どうも、武信です。(No968)
DaiGoが日本一尊敬している鈴木祐さん(DaiGoのDラボでコンテンツに協力もしている)の「ヤバい集中力」の書評・レビュー記事です。
集中力を上げる方法などについて、「これでもか!」というぐらい、科学的根拠のある役立つ情報を載せています。
その一部を紹介しますので、興味がある人は続きをお読みください。
1 僕が気になった箇所。
僕が気になった箇所を引用・まとめをします。
集中力アップを図る上で重要な3つの教訓。
第1の教訓。調理師は獣に勝てない。
第2の教訓。集中が得意な人などいない。
第3の教訓。獣を導けば莫大なパワーが得られる。
調理師とは、おそらく理性のようなものであり、獣とは本能でしょう。
「理性は本能の欲求には勝てない」のです。
「集中力を反らせるいろいろなこと(本能的なものなど)」を理性でコントロールしようとしても、なかなか勝てません。
しかし、本能を上手く使いこなせば、集中力アップが図れるということでもあり、そのための細かいテクニックなどが書かれています。
ちなみに、これは僕の解釈であり、本では獣は以下のような特性を持つと書かれています。
1 難しいものを嫌う。
2 あらゆる刺激に反応する。
3 パワーが強い。
調理師についても、以下のように書かれています。
1 論理性を武器に使う。
2 エネルギー消費量が多い。
3 パワーが弱い。
「MIND(マインド)」という食事法が本には紹介されてます。
「MIND」は大きく3つのルールでできています。
1 脳に良い食品を増やす。
2 脳に悪い食品を減らす。
3 カロリー制限はしない。
「MIND」が定める「脳に良い食品」の10のフードカテゴリーが本に載っているので、詳しくは本をお読みください。
脳に悪い7つのフードカテゴリーも載っています。
具体的なMINDの食事例も載っており、非常に参考になります。
第2章の「報酬の予感 脳内ホルモンを操る目標達成の奥義」は、ある意味、考え方を変えることです。
具体的に役立つ方法が満載ですので、本をお読みください。
第3章の「儀式を行う 毎回のルーティンで超速集中モード」では、儀式の行い方が載っています。
儀式は「週4回2ヶ月続けると完全に身につく」、と書かれています。
● 週に4回以上ジムを行った人は、エクササイズが続く可能性がはねあがる。
● 週のジム通いが4回より少ない人は、エクササイズが続く可能性は大きく低下する。
と書かれていますが、僕の以下の記事で書いたように、僕は週に2回、インターバル即歩を1時間ぐらい完全に習慣化し、続けています。
運動と読書の習慣化テクニック「僕が週に2回、毎回1時間、約7300歩(週に合計約1万4600歩)
僕のような例外も存在するのでしょうね。
● 儀式が自動化されるには、最低でも週に4回は行う必要がある。
● 6週目までは徹底的に反復をしないと、それ以降はもとにもどってしまう。
これはエクササイズに限った話であり、複雑な儀式にはより多くの期間が必要になります。
「朝に水を飲む」ようなシンプルな作業は2〜3週間で身につくものの、「毎日50回ずつ腹筋運動をする」といった難しい行為の場合は最長で254日もかかりました。
僕の以下の記事で書いた「1日100回スクワット」は、約1ヶ月やって、膝が痛くなって、1日休んだのをきっかけに、2日目以降もさぼってしまいました。
元々、この「1日100回スクワット」は僕からしたら、かなり負荷が高い行為であり、無理して継続していたので、毎日じゃなく「週に4回程度にしておけばいい」、と思いました。
第4章の「物語を編む セルフイメージを書き換えて「やる」人間になる」では、自己イメージの大切さを説いています。
僕もこの点については薄々、気づいており、以下の記事で言及しています。
陰謀に負けないメンタル維持策「陰謀、迫害に遭っても負けない思考法2 意図的に勘違い、妄想して乗り切ろう!」
偽りの自己イメージ「がんばりさえすれば本を読み通せる人間なのだ」は、集中力が切れるたび獣に努力を強いるはめになり、長期的には失敗します。
ですが、真の自己イメージ「私は根本的に読書家なのだ」と本当に思い込んでいるのなら、集中が続かなくなりそうになっても、読書家という自己イメージを守るために、本に集中するようになるのです。
これは認知的不協和という心理状態であり、「矛盾した状態に置かれた人間は本能的に不快感を抱き、本人も気づかぬうちに態度を変えてしまう」、そんな現象を言います。
