林先生の教育論の定額働かせ問題について「教育にゲームを活用する ~画期的教育論~」

どうも、武信です。(No608)

 

昔の記事なので内容が稚拙です。

 

今は内容が濃い文章を書く人でも、昔はこういう記事を書いていたという教訓、参考にして欲しいなぁと思い、敢えて載せます。

 

2013年5月29日の記事です。

 

林先生が最近、教育論の話をしていたという記事を見かけ、僕が昔、提案していたものだなぁと思い、載せることにしました。

 

「林修、現代日本の学校教育に提言!「先生の定額働かせ放題、招いている」<初耳学>」というタイトルです。

https://thetv.jp/news/detail/178106/

 

興味のある方は、続きをお読みください。

 

 

1 昔のブログ記事を掲載。ほぼ原文のまま。

 

「ビジネスを変える「ゲームニクス」」という本があります。

 

「ビジネスを変える「ゲームニクス」」

 

6月13日に発売予定なので、まだ発売されてない。

 

だが、僕はタイトルからある着想を得た。

「教育にゲームを活用してはどうか?」と。

 

ゲームほど、興味をそそり、行動を促す媒体はない。

 

例えば、英単語を覚えさせるのにゲーム要素を取りいれたサイトを作る。

そして、ランキングを載せるようにするのだ。

 

例えば、こういうサイトもある。

単語王というサイト。

 

このゲーム性を帯びたサイトをいくつも作る。

 

そして、小学生、中学生、高校生にiPadなどのタブレットを全員に配る。

 

この状況下で、ゲーム性サイトで、ゲームで遊んでいるかのように、学べる構成にするのだ。

 

一斉授業方式はもはや古い。聴覚タイプの人間のみに一流予備校講師のDVDを貸す、もしくはiPadなどにダウンロードする形式にした方がいい。

 

視覚タイプは参考書で独学も可能だろう。

 

まずは、生徒に一流講師のDVDやデータを貸して、予習させる。参考書で独学しても良い。

 

どちらかで予習してきてもらい、学校は「それが理解できているか?テストする場所」にするのだ。

 

DVDやデータなら、自分のペースでできる。巻き戻しも可能だ。

学校の授業ではそれができない。

 

あと、懸念点として、学校の授業の方が柔軟性はある。

雑談を織り交ぜることが可能。

 

だが、基本を学ぶなら、DVDやデータの方がいい。テストはiPadなどの端末でする。

 

ゲーム形式でも良い。

 

そして、学校ですることは予習して分からなかった箇所を、個別の先生に聞いて解決する場所にするのだ

 

先生のテストを作る負担も減り、授業する負担も減る

 

こうして余った時間を最新の学校運営の勉強に充ててもらう。

 

iPadなどの操作やネットの知識である。

 

あとは、専門科目で分からないところを聞かれても答えられる力だ。

塾が不要になる。

 

ただし、授業をしないことにも弊害が一つだけある。

いざというとき、緊急時に弱い。

 

先生が授業を定例的にしなくなると、講義力が弱まる。

 

一流講師の授業をDVDなどに録画するわけだが、その一流講師は時代によって変わる。

 

新しい学習内容の更新の度に、録画を付け足したり、し直す。

 

となると、先生の層が薄くなるとマズイわけだ。

 

一流講師の死にも、弱い構造でもある。

とはいえ、先生の層を厚くする、一流講師の芽をつぶさないためだけに多くの先生の練習のために、無駄な授業をやるのはいかがなものか。

 

才能のある先生だけ、授業をやる形式がいいのかもしれない。それは選別する。

 

中間テストや期末テストも、ゲーム性サイトを利用する。

 

高校ごとどころか、全国規模で実施可能である。

 

コンピュータで管理するので、採点も早い。

 

ランキング上位に載るために、頑張る生徒も多そうだ(上位層に限るが)。

 

ゲーム産業は日本は強い。

任天堂やソニーなどの既存の従業員も、新たな活躍の場が得られるかもしれない。

 

日本をITインフラを中心として、根本から変えるべきである。

 

日本の教育は英語を小学生から必修化や教員増や、TOEFL導入などの小手先の策しか考えない。

 

教育内容に目を向けたり、教育方法を根本的に変える議論やアイデアがほとんどない。

 

僕は既存の教育を全て、ITを利用して、根本から変えるべきだと思う。

 

iPadなどを生徒全員に配れば、電子書籍市場も伸びる。

電子書籍は有望な市場だ。

 

映画、音楽、漫画などのコンテンツもダウンロード市場に主力が移るだろう。

 

