コロナ論争とは?「日本はウィルス戦争に敗北する!」

どうも、武信です。(No829)

 

前回の記事は以下です。

 

コロナ論争とは?「日本の奇跡は実現するか?」

コロナ論争とは?「日本の奇跡は実現するか?」

 

今回は、主に、ツイッター界隈で繰り広げられているコロナ論争について書いていきたいと思います。

 

感染症の専門家でも何でもない素人が分析した記事だということを前もって言っておきます。(素人の視点でも何か得られるかもしれないので、一応、記録しておきます)

 

コロナ論争には2派がいると僕は思っており、その2派を紹介しつつ、日本が取る政策を考察していこうと思います。

 

日本は残念ながらウィルス戦争に敗北したようです。 

 

興味がある人は続きをお読みください。

 

 

1 前回の記事の引用。

 

1 コロナ論争の2派とは?

 

コロナ論争の2派とは、以下を指します。

 

1 集団免役(自粛解禁、経済重視)派。

 

主張。

国民の6、7割に感染させ、集団免役を作り、終息させる考えです。

自粛解禁をし、経済活動を復活させ、医療崩壊を防ぐために、重症患者は見捨てます。

 

コロナでの犠牲者がそれなりに出る策ですが、経済苦による自殺者は減ります。

集団免役させるまでに、長期戦になり、一時的には大パニックに陥ると思われます。

 

主な論客。

永江一石氏、池田信夫氏、ホリエモン?、小林よしのり氏、週刊現代など。

 

2 撲滅派(短期決戦で、韓国型?を目指す)。

 

台湾は新規感染者がついにゼロとなり、韓国も一桁台にのせました。

 

韓国の記事は以下です。

http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2020/0426/10257141.html

1か月後の感染者総数は1000人以下…軽症者施設「生活治療センター」を縮小=韓国 というタイトルです。

 

一部、引用します。

 

日々の新規感染者発生の推移を現在の一日平均である9.3人台に維持できれば、1か月後の5月末から6月初めの隔離感染者数は1000人以内に減少するとの見通しだ。

 

略。

 

中央災難安全対策本部によると、同日までの韓国内における新型コロナウイルス隔離解除患者数は8717人で、これらは平均25日間にわたる治療を受けた後、症状が改善された者として集計された。この日0時時点の韓国内の同ウイルス改善率は81.25%である。

 

特に、日々の新規感染者数が大幅に減少し、隔離されている感染者数も今月24日から1000人台となった。現在隔離されている感染者数は1769人で、前日は74人が隔離対象から外されたことが分かった。以上、ここまで。

 

ちなみに民主主義国で、撲滅にリーチがかかっている国は以下です。

 

マカオ、ベトナム、台湾、香港、韓国、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、ハワイです。

 

人種も気候も文化もバラバラなので、リーダーの資質と国民の意識が重要だと藤沢数希氏は言っています。

 

主張。

新規感染者を最終的にはゼロを目指し、自粛はしばらく続けますが、緩めにはできます。

犠牲者最も少なくなるシナリオです。

 

経済的打撃も、短期決戦(6ヶ月以内?)に収めればそこまでありません。

ただし、新規感染者ゼロまで、どれくらいで到達できるか?は未知数です。

 

医療崩壊は起きません。

 

主な論客。

藤沢数希氏、政府?など。(僕も、この論客に加わっていましたが、韓国がぶり返したので、ちょっと懐疑的になってきました。やはり台湾のようにかなり早期の封じ込めにしないと無理だったようです)

 

2 今後のシナリオ。

 

1 最善のシナリオ。(撲滅型)

 

封じ込めが成功し、感染者がゼロになり、自粛も緩まります。

欧米の動向がある以上、鎖国は続けるしかありません。

 

で、感染には常に怯えながら、過ごさざるを得ないのがネックです。(台湾も韓国も同じように怯えます)

 

感染許容国(レッドゾーン)と感染撲滅国(グリーゾーン)で、経済圏を作るかもしれません。

 

この2つの帯では、長期間、人の自由な移動が制限されるでしょう。

犠牲者はもっとも少なくなる策です。

 

2 次善のシナリオ。(集団免役策)

 

集団免役で、国民の6、7割を感染させ、自粛も解禁し、経済活動も自由にします。

医療崩壊を防ぐために、重症患者は見捨てます。

 

一時的に大パニックに陥りますが、集団免役が済めば、感染のリスクにそこまで怯えずに過ごす人が増えます。ですが、未感染者は依然、怯える状態が続きます。

 

