人を見下す心理。「バカと上手く付き合うには思ってもみなかった秘訣があった!」

  • 2020年8月27日
  • 2021年1月14日
  • 心理学
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どうも、武信です。(No910)

 

皆さんは、バカ(無能など)と仕事などで付き合い、悩まされた経験はありませんか?

 

バカに対しては、僕たちは無意識的にも見下してしまうと思います。

 

そして、バカとの付き合いで悩んだとき、どう対処しようか、困ることもあるでしょう。

 

本人に直接、「バカだ!無能だ!」とは言いづらいです。

 

または、バカ(無能)とまではいかなくても、「認知がおかしい人」と付き合うと、その人の粗が見えて、困るケースもあるでしょう。

 

そういう「バカとの対処法や、認知がおかしい人との上手い付き合い方」を僕は考えたので今回、紹介しようと思います。

 

また、DaiGoの動画をまずは紹介し、完璧主義な人も取り上げます。

 

完璧主義な人の話は、その後の話につながるからです。

 

興味がある人は続きをお読みください。

 

 

1 DaiGoの動画の要約&僕の意見。

 

まず、DaiGoの以下の動画を貼ります。

 

https://www.youtube-nocookie.com/embed/ssRqEfQ2rRU

人生を破壊する【3つの完璧主義】

 

簡単に一部、要約します。

 

最近、若い世代で増えている完璧主義には以下の3つがあります。

 

1 自己中、自己本位な完璧主義。

 

自分の内側から、「自分は完璧でなければならない」と湧き上がってくる完璧主義。

ナルシストっぽい。

10%くらいの増加。

 

2 社会的完璧主義。

 

他人や社会が要求する基準、例えば、「プロはこうあるべき」「アイドルはこうあるべき」など、に合わせないといけないと思いこむ完璧主義。

社会からの圧力やプレッシャーで潰れやすい。(他人の視線を意識しすぎる)

33%も増加。

 

3 他者志向完璧主義。

 

他人に非現実的なありえないレベルを求める完璧主義。

クレーマーに多い。

16%の増加。   以上、ここまで。

 

詳しくは動画を観てください。

 

僕は、過去、「他人の目というか、特権的立ち位置にいて、メディアに期待されている」と思い込み、「期待通りの役割、成果を出さなければならない」と思い込み、完璧主義に陥っていました。

 

結果への完璧主義じゃなく、「毎日、必死に努力しなければ!」と思い込むタイプの完璧主義です。

 

しかし、そのように何十年も努力しても、何の実益・対価も得られず、「騙された!」と後で気づき、考えを修正しました。

 

今は、僕はまだ特権的な立ち位置にいると思っていますが(何とか維持。または利用価値があると思われ、搾取されている)、僕が努力を辞めて、落ちぶれた際、「貶められて、いろいろと不利な状況に陥る」と感じ、毎日の努力を怠れない状況になりました。

 

つまり、政府やメディアにある程度、反抗した以上、「僕が努力を辞めて、凡人の立ち位置になったら、何をされるか分からない」という心境なのです。

 

だから、「生き残るためにも、変なことをされないためにも、努力を辞められなくなった」のです。

 

これはある意味、「成果を上げなければ、クビ、解雇」という外資系と似ています。

 

僕も、「努力しなかったら、貶められる」という無言の圧力を受けているからです。

 

「利用価値があるうちは、そこまで変なことをされない」と思いますが、「利用価値がなくなったら、何をされるか?」不透明なのです。

 

やはり、「人間が努力するためには、安心・安泰の立場にいてはいけないのだなぁ」とつくづく思います。

 

政治家も「選挙で落とされる可能性がある」と思っているからこそ、ある程度、頑張るわけです。

 

企業も「株主に離れられるとか、顧客離れが起きたら、倒産だ!」と思うからこそ、頑張るわけです。

 

