どうも、武信です。(No723)
2018年の記事です。
僕の予想記事の後の、ロシアW杯の検証をします。
2018年当時のリアルタイムの記事をそのまま載せます。
僕の分析能力や特徴を知りたい方は読んでみてください。
これはシリーズものとなっています。
1 僕の記事の予測の検証。
まず、以下の僕の記事の試合の予測が外れたのですが、それの検証をします。
「2018年ロシアW杯の予想PART3」というタイトルです。
ロシアW杯の結果「2018年ロシアW杯の予想PART3」
僕は記事で、日本とポーランドは引き分けると予測しましたが、見事に外れました。
ですが、僕は記事でセネガル戦と同じぐらいのパフォーマンスを出せれば、最低でも引き分けに持ち込めるのではないか?と書いています。(負ける可能性も十分あると書いています)
しかしスタメンが6人代わり、セネガル戦と同じパフォーマンスを発揮できなかったようなので、最低でも引き分けに持っていけず、敗れたとも言えそうです。
また、セネガルはコロンビアには勝てないと予測し(頑張っても引き分け)、それは当たりました。
コロンビアと日本が決勝Tに行くのも当てました。
また、「スタメン変更したほうがいいのでは?」というのは僕も提案しました。
理由は決勝Tに進んでも、疲労で力が発揮できないという記事を読んだからです。
ですから、控え組も使い、総合力で勝ち進まないと、決勝Tでは力が発揮できず敗退するのです。
そういう意味では、今回スタメンを6人変更し、主力を休ませた意義は大きかったと思います。
ですが、本田選手も言っているようにメディアのスタメン変更の発表が早すぎた(情報が漏れた)のは問題だと思います。
僕はスタメンがあまりに定着しすぎると、研究され尽くされるので変更したほうがいいかもしれないと述べているのですが、その情報が事前に早く漏れてしまっては相手に手の内が早めに分かってしまい、効力が落ちるからです。
今回はポーランド戦までの検証でした。
2 ベルギー戦の検証。
僕はベルギー戦については、予測しませんでした。
理由は負ける可能性がかなり高かったのと、データ的に不足していたので、予測が立てづらかったからです。(負ける可能性がかなり高いので、負けると予測したくなかったのです)
ベルギーは圧倒的なタレント揃いであり、勝つのは至難の業でした。
ですが、それでも僕は「ある程度の予測を立てるべきだったかも」と反省しております。
後付けですが、日本の主力の最高のメンバーでも、最高で強豪相手には2点までしか取れていません。
これが最大の日本の攻撃力だと自覚するべきでした。(コロンビア戦、セネガル戦ですね)
次に、日本の失点はセネガル戦の2と、コロンビアとポーランド戦の1でした。
防御力はこれくらいでした。(ちなみにコロンビア戦はハンデあっての戦いですから、データ的に当てになりません)
ここから類推すると、攻撃ではベルギー相手に最大で2点ぐらいだろうと予測ができ、失点は最強のタレント揃いの攻撃陣ですから、2点以上だろうと予測はつきました。(後付けです)
というわけで、この情報を持っていれば、2対2になった時に無理に攻めるのは非常に危険なことは自明だったのですよね。
少なくとも延長前の時間の中では(前半、後半)、強豪相手には最大で、2点が日本の攻撃力なのです。
延長に入ってからは分かりませんが、1点取れるかは微妙でしょう。
ですから、PK戦に持っていくしかなかったのかもしれません。(とはいえ、最強の攻撃陣ベルギーですから、延長戦で点を取られていた可能性が高いです)
ベルギーは格下相手には、大量得点で勝利しています。
そう考えると、日本はよく後半の最後のほうまで、2点でしのいだなと言えるのです。
3 歴史にIF(たられば)はないが、もしIFがあるとしたら。
歴史にIFはありませんが、もし仮にIFがあるとしたらどうなるか?予測してみます。
ポーランド戦でスタメン変更せずにいつもの主力で臨んだら、最大で2得点と言いたいところなのですが、ポーランドとは相性が悪いようなので、1点取れれば良い方だったかもしれません。
となると、1対1になりますね。
