どうも、武信です。(No817)
前回の記事は以下です。
コミュ力とは?「コミュニケーションの基本」というタイトルです。
コミュ力については、僕はブログでかなり情報を公開してきました。
僕のブログで「コミュ力とは」と検索窓で検索したら、該当記事がヒットします。
さて、今回は、総まとめ的な位置づけの記事です。
コミュ力について、もっと理論的に、体系立てて整理することで、皆さんが使いやすくすることを目指しました。
有料級の情報です。
興味がある人は続きをお読みください。
1 コミュ力の前提。
まず、コミュ力の高い人の特徴として、以下の前提があります。
1 人間について深く知っている。(エニアグラム、BiG5などの性格分析はもちろん、人間心理の闇の部分や本音まで知り尽くしている)
2 記憶力が良い。(または相手を知ろうと努力している。メモを書くなど)
3 柔軟性が高く、臨機応変な対応が得意か、または想像力(共感性)や創造力が高い。(雑談は特に、自由英作文みたいなモノであり、自由度が高い)
4 コンテンツ力がある。(話題が豊富。情報収集に貪欲。たくさんの人に対応できる話題・情報を持っている)
まだあるかもしれませんが、とりあえず、これらを高めると、コミュ力が高くなる前提条件を満たします。
これらは各自、地道に磨いてください。
2 相手の目的をいかに理解できるか?が勝負。
次に、コミュ力の理論化を試みます。
人間は基本的に、何か目的を持って行動しています。
不合理な行動をする人もいますが、それでも何らかのぼんやりした目的があるのです。(単なる暇つぶし会話目的や、雑談目的・作業通話もある意味、目的なのです)
「相手が何の目的で、コミュニケーションしようとしているのか?」を掴めば、半分は勝ちです。
なぜなら、相手は目的を果たしたら、満足するからです。
その相手の目的は、「結婚目的」「恋人探し」「セフレ探し」「暇つぶし」「友達探し」「作業通話相手」「交渉」「メンター探し」「支援目的」「悩み相談」など多岐に渡ります。
まずは相手の目的を把握しましょう。
しかし、相手の目的を把握しても半分は勝ちですが、自分が満たされるとは限りません。
ここで、自分の目的も明確にしておく必要があります。
自分の目的は何なのか?
上記に挙げた「結婚目的」「恋人探し」「セフレ探し」「暇つぶし」「友達探し」「作業通話相手」「交渉」「メンター探し」「支援目的」「悩み相談」などいろいろあるでしょう。
で、お互いに目的が一致した場合だけ、双方が満足します。
お互いに目的が一致しないと、その場だけであり、長続きはしません。(そのうちに、お互いに、目的とするモノが違うと気づくからです)
お互いに、目的を把握してこそ、半分じゃなく満点になります。
3 目的を把握した後は、距離感が大事。
相手の目的を把握し、自分の目的も把握しましたか?
その後に、やるべきことは距離感の調整です。
本当は、同時に「相手の価値観や本性など」も把握しておくべきなのですが、それは上記に挙げた前提の話であり、人間を深く知っていないと出来ない芸当なので、各自、地道に身につけてください。
相手の目的が例えば、「恋人探し」だったとして、自分の目的も「恋人目的」だったら、お互いに目的は合致しています。
相手は僕に対し、いろいろと興味を抱き、情報を知ろうとするでしょう。
相手は「自分の恋人としてふさわしいか?」チェックするからです。
で、「自分の恋人にふさわしくない」と思われたら、相手は距離を置き始めます。
僕としても、相手を「恋人としてふさわしいか」チェックします。
僕は相手を恋人としてふさわしいと感じても、相手が「僕を恋人としてふさわしくない」と思ったら、距離を取られます。(またはまだ迷っている段階では、しばらく様子見して、友達としてキープしておこうとして、距離を取ります)
逆のパターンも当然あります。
相手が僕を恋人としてふさわしいと思っていても、僕が相手を恋人としてふさわしくない、または迷っている段階だとしたら、距離を取ります。
相手との距離の詰め方が重要ということです。
「恋人としてふさわしくない」と見なされたら、相手は徐々にフェードアウトするか、または一気にブロックするでしょう。
迷っている段階だとしたら、僕が焦って距離を詰めれば詰めるほど逆効果ということもあります。
そもそも、相手が「恋人としてふさわしい」と思うのは、女性の場合なら、長く審査すると思った方がいいです。(女性で一目惚れをして、すぐに近づいてくるのは、よほどのイケメン男子ぐらいなのです)
または、女性が恋人探しを一生懸命やっていたとしたら、「この人はない!」と思ったら、すぐに切っていって、探しまくるでしょう。(友達としてキープされたら、御の字なのです)
このように、相手の目的の把握と、距離の縮め方は重要です。
これはかなり応用が効く理論なので、皆さん、いろいろな状況を想像して、書いてみて、整理するといいでしょう。
4 コミュニケーションにおいての細かいテクニック。
お互いの目的の把握と、距離の縮め方、コミュ力の前提をなるべく地道に高めること、が揃ったら、後は細かいコミュニケーションのテクニックはあります。
ナンパにせよ、スカイプちゃんねるにせよ、マッチングアプリにせよ、好印象でつながりやすい会話のテンプレートみたいなものはあります。
これを使うか、使わないかで、成果が変わります。
こういう具体的な細かいテクニックは、DaiGoの動画や、その分野の専門家のYouTuberなどが話しているので、聴いてみるといいでしょう。
しかし、前提として、僕の考えた理論を知っておくと、頭がいい人なら、応用できると思います。
また、人によって、NGな行為や価値観や話題があるので、それの把握も超重要です。
致命的なNG行為をした場合、その人に嫌われて、コミュニケーションは終わり、人間関係も終わります。
NGな行為は人によって異なりますが、一般論として、嫌われる特徴の情報は抑えておいて、それを話したり、行うときは最新の注意が必要です。
5 最後に。
僕の今回の記事は抽象的であり、理論なので、分かりづらい、応用できないと言う人もいるでしょう。
そうなのです。
人は抽象と具体、それぞれ得意分野が違います。
抽象とは、一般論でもありますし、適用範囲も広いです。
対して、具体とは、個別論であり、具体的事例であり、適用範囲も狭く、より鮮明に理解しやすいモノです。
今回の記事でも、距離感の調整の話のときに、具体例を出しましたが、これが具体のことであり、こういう具体例が即座に浮かばない人も世の中にはいます。
そういう人は、理論や抽象だけでは、具体的事例が思い浮かばず、応用ができません。
その場合、個別コンサルを受けるか、具体的事例のテンプレートを作ってもらうか、コミュ力が上手い人の会話を録音したモノを聴くなどした方がいいでしょう。
そして、賢さ(思考)とは「具体と抽象の往復である」というテーマの本もあります。
「賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。」
頭が良くなりたい方、哲学的・戦略的思考が得意になりたい方、コンサルタントや学者の方にも向いている本でしょう。
もちろん、一般の人でも、賢さや思考力が上がると思われるので、かなりお勧めの本です。
次に、最初の1冊目よりは難易度が上がる上に、違った視点から、抽象と具体の思考方法を解説しているのが以下の本です。
「「具体⇔抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問」
2冊とも読めば、抽象と具体についてはかなり理解したことになるでしょう。
2冊目は、若干、難しく感じる人もいるかもしれません。(新書ですが、内容が哲学的なので)
最初の1冊目だけでも、読んでおくことを僕は勧めます。
コミュ力について、具体的会話例や、会話パターンなどを知りたい人がいるのなら、それに特化した別記事を載せるかもしれません。
ではこの辺で。(3644文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。