で、日本人はどちらかと言ったら、ネガティブな原動力で頑張る国民性です。

 

「ポジティブな面で頑張る国民の方が少ない」のです。

 

理由は、日本が災害大国であり、「ネガティブに捉えていた人が生き残ってきたから」です。

 

災害大国じゃない国や、ラテン系の民族、またはアラブの産油国は、ネガティブ要素で頑張る必要がないですし、楽して儲かるので、怠けがちです。

 

アメリカでも完璧主義が増えていますが、日本人でも完璧主義が増えていると仮にしたら、TVの影響はかなり大きいでしょう。

 

TVでのちょっとした失言や、不祥事で、芸能人や政治家がSNSで叩かれまくります。

 

TVは日本人の多くに影響を与えている媒体ですから、「ちょっとしたミスでも許されない風潮」になったら、「他人・社会が求める基準に合わせる完璧主義者」が増えている理由も理解できます。

 

また、「他人に完璧を求めるクレーマー気質の完璧主義」も増えているのは、SNSでそういう人を観て、真似ていることから、増えているのかもなぁと推測できます。(または、自分自身は「他人・社会が求める基準」に合わせて完璧にやっているのに、「他の人が完璧にやっていないのはけしからん!」、という心理もあると思います。自粛警察と同じです)

 

ナルシスト型の「自分は完璧にならなければ!」という人が思ったよりも増えていないのは、TVの風潮がそこまで影響してないのかもしれません。

 

ともかく「ネガティブな要因に敏感になりすぎている点、特にTV局・SNSの風潮によって」が、完璧主義を増やしていると推測します。

 

ちなみに他人の期待に応えるタイプの完璧主義は、最後には自殺まで至るぐらいのヤバさなので、対処が必要です。

 

以下のDaiGoの動画を観て、当てはまる人は対策しましょう。

 

https://www.youtube-nocookie.com/embed/FMmkpl3uybY

他人の期待に【振り回されなくなる】方法

 

 

2 ネガティブな要素に注目することは悪いことばかりじゃない!

 

しかし、ネガティブな要素に注目することは悪いことばかりではなく、「少しでもミスを減らしたり、弱点を減らそうと思うからこそ、スキルが向上し、製品の品質も上がる」傾向はあります。

 

これがポジティブな面ばかりに注目が当たり、ネガティブな要素に目がいかなくなると、大雑把な商品になります。

 

長所だけが極端に強調され、短所は多目に見るので、バランスが悪くなります。

 

もちろん、仕事であれば、分業であり、各自が得意なところ(長所)で勝負し、苦手なところ(短所)を補い合えば、最終的な成果物としては良いモノが出来上がります。

 

仕事であれば、これで回ります。

 

フリーランスの場合は、1人社長であり、何でも屋なので、短所が多すぎると、きつくなりますが。(苦手な部分を外注することもできますが、ある程度、軌道に乗ってからです)

 

また、この話は有名な話である、「半分の水が入っているコップを、どう思うか?」に通じます。

 

ポジティブな側面に目を向ける人は、「半分も水が入っている」と言いますし、ネガティブな側面に目を向ける人は、「半分しか水が入っていない」と言います。

 

そして、この捉え方により、「完璧主義者が増えている要因となったり、他人をバカ(無能)と思う人が増える」、という構図になっていると僕は気づきました。

 

または、他人をバカ(無能)とまではいかなくても、「認知のおかしい人」と捉えるのも、似たような構造です。

 

つまり、他人の欠点や短所ばかりに目がいってしまい、長所や良い面に目が向かわなくなるのです。

 

「あら探しをするのが習慣、またはその人の普段の思考回路になる」とも言えます。

 

ここで、以下の記事を紹介します。

 

https://president.jp/articles/-/37902

心理学者が解説「なぜ世間には『バカ』がこれほどまでに多いのか」

 

詳しくは記事を読んでもらいたいのですが、世間にバカが多いと思う理由として、「他人のネガティブな面ばかりに目がいくからだ」と言っています。

 

