フリーランスのお金事情を調べた!書評・レビュー「ゼロからわかる!フリーランス、自営業のためのお金の超基本」

どうも、武信です。(No950)

 

今回はフリーランスで独立したい人のために、お金にまつわる超基本情報を「ゼロからわかる!フリーランス、自営業のためのお金の超基本」という本を参考にしてまとめたいと思います。

書評・レビュー記事にもなっています。

 

「フリーランスで独立したいけど、お金の知識がまったくない!」という人にはかなり参考になる記事かと思います。

興味がある人は続きをお読みください。

 

1 目次をざっと紹介。

目次を紹介します。

 

はじめに。

定年はなくてもいつまでも働けるわけではない。

新型コロナウィルス、大不況…。経済状況の変化をダイレクトに受けやすい。

お金を管理できず、性格苦に陥る人がたくさんいる。

「お金を管理する」「お金をためる」「お金を増やす」。やるべきことをシンプルにまとめた3ステップ。

 

第1章。フリーランス、自営業のためのお金の超基本。

01 毎月、お金の管理をしている。

02 売上と所得の違いを説明できる。

03 国民年金保険料を払っている。

04 国民健康保険料を払っている。

05 確定申告は青色でやっている。

06 生活費1年分以上の貯金がある。

 

第2章 フリーランス、自営業のためのお金の管理術。

07 事業用と家計用、まず2つのカードを用意する。

08 「経費」を使うのは本当にトクなのか?節税になるか?

09 家計費は、「手取り額」をベースに考える。

10 経費の見落としに要注意。

 

第3章 フリーランス、自営業は青色申告でしっかり節税しよう。

11 白色から青色に変える。それだけで数十万円も税金が減らせる。

12 青色+小規模企業共済。これで、ぐんぐん税金が安くなる。

13 小規模企業共済で節税しながら退職金も作ろう!

14 まだまだある青色申告の節税効果、まとめ。

15 「経費を使って課税所得を減らそう」という考え方はNG。

16 これだけおトクな青色申告!申請は3月15日までに!

17 確定申告の書類は、オンライン(e-Tax)で提出しよう!

 

第4章。フリーランス、自営業こそ、積極的にお金を増やそう。

18 将来働けなくなったら…。その不安を解消できるのは、投資だけ!(貯金ではない)

19 投資をするなら、まずはつみたてNISAが一番おすすめ!

20 あなたの将来を「世界最強の会社」に任せよう。

21 一度、投資を始めたら2〜3年は続けてみよう。

 

第5章。フリーランス、自営業のためのいざというときのセーフティネット。

22 まずは自治体、自立相談支援機関に相談しよう。

23 借金がある人は債務整理を考えるべきである。

24 不況のとき、仕事がないときこそ気をつけたいハラスメント。

お金の超基本プラスアルファ。

 

おわりに。

貯金、小規模企業共済、つみたてNISA…。

何から手をつけたらいか悩んだら。

フリーランス、自営業にとっての副業。

以上、ここまで。

 

ざっくり、何について書かれている本なのか、ぼんやり見えた人もいるのではないでしょうか?

ここからは、この本で、僕が特に気になった箇所をもう少し詳しく紹介します。

 

2 僕が特に気になった箇所。

02 売上と所得の違いを説明できる。

フリーランス、自営業の人で羽振りが良さそうなのに、実際にはあまりお金がない人がいますが、そういう人は、だいたい「経費がかかりすぎている」といいます。

 

たとえば、商品の売上自体は1000万円あっても、オフィスの家賃や交通費、仕入れ費などのコスト(経費)が700万であれば、手元に残るお金(所得)は300万円となります。

 

しかし、売上が大きいと、つい気が大きくなり、ムダに経費を使ったり、本当は所得(300万円)に合わせなければならないのに、売上(1000万円)の方に合わせた生活をしてしまいがちです。

 

そうすると、手元の資金がどんどん少なくなり、売上だけはあるのに借金をする羽目になったり、場合によっては倒産してしまいます。

 

