「帝王学とは?」世の中の事象を見る際に気をつけるべき要注意ポイント(人生で圧倒的に差がつく教訓)PART1

どうも、武信です。(No76)

 

世の中の事象を見る際、気をつけないといけない点があります。

その気をつけるべき点を、具体例や法則を述べながらわかりやすく説明していきますね。

 

帝王学であり、人生で圧倒的に差がつく教訓話でもあります。

世の中を有利に生きたい人はぜひお読み下さい。

 

注意。今回は人によっては耳が痛い話であり、受け付けられないかもしれませんが、成長する気がある人は続きをお読みください。(成長する気がない人はそのままでいてください。僕の記事を読んでも無駄ですので)

 

1 事実と解釈(意見)は違うことと、文章を読む人の解釈はバラバラという話。

まず「事実と解釈(意見)は違う」という点です。

 

例えば「離婚率3割という事実」(データ)があるとして、そこに「日本の離婚率は高いよね!」(解釈や意見)が加わります。

 

さらに言うと、僕の文章を読んでも読者によって解釈はバラバラになります。理由は以下になります。 

 

スコトーマ(心理的盲点)によって事実をどう解釈するか?」は人によって違うからです。

つまり「どの情報(の部分)を重要とみなすか、みなさいか?」は人によって違うのです。

 

これは人によって「前提知識や経歴や様々な体験、理解力や情報処理速度や認知特性などの思考や感覚器官などの影響など(これを簡単に以後、バックグラウンドと書きます)から言わば、皆が独自のサングラス(色眼鏡)をかけて世の中を見ている」からです。

 

これだけバックグラウンドが違う人たちが同じ事象や文章を見たら「重要だと思うことや感じること」は変わります。

 

カクテル・パーティ効果もあります。

騒がしい場でも自分の名前はちゃんと聞こえますよね?

 

これは自分が興味・関心があることや必要・重要だと思っていることはきちんと聞き、認識するという現象です。

 

逆に言えば、今自分が必要としてないか、重要だと思っていない事柄や情報はスルーするのが人間なのです。

 

ニュートンは万有引力の法則を発見しましたが、それは「リンゴが木から落ちる現象を見たから」だという逸話があります。(逸話の信憑性はともかく)

 

皆、同じ現象を見ていたのにニュートンだけが気づいたのは普段から物理学に問題意識を持っていたからです

 

つまり人間は必要・重要だとみなし、問題意識を持っていなければ発明や発見をしないのです。

 

さらに言うと、物理学などの知識がかなりあってこその問題意識です。

 

知識が十分にない分野においてはいくら問題意識を持っていても、理解できないでしょう。

 

例えば、昨今流行りのビットコインの事件も十分な知識がある人だけが問題に気づけます。

 

僕の文章を重要だとみなさない人や、前提知識含むバックグラウンドが欠けている人は誤読するかまったく文章が頭に入ってこないか、そもそもこの文章を読み切っていないでしょう。

 

2 人間はバッグラウンドから逃れられない。社長や従業員などでは見ている世界が違う。

続きです。

 

そう考えると怖くないですかね? 

 

同じ現象や文章を読んでいる人でも、バッググランドに差があることで(おまけに興味・関心があり、自分事として捉えているかで)成長スピードに圧倒的な差が出てくるのですから

 

人間は自分のバッググラウンドの範囲内の認識から逃れられないのです。

 

社長レベルなど、立場や実力が上の人から見ている世界と、従業員レベルまたは10代から見ている世界はまったく違います

 

そして「実力や認識が上の人は、下の人に合わせることは可能」ですが、「下の人が上の人の実力や認識を真似たり理解することはかなり困難」です。

 

社長はやろうと思えば従業員の仕事をこなせますが、従業員が社長の仕事をこなすのはかなり難しいのです。

 

求められるスキルや世界観やプレッシャーなどが違うからです。

 

例えば、大企業の社長になったら動かせる権限の範囲が広がりますし、学ぶべき知識も高度になる上に量も膨大に増えます。

 

経済や政治や経営や法律やその他の教養や技術など、あらゆる知識武装を積んだ上で意思決定と実行をしなければなりません。

 