いわゆる「ネガティビティ・バイアス」と言います。

 

詳しくは記事を読んでください。

 

「60点(合格水準)を満たせばOK」という人が増えると、世の中は以前よりはギスギスしなくなるのだろうなぁとは思います。

 

今の日本社会は「自分は60点を満たしていないのに、他人には70点以上を求める人だらけ」(自分に甘く、他人に厳しい)状態だからこそ、ギスギスした社会になっていると思われます。

 

自分だけが「自分は80点以上を追求する」(ナルシストっぽいですが)というのは全然かまわないのですが、他人にまで絶対に「80点以上を求める」となると、「他人はバカだらけだ」という認識に至ります。

 

基本的に他人には「60点(合格水準)を求めて、意欲ある見込みのある人には80点以上を求める」のが世の中の正しいあり方なのかなと、思っています。

 

「認知のおかしい人」の言動に、毎回、イライラしても仕方ないとも言えます。

 

「認知のおかしい人」はある意味、「何かしらの病気なのだ!」と思い込むと、精神的に楽になります。

 

「病気の人だから」で済ますことが可能になるからです。

 

もちろん、かなりの害になれば別ですが、そこまでの害じゃなければ、「病気の人のやることは違うなぁ!」と面白がるのもいいのかなと思います。

 

空気の読めない人も、「認知のおかしい人」とほぼ同義にすることにします。

 

「世の中はバカだらけだ!」と思い込むのも、人類の7割ぐらいが「自分に甘く、他人に厳しい」人種ばかりだからであり、他人に厳しいので、自分のことは棚にあげて、他人のネガティブな側面に目がいき、バカ(無能)だ、と思い込みやすいとも言えるでしょう。

 

また、無能な人ほど、自分の能力を客観的に正確に評価できず、「平均以上、有能だ!」(いわゆる自信過剰)と思い込みやすく、しかも他人を過小評価するのが「ダニング・クルーガー効果」が生じた人達です。

 

こういう人が多いのだからこそ、「世の中はバカだらけだ!」と思うのも、無理はありません。

 

こういうバカについての研究がたくさん書かれた本が、以下の本です。

 

「「バカ」の研究」

 

また、最近、気づいた点として、接客業やコールセンターなどで働いたことがある人は多くのキチガイのような人(クレーマー含む)に遭遇していると思われます。

 

そういう人に慣れるということは世の中での10点ぐらいの人に遭遇しているわけであり、さらに20点、30点の人達とも遭遇しやすい職場なので、良い意味で慣れていき、60点の人なら、満足がいく、不満も持たなくなります。

 

60点の人なら、「他の変な奴より、全然、マシだ」という認識になりますし、別に80点の人を求めなくなるのです。

 

ですが、環境に恵まれすぎた人は、周りが60点が最低ラインになるので、60点の人では満足いかず、不満を持つようになるのです。

 

「自分の基準や、慣れているラインはどこか?」により、人への見方は変わってきます。

 

もし仮に、60点の人に不満を持った自分がいると自覚したら、かなり変な人に慣れていない、と思った方がいいでしょう。

 

接客業やコールセンターのバイトをするか、スカイプちゃんねるなどで変な人にわざと、たくさん話してみると、人をそこまで見下さなくなるかもしれません。(もちろん、変な人は害を及ぼす危険性があるので、関わり方は要注意です)

 

バカと上手く付き合うとは、認知の仕方なのです。

 

美味しいモノばかり食べていて、たまにマズイものに当たったら、衝撃が大きく、不満が出ます。

 

逆に、普段、そこまで美味しくないモノばかり食べていたら、マズイものに当たってもそこまでの衝撃はないですし、美味しいモノに当たったら、大喜びします。

 

贅沢に慣れすぎるのも、問題ですね。

 

ではこの辺で。(4881文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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