つまり、本を集中して読みたいなら、「自分は本当の読書家」だと、心から思っていないといけないのです。
ランニングなら、「私はランナーだ」という自己定義が大事ですし、仕事に集中したければ「私は仕事をやり抜くタイプの人間なのだ」と自分を定義しないといけません。
僕はこの自己イメージはかなり大事だと思っており、「自分は努力家」だと心底思っていないと、「努力しない人間になる」と感じます。
僕は自分を天才だとは思っていませんし(ブログでは僕自身を天才だと書いていますが、それはメディア側がそう僕を見ていると予測しているだけ)、「努力する人間だ」という自己イメージはかなり強固なだけです。
また、「一流アスリート」のイメージを思い浮かべた後の、運動テストの成績は上がりますし、「天才数学者」をイメージすれば数学テストの成績も上がり、「ガンジーのような博愛主義者」をイメージすれば他人への親切な行動が増えることが分かっています。
いわゆる、「キャラ作り」は大事なのです。
また、「肩書も大事だ」と本では言っています。
清掃のスタッフへ、あなたたちは「病院のアンバサダー」と肩書きを与えたら、「スタッフのモチベーションが激変した」と言います。
他にも、VIAテストで、自分の強みを自覚し、それを活かす方法を考えると良いと、書かれていました。
https://www.viacharacter.org/survey/account/register
第5章の「自己を観る マインドフルネスで静かな集中を取り戻す」では、意志力についてや、自制力や自省力、マインドフルネスについて詳しく書かれています。
僕が役立った箇所は以下です。(たった1行の文章で、僕にとって人生が激変しそうな内容でした)
● 仕事をするときは、今朝見たニュースや昼飯のことなどを考えず、ひたすら作業だけに取り組む。
● 食事をするときは、スマホを見ながら食べるのではなく、ひたすら料理だけを味わう。
「いま自分がやっていることにすべての注意を向け続ける」のがマインドフルネスの特徴です。
僕は、食事の手法を取り入れたところ、食欲が激減しました。
今まで、なんか上の空というか、食べ物を味わって食べるのではなく、早食いで流し込むように食べていたので、間食が多かったのです。
当然、体重もいくら運動しても若干、太り気味になっていました。
ところが、味わって食べるのを意識し始めた途端、食欲が激減し、間食がある程度、止まったのです。
これは今後の人生において大きいです。
「僕のダイエットが上手くいく可能生が出てきたから」です。
前から「よく噛んで食べろ」とは言われていましたが、なかなか実行に移せなかったのは「単に噛むことだけに意識を向けることが苦痛だったから」です。
しかし、味わうということに意識を向けると、自然に噛む回数も増える上に、満腹感や満足感がかなり向上し、間食したいと思わなくなったのです。
これが自然にできている人もいると思いますが、僕は今まで気づきませんでしたので、大きな気づきなのです。
他にも、外向型か内向型かで、「BGMがあった方が良いかどうか」書かれています。
第6章の「諦めて、休む 疲労とストレスを癒すリセット法」では、集中力を追い求め過ぎないことの大事さや、セルフアクセプタンス、セルフイメージングなど様々な手法が紹介されています。
「長時間労働しすぎると、認知機能にネガティブな影響が出る」と、書かれています。
具体的な数字は本で。
また、「米軍式快眠エクササイズ」も、載っています。
強烈な不眠に悩む人に最適な手法でしょう。
2 ツイッター書評。
ツイッター書評を貼ります。
「「ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45」3.5点。DaiGoの動画のネタに協力している鈴木祐さんの本。文章がかなり上手い。内容も科学的根拠のあるモノばかり。僕はこの本で一生モノの知識に遭遇。感謝。 DaiGoの動画を見ている人は既知情報多いかも。」以上、ここまで。
集中力がなくて悩んでいる人にはかなり参考になる本だと感じました。
あとは、DaiGoのDラボで、集中力関連の動画がシリーズ化しており、かなりあるので、それを見ると良いのでは?と思います。
ぜひ、興味が湧いた方は本をお買い求めください。
ではこの辺で。(4215文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。