このように経費が大きすぎて、所得が極端に少なくなってしまう状態を、著者は「経費貧乏」と呼んでいます。

経費貧乏に陥らないためには、売上と所得の違いを意識することなのです。

詳しくは本をお読みください。

 

ちなみに、家賃は一般的には「月収の3割以内」といわれています。

 

月収38万円なら、3割程度にあたる、11万〜12万円くらいの家賃になりそうですが、この場合の月収は売上のことであり、経費が「月収」の約4分の1を占め、交際費が経費の半分以上を占め、被服費も3万円と、比較的多めの人がいます。

 

そして、自営業の場合は、売上から経費を引いた額で家賃を計算しなくてはならず、月収38万円なら、所得の29万円の約3割である、9万〜10万円以内の家賃におさめるのが妥当となるのです。

 

または、家賃が月収の3割というのは著者は少々高すぎると思っており、できれば約2.5割にあたる、7万3000円以内が理想だとも言っています。

 

この本には載ってなかったですが、家賃って経費にある程度、できるんですよね、確か。(自宅を仕事場にした場合)

 

03 国民年金保険料を払っている。

国民年金保険料を完璧に払っていると、20年間で800万円、30年間で1500万円トクをする、といいます。

詳しい計算・メリット・デメリットについては本を読んでください。

また、国民年金保険料は全額控除されるので、節税にもなります。

 

04 国民健康保険料を払っている。

フリーランス、自営業の人のうち10%強が未加入です。

 

国民健康保険に入っていると、医療費が3割負担(6歳から69歳の人。小学校入学前と70歳以上75歳未満は2割)、高額な医療費の負担も軽減!というメリットがあり、国民健康保険に入っていないと、医療費が全額負担罰金を取られる生命の危機もある、といいます。

 

国民健康保険に入っていると、年に1回、自治体がすすめる健康診断を無料〜数千円で受けることができるので、身体が資本のフリーランス、自営業にとっては強い味方です。

 

なお、個人事業主の人は、同じ種類の職業に就いている人を組合員とする「国民健康保険組合」があれば、そこに入ることもできます。(月々約2万円)

詳しい額は本をお読みください。

 

国民健康保険組合がある業種は、理容師、美容師、税理士、飲食業者、土木建築業者、作家、デザイナー、芸能人など限られます。

検索で調べてください。

 

05 確定申告は青色でやっている。

フリーランス、自営業者のために作られたのが青色申告であり、以下の特徴があります。

 

1 10万円、55万円、65万円の、いずれかの青色申告特別控除が受けられる。

2 家族への給与が、全額必要経費として認められる。

3 30万円未満の少額減価償却資産を、一括して経費に計上できる。

4 赤字を3年間繰り越すことができる。

など、節税のためのさまざまなメリットが用意されています。

 

しかも、小規模企業共済という制度と一緒に利用すれば、年間に数十万円の節税をしながら、退職金(老後の資金)を作ることもできます。

 

08 「経費」を使うのは本当にトクなのか?節税になるか?

経費こそ節約すべし!

経費を多く使って所得を減らすのは逆効果。節税対策としても弱い。

 

フリーランス、自営業の人が「経費貧乏」に陥らないようにするためには、

1 月々、使っていい経費の金額(もしくは売上における割合)を決めておくこと。

2 経費を使うときは、「経費だから」「仕事に必要だから」と何でもかんでもOKにするのではなく、常に「これは本当に必要なのか?」を考えるクセをつけること。

が大事だそうです。

 

なお、使っていい経費の金額ですが、適正な経費率(売上に占める経費の割合)は業種によって異なります。

 

経費率は、一般的には、

● 卸売業 90%。

● 小売業 80%。

● 製造業 70%。

● 飲食業 60%

● サービス業 50%

とされています。

 

ですが、仕入れが必要ない業種の場合は、毎月5〜10%くらいという人もいるでしょうし、多くても平均して月に40〜50%以内にとどめることもできるでしょう。

詳しい計算は本をお読みください。

 

09 家計費は、「手取り額」をベースに考える。

この項目はかなり、フリーランス、自営業にとっては重要項目だと感じました。

詳しくは本をお読みください。

 

12 青色+小規模企業共済。これで、ぐんぐん税金が安くなる。

小規模企業共済は、「現役の間に自分で退職金を積み立てる制度」です。

掛金が全額、所得から控除されるため、節税効果も高いです。

 

フリーランスだけでなく、起業家や中小企業の経営者も、自社で退職金制度を整備する代わりにこの制度を利用しているそうです。

この項目も重要情報だと感じましたので、興味がある人は本をお読みください。

 

19 投資をするなら、まずはつみたてNISAが一番おすすめ!

