どうも、武信です。(No976)
僕は以下で、りゅうけんさんのオンラインサロンに入り、事情を察して退会したという記事を書きました。
りゅうけんさんのオンライサロン体験記。「サトラレはオンラインサロンに入っちゃいけない!という運命」
さらに、最近になって、つかささんのNoCodeWalkerというサロンに入ることができました。(先着40名限定の、月額480円の学生価格で入れました。今は780円に上がっています。学生は480円です)
https://note.com/nocoder/circle
りゅうけんさんのオンサインサロンに関しては、僕が察して、りゅうけんさんのオンラインサロンから退会しましたが、つかささんのオンラインサロンは受け入れてくれました。(運営側の2人も僕のブログを知っており、一部、読みましたから)
で、りゅうけんさんとつかささんのオンラインサロンで僕が気づいた「オンライサロン運営の秘訣」について考察してみようと思います。
興味がある人は続きをお読みください。
1 オンラインサロンの利用頻度。
まず、オンラインサロンの運営はフィットネスクラブ(スポーツジムなど名称がたくさんありすぎるので、フィットネスクラブで統一)にちょっと近い構造になっていると気づきました。
フィットネスクラブは、年間、約4790億市場規模であり、外食のらーめん市場(約4000億市場)とほぼ同じことから、「かなりの大きさだ」ということが分かります。
顧客層は、60歳代以上のシニア層が中心です。(20、30代の若者は逆に減っています)
2018年のデータによると、フィットネス業界の会員数は、514万人とあります。(施設数は5800軒です)
1施設あたりの年間売上高は約8200万であり、会員数は約930人といったところです。
りゅうけんさんのオンラインサロンが会員数5000人ぐらいで、会員費2200円(これはバラバラであり、あくまで推定値)だとすると、月間1100万円であり、年間売上高は1億3200万円です。
りゅうけんさんのオンラインサロンは「国内トップクラス」なので、りゅうけんさん並みのオンラインサロンがフィットネスクラブ業界では、5000以上もあることになります。
オンラインサロンはまだまだ市場規模も小さく、そこまで普及していません。
で、「オンライサロンとフィットネスクラブのどこに共通点があるのか?」というと、利用頻度です。
フィットネスクラブの利用頻度は、利用者層全体で、年に1回以下(51%)が最も多く、20代男性や60代女性では、週に1回以上のペースで利用している人が利用者の半分を超えています。
20代男性の場合、利用者の57%が週に1回以上利用し、11%がほぼ毎日利用しています。
60代女性の場合、利用者の57%が週に1回以上利用し、23%がほぼ毎日利用しています。
つまり、フィットネスクラブでも、飲食店でも、だいたいそうですが、混雑しすぎると逆に赤字になったり、「混んでいて利用できない!」と利用者に不満を持たれますが、世の中は上手くできており、頻繁な利用頻度は1、2割に過ぎないのです。
DaiGoのDラボの独自サーバーも、実はサーバー代がかなりかさんでおり、その理由は熱心なユーザーがかなり見ているからで、DaiGoも少し困っているとのことでした。
なので、オンライサロンもそこまで熱心に利用されすぎると、運営側も逆に細かく対応できない可能性があります。
実際、りゅうけんさんのFacebookコミュニティはかなり過疎ってましたし(利用率1割未満?)、つかささんのオンラインサロンはまだ始まったばかりですが、熱心に利用する率は「そこまで高くない」感じます。
そういう幽霊会員がいればいるほど、運営側にとっては楽なのでしょうが、果たして、「幽霊会員はそのままサブスクで会員になり続けてくれるのか?」という疑問があります。
ROM専(見るだけ)の人がいるとしても、「それだけで満足するのか?」という問題です。
さて、オンラインサロンの利用頻度問題についてはともかく、本来なら、ある程度利用してもらい、サブスクの会員になり続けてもらいたいところです。
そのために、僕が打つべき施策は以下になります。(2つのオンラインサロンに入り、気づいたことです)
2 オンライサロンで、会員で居続けてもらうには?
