目に見えない世界を軽視する人たち PART3

どうも、武信です。(No804)

 

2月18日頃に書いた記事が中心ですが、追記もあります。

 

前回の記事が以下です。 

目にみえないモノを軽視する人たち PART1

「目にみえないモノを軽視する人たち PART1」というタイトルです。

 

皆さんは、目に見える世界と、目に見えない世界について知っていますか?

 

世の中には目に見えない世界があり、それは裏の世界(陰謀など含む)や、構想や企画案を作る際に、まだ誰も気づいていない世界を創造(想像)することなどを含みます。

 

今回は、藤沢数希氏のツイートや、ホリエモンの例を基に、目に見えないモノ・世界について考察していこうと思います。

 

タイトル通り、目に見えない世界を軽視する人たちの事例です。

 

興味がある人は、続きをお読みください。

 

 

1 コロナウィルスの2月18日時点での情報

 

PART1の記事で、コロナについて、僕の意見を述べましたが、続きの記事です。

 

以下の記事を貼ります。

 

「WHO「新型ウイルスはSARSほど致命的でない」」というタイトルです。

 

この記事で、2003年に広がったSARSは致死率が9.6%であり、コロナウィルスは2%程度であり、SARSほど致命的ではないと述べています。

 

また、重症患者は2割ぐらいだとも書かれています。

 

引用します。

 

一方で、およそ14%の患者に肺炎や息切れなど深刻な病状がみられ、およそ5%の患者は呼吸困難や多臓器不全など命に関わる病状になるとしています。

 

略。

 

WHOがまとめた今月17日までのデータでは、中国本土以外で死亡した人は、日本、フィリピン、香港、台湾、フランスでそれぞれ1人ずつの合わせて5人で、中国本土以外での致死率はおよそ0.6%となっています。以上、ここまで。

 

さらに以下のツイートを貼ります。

 

「武漢コロナの流行により、うがい手洗いマスク着用で日本人のインフルエンザ患者が減る。」というタイトルです。

 

こういう良い方面での副作用的な効果もあるのですね。

 

2 永江一石氏の意見。

 

永江一石氏は以下のように言っています。

致死率は2%じゃなく、0.02だと。

 

なぜなら、致死率2%は感染検査をしてもらった人限定であり、感染検査すらしていない人達が100倍いるからだと。

 

2%の致死率が、永江理論によると、0.02%まで弱まりますね。

 

となれば、永江理論のように、「インフルエンザみたいなもの」というのも頷けます。

 

2009年に流行した新型インフルエンザ致死率が0.02〜0.04%ですから、新型インフルエンザより弱いということになります。

 

ですが、中国湖北省武漢市の人口が1108万人であり、中国全土の患者が約7万人いて(2020年2月18日時点の数)、その潜在患者が100倍の700万人が中国全土にいるとしたら、相当な数になります。

 

まぁ、大半は武漢に集中していると仮に見て、さらに2割が重症化するとしたら、700万人の2割ですから、140万人の入院患者がいることになります。(重症化するとしたら、感染検査を受けると思われます。永江理論によると、140万人の入院患者がいる想定になります)

 

で、死亡者は140万人の致死率2%だとしたら、14万人になりますが、永江理論の0.02%だと仮にすると、死者は1400人になります。(永江理論を使えば、つじつまは合います。そうなるように100倍の潜在患者いると想定したのですから、当然ですが)

 

2020年2月18日時点の死亡者数は、1868人ですから、近いですが、あくまで潜在患者が約700万人いて、致死率が0.02という数値前提の話になります。

 

医療機関は当然パンクするでしょうし(武漢の人口は1108万人であり、700万人も感染して、重症患者が140万人もいたら終わる)、本当なのか?と疑問符もつきます。(重症患者が140万人いたら、医療機関はパンクしていると思うのですが。。。 )

 

また、中国本土以外だと、WHOの発表によると、致死率が0.6%となりますが、母数が圧倒的に少ないので、よく分からなそうです。

 

また、以下のような中国の特殊要因も影響しているかもしれません。

 

以下の記事を貼ります。

https://www.asahi.com/articles/ASN2L3CPPN2KULZU00M.html?fbclid=IwAR0qFyE1FRJ-3XCgpfFKJOLAm6N85FAS-LvS8JxeSZkS5ycfYYXYSYS63vI

「新型肺炎、たばこで重症化か 男性の致死率、女性の3倍」というタイトルです。

 

引用します。

 

