どうも、武信です。(No376)
タイトルの、「最少の努力・投資」という記述に、注目してください。
特に、コスパを意識して、日本の国力を上げる提案をしました。
「このコスパ第一の日本の国力増強策」について、興味がある方は続きをお読みください。
また、国力増強視点ですが、個人にも応用できますので、生産性を上げたい読者には有用な内容でしょう。
1 今の日本の出版界。
まず、「今の日本の出版界は素晴らしい」です。
翻訳本も、ここ数年はこなれた日本語になっており、日本語とほぼ変わりません。
翻訳本の質は、総じて高いレベルが保証されているケースが多いし、欧米の最先端の知見を知ることができます。
また、ビジネス書で言えば、「上位1割、2割の本は質が高い」です。
それらの1、2割の本を集中して読めば、実力が上がると思われます。
出版界は、この傾向をずっと続けて欲しいです。
「1、2割の良書を読めれば、大学教育とほとんど変わらないのでないか?」とさえ考えています。
2 僕の提案。
そこでです。「図書館の活用」を促したいのです。
既存の図書館は、勉強をしたい人が集まる場所でもあり、さらに、図書館の蔵書を充実させて、無料で貸し出せばいいのです。
本当は図書館も「運営費として、月に500円くらい課金してもいいほどだ」、と思います。
そして、図書館で1〜2割の良書を借りて、読む層が増えれば、日本の国力は上がると思うのです。
「本の蔵書数を増やすこと」って、「それほど費用がかからないのではないか?」と踏んでいます。
3 僕の提案2。
あとは、TV局やインフルエンサーなどで、「1、2割の良書を紹介してくれる人達」が影響力を持つことだと思います。
つまり、僕のブログやTwitterが普及するだけでも、国力は上がると思いますw (宣伝くさくてすみません)
僕のブログでは、有力な情報を無料で紹介していますが、詳しい説明については、本に譲るのが基本姿勢です。
よって、きちんと細部まで把握するには、読書が必須です。
そのために、図書館の整備が必要なのです。
底辺の大学を増やすより、よほど、費用対効果が高いと思います。
4 従来のインフルエンサーの罪。
また、以下の記事でも書きましたが、情弱商売は国力を基本的に上げません。
「イケダハヤト氏やはあちゅうさんが結果を残しているのはなぜなのか?」
ブログの成功者たち。「イケダハヤト氏やはあちゅうさんが結果を残しているのはなぜなのか?」
情弱相手のブロガーなどが勧める本って、僕からすればものすごく質が低いです。
8割のすっかすかの内容の本を、勧めています。
こんな本を良書だと褒め称えているようでは、日本の未来が思いやられます。
1、2割の良書を紹介するブロガーや、インフルエンサーが、もっと影響力を持つべきだと思うんですよね。
そう考えると、ホリエモンの本も、かなりくだらない内容ですよ。
情弱の人達って、あのレベルの本で満足しているのでしょうか。
しかし、ホリエモンは、わざと質を下げて情弱商売している気がします。
つまり、「わざと、意図的」なのです。
YouTube動画などを見ると、ホリエモンは能力は潜在的に高いと思うのですが、やはり金儲けが第一なので(普通はそうです)、情弱向けに、ターゲットを設定しているのでしょう。
5 勝間さん現象&僕の誘う世界へ来てほしい。
それにしても、勝間和代現象が起きていた時のほうがマシでした。
勝間さんの本の方が、初期と後期では、質はそこそこ高かったです。
勝間さんくらいの人が、インフルエンサー代表例の時代が、また再来して欲しいです。
今のイケダハヤト氏やはあちゅうさんやホリエモン(わざと情弱商売している)やちきりん(ちきりんはまだマシ)が、インフルエンサーって、日本、終わってないですかね?
1、2割の良書を読むと、本当に8割の本が、すっかすかに見えるんですよ。
1〜2割の良書の世界へ、「なるべく多くの人が来て欲しい」と願っています。
6 認知特性の問題。
新たな課題として、図書館の整備とブログなどの普及や、インフルエンサーの質の底上げだけでは、解決できない問題があります。
それは、認知特性です。
世の中には、本を読むのが苦手な特性を持った人達が、けっこういます。
そういう層は、「動画や聴覚、つまり人から、耳から聞いた話は覚えている」のですが、読書などで読む情報だと、記憶に残らないんですよ。
本当は、「視覚派、つまり、目から見て、読書などで記憶できる、理解できる人」は、「聴覚派、つまり耳から記憶できる、理解できる人」と比べて、圧倒的に時間のスピードが速いです。
1時間の動画は文章だと、10分以下で処理できることも珍しくありません。
つまり、コスパが非常に良いのです。
ですが、目から記憶するのが苦手な人が、けっこう存在するので、「そういう人達をどう救済するか?」が課題です。
図書館やブログなどの普及や、インフルエンサーの質の底上げでは、それらの人達は救済されません。
そもそも読書しませんし、読書が苦手な人達ですから。
というわけで、聴覚派の人達を、安価で救済する策を考える必要はありますね。
ビジネス書を音声化したサービスもあるのですが、値段が張りますしね。
YouTubeのホリエモンなどの動画も、ビジネス書のほんの一部ですし、1、2割の良書の内容はほとんどありません。
ですから、1、2割の良書の情報は、本を読んだ人だけがほぼ手中に収めています。
7 イケダハヤト氏のツイート&僕のベンチ-マークしている人たち。
あと、イケダハヤト氏は以下のツイートをしています。
「修行のようだw 書けば書くほど凡夫であることを自覚する。これはほんとうにその通り。
ぼくは8年くらい毎日ブログ書いてますから、もはや自分がバカであることに何の疑いの余地もない。そりゃそうだ。人間みんなバカですから。」以上、ここまで。
イケダハヤト氏は、自分をバカだと形容していますが、単に、ベンチマークしている、またはロールモデルとしている人が違うだけかなと思います。
僕は、20代は、大前研一氏をロールモデルとしてきました。
ですが、30代に入り、政治系は、高橋洋一氏(最近、藤井聡氏もいいかもと感じます。藤井氏は経済系も扱っています)、経済学系は、三橋貴明氏や中原圭介氏など(最近、経済学はあまり勉強していません。もっといい人がいるかもしれません)、経営学は、冨山和彦氏など多数になっており、「大前さんの主張が浅い」と思うようになりました。
大前さんは、政治系、経済系、経営系など扱えるオールラウンダーだったのですが、今や、上記に挙げた人達に、各個撃破されていると感じます。
つまり、上記に挙げた人達をベンチマークするだけで、かなりの知識人となれると思います。(政治、経済、経営以外の分野でも、それぞれロールモデルとしている人はいます)
イケダハヤト氏は、ターゲットとする客層が違うのもありますよね。
たぶん、僕が挙げた人達の本を読めば、「ジャンルが異なるか、難しいことを言ってるな」と、感じると思います
a 2020年1月3日時点の追記。
ちなみに、2020年1月3日時点において、インフルエンサーの田端信太郎氏は、中小企業診断士の資格を「独占業務がないし、意味がない資格だ」と切り捨てています。
さらに「中小企業診断士で、成功した人なんているの?」と言っており、ツイッターの人からは「三橋貴明」氏の名前が挙がっていました。
田端氏も「そかぁ」と頷いていたようですが、僕は、三橋貴明氏は、実力のある著者だと思っています。(経済学面では、大前氏を超えていると思われます)
また、中小企業診断士の1次試験だけは有用であり、若手ビジネスパーソンに勧めていると言う人もいました。
僕も、過去、20代?の頃、中小企業診断士の勉強をしたことがありますが、つまらなかったので辞めました。
中小企業診断士の資格の教科書はつまらないし、わかりにくいです。
ですが、MBAに似ており、役立つ内容・コンテンツではあると思いますが、どうせ経営学を学ぶなら、市販のビジネス書に良書がわんさかあるので、わざわざ資格のわかりづらい教科書で学ぶ必要はないと思いました。
僕は、「俯瞰経営学」を自力で書きましたが、市販のビジネス書を参考にしており、それらの本は内容がわかりやすいのです。
経済学も、市販のビジネス書で学びました。
僕は中小企業診断士の資格の教科書がつまらなく、わかりにくかったので、「市販のビジネス書というルート」をたどりました。
経営学の知識自体は有用だと思います。
特に、「コンサル系の技能や知識」は、一般のビジネスパーソンにかなり役立つと思われます。
中小企業診断士の資格勉強はしても、しなくてもどちらでもいいと個人的には思いますが、僕のお勧めは、僕の著書「フィクサーによる日本の教育改革本」と「俯瞰経営学」を読んだ後に、「市販のビジネス書で学べば事足りるのではないか?」という主張です。
田端氏はTOEIC高得点は学歴ロンダリングとして、Fランでも、有名大卒並みのシグナリングになるとして、勧めています。
TOEICも、僕はある程度、勉強しましたが、高得点はとっていないので、なんとも言えないです。
ただ、TOEICの勉強自体は役立つかなと思います。
僕は、TOEICの文法と単語をかなりやり、語彙力と文法力は強化されました。(リスニングとリーディングは強化しなかったので、高得点を取れないのですね)
8 お勧め本。
最後に、今年に入って読んだ1、2割の上位本を、2冊だけ挙げておきます。
この本をぜひとも読んでみて、「こちらの世界」へお越しください。
ではこの辺で。(4372文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。