レンタル業界と既存のTV局は、経営が厳しくなるかもしれないが、時代の流れである。

 

お茶の間で、家族が揃ってTVを見る時代は終わるかもしれないし、一部では残るかもしれない。

 

投資先がないとよく言われるが、教育ゲーム産業という膨大な分野を掘り起こしてもらいたいもの。英語講師もわざわざ雇う必要もなくなる。以上、ここまで。

 

2 林先生の記事の引用。

 

まず記事を貼ります。

「林修、現代日本の学校教育への提言に反響多数「先生の“定額働かせ放題”招いている」<初耳学>」というタイトルです。

https://thetv.jp/news/detail/178106/

 

簡単に引用します。

 

公表されているデータによると、小中学校の教員の平均労働時間は「1日約13時間」(2016年連合総研調べ)で、日本の平均的な労働者の平均労働時間「1日約9時間」(2017年9月マクロミル調べ)よりも4時間も長いという。

 

さらに林は、給与面も「一般の企業では考えられない状況」であり、「ブラック企業そのもの」だと指摘。

 

その根拠として1972年施行の「給特法」という法律を紹介し、この法律によって公立学校の教員は「月額給料の4%相当を支給するかわりに、時間外勤務・休日勤務手当などの支給は行わない」と定められている、と説明した。

 

こうした衝撃の実態を踏まえ、林は「AERA編集部の方に伺うと、その法律が『先生の定額働かせ放題』を招いている」「現実としては多くの先生が日々の業務をこなすのに精いっぱいで、状況を変えようと考える余裕もないというのが現実のようです」と慮った。

 

続けて、林は「これは僕の個人的な考えですけど」と前置きしたうえで、「授業も今と少しあり方を変えたらいいんじゃないかな」と、まったく新しい“授業の在り方”も提言した。

 

それは、「教科ごとに、教え方がうまい先生の授業をビデオに撮って生徒たちに見せる時間を作る」というもの。

 

例として、一人ひとりの先生がほぼすべての主要教科を教える現在の公立小中学校の教育システムを挙げ、「学校の先生の中でも、とくにこの科目が得意という方がいらっしゃる」「その方の授業を何種類もレベル別にビデオに撮って、得意な子はこれ、不得意な子はこれと(そのビデオを)見る時間を作る」というアイデアを提案。以上、ここまで。

 

3 僕の意見。

 

「林先生は僕の意見と、かなり似ている」と思いました。

 

僕の案はiPad使用やゲーム化なども入ってますが。。。

 

また、授業という存在そのものを僕は否定し、予習させるとしましたが、今から考えたら、非現実的でしたね。

 

学校で映像を見せて(上手い先生のもの)、病気などで休んだ生徒にも対応可能にし(あとで映像を見せる)、先生の負担をかなり減らし、先生は学力向上より、倫理や道徳などのしつけ面育成にまわるか、または個別の質問相談に対応や、議論、討論の場で先導役を果たすなどになればいいと思います。

 

さらに、小・中学校で部活などの顧問を外注すれば、かなりホワイトな職場になるでしょう。

 

もちろん、小学校低学年の生徒には、映像授業はまだ厳しい可能性もありますが、高学年はもう大丈夫じゃないでしょうか?

 

まず、現場の教師の負担を減らし、考える余裕を与えることは大事です。

 

そのために、この僕の意見などを取り入れて、ワンクッション置くのがいいと思うのですけどね。。。

 

教師の担い手も減っているみたいですし。

あとは教員免許の問題ですね。

 

教員免許という既得権益を作るのではなく、ある程度、例外を作り、実力ある人なら教師になれるようにしたほうがいいでしょう。

 

しかし、文科省って何でこういうアイデアが出てこないんしょうね。

 

僕は2013年に既に出していて、これらを応用すれば、どんどんもっと洗練されたアイデアなんていくらでも出てきて、今のような教育の惨状にはなっていなかったのではないでしょうか?

 

まぁ、僕の「フィクサーによる日本の教育改革本」などの理論的支柱や根拠がなければ、なかなか改革案って理解されないですし、採用されなかったんでしょうね。。

 

見えている人には見えていて、見えない人にはかなり細かく、分かりやすく説明しないと理解不能なんですよね。。。

 

2013年に僕がこのアイデアを発表した時、おそらく、多くの人が「この人、何を言っているんだ。意味不明。」と思ったのでしょうね。

 

日本がこのまま、どんどん周回遅れで経済的成長から取り残されないことを祈るばかりです。

 

ではこの辺で。(3877文字) 

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

最新情報をチェックしよう!