米フロリダ大や北京大などのチームは、中国で報告された感染者約8900人について分析した論文を公開した。

 

感染者のほぼ半数は50歳以上で、患者のうち亡くなる割合(致死率)は全体で3.1%

 

ただ、男性だけでみると4.5%で、女性の1.3%の3倍以上にのぼった。

 

要因ははっきりしないが、その一つとして関連が疑われるのが男性に多い喫煙習慣だ。

 

2010年の調査によると、中国で喫煙習慣のある男性の割合は54%。女性の2.6%と開きがある。

 

WHOの緊急対応責任者マイク・ライアン氏は今月14日の会見で、「たばこがあらゆる呼吸器感染症の悪化要因であることは言うまでもない。今回も例外ではないだろう」と述べた。

 

そのうえで、男性で喫煙率が高いために重症化するケースが多くなっている可能性について、「まだ証明されてはいないが、大きな関心がある」とした。以上、ここまで。

 

タバコが今回の新型肺炎の致死率を上げているという推測ですね。

 

3 僕と、藤沢数希氏や永江一石氏との意見の相違。

 

僕と、藤沢数希氏や永江一石氏との意見の相違は「コロナウィルスが大したことがないか否か」ですね。

後者の2人は「コロナウィルスは大したことない」で一致しているようです。

 

僕が脅威と思っている理由は、感染爆発が仮に起こったら(首都圏は特に満員電車など特殊要因がある)、「医療機関がパンクすること」、重症化が2割だとして、高齢者や喫煙者が深刻化するなら、「僕の両親は大丈夫か」という視点でした。

 

ですが、僕の父親は喫煙者じゃないので、とりあえず、重症化や致死率は下がりそうかなぁ。(あくまで、喫煙説は仮説ですが)

 

医療機関がパンクするのは、他の病気の人が困るので、マズイわけです。

 

感染爆発が起きて、仮に、首都圏だけで60万人の患者が発生したら、医療機関は大丈夫なのでしょうか?

 

重症化率は2割だから、60万人☓0.2=12万人です。

 

2020年2月18日に発表した情報によると、政府が用意しているのは、約3000人の検査キットとのこと。

 

まだ、今後、患者数の広がり具合に応じて、増やす可能性が高いでしょうが、12万人分くらいは用意するつもりがあるのでしょうかね。。。

 

ちなみに、60万人の感染者数もあくまで推測に過ぎません。

 

政府は基本的に、武漢のような封じ込め対策をしないのでしょうから、もっと拡大する恐れすらありますが、仮に60万人、またはそれより前の1万人に達した時点で、完全対策をするつもりなのかもしれません。

 

メディアによる、かなりの恐怖報道により、国民の危機意識が高まり、日本では国民が対策をやり、案外、拡大しない可能性もありますね。

 

というわけで、政府も様子見ということでしょうか。

 

ある意味、ここ数日のメディアの報道が陰で、功を奏した可能性すらあります。

 

永江一石氏は、メディアは「不安マーケティングをやっている」と言っていますが、僕は効果があるのでは?と思っています。(現に、今年のインフルエンザ患者数は激減です。まぁ暖冬という要因もありそうですが)

 

そして、ここまで対策をした上で、日本では「コロナウィルスは大したことなかった」という結論になることはありえます。

 

しかし、対策をしなければ、もしかしたら、コロナウィルス感染爆発が起こり、本当に60万人規模の感染に至るかもしれません。(というより、1万人が出た時点で、政府は対応を打つと思いますけどね)

 

なので、1万人ぐらいが出るまでは、様子見政策を取り、経済になるべく打撃を与えないつもりであり、後はメディアの恐怖報道により、国民の危機意識を根付かせ、対策をさせるつもりなのかもしれません。

 

最大で2週間ぐらい(多くは5〜6日で発生)の潜伏期間ということであり、たとえ感染しても、家で他人に移さないように休息をする人が増えて、閾値を超えず、一定以内に収まり続けたら、感染爆発は起こらないとも予測できます。(しかし、潜伏期間がさらに伸びたという報道もありました)

 

2018年2月18日時点で、都内で感染者22人ですからねー。

 

まだ、まったく、感染爆発の閾値には達していません。

 

ですが、油断は禁物でしょう。

 

4 2020年3月9日追記。

 

コロナ感染者数は、3月8日時点で、1100人超とのことです。(クルーズ船感染者含む)

 