つみたてNISAは、国民が投資によって自分自身で老後の資金を準備できるようにするため、国が作った制度であり、つみたてNISAを利用して得られた利益には税金がかかりません。

使わないと損な制度です。

 

著者がお勧めするネット証券と、投資信託が本に書かれているので、興味がある人は読んでみてください。

 

子供のために、学資保険に入るより、著者はつみてたNISAやiDeCoでの運用を勧めています。

 

iDeCoは、正式名称は「個人型確定拠出年金」であり、「自分で掛金を積み立て、金融商品を選んで投資し、運用成績に応じた額の年金を60歳以降に受け取るもの」です。

 

掛金が全額所得控除され、運用益が非課税になるなど、節税メリットが高いのですが、60歳になるまでお金を引き出せません。

 

ですから、まずはいざというときに引き出すことができる、小規模企業決済やつみたてNISAにお金を回し、さらに余裕がある人だけ、iDeCoの利用を勧めています。

 

つみたてNISA以外で投資をしたい人は、手数料が安く安全性の高い、いくつかのインデックスファンドへの投資を著者は勧めています。

詳しくは「貯金感覚でできる3000円投資生活DELUXE」という本に書かれています。

 

また、著者は金融機関に勧められた投資信託やハイリスク・ハイリターンな投資信託、個別株、不動産への投資、FXなどを勧めていません。

結局は、損をする可能性が高いから、だといいます。

 

23 借金がある人は債務整理を考えるべきである。

生活苦から借金をし、どうしても返せる状態でなければ、債務整理をすることも考えましょう。

 

債務整理には以下の4種類の方法があります。

1 任意整理。

2 特定調停。

3 個人民事再生。

4 自己破産。

詳しい説明は本をお読みください。

 

生活保護の申請を考えていて、かつ借金を抱えている人は、自己破産を著者はお勧めしています。

 

借金があっても生活保護を受けることはできますが、借金を返しながら生活保護を受けることはできません。

 

そして、上記の債務整理の1〜3の方法だと、借金がなくならないので、返済の義務が生じますし、もし生活保護を受けている間に借金を返したことがわかれば生活保護の打ち切りなど、ペナルティーを科されることもあります。

 

ですから、自己破産をしてから生活保護を受給する、または生活保護を受給すると同時に自己破産をすることがよいとされています。

 

法テラスを使った場合、手続きが終了しても、生活保護が必要な状況なら、費用が免除されるからです。

 

あと、会社員の人が失業した場合、雇用保険をもらえますが、フリーランス・自営業の人は雇用保険の適用外なので、基本的にもらえません。

フリーランスほど、小規模企業共済に入っておかないとマズイですね。

 

3 ツイッター書評。

僕のこの本に関するツイッター書評は以下です。

 

「ゼロからわかる! フリーランス、自営業のためのお金の超基本」3.5点。フリーランスに関するお金の知識がほぼゼロの状態から読んだので、評価が高めかもしれない。超初心者には概要がわかり、かなり参考になりそう。これを読んで、発展編など、広げていけばいいかもしれない。以上、ここまで。

 

僕はフリーランスに関するお金の知識がほぼゼロの状態でしたので、本書はかなり良いという印象を持ちました。

 

とにかく、分かりやすかったです。  

 

もっと追加の情報など、世の中にはあるでしょうが、とりあえず、この超基礎だけは押さえておきたいですかねー。  

 

ではこの辺で。(5324文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・Youtube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

「ゼロからわかる!フリーランス、自営業のためのお金の超基本」

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