どうも、武信です。(No430)
2017年の記事です。
読書しまくっている多読家に、物申す記事です。
読書しまくっている人は、要注意な記事かもしれません。
「痛い読書家」にならないために、僕の記事を読むと注意点に気づけるでしょう。
気になる方は続きをお読みください。
短く、サクッと読める内容です。
1 記事の要約。
世の中には、多読家がいます。
以下の記事を貼ります。(消されたようです)
芦田愛菜ちゃんは年間300冊以上、読むそうです。以上、ここまで。
2 単に読書しまくっている人への疑問。
僕も、ビジネス書をこれまで最低5000冊読破(小説100〜200冊と立ち読み含む)の経歴から言えば、多読家に入るでしょう。
ですが、単に「読書しまくっています」と言う人には、注意が必要です。
というのも「その読んだ本をどれだけ血肉化、咀嚼(そしゃく)しているか、不明だから」です。
他にも、読んでいるジャンルの本や読んでいるレベルの本にもよります。
小説を1000冊読んだからといって、ビジネスで活用できるかといえば、あまり実用的じゃないでしょう。
また、小説は娯楽だと思います。
読んでいるレベルの本の話でいえば、僕が情弱扱いしているレベルの本を、いくら多読したからといって、差別化、差をつけることは難しいでしょう。
差をつけるには、他の人が読んでいないか、もっと難しい内容の本をよむ必要があります。
「人が持っていない情報だからこそ、差をつけられる」わけですから。
もちろん、下記の記事でも書いた通り、思考力、理解力などで情報を生み出し、差をつける手法あります。
「情報収集だけで勝てるのか?」というタイトルです。
情報収集術「情報収集だけで勝てるのか?」
3 ノウハウコレクターから脱却するための読書。
で、たくさん読書しているといっても、「小説ばかりや、レベルが低い本ばかりや、ある程度、良書中心に読んでいても血肉化し、活用できていなければそれは単なるノウハウコレクター」に近いと思うのです。
では、どうしたら、ノウハウコレクターに近い存在から離れて、読んだ本を血肉化、咀嚼できるのかというと、「読んだ本を毎回、要約や書評などを書いてまとめること」なのです。
要約は、きちんと理解していないとまとめられません。
よって、より深く理解することができます。
また、記憶に残りやすくなり、アウトプットもできやすくなるので、きちんと吸収したといえるレベルに近づきます。
または、人に読んだ本を定期的に話す、または、人にいつでも自在に読んだ本の内容を話せるようになっていれば、血肉化できたと言えるでしょう。(文字にするだけでなく、話すでもOKです)
4 金と時間の無駄の読書にならないために。
ただ、大量に読んでいる人はおそらく、ほとんどの情報が忘却の彼方にいっているか、吸収率1割未満ではないでしょうか?(推測値です)
本を読んだなら、きちんと吸収し、血肉化までしなければ、重要性が薄れます。
正直、金と時間の無駄です。(まったく読まないよりは良いですけどね)
なので、皆さんにお勧めしたいのは、読んだ本やブログなどを要約してみることです。
自分の言葉で言い直してみるのです。そうすると理解が深まります。
ただ、読み流すよりもよほど定着率が高くなります。(既に、ブログなどでアウトプットしている人は要約などの過程も含んでいる場合が多いでしょう。そもそも、アウトプットできている時点で、自分の言葉で表現できているので血肉化できています)
ぜひ、ブログで、要約やアウトプットなどで訓練し、血肉化し、活かす読書にして欲しいと思います。
5 最後に。
最後に、凄いのは「本を読む人ではなく、書く人」だと言いたいです。
または「話す人」だと言いたいです。
以下の記事でも書いています。
アウトプットしない人は「何をしているのか?」と。
「単なる作業者なのか?」と手厳しい意見も書いています。
もちろん、無意識下には情報が残るので、「意思決定に影響を及ぼす」という利点はありますけどね。
「頭の良さとは表現力(アウトプット)である」
頭がよい人とは?「頭の良さとは表現力(アウトプット)である」
読む側からすれば、読んでいるうちは「これくらいなら自分でも書ける」と思いがちでしょう。
ですが、実際に書いてみると、意外と大変だという点があります。
「実際にやってみるのと、見ているのとでは大きな壁がある」のです。
ただ、読書している人はぜひ、要約や書評や話すなどで、アウトプットして、血肉化して欲しいと思います。
また、傍観者の視点から抜け出せます。(実際にやるのは、意外と大変だと実感できるという意味です)
ではこの辺で。(2264文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。