どうも、武信です。(No347)
2018年2月19日の記事です。
ブログって基本的に、「あまり読まれない媒体」だと僕は思っています。
文章を積極的に読みたい層が少ないんですよね。。。
だから、YouTuberの方が流行るわけです。音声や動画のほうが楽なのです。
今回はそんな読まれないブログが大量生産される件について書いています。(僕のブログもその一部に入るのかもね)
興味がある方は続きをお読みください。
1 日本の情報についての現状。
まず、世の中は情報の海に溺れています。
本だけでも、1日に新刊が約200冊出ており、さらに、ネットでも大量にブログやニュースメディアの記事が、毎日溢れ出るほど流れ出ております。
この情報の海を、上手く泳ぎ渡れる人はほぼいません。
そして、毎日仕事にプライベートに忙しい日本人という前提があります。
忙しい日本人にとって、活字を積極的に消費する層は少ないです。
日本人の半分が、年間に1冊も本を読まないと言われています。
TVやYouTubeなどの映像メディアがありますし、ゲームやその他の娯楽もたくさんあります。
2 読者が極端に少ない現代で目立つのは至難の業。
つまり、情報の氾濫(供給側。本だけでなく、様々な娯楽などの提供物含む)に対して、読者(需要側。活字を求める層)が極端に少ないのです。
そうなると、いわゆる、アテンション(注目)の奪い合いになります。
大半は、権威ある大手の記事(Yahooニュースなど)がまず、優先順位が高く、次に、有名ブロガーなどのインフルエンサー系などの記事が、注目度が高いでしょう。
その中で、無名人が目立つのはかなりの至難の業です。
いくら質の高い記事を書いていても、注目されるまでに至らないのです。
逆に言えば、無名人で貴重な内容を発信している人がいたら、「お気に入り」に入れておいた方がいいでしょう。(とはいえ、無名だと、やる気が削がれて消えていく可能性も高いですが)
3 無数の有力記事もたくさんある&世の中のブログはほとんど読まれない。
「有名人・有名ブロガー」=「質がかなり高い発信者」では、必ずしもありません。
注目されるまでに至らない無数の有力記事も、けっこうあると踏んでいます。
逆に言えば、つまらないくだらない内容の記事でも、注目をうまく浴びて、アクセス数が増えることはあります。(皆が見ていると思われて、拡散すると人目につきますから、「見てみよう」と人はなるのです)
世の中のブログ記事は、ほとんどが大して読まれません。
また、えげつない話をしますが、売れっ子作家がよく、無名の実力ある新人に「僕の名前で出した方が売れるだろう。無名の実力新人のネタを使っていいか?」という展開はあると思います。
他には、無名の有力・実力ブロガーの記事が目立たないことをいいことに、「大手やインフルエンサーが、無名人のネタや記事をパクる」という行為は、日常茶飯事だと思います。
「目立った人が勝ち!」というグロい世界が、アテンションの奪い合いの世界なのです。
というわけですから、「目立った人」、または「目立つ立場にいる人」が美味しい思いをいつもします。
僕はこのような下請け構造(有名人やメディアらに僕のコンテンツをパクられる)に嫌気がさし、ブログから撤退の見込みです。
無名人は本当に損です。
プログラミングなどに注力する予定です。(現在は、プログラミングがいらないNoCodeにシフトしてます)
4 世の中は「宣伝力」「販売力」「営業力」がほとんどを占める。
さて、僕は今のところ、毎日2回かなり質の高い記事を量産しているのに、バズるほどにはなりません。(正確には2回だけ、はてなブックマークが約7個〜10個ぐらいついた記事が出ました)
つまり、世の中は、「宣伝力」「販売力」「営業力」がほとんどを占めるのです。
「コンテンツや製品の質の高さ」より、上記の3つの方が遥かに、売り上げに影響を及ぼします。
なぜなら、質の高いモノでも、「知られなければ存在しないのと同じ」だからです。
かなり、残念な世の中になっています。
「宣伝力」「販売力」「営業力」が強い大手やTV局やインフルエンサーなどが、一人勝ちする世の中なのです。(個人の弱小メディアはなかなか太刀打ちできません)
質がいくら高くても、大手に優っていても、意味がないのです。
悲しい世の中なんです。
ではこの辺で。(2041文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。