「オンラインサロンで会員で居続けてもらうために僕が考えた施策」は以下です。
1 サロン内でしか見られない情報教材・講座を持つ。(りゅうけんさんなら、無料・有料も含めた講座)
2 サロン内でしか見られない有益な情報を毎日、更新、発信する。(毎日、オンラインサロンをチェックする習慣が出来上がったら、しめたものです)
3 いろいろな人たちの交流の場所とする。(これが本来のオンラインサロンの目的ですが、とにかく頻繁な利用者が少ないので、これだけだとオンライサロンとして機能しません)
4 オフ会、オンラインの会、などを開催する。(リアル知人になれば、定着率が高まります)
5 その他(考え中)
詳しく説明します。
まず1ですが、この講座が豊富にあればあるほど、DaiGo型のサブスクと同じ構造になり、サロンに長く居続けることになります。
ROM専でも、これが目的で、入る人も多くなりますし、会員で居続けてくれるでしょう。
次に、2ですが、オンラインサロンを毎日、チェックすればするほど、愛着が湧きますし、習慣化すればもはや中毒状態なので、退会率が減ると感じます。(この方法でやれることはいろいろあると思います)
1と2とも、サロン内独自の情報であり(もちろん、外部のリンク記事もありますが)、「基本的にサロン内のことを口外禁止にするという契約がある」のは当然になりますね。
3の「いろいろな人との交流の場とする案」ですが、これこそがオンラインサロンの醍醐味であり、言わば学校や大学のような存在であり、「自分の範囲外の人と接点を持てるかもしれない点」がチャンスであり、貴重なのです。
しかし、このチャンスをモノにするには、実力やスキルやコミュ力が必要であり、それがない人もいます。
そういう点もあって、利用頻度が1、2割になってしまうのかもしれません。
また、僕が思ったことですが、ネットでチャットの交流はともかく、ビデオ通話や音声通話だと、人数の問題があると思いました。
BIG5理論だと、外向型と内向型、またはその中間の両向型があり、外向型の人は「広く浅く」気軽に付き合える人たちであり、内向型の人は「狭く深く」で打ち解けるのに時間がかかったり、人見知りの傾向があるのです。
で、内向型だと、4人以上の通話になったら、基本的に沈黙になります。
1対1か、3人ぐらいまでなら、活発に喋っていた人でも、4人以上集まると、沈黙状態になります。
なので、通話をやりとりする際は、3人までにした方がいいかもしれません。(これに運営側も気づいてない可能性があります。気まずくなった人たちは会話から抜けていきます)
日本人はアメリカと違い、内向型が多いので、けっこう重要ポイントです。
4の「オンライン・オフラインの会の開催」は、まさに外向型の運営者の腕の見せ所でしょう。
このやり方により、運営者の強烈なファンが出来上がるか?が決まります。
5のその他は、何かアイデアが思いついたら、随時、追加します。
3 最後に。
最後に、重要な点を述べます。
それは「オンラインサロンを闇雲に大きくし、拡大させてもマズイ」という点です。
なぜなら、拡大させて人数を増やすということは、その分、必ず、変な人も入り込むからです。
変な人は、トラブルメーカーであり、サロン内の雰囲気を悪くし、混乱を招きます。
そのために、金を取ることにより、第一のフィルターをかけます。
社会で言えば、学歴が第一段階、就活でのフィルターが第二段階でしょう。
変な人をなるべく会社に入らせないように、各社、工夫しているのです。
また、ダンバー数も存在し、人間が最大で把握できる人数は150人程度と言われています。
大企業の場合は、だからこそ、中間管理職を間に置いて、従業員を管理しているのです。
以下の記事でも触れています。
人間関係の付き合い方&ストーカー防止策「深い人間関係のポートフォリオは定期的に、また、自分のレベル段階ごとに見直すべきだ!そしてそれは当然なのだが、中には納得せず、ストーカー化する厄介な人がいる」
また、「人間は3人寄れば派閥が出来上がる」とも言われており、争いや揉め事が起きやすくなります。
以下の記事で触れています。
三人集まれば派閥ができるとは?「人間は3人以上集まれば派閥ができる生き物である」
大企業でも、出世したり、揉め事を避けるために社内政治が必要なのはそういう理由からです。
組織化すれば必ずつきまとう問題です。
オンラインサロンも例外じゃないでしょう。(双方向に交流するので)
大規模になればなるほど、揉め事やトラブルが増えると思われるので、なるべく変な人を排除しなければなりません。
しかし、例えば、5000円以上の高額オンライサロンにしたら、それはそれで、高い分、顧客からの要求も多くなり、揉め事が増える可能性があります。
実際、最近、マナブさんは炎上しているそうです。(プログラミングの件)
では、料金が安ければいいかというと、気軽に参加できる分、フィルター機能が弱くなり、変な人が入ってくる率が上がりますが、安いのでそこまでの揉め事にならないかもしれません。
ちなみに、僕はNoCodeWalkerのサロンに入り、過去、スカイプちゃんねるで探していた人たちより、「はるかに質が高い人たち」と知り合えました。
りゅうけんさんのオンラインサロンはFacebookの認証を相手に送ることを禁止しており、会員間の交流も禁止されていました。(オフ会で出会った人なら、送っていいそうです)
それとは違い、まだ人数が少なめのNoCodeWalkerは穴場だなと思いました。
さらに、NoCodeというある種、ある程度の知的技能を求める人たちが入るので、スカイプちゃんねるのような、よくわからない人たちがいるような場所じゃないので、良い人を探すなら効率が良いです。
このサロンで、NoCodeを本格的に勉強し、進路への取っ掛かりになればいいなぁと感じています。(月額480円は安い!)
ではこの辺で。(5150文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。