どうも、武信です。(No525)
DaiGoのババ抜き対決で、僕の記事には以下があります。
「DaiGoのマジック「DaiGoとホリエモンのババ抜き対決について」」というタイトルです。
DaiGoのマジック「DaiGoとホリエモンのババ抜き対決について」
引用しますね。
まずDaiGoはババ抜きについてある程度の理論らしきものを持っています。
その理論により、ホリエモンがどこにババを置いたのかの目処をつけます。
しかもそれを説明します。
しかし、実はこの段階では僕はDaiGoは完全にはどこにババがあるかは分かっていないと思われます。
そこから先はホリエモンの反応(手振り身振り、表情、言動、口調、声など多数)を総動員して見極めているのです。
つまりホリエモンの反応が分かりにくかったら、DaiGoといえども当てられないと思います。
しかし、DaiGoは相手を心理的に追い詰め、動揺させ、反応を引き出します。
反応をよく観察することでババの在り処を絞るわけです。
だから、どこにババを置いたかはあまり問題ではないのです。
どこに置いても、それをホリエモンが知っていたら、反応を読まれるからです。
だから目隠しをするか、またはランダムに置いてそっぽを向いて自分すらどこにババがあるかを知らなければDaiGoも分からないと思います。
これは相手のノンバーバルから相手の本音を探る心理合戦なのです。以上、ここまで。
この僕の記事に多少、欠陥があると、ある程度のDaiGoの過去のババ抜き対決の動画を見て、気づいたので、修正する上に、いろいろと追加項目を加えたいと思います。
ズバリ、DaiGoとのババ抜き対決で勝てる必勝法を書きます。
興味がある人は続きをお読みください。
1 DaiGoのババ抜き理論。
まず、DaiGoはババ抜きに対し、ある理論を持っています。
ここまでは書きました。
その理論とは、大まかに書くと、以下になります。
1 その人の性格を分析し、どこにババを置くか、推定する。
a 素直な正直な真っ直ぐな人なら、真ん中にババを置く。
b 普通の性格の持ち主なら、右から二番目か、左から二番目に置く。
c ひねった性格の持ち主なら、両端に置く。
d 右利きか、左利きかにより、右方面か、左方面か、に置く傾向が変わる。
などです。
そして、DaiGoはその人の性格をざっと見極めて、最初からプレッシャーをかけてきます。
変わった性格の持ち主だと判断したら、「右端に置いてもいいですよ」と言いますし、正直な人だと思ったなら、「真ん中に置いてもいいですよ」と言います。
で、そのプレッシャーを受けても、そのまま勝負する性格かどうか、も見抜いていきます。
意思の強い持ち主なら、勝負をかけてきて、「真ん中に置いてもいいですよ」と言われて、そのまま真ん中に置くなどありそうです。
ここで、戦略家や意思が強くない人なら、変更します。
こういう理論らしきモノがあった上で、その後、誘導尋問により、プレッシャーをかけ、態度や言動で見抜いていくのです。
2 ババ抜き対決の必勝法。
ここで、ババ抜き対決の必勝法を書きます。
これは、DaiGoと唐沢寿明さんとの対決を見て、思いつきました。
DaiGoはかなり珍しく、唐沢さんに2連敗し、完敗したのです。
その手法は、以下のようなものでした。
1 「執着心がない、負けてもかまわない」など、思い込む。
2 唐沢さんのとなりに小さい唐沢さんがいて、指示を出している、と思い込む。
です。
まず、1の執着のなさにより、自分の性格が薄れて、その性格特性に合った場所にジョーカーを置かなくなります。
その上に、執着心がなく、唐沢さんのちっちゃい分身が命令を出していると思うことで、自分事じゃなく、他人事になり、プレッシャーが激減するのです。
つまり、態度や言動に出にくくなります。
だいたい、スポーツの世界でも、自分事化するから、プレッシャーに感じるのであって、他人事のように観戦する側になると、そこまでプレッシャーは感じません。
その心理を応用したのです。
唐沢さんが誘導尋問と心理合戦をやっているのに、唐沢さんは自分がやっていない感覚なのです。(他人がやっているかのようです)
これで、DaiGoはぼやいていました。「今日は、誰と話しているのか?」と思ったと。
そうなのです。唐沢さんは自分を消したのです。他人になったのです。
だから、DaiGoは読み取れませんでした。