しかし、日本はほぼ検査をしていないので、この数の少なくとも10倍はいると言っているアメリカのメディアもあります。

となると、1万人突破ですかね。

 

1万人突破したとなると、日本の場合、死者が3月8日時点で、14人というのは少なすぎます。

 

この奇妙な現象について、述べているのが以下の記事です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200308-00166660/

「新型コロナ感染者」が韓国、イタリアと違い、日本はなぜ少ない?というタイトルです。

 

3月7日時点。

韓国の感染者。7041人。死者。49人。致死率。0.69%。

 

イタリアの感染者。5883人。死者。233人。致死率。3.9%。

 

日本の感染者。420人。(クルーズ船の696人を除く) 。死者14人。

 

イタリアで致死率が高い理由は、高齢大国だからであり、死亡者平均年齢は81歳とのこと。(日本に次ぐ世界2位の65歳以上が多い高齢大国)

 

しかし、日本も同じぐらい高齢大国であるし、仮に、公表されている患者の10倍多くいるとしたら、1万人近くになりますが、死者の数を考えると、つじつまが合いません。

 

日本だけ、特殊な現象が起きているのでしょうか?

 

ボヘカラさんのツイートが以下です。

 

「ドイツの新コロ感染者が1000人を超えたが犠牲者はゼロの理由;

 

1.感染者が若く、抵抗力がある

 

2.高齢者の習慣として、バー等での社交性がはるかに低く、社会的に孤立しているが、これがウィルスに対しては保護的に働いている

 

イタリア人の意見。」以上、ここまで。

 

これに藤沢数希氏が引用リツイートしています。

 

「いまんところ、イタリア、イラン、韓国と、家族愛が強い国が新コロに狙われてる。日本は家族愛が最薄だから、その点はプラス。」以上、ここまで。

 

つまり、イタリア、イラン、韓国は家族愛が強く、社交の場に高齢者が集まっており、だからこそ、高齢者に多く感染し、死者が大勢出たという説です。

 

そして、ドイツは感染者が1000人を超えても犠牲者が出ていないのは、家族愛が薄いからだと。

 

日本もなぜか、死者が少ないですが、それも家族愛が薄いという説も考えられますね。

 

唯一、考えつくのがこれくらいですかね。ともかく、高齢者に多く感染していないのが日本の現状であり、だからこそ、死者が少ないのかなと推察できます。

 

また、ブロガーのちきりんが、3月8日に以下のようなツイートをしています。

「#教えて偉い人 アメリカって今年もインフルエンザで1万人、数年前には同じくインフルエンザで4万人くらい死んでるよね。でも死者4人のCOVID19への警戒のほうが圧倒的に高い。これはなぜ?」以上、ここまで。

 

これに対し、藤沢氏が、以下のように返信していました。

「一般人は単にメディアに煽られているだけでしょうが、感染者の増加は数日で倍になる指数関数的な現象なので、疫学者や公衆衛生の専門家は新型コロナウイルスによる犠牲者は今年はそれより桁が上になるリスクを考えています。」以上、ここまで。

 

藤沢氏も、ようやく、コロナの見えないリスクや脅威を把握したと思いました。

 

永江一石氏、藤沢氏(既に考えを修正)、ちきりんなどの有名インフルエンサーでさえ、目に見えない世界を想像するのは苦手だと分かりました。

 

なので、「一般の人はもっと分からない、理解できない」と思われます。

 

最後に、僕の元知り合いが、どうやら、コロナに感染した可能性が高いです。

5日連続で、熱が38度超えで、コロナ検査を受けており、月曜日(3月9日)に判明するようです。

 

結果は陰性でしたが、油断は出来ない模様です。

 

なぜなら、その人はぜんそくの薬を飲んでしまっており、肺炎の症状が出なかったから、余計にコロナだと診断されなかった可能性があるからです。(結果的にはコロナではなかった!となりましたが、たとえ陰性でもコロナの可能性もあるのですよねー)

 

以下の記事から、引用します。

 

【新型コロナウイルスのPCR検査】感度だけじゃなく、特異度も考えないとダメ。というタイトルです。

 

一部、引用します。

 

今回の新型コロナウイルスに対するPCR検査の感度が70パーセントと仮定した場合、本当はウイルス感染しているのに1回目のPCR検査で陰性と判定される人は30パーセント。以上、ここまで。

 

30%の確率で、1回だけの検査なら、陰性と出てしまいます。

 

今後の体調を見守る必要があります。

 

ではこの辺で。(5897文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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