引き分けにでもなって、2位通過ですかね。(日本は1勝2分けであり、コロンビアは2勝1敗ですね)
となれば、主力を温存しなかったので、休息が十分に取れず、今回のようなベルギー戦は見られなかった可能性が高いです。
攻撃力は落ち、1点どまりか0点だったかもしれません。
ということは日本は1対2(か3)か、0対2(か3)で負けていたかもしれません。
ということは、ポーランド戦はスタメン変更し、負けてでも決勝Tに進むのが最善の策だった可能性が高いのです。
問題はベルギーの攻撃力を侮るべきではなかった点です。
格下相手には、必ず大差で勝っているわけですから、日本にも最低で2点は取ってくると予測するべきでした。
2対2になった時点で、「ヤバイ」となるべきだったのです。(ベルギーの攻撃陣はタレント揃いの圧倒的強さです)
歴史にIFはありません。
ですが、この教訓を次のW杯には活かすべきだと思うのです。
データをもっと見ましょうと。
僕はデータとロジカルにしか考えていません。
セネガルとコロンビアは実は、データ的にはセネガルが引き分ける可能性もありました。
なぜなら、W杯(いつだったか忘れました)でアフリカ勢が、決勝Tに進まなかったことは一度もないからです。
今回が初でした。
僕は後で知ったのですが、このデータを知っていたら、セネガルとコロンビアは引き分けと予測していたでしょう。
ロジカルだけで戦力差だけで考えたら、コロンビア有利だったのですが、データ(アフリカ勢は決勝Tに進まなかったことが一度もない)も入れると難しい予測になります。
また、ベルギー戦はセネガルの審判がつきましたが、特に日本に不利になるようなモノもなく、フェアプレーだったようです。
4 今後の日本の改善点。
今後の日本には、データを見ながら最適の戦略を用いましょうと言いたいです。
加えて、一番の当面の目標は実力をあげることです。
FIFAランキングでも20位台は目指したいところです。
じゃないと、強豪国と渡り合えないからです。
次に、その実力を把握した上での最適な判断の戦略・戦術です。
今回の西野監督の采配のように、弱者の兵法(ポーランド戦のような)もときには用いるべきなのです。
あとは相性なども考えるべきでしょう。(ポーランドとは相性が悪かったようです)
「体格さの不利をどうするか?」の対策も考えるべきです。
アフリカ勢、南米、欧州、アジア勢など特徴も、よく把握して対策も練るべきでしょう。
5 今後のW杯の予測。
日本は野球で言えば、日本と戦って勝ったチームは優勝する率が高いです。
プレミア12では、準決勝で韓国と日本の戦いで韓国が逆転勝ちした後、決勝でアメリカと戦い、韓国は大差(8対0)で勝って優勝しています。
WBCでも準決勝のアメリカと日本でアメリカが2対1で勝って、その後決勝でプエルトリコに大差(8対0)で勝って優勝しています。
日本と戦うと強くなっているのです。(しかも大差(8対0)と同じスコアであり、偶然とはとても思えません)
これはあくまで野球に言える傾向ですが、僕はサッカーにもある程度当てはまるのではないかと予測しています。
今回の日本とコロンビア戦でコロンビアが負けましたが、その後コロンビアはポーランドに3対0の大差で勝ち、1対0でセネガルにも勝っています。
セネガルは日本と引き分け、その後コロンビアと0対1という接戦を演じています。
ベルギーは日本と死闘を演じましたから、この後のブラジル戦では良い試合をするのではないか?と予測しています。(とはいえ、ブラジルの攻撃力や守備力を知りません。ブラジルは優勝候補ですから、ベルギーが強くなっていてもどうなるか?は不明でしょう)
ちなみに、長期的効果が出るのかは不明です。短期的効果は少なくとも出るようです。(おそらく)
後付けな面もあるのは承知しています。
結果的には、ベルギーは競合のブラジルに「2対1」で勝っています。
しかし、その後のフランス戦では、「0対1」で負けています。
フランスはロシアW杯の優勝国ですから、かなり強かったのですね。
今後の日本のW杯に活かせたらと思います。
ではこの辺で。(3783文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。