また、ホリエモンは性格特性を見破られないように、ランダムにジョーカーを置く作戦までは良かったのです。
ランダムに置くことにより、性格は関係なくなります。
ここまでは良かったのですが、ホリエモンは「どうしても勝ちたい」という思いが強すぎたのです。
だから、プレッシャーを余計に感じ、わかりやすく、態度や言動に出てしまったのです。
これが唐沢さんの動画を見て、僕が考えたババ抜き対決必勝法です。
誰か、自分のちっちゃい分身が、命令している、ささやいていると思い込む、つまり、他人事化するだけで、かなりウソをつきやすくなると思われます。
まぁ、これくらいの必勝法は、DaiGoと唐沢さんとの対決を見た人なら、思いつくと思いましたが、その後、誰も真似せず?、DaiGoにあまり勝てていなく、DaiGoは凄いと思いました。
この僕の必勝法を、ちゃんと使いこなし、実行できるメンタルの強さがあるかどうかも重要です。
DaiGoは必ず、これを克服する何かしらの対策を練ってくるでしょうが、態度や言動や性格から読み取れないとすると、かなり苦戦する可能性があります。
DaiGo対策を完全に武装した、対決を見てみたい気はします。
僕の必勝法理論は果たして、正しいのかどうか?見てみたいかも。
3 本からの引用・まとめ。
最後に、本からの引用・まとめをします。
「ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる」という本からです。
珍しく、5点満点中、4.5点をつけたほどの超お勧め本です。(マーケティングに興味がある人なら、読んだ方がいいかと。斬新な視点が得られます)
引用します。
ポリグラフ(ウソ発見器)は一九世紀末に試用され、二〇世紀になって犯罪捜査にも使われるようになりました。
現在の日本でも、毎年数千人の被疑者の取り調べにポリグラフが使われているというデータもあります。
ポリグラフは、呼吸や脈拍や血圧などの生理現象を測定するものから、脳波や脳の血流を測定するハイテク機器まで、さまざま開発されています。
しかし、サイコパシーの高い人はウソをついてもポリグラフに反応しにくいことがわかっています。
機器の開発者は「90% の確率でウソを見破れる」と自負していますが、その精度では低すぎます。
10人に1人の 割合で冤罪が生じる測定結果が、科学的な証拠として使われたとしたら、考えただけでもおそろしい話です。
一方、一九八九年から日本でも犯罪捜査に導入されたDNA鑑定は、当初に比べて飛躍的 に精度が上がりました。
理論上、100%の精度ではありませんが、DNA鑑定のほうはいまや犯人を特定する切り札にもなっています。
当たり前のことですが、犯罪におけるこれらの科学的な検査法は、犯罪に関連した容疑者や被害者を対象に施されます。
何の犯罪も起きていないのに、一般の人のDNAを本人の許可なく勝手に調べることは絶対に許されることではありません――という倫理的な大原則があると理解した上で、読者のみなさんと一緒に考えてみたいことがあります。 以上、ここまで。P240〜243。
サイコパス気質のある人は、DaiGoのババ抜き対決はおろか、ポリグラフさえ、くぐり抜けるということですね。
90%の精度で、犯罪の証拠として扱われたら、確かに、怖すぎます。10人に1人は冤罪なわけですから。
しかし、サイコパスの人になるには、やはり、感情との切り離しが重要な気がします。
または、ヒトラーの命令により、残酷な指令を出した凡庸な人物がいましたが、あれも、命令されたことにより、自分の意思じゃなく、他人事化してしまったことから、あのような冷酷な行いができたと思われます。
つまり、人間は、他人事化すると、感情を切り離すことができ、サイコパス化や、ババ抜き対決のようなことまで、応用できる可能性があります。
「自分がやられたわけじゃない、赤の他人がやられている」と思い込むことや、「自分が命令を下したのではない、他人によって命令されているだけだ」と思い込むことで、人間は冷酷になったり、感情が出にくくなるのかもしれません。
以上、僕の考察を加えました。
ではこの辺で。(3851文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
「ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる」