どうも、武信です。(No377)
2017年の記事ですが、2020年1月3日に追記した記事もあります。
「従来のメディア(TV,、新聞、出版など)のほうが、ネットよりも影響力が強いほうが良い」、という主張を展開していきます。
あなたは、その理由は何だと思いますか?
その理由について知りたい方は、続きをお読みください。
もちろん、従来のメディアの欠陥にも触れます。
1 過去の僕の記事の紹介。
メディア(TV、新聞、出版など)がネットよりも影響力が強いことが、以下の記事でほぼ証明されたと思います。
「日本での選挙を左右するのはメディアと証明されたか?」
「日本の選挙システム」日本での選挙を左右するのはメディアと証明されたか?
また、以下の記事でほぼ述べたことですが「メディア(TV、新聞、出版など)がネットよりも影響力が強いことが良い訳」を述べていきます。
「イケダハヤト氏やはあちゅうさんが結果を残しているのはなぜなのか?」
ブログの成功者たち。「イケダハヤト氏やはあちゅうさんが結果を残しているのはなぜなのか?」
2 ネットにはフィルター係がほぼいない。
つまり、ネットと従来のメディアとの大きな違いは、「フィルター係、検閲係がいるかどうか」です。
「ネットにも、GoogleやYahooやはてななどがいるぞ」と主張する人もいるでしょうが、そのフィルターが軟弱なのです。
出版業界では顕著ですが、作家デビューにせよ、著者になるのは、かなりのハードルの高さがあります。
ネットで情報発信している人のほとんどが、紙の本の出版は無理でしょう。
大学という存在も、高学歴ほど、難易度の高い大学入試試験で、フィルターにかけています。
そうなのです。
ネットという場所は作家系であれば、出版社に断れられるレベルの人が活躍している世界であり(一部には、出版化できる人もいます)、大学でも活躍できなかったか、大手の大企業(大企業が良いとは、一概には言えませんが)に入れなかった人が、活躍している場所なのです。
つまり、悪く言えば、レベルが低い人達が活躍している世界ということです。
3 従来のメディアの利点。
従来のメディア(TV、新聞、出版など)はフィルターが強固なので、そう簡単に安っぽい人を起用しません。
そのため、ある一定のレベルが担保されている、という利点があります。
TVはエンタメだけでなく、正しさを追求したことで、信頼性、信ぴょう性、権威も保持しました。
以下の記事で述べています。
「TVは目立ってナンボだし、◯◯を追求しているので権威がある」
TV局の現状「TVは目立ってナンボ!だし、○○を追求しているので権威がある」
従来のメディアのフィルターが弱くなったら、どこが、質の担保をするのか不明になります。
そうなれば、日本の国力にも影響を与えるでしょう。
質の低い人材、モノが出世してしまうからです。
活字メディアや映像メディアにせよ、質を担保しているのは、従来のメディアです。
4 従来のメディアの影響力がネットより高いことが良い訳。
残念ながら、ネットで今、活躍している人達で、質を担保している人はほんの一部です。
だからこそ、彼らが大衆にそこまで影響力がないことは、日本のためにはいいことです。
まさか、ネットで活躍している人達が自分らが、日本を背負う人材だと自覚はしていないでしょう。(もし、そう思っているのなら、ヤバイです。従来のメディアにいる人材の方が、圧倒的な質の高さですから)
ネットの世界は、日本を左右するほどの力を将来、持つとはとても思えません。
質の担保がまったく保証されていません。
もし仮に、従来のメディアにいる超優秀な人材がネットの世界に来て、活躍し始めて、それが基準になったら、ネットの世界の信ぴょう性は上がると思われますが、そうはならないでしょう。
なぜなら「情弱の人達がネットの大多数」であり、彼らがジャッジし、支持する人は、どうしても質が高くなりようがないからです。
だからこそ、従来のメディアや大学などがフィルターをかけて、選別しているのです。
人間は基本的に怠け者なので、大学入試なら楽して通りたいですし、著作物でも、簡単なものを好みます。
だからこそ、質の低い(易しくて、短い記事)モノが好まれます。
そうやって、ネットの世界は群れて、堕落しているのです。
従来のメディアが、権力を握っていた方がいいです。
質の担保で圧倒的です。
フィルターがかかってます。
もちろん、従来の権力を監視するネットや週刊誌の存在は必要でしょうが、「影、補佐の役割」でいいでしょう。
今後も、ネットが従来のメディアほどの存在になるとはとても思えませんし、なってはいけないと思います。
5 従来のメディア離れは悪い兆候。
TV離れ、新聞離れ、出版離れが叫ばれていますが、これは悪い兆候です。
ネットの世界に、まともな検閲者はいないのです。
WELQ問題もありましたが、ああいう医学情報は、きちんとした情報じゃないとダメだと思います。
僕が将来有望だと見ていた起業家.comさんは、WELQがなくなっても別の似たようなサイトが跋扈(ばっこ)するから、WELQを潰しても無駄だし、「WELQはあってもいいんじゃないか?」という見方のようですが、僕はそれには反対です。
医学情報は、ファッションなどと比べて、生死に関わることもあるのですから、間違った情報ならない方がいいのです。
Googleの検閲は、まったく機能していません。
これがネットの限界です。
6 TV局などは修正する&信憑性の問題。
その点、TVなら、昔はやらせなどもありましたが(発掘あるある大辞典など)、謝罪もあり、修正されます。
または、なるべく調べた情報を流すでしょう。
ネットの情報なのに、本からの引用・転載となると、信ぴょう性が上がります。
ネットの情報など、この程度の信ぴょう性なのです。
「信ぴょう性、質の高さ」で、ネットは従来のメディアには敵いません。
ネット言論、ネットの影響力など、やはり微々たるものですが、それでいいのです。
ネットが従来のメディアより影響力を持ったら怖いです。
信ぴょう性はなく、質が低いのですからね。
7 従来のメディアの腐敗。
ただし、従来のメディアにも腐敗はあります。
例えば、枕営業は横行しているようです。
一例ですが告発者もいます。彼女のnote記事です。(消されたようです)
こういう告発が出来るのが、ネットの良さです。
ネットが「従来のメディアを監視、告発できる場所」として、機能しています。
ネットはそういう意味で、「従来のメディアオンリーの世界よりは良くなった」と思います。
ですが、「従来のメディア>ネット」という、影響力の強さが良いと思います。
他にも、枕営業の告発はされています。「森下悠里がグラドルの枕営業の実態語る「ホテルに連れて行かれた」というタイトルです。
http://news.livedoor.com/article/detail/13303628/
最後に、以下の本「ネットは基本、クソメディア」という本が発売されるようです。
タイトルの通りだと思います。どういう内容かは確かめていないですが。。。」
8 既存メディアも崩壊。(2020年1月3日時点)
2020年1月3日時点では、僕の主張「従来のメディア>ネット」構造も、ダメだなぁというふうに変わりました。
TVは政権に忖度しまくりで、さらに「やらせ横行」、情報操作しまくりであり、真実を報道していません。
新聞社は、朝日新聞はまだ反権力の意思はありますが、他の新聞社は政権に迎合するか、または真実を報道しません。
つまり、既存のメディア(TV、新聞)は、「見せかけの表の世界用のメディア」なのです。
で、ネットは裏の世界でもありますが、真実も載せられています。
ネットから告発されて、真実が広まるケースもあると思います。
既存メディアだけの支配だとしたら、「情報操作がすさまじく、権力の権化であり、恐ろしい世界になっていた」と思います。
そういう意味で、「ネットが権力を持ち始めたのは良い兆候だな」と、見直しました。
確かに、検閲係・フィルター係が弱いですが、少なくとも、「情報操作されまくり、情報封鎖、印象操作しまくり、真実の情報がない」、ということは防げます。
「情報源が多いことはいいこと」です。
TV局がいかに、情報操作しているかは、数々のYouTuberの人達の告発で判明しています。
いかに、僕たちが既存のメディア(TV局と新聞)に騙されていたか、ということです。
ただ、出版社はまだ健全な方なのかなと思います。
出版社は日本の希望なのかなと。
ただ、本が売れない時代となっており、出版社の力が弱くなると、日本は崩壊に向かうかもしれません。
本の情報は1、2割の本は質が担保されており、そこが日本の希望であり、生産性を向上させている源だと僕は思っているからです。
考えてみください。
本がない世界を。
本がなくなったら、かなり困ります。
少なくとも、僕は。(日本国民の半数が年間に本を1冊も読まないというデータもあり、本の恩恵を知らない人が多数派だと思いますけどね)
TVやYouTubeや新聞やTwitterやブログ記事だけでは、満足できません。
本が絶対に必要です。本は網羅性があり、コスパが良いのです。
ではこの辺で。(4370文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。