どうも、武信です。(No850)
今回は、「マキシマイザーとサティスファイサー」という言葉を詳しく解説したいと思います。
「見慣れない用語だなぁ」と思った人も、読んでみると意外な発見があるかもしれません。
簡単に言えば「最高のモノを追い求める人」と「そこそこで妥協する人」のことです。
もっと詳しく知りたい方は続きをお読みください。
1 サティスファイサーとマキシマイザーとは?
マキシマイザー(追求者)とは「できるだけたくさんの選択肢を並べ、その中で最高のモノを追い求める人」のことを言います。
最高のモノ以外では満足しない「理想の高い人」です。
例。
1 服を買う際、店頭に並んでいる服をくまなく調べても、なかなか決められないし、試着を繰り返します。
2 Amazonで家電製品を買う際、くまなく調べますが、なかなか決められません。
3 結婚相手を選ぶ際、特に、マッチングアプリなどたくさんの相手が選択肢にいる場合、なかなか選べません。
「もっと良いものはないか?」と常に追い求め、気に入るまで満足しない人です。
女性の場合、最高の男(遺伝子)を求める傾向があり、恋愛にせよ、結婚にせよ、マキシマイザー(追求者)になりがちだと思います。
そして、女性の場合であれば「ある程度はそれでいい」とも感じます。
だって、日本にせよ、世界にせよ、男性は元々、そこまで頑張らない生き物だと僕は思っており、女性に選ばれるため、必死に努力し、それでこそ、日本や世界は発展してきたと思うからです。
これが、大して頑張らない男性を女性が選ぶ世界であったら、世界がここまで発展したとは思えません。
そういうわけで、女性が最高の男性を選ぶのは世界の発展にとっても間違いじゃなく、男性は頑張らないといけないと思うわけです。
しかし、男女平等の概念も広まり、女性も働き、活躍し始める世界になったので、女性側も男性の収入ばかりに目を向けなくてよい世の中にはなったと思います。
いわゆる、イクメンや専業主夫のような男性も許される世界に多少はなりました。
ですが、一般的には、男性が稼ぎ、女性はそこまで稼がず、子育てに専念すると認識されていますよね?
そして、稼ぐ女性ほど(特に女医)、定収入の男性やニートの男性は嫌がるのです。
自分より稼ぐ男性に魅力を感じてしまうのです。
ここに、稼ぐ女性と、稼がない男性はつながりにくい、というミスマッチがあります。
女性は異性獲得の面では、基本的にマキシマイザー(追求者)であり、「ほどほどで妥協するぐらいなら、結婚しない」という選択肢も取るのです。(女医さんは独身率高いのです)
女性の婚活で、マキシマイザー(追求者)の姿勢が全面に出過ぎてしまうと、いわゆる「理想が高すぎる状態」になり、婚期は遅れます。
そして、「最高のモノ」以外、満足しないので、それに合致しないほどほどの男性にはきつくあたったり、ダメ出しをしまくることになります。
で、男性から敬遠されて、ますます婚期が遅れます。
上手く結婚できても、そういう女性は、鬼嫁になりそうな気がします。
マキシマイザー(追求者)の「理想が高い」女性の「理想に応えられるほどの魅力ある男性」なら問題ないですが、そんな男性はほとんど存在しません。
ほとんどの女性は、結婚できたとしても、本音では妥協していると思われます。
反対にサティスファイサー(満足者)とは「自分にとって十分に良いと思ったら満足して、選べる人」のことです。
彼らは現実主義者であり、「人生に、完ぺきも、絶対的な正解もない」と分かっているので、不足に目をあまり目を向けず、あるものを受け入れる姿勢なのです。
自分自身にある程度の基準があり、「その基準を満たせば良しとする」とも言いかえられます。
マキシマイザー(追求者)は、完璧主義者、理想主義者であり、満足をあまりしないので、ストレスが溜まる生き方になります。
人生の幸せという意味では、「サティスファイサー(満足者)に軍配が上がる」でしょう。
異性獲得において、サティスファイサー(満足者)の女性は少数派かなと思うのですが、どうなんですかね?
ちなみに、自分が、サティスファイサー(満足者)か、マキシマイザー(追求者)のどちらか迷う人は、以下のサイトのテストを受けてみるといいかもしれません。
https://www.opinionstage.com/suzukiyu/title
サティスファイサー VS マキシマイザーテスト
僕の結果は、以下です。
「激しくサティスファイサーです。 かなりのサティスファイサーです。いろんなことへの満足度が高いので、人生を幸福に送りやすいはず。逆に、たまには最高の選択肢を探してみるのも刺激があっていいかもしれません。」
このように結果が出ました。
しかし、僕の場合、「仕事や執筆物」では最高のモノをなるべく追求しようとしますが、結婚相手や買い物、趣味などを楽しむ場合、サティスファイサー(満足者)の傾向があると思います。
「完ぺきなモノなど存在しない」と思っているのと、「選んだ選択肢を最高にする」(育てる、共に成長する)という視点も持っているからです。
もちろん、この視点は欠点もあり、「最高の友達や人脈」を僕はこれまで探してこなかったので、「損をしている部分はあった」と思います。
ですが、マキシマイザー(追求者)のように、「完ぺきな友達や人脈」を探して、ずっと奔走することを僕はせず、ほどほどの相手と共に成長してきましたし、「僕自身も贅沢に相手を選べる身分でもなかった」ので、これで結果的には良かったのかもしれません。
自分に大して実力もないくせに、最高の人脈を求めて、相手にされないで消耗するよりは全然マシでしょう。
中小企業の社長などに僕は向いているかもしれません。
なぜなら中小企業の社長は、資源制約下に置かれており、最高の人材などほぼ来なく、ある程度、育てる視点が必要だからです。
最高の人材じゃないとダメだと思い、探し続けるマキシマイザー(追求者)だと、いつまでも採用できない気がしますねー。
また、社長の話とは別ですが、こういう人は婚期がかなり遅れそうです。
マキシマイザー(追求者)でも別にいいのですが、それならそれで「最高の相手に似合う最高の自分にならないと相手にされない」ですからね。
最高の自分になる努力をする人は良いですが、その猛烈な努力をしないで「最高の相手を探すマキシマイザー(追求者)は僕は基本的に相手にしたくない」です。
ではこの辺で。(2867文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。