経済活動が解禁されるので、経済苦による自殺者は減りますが、代わりにコロナで死ぬ人が増えるかもしれません。(日本では致死率が異常に低いので、思ったより死なない可能性もありますが、未知数です)

 

さて、欧米は次善のシナリオに向かっている、いや向かわされていると思います。

封じ込めに失敗し、手遅れだからです。

 

欧米は財政負担(経済苦)に耐えられない上に、集団免役もある程度、浸透したので、集団免役に舵を切ってもおかしくありません。

 

まだまだ犠牲者は増え続けますが、そのうちに終息するでしょう。(医療崩壊もきつそうです)

 

あとは、集団免役が完了するまで、どのくらいかかるか?でしょうかね。

 

欧米が今から、撲滅型に向かっても、コスパが悪いかもしれません。

 

犠牲者を減らす、または医療崩壊を防ぎたいなら、経済活動の犠牲とともに、緩やかな自粛を続けるしかありません。

 

欧米にその判断ができるか?です。 以上、ここまで。

 

2 僕の考察。

 

ここからは、日本がウィルス戦争に敗北した理由を書いていきます。

 

4月30日に、東京で46人感染とあります。

これは休日効果を見積もっても、少ない人数でしょう。

 

ですが、実はこの人数がまったく当てにならないことに、僕は気づきました。

 

韓国は初期の頃から、PCR検査をやりまくり、日本は少なめでした。

 

で、僕の予想ですが、日本の東京の感染者数は実はもっとかなり多く、「1日に300人は軽く超えているのでは?」と思っています。

 

なぜ、そう思うかと言うと、僕がしきりに「韓国型に行けばいい」と主張して、短期決戦を訴えても、政府はあまり乗り気ではありません。

 

むしろ、安倍首相は「長期戦になる」と言っています。

この発言が全てです。

 

つまり、実際の患者数はもっと遥かに多く、韓国型の感染者ゼロまで到達するのははるか先なのです。

 

政府が数を低めに出し、隠蔽していたことになります。

 

正確な数を発表していないとなると、取る策は変わります。

 

僕は、短期決戦(最長でも6ヶ月以内)に挑んで、感染者ゼロを提言しましたが、それすら無理だということです。

 

日本の感染者数は政府発表より遥かに多いのです。

となれば、集団免役作戦しか、選択肢はありません。

 

コロナ問題の解決策は、中間のポジションはなく、両極端に揺れます。

つまり、撲滅か、集団免役か?です。

 

で、撲滅が難しいとなれば、集団免役しかありません。

 

安倍首相はさらに、なぜか韓国型を参考にせず、欧米の例を参考にすると言っていました。

 

これらの点から、もはや日本は韓国型に舵を切れないことを政府が把握していることが推測できます。

 

「僕が最悪だと思った、集団免役に自動的に移行せざるを得ない」ということです。

 

政府がかなりの長期戦になると分かっている以上(おそらく半年じゃなく、1年以上)、経済が持ちません。

 

経済が持たないのであれば、経済活動を復活させ、自粛解禁するしかありませんが、そうなれば医療崩壊か、医療崩壊を防ぐために重症者を見殺しにすることになります。

 

感染者をこのまま低く見せれば、パニックは起きないかもしれませんが、それでも、自粛解禁となれば、感染者はどうしても増え、東京でも1日に1000人突破などになるでしょう。

 

このような事態になれば、自民党は崩壊します。

ウィルス戦争に敗北したからです。

 

僕は政府の検査数は多少は低めに発表されていると思っていましたが、おそらく僕が思う以上に低めに発表されていたのでしょう。

 

それを知っているからこそ、僕の提言を採用することができず、かといって最悪な集団免役作戦に移行するのも怖いという理由で、今の中途半端な政策を採っていると思われます。

 

日本はウィルス戦争に敗北し、欧米の後追いをし、集団免役作戦に移行するのでしょう。

 

ですが、日本の場合、致死率が極端に低いというデータがあり、それが望みになります。(これに賭けるしかないのです)

 

韓国型の僕たちの撲滅派ばかりが、立証責任を負わされていましたが、逆に、今度は集団免役派の立証責任の番になりそうです。

 

僕も「日本だけはコロナ大したことない論」を信じたくなるほどです。

「日本だけはコロナ大したことない論」にすがるしかないかもしれません。

 

ともかく、最悪のケースになることが充分、考えられます。

さて、政府はどうするのでしょうか?そして、国民は?

 

僕の今の意見は、医療崩壊を防ぎつつ、ワクチンを待つです。

これ以外に策がありません。

 

ではこの辺で。(3631文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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