能力のある人の種類・分類としてエゴがある「能力者はエゴの塊」

どうも、武信です。(No676) 

 

2017年の記事です。

 

能力者とは実力者とほぼ同義でありますが、「そういう能力者、実力者はエゴの塊である」という話を今回、したいと思います。

 

「強烈な自負心、自己主張を内心に秘めている」という意味です。

 

詳しく知りたい方は、続きをお読みください。

 

 

1 前置き。

 

能力者とは実力者でもあるのですが(以下、能力者と統一します)、「能力者はエゴの塊だ」と僕は思っています。

 

どういうことかというと、外面は謙虚に一見見えても、内心は「自分が一番、専門分野では正しい判断ができ、実力がある」と思っているということです。

 

イチローも言っています。大リーガーはエゴの塊だよと。

「自分が一番野球が上手いと心底思っている」と。

 

だからこそ、あの場面、場所(大リーグ)に立てるのだと。 

 

2 目指す目標次第。

 

僕は別に、能力者がエゴの塊であるのは悪いとは思いません。

 

ですが、その性質を素のまま出すと、傲慢だと他人に見られるので、表向きは謙虚に振る舞うのが処世術だと思っています。

 

サッカーの本田選手もビッグマウスだと散々、揶揄されてきましたしね。

 

ですが、ビッグマウスや野心が大きくないとそもそも目標が小さくなりがちなので、大きな目標には到達しないということです。

 

東大を目指さなければ、東大に受かるのは無理です。

 

最初から志望大学が日東駒専だった僕の高校時代(無知と時代背景により)のように、本当に日東駒専しか受からないわけです。

 

世界一を本気で目指して、世界三位になるのはざらです。

 

つまり、大きな目標を掲げないとその目標には到達せず、小さな目標なら、その範囲内に収まるのが人間なのです。 

 

3 上の人は伝聞を必ず通す&僕の事例。

 

さて、僕は「社長や首相レベルになると全ての分野を経験し、把握することは不可能になるので、信頼できる参謀などを信じ、伝聞から判断を下すしかない」と思っています。

 

上の立場に立てば立つほど、伝聞情報が多くなります。

そうなると、少し謙虚になります。

 

なぜかといえば自分の専門分野ではなく、専門外なので、精通しているわけでは当然ないので、専門家や参謀の意見をある程度、聴く状態になるからです。

 

僕も総合力では僕より知識が上の人物は珍しいと思っていますが、個々の専門分野を持つ人たちの意見(自分より上なら)は聴く耳を持っています。

 

自分より知識がある個々の専門分野の人の意見を取り入れれば、僕もかなりの広範囲をカバーできるようになり、僕自身の価値も上がり、結局は得をし、有能(万能的な)に近づきます

 

そういう意味で、僕は内心は総合力では僕より上の人は珍しいだろうなぁと思っていますが(すいません)、個々の専門家の人のことは尊重しています。

 

人は1人では全てを経験し、把握できないので、どうしてもたくさんの人の力を借りないといけないのです。

 

僕は専門分野があまりなく(敢えて言えば経営学でしょうか)、総合力によって勝負をしています。

 

つまり、ゼネラリストなのです。

スペシャリストではありません。 

 

4 スペシャリストはエゴの塊。

 

話をここで変えますが、スペシャリストこそ、エゴの塊だと実は思っています

 

なぜなら、スペシャリストはゼネラリストのように幅を広げる意識が薄く、自分の専門分野を究める人達だからです。

 

そこには「自分の専門分野では誰にも負けない」という自負があると思います。

 

だからこそ、野球の大リーガーはエゴの塊なのでしょう。

野球のスペシャリストですから。

 

社長や首相レベルになると、ゼネラリストになりますから、実は専門家や参謀の意見をそれなりに聴くと思います。

 

なので、能力者はエゴの塊というタイトルは実は、「スペシャリストはエゴの塊」に近い意味なのですね。 

 

5 専門外と言う人は信頼できる。

 

さて、「その分野は自分の専門外だ」と言う人に対して、「逃げだ」と言う人がたまにいます。

 

ですが、全ての分野を究めることなど不可能です。

だから、専門外があるのが普通の人間です。

 

特に、理系は細分化されており、全ての分野を把握し、精通することなどできるわけがありません。

 

僕は「自分はそれに関しては専門外だ」と言う人は、逆に信頼できると思います。

 

なぜなら、自分の限界を知っており、専門外のことはそこまで詳しくないと暗に示して発言しているからです。

 

たまに、床屋談義のように、専門外か素人のくせに「自分は何でも知っている」かのように持論を述べる人がいますが、これこそ論外です。

 

そういう人ほど、信用に足りません。 

 

6 絶対主義者の愚。

 

または、絶対主義者ですね。

 

仮説ということを知りながら、示すのが大事なのです。

 

絶対主義者(自分が絶対に正しい)や自分の意見を押し通そうとする人には、そこまで言うなら、「1000万でも賭けろ!」と言いたいです。

 

または、「そんなに自分が正しいなら、億万長者になれるだろう」と。

 

大半の人は仮説にせよ、予測にせよ、外しまくるから、億万長者にもなれないのです。

 

絶対主義者を僕が嫌うのは「言い得」だからです。

「言うだけなら無料」です。

 

もちろん、可能性の極めて高い主張というのはあります。

 

それに関しては僕は「可能性がかなり高い」と言います。

それが実証されるかはケースバイケースです。

 

僕の事例で言えば、選挙やソフトバンクやエシュロンやASKAさんの事例では検証されましたけどね。

 

僕は「絶対だ」とは言っていませんが、「かなり可能性は高い」とは言います。

 

そして、仮説であることももちろん言います。

絶対主義者の場合、100%といいますから極端であり、言い得なのです。

 

だいたい、極端な人って、やはり異常なんですよね。

イーロンマスクは躁鬱病だったらしいですが、極端も成功すると偉大な起業家になるようです。

 

ただし、医学的な意味での躁鬱ではないようです。

 

以下の記事に載っています。

「イーロン・マスク、ツイッターで「躁うつ」を告白 業界に波紋」というタイトルです。

https://forbesjapan.com/articles/detail/17166

 

ともかく、「能力者、正確にはスペシャリストはエゴの塊」という結論(仮説)で終わりたいと思います。

 

ではこの辺で。(2800文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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