)
これぐらいのターゲット設定はしておいた上で、記事を書かないと、想定読者の心を掴めないと思っています。
しかし、ペルソナ設定を厳密にした方がいいケースも当然あります。
ブログの種類に応じて使い分けるべきですね。
以下の記事などを参考にしてペルソナ設定をするといいでしょう。
「今さら聞けない!「ペルソナとは」基礎知識とその重要性について」というタイトル記事です。
c 目次とタイトルを決める。
構造化をまずすると、「読者の利益になるポイント」を探り、「具体的なターゲット読者」を決め、「その具体的なターゲット読者のためになる記事を書く流れ」になります。
この際、読者のためになる内容を、箇条書きなどにして網羅して、優先順位をつけたり、特に取り上げたい項目を選び抜いたりします。
また、その項目ごとにタイトルをつけます。
あとは、そのタイトルごとに細かい説明をしたり、具体例を追加して読みやすくします。
加えて、論理的に整合性が取れていて、「タイトルに偽りがない流れになっているか」(話が逸れていないか)確認します。
d フォーマット(形式)があれば利用してもいい。
フォーマット(形式)があるなら、それを利用してもいいでしょう。
特に、セールスライティングなどでは、フォーマットが決まっている場合が多いです。
その場合、フォーマットを使った方が質が高くなり、余計な手間や時間が省けます。
ブログ記事でも、「面白系」と「実用系」それぞれで、自分独自のフォーマットを作れれば差別化になるでしょう。
e 構造化の際のマル秘テクニック。
構造化の際の、マル秘テクニックを教えますね。
それはコンサルタント用語でいう、「MECE」(ミーシーという)をすることです。
MECEとは、「漏れなくダブりなく」という意味です。
漏れる項目がない上に、それぞれの項目がダブらない(重複しない)ように、網羅する分類法です。
僕の今回の記事でいえば、ブログの種類を2種類、「面白系」と「実用系」にMECEしています。(これが本当に正解かはともかく)
そして、ブログ記事の種類に応じて、書き方を変えるという風に分解しているのです。
詳しい書き方(良いブログ記事の執筆のコツ)も大雑把ですが、MECEしています。
a このブログ記事は何を目的に書くのか?
b 誰をターゲットにして書くのか?
c 目次とタイトルを決める。
d フォーマット(形式)があれば利用してもいい。
としています。
他に、まだ中核となる「漏れなくダブりなく」の項目があるかもしれませんが。
そして「3 その他のブログ記事の質を高めるコツ。」という風に、例外項目はその他に分類することで、整理し、読者が理解しやすいようにしています。
3 その他のブログ記事の質を高めるコツ。
なかのの夫/パパが本業 会社は副業さんのツイートが以下。
「ブログって3000文字とか書くんでしょ?大変そうだなぁ。自分にはそんなに書けないわ」
っていう人よく居るんですけど、
確かにこういう人はブログ向いてないなって思います。
なぜならブログは
『執筆時間 < 検索したり考える時間』 だから。
ブログ=書く仕事って思ってる時点でセンスなし」
以上、ここまで。
そうなんですよね。ブログ記事って実際の書く作業よりも、記事の内容を考えたり、調べたり、読書などでインプットする時間の方が圧倒的に多いんですよ。
僕は実際に書くスピードはかなり早いですが、それはもう書く際のネタが既に頭にある程度思いついており、後はそれを言語化するだけだからです。
骨格となるネタが固まっており、それを実際の文章に落とし込み、その後、それを見ながら、修正・追加をし、徐々に完成度を上げていきます。
なので、僕の執筆は生産性が高い時間帯に一気に書き上げます。
逆に、生産性が低い時間帯にはあまり書きません。
文章は一気に、思いつく間に書き上げるのが一番、生産性が高いです。
言わば、ゾーンに入っている状態と言えます。
ゾーンに入って、書くと、後で見返しても、そこまで修正する余地がなくなっています。(品質が高い文章が書けるのですね)
ライター業の肝となる情報なので、追加しておきます。
さらに、manabuさんのツイートが以下。
「昨夜は「今後の生き方」を考えていました。
人生の二箇条を決めた
・調子に乗るな
・過去の自分を救え
とりあえず、この2つでいいかなと思っています。
基本的に「自分=価値ゼロ」と認識しつつ、あとは「過去の自分の救い続ける発信」にフォーカスしていきます」以上、ここまで。
僕もこの考えに同意です。 調子に乗ると、嫉妬されたり、攻撃されたり、いいことがないので、儲かっていても控えめにしていおいた方が無難だと思います。
また、読者層のイメージは「細かいペルソナ設定」や、僕のような「簡単なターゲット設定」もありだと思いますが、過去の自分を救うために、「過去の自分へ向けて記事を書く」のもいいと思います。
僕も、たまに過去の自分へ向けて、または自分と同じ思い(騙されたなどの体験)をしてほしくなくて、記事を書いています。 こういう思いがあると、記事が親切になり、わかりやすく伝えようという意識が芽生えると思います。
例外項目は今後、追加の記事で書いていきますね。
ではこの辺で。(4528文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。