世の中に文句を言う人は「上の人の学ぶ膨大な知識」をまず吸収してみてください。

 

まず、この膨大な知識吸収の時点で9割が挫折します。

 

または知識だけでなくスキルも加わります。

 

上に立っている人は、下の人からの誹謗中傷や文句を受けることが多いですが、上に立っている以上最低限の膨大な知識吸収はしているはずです。

 

この苦労もわからずに批判しているからこそ、社長と従業員では見ている世界が異なると言えます。

 

社長からしたら従業員あってのオペレーションであり会社とは思っていても、文句を言うだけの人には「何も分かってない」と内心思い、低評価をつけるのです。

 

そして、待遇が悪くなります。

 

会社での待遇が悪いとしたら、その人自身の態度やスキル(実力)にあるのです。

 

態度やスキルが良ければ出世しやすくなりますし、仮に上司との相性が悪くてその会社では出世ができなくてもいくらでも転職可能であり、他社が必要とするでしょう。

 

僕は本を大量に読んでいますが、まず本を大量に読んですらいない上に知識武装もスキル習得もせず、上に文句を言う人の心理がよく分かりません。

 

上に立つに値する膨大な努力をしているのかと?思うからです。

 

バックグラウンドの違いにより見ている世界は人それぞれ違います。

 

そして概して上の人は下の人に合わせることができますが、下の人は上の人を理解できません。

 

3 ダニング・クルーガー効果。

これはダニング・クルーガー効果でも測ることができるでしょう。

 

ダニング・クルーガー効果とは能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう認知バイアス(偏りや偏見)のことです。 

 

この現象は人間が自分自身の不適格性を認識すること(メタ認知という)ができないことによって生じます。

 

つまり自分自身を外から客観的に見ること(メタ認知)ができないからこそ、自分を過剰評価するのです。

 

能力者ほど自分の実力を下に見るのに対し(例えば、東大生ほどまだまだだ!と言う)、低能力者ほど自分の実力を過大に見積もります。

 

このことから下の人ほど「自分は実力がある、文句を言う権利がある」と思え、上の人ほど「まだまだ自分は甘い」と思う傾向があるということです。

 

ですが本当に頂点の人はメタ認知も正確なので自分の実力をきちんと認識しています。(過剰評価も過小評価もないのです)

 

上の人から見たら下の人に対して「なんで、こんなに自分の実力を過大評価するんだろう?」と不思議に思えますが、下の人だからこそ「正確に自分の実力などを把握できない」のであって、だからこそ実力も下なのです。

 

自分の実力がそもそも正確に把握できていたら「文句を言う」こともないですし、努力をするでしょう。

 

こう考えると「自分が見えてない人はかなりマズイ人であり、自覚がないからこそ、ますます人の意見を聞かなくなり、マズイ人になる」と言えます。

 

まずはきちんとメタ認知になり自覚することにより、自分の実力や立ち位置を正確に把握したいですね。

 

実力が下の人でも自覚がありメタ認知できているのであれば「痛い人」にはなりません。

 

そこから上を目指すために努力するかは人それぞれですが。

 

とりあえず自分の実力を正確に把握し、本当に理不尽な立場に置かれているのであれば「文句を言う権利」はあるでしょう。

 

理不尽とは自分の実力に見合ってない報酬や立場に置かれているからこそ理不尽なのです。

 

本来なら給料を1億もらってもいいくらいの実力を持っているのに年収300万とかだったら本当に理不尽でしょう。

 

こういう人こそ「文句を言っていい」ですし、誰もが納得するでしょう。

 

ですが年収300万ぐらいのスキルなのに年収400万もらっていて「少ない」と文句を言っている人がいたら「この人は何を言っているんだ?」と特に雇う側は思うでしょう。

 

このように自分を客観視する能力は重要です。

 

世の中の事象を見る際にも気をつけるべきポイントでしょう。

 

スコトーマ(心理的盲点)を外して事象を見るのです。

 

自分の都合の良いように「見たい情報だけ見る」ことはしないのが良いでしょう。

 

ではこの辺で。(3668文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。  

PART2に続きます。

最新